武器/バキュームスティック

Last-modified: 2024-04-27 (土) 22:08:12

ランスの一種。掃除人の異名を持つ熟年女ハンター愛用の武器。
清潔第一

目次

概要

  • トイレ掃除等に使う「ラバーカップ」(俗称:すっぽん)の形状をした、
    明らかにネタ武器としか言いようがない見た目のランス。
    盾は洋式便器の蓋に見えなくもない。どちらも武器とは思えない形状である。
    フルフルの特殊な唇を使って作られた武器だが、失敗作だったと武器説明文に記されている。
    • アルビノの唇の出ないシリーズではアルビノの中落ちが生産に必要となる。
      唇なら形状的に納得できるが、肉のついた肋骨をどこに(しかも作品または段階によっては2つも)使うのだろうか?
  • 見た目もネタなら性能もネタで、割と簡単に作れるものの活躍できる機会は少ない。
    しかし水属性が高いため、水が弱点のモンスターに対してはなかなかの強さを見せる事もある。
    強化するとハイパーバキュームになるが、やはり性能は低め。
  • こんな見た目でもランスであるため、
    モンスターの尻尾を切り落としたりする事もできる。
    …どうやって?まさかとは思うが、吸着させてそのまま力任せに引きちぎっているのだろうか?
    その割には、かなり綺麗な切り口だが…。
    一応、とある漫画では敵の頭頂部に突き立てて、頭髪だけキレイに一掃した事例があったりする。

MHP2G

  • 更に性能が強化されたハイパーバキュームGも登場。
    どうせネタ武器かと思ったらどっこい、
    デフォルトで斬れ味が紫ゲージまであるというなにやらおかしい性能になっている。
    どう見てもゴムのカップにしか見えないあのベコベコが、
    一度斬られただけで百年経っても癒えない傷を負わせる龍殺しの兵器よりも斬れ味が優れているとは、
    にわかには信じがたい話である。
    この武器と斬れ味でタメを張ろうというのなら、
    幾多の獲物の血肉を引き裂いてきたティガレックスの爪や、
    岩盤すら容易に突き通すショウグンギザミの鋏
    触れるだけで物体を切り裂くカンタロスの羽
    迅速な一振りで獲物を両断するナルガクルガの刃翼
    なんかで作られた武器を持ってこいということである。
    やっぱりおかしい…。
    • …が、攻撃力を見てみると驚愕の368。武器倍率にして160である。
      G級どころか上位基準で見てもかなり低い水準に位置する。
      当然ながらエメラルドスピアGには全面的に敗北しており
      その差はあちらの青の方がこちらの紫より火力で優れるほど。

MHX

  • ココット村の復活に伴い登場。序盤からフルフルとゲリョス素材を用いて作成可能。
    バキュームスティックを3回強化するとハイパーバキュームとなる。
  • 最終強化時の攻撃力は120、水属性値34と、なんともネタ武器特有の低火力が光る。
    他の最終強化水属性ランスは攻撃力200前後あるのに対し、下位武器並の攻撃力で止まるのは問題である。
    今回の水武器枠には、もう一人かけがえのない友がおり、似たような性能を誇る。
    一方で、スロットは2つあり、斬れ味は匠不要で白ゲージなので、硬い敵にも弾かれることなく水属性を叩き込める。
    ……が、結局のところネタ武器の域は出ない。

MHXX

  • G級派生が登場。究極強化すると吸槍マイソフォビアという何故か無駄にカッコイイ…というか強そうな名称になる。
    肝心の性能は攻撃力250、デフォルトで紫20水42、スロット2。
    水ランスの中で、水属性値は3位(トップとは僅か3の差)、唯一素で紫ゲージを持つ。
    ……が、攻撃力250はワースト2位のランスに40ものを差を付けられてのぶっちぎりの最下位
    素の紫ゲージも決して長くはなく、たとえ紫を維持しても物理期待値はやはりぶっちぎりの最下位
    製作難易度についても最終強化はかなり楽な部類に入るものの、
    その一つ前の段階でレア素材の特撰アルビノを要求されるなどイマイチぱっとしない。
    他にも同じくらい簡単に作れて性能の良い水ランスはいくらでもあり、やはりネタ武器の域は出ない。
  • ちなみに、マイソフォビア(mysophobia)とは「不潔恐怖症」のこと。
    …と言ってもよくわからないだろうが、単なる綺麗好きに留まらない、生活に支障が出る程の潔癖症で大体間違いない。
    いわゆる強迫性障害の一種で、もはや清潔第一だとかそんな次元ではない。
    それこそ本人が納得するまで手を洗わないと気が済まないとか、
    店員から受け取るお釣りに触るのが怖いとかそういうレベルの話であり、
    逆に不衛生な状況に陥っていることや肌荒れが起こっていることも珍しくない。
    • なぜそんな状況になっても洗ったりし続けるのか理解できない方も多いだろうが、
      潔癖症の本人も逆効果と分かっていながらやめられないケースも多い。
      もし自分や知人が過剰な潔癖症で生活に困っていたら、素直に病院を受診したり勧めたりしてあげても良いだろう。
    • MHXXではスキルの方にも潔癖症潔癖が存在する。
      簡単に説明すれば「回避距離UP+フルチャージ」の複合スキルである。
      ……が、この武器と組み合わせて何がどうなると言う程の大きな特徴も無い。
      徹底的にネタに徹するなら、併せて発動を考慮してみるのも一興ではある。

MHF

  • MHFではバキュームスティック⇒ハイパーバキューム⇒パワーバキュームと強化可能。
    水属性520と、何気に高い。
    しかし、強化難易度が地味に高く、パワーバキュームにする段階で、割れた壺が7個、壊れたポーチが3個必要。
    聞き慣れない素材であるが、これは開拓素材で有り、壊れたポーチに至っては希少素材である為、入手がかなり面倒。
    一応これらは雪山の人工物から両方共取れる為、1回開拓者を見つければ済むのだが…
    追い打ちをかけるように、G級登場以降大討伐が活発でない為、開拓者を見つけるのも困難である。
    そしてG6.1アップデートでは更なる強化先が追加されてしまった
  • こんな武器にも、きちんとSP武器版として、黄色い色がまぶしいボイドスティックSPが実装されている。
    狩場の掃除に特化した奇槍。なぜか掃除対象が寄ってくる。
    なんと、雷と毒の双属性ランスである。
    清潔第一だったバキュームスティックとは異なり、毒で汚すランスへと変貌してしまったのである。
    まぁ、イメージ的にはこちらの方が正しい気がしないでもないが…。

ラバーカップ

  • MHF-G6.1でパワーバキュームに追加された強化先。
    これでもれっきとしたG級技巧武器である。
  • 奇妙な形状だが決して掃除用具ではない…はずである。
    しかしながら名前は最早完全に掃除用具のそれである。
    デッキブラシですらちゃんとした別名がついているのに…
  • 名前と外見は完全なネタであるが、その性能は色んな意味でおかしいことになっている。
    最大強化であるLv50まで強化した際の性能は下記の通り。
    • 純粋水属性ランスとしては最高となる攻撃力1081
    • 恐るべき水属性1200
    • 上述したハイパーバキュームG同様デフォルトで紫ゲージを持ち、最大150まで伸びる
    • おまけの防御力+150
  • これによって、名だたるG級武器の水属性ランスを押しのけ、
    掃除用具が一躍最高峰に躍り出るという異常事態が発生することになってしまった。
    リーチの問題でゼーゲロングホーンなどは難を逃れているが…
    なお水属性ランスで言えば喰血槍ガルツァンゲがこれと同じ攻撃力と斬れ味を有しているが、
    属性値は倍近くの差を付けられてしまっている。
  • この武器の難点はG級技巧武器ということで作成難易度が高いことが挙げられる。
    特にこの武器の同期には超強力な片手剣があるため、
    どうしてもネタ性の強いこちらが選ばれる率は低かったようだ。

関連項目

モンスター/フルフル
武器/ダートイーター - 掃除用具武器(デッキブラシ太刀)
武器/掃棍ミガキ - 掃除用具武器(デッキブラシ操虫棍)
武器/インジェクションガン - MHXXで初登場した「トリパノフォビア」は、○○○フォビア(恐怖症)仲間