MHP2より登場した、ギアノス素材のガンランス。
目次
概要
- ギアノスの素材の持つ氷属性効果を維持しつつ、
ガンランスとしての砲撃の威力をどこまで高められるか。
その実験過程より誕生した試作品的なガンランス。
まだ実験段階の状態なので、砲撃機構にリミッターを付けているが、
改良に従ってこのリミッターは外されていく。
- シリーズ初の小型モンスター素材で作られたガンランス。
一応ギアノスの素材がベースだが、グリップや盾の一部に皮の質感が見られる程度で、
外見はほぼ鉄製の武器である。
直接生産も可能だが、強化によっても入手できる。
その場合、アイアンランスからの派生強化となる。
アイアンガンランスではなく、アイアンランスからである。- MHFではアイアンガンランス改からの強化となる。
性能
MHP2(G)・MHF
- MHP2及びP2Gにおいては最も早い段階で入手できる属性武器の一つでもある。
試作品ということでまだ性能は低いが、初心者ハンターにはオススメ。
とは言え、狩猟の拠点が雪山では氷属性がほとんど効かないモンスターばかりなので、
この武器の性能は活かしきれない。
イャンクックと戦う頃になって初めて本気になれる。
リミッターが付いているため、(そして初期のガンランスであるため、)砲撃はLv1通常型。
- ドスギアノスの素材などを導入して強化すると、スノウギア=セカンドとなる。
ギアはセカンドに入り、砲撃もLv2通常型へ強化されたが、
実験はまだ続いており、リミッターは必須。
そして上位素材によってスノウギア=ドライブへとさらに強化。
安全性も確認されたので、砲撃機構に爆炎袋を突っ込んで一気にリミッター解除。
工房も随分と思い切った事をするものである。
結果的に砲撃は(当時としては最高レベルの)Lv3通常型に進化した。
しかし、砲撃の強化を優先して考えた結果なのか、属性値は高くない。
しかもギアノス素材にこだわりすぎたのか、上位序盤で強化が止まってしまう。
MHP2GならG武器としてスノウギアGが登場する。
因みにスノウギア=セカンドは他のモンスターの上質な素材を使うことで
氷属性の実験をかなぐり捨てて全く別のガンランスへと派生強化することができる。
- MHFではドスギアノスが
一向に実装されない確認されていないため、
この武器を強化することができない…なんてことは無く、
万年霜を使ってスノウギア=セカンドへと強化できる。
勿論その先、スノウギア=ドライブにも強化できる。
そしてあろう事か、汎用素材を使って更に加速、スノウギア=トップにまで強化できる。
まさにオーバードライブ。
- しかし小型、中型のモンスターの素材ではやはり限界があるのか、
最終強化までしてもとりわけ強力な武器というわけではない。
MHP2Gでは先の通り、上位で強化が止まってしまうので尚更その点が際立ってしまう。
また、氷属性のガンランスには、非常に優秀な性能を持つドドブランゴのガンランスが
MH2時代から続投しており、性能面だけを見ればあちらの方が遥かに有利である。
スノウギアGでも勝っているのは物理攻撃力だけであり、
その攻撃力も会心率によって追いつかれかねない。
スノウギア=トップに至ってはほぼ全てにおいて完敗である。
しかし件のガンランスはいかんせん(主にその外見のせいで)不人気気味。
そんな理由からあえてスノウギア系統を採用するハンターもいるらしい。
MHXX
- MHXでは久しぶりにギアノスが復活し、新規のギアノス武器も登場したのだが、
何故かスノウギアは復活しなかった。
ところがMHXXになり、ようやく上位からドスギアノスが復活した為この武器もめでたく復活。
生産段階からドスギアノスの素材を使用する為、上位武器でレア度も4となっている。- 肝心の性能の方だが、上位武器なのに生産段階からして緑ゲージ開始と嫌な予感しかしない。
究極強化まで一貫して匠を付けないと青ゲージが出てこず、究極強化まで来てやっと匠+2で白20。
攻撃力は340と高めなので白ゲージを出せばそこそこの火力は出るものの、22しか無い属性値もたたって
同様に匠+2で運用するなら物理、属性共にこちらを上回るガンランスは少なくない。
- 替わりと言っては何だが、素で緑ゲージ160という訳の分からない長さを持っている。
匠を盛っても斬れ味維持が非常に辛く、作成段階から一貫して鈍器運用以外が難しい武器となっている。
- 肝心の性能の方だが、上位武器なのに生産段階からして緑ゲージ開始と嫌な予感しかしない。
- 作成難易度が低く、幻鳥竜玉さえなんとかなれば割と楽な方。
同じく氷属性ガンスで鈍器運用にも向いている怒守罵王の全砲発よりはかなり作りやすい。
氷弱点のモンスターは総じて肉質が柔らかい傾向にあり、緑ゲージでも弾かれにくく、
メガロガンバスター等が完成するまで活躍出来るだろう。