MHXで登場した鳥竜種、ホロロホルルのヘビィボウガン。
放たれた弾丸は獲物の意識を撃ち抜くという。
目次
概要
- 公式サイトの武器紹介ページにも掲載された、新進気鋭のヘビィボウガン。
ホロロホルル素材の青色が美しく、夜鳥の耳を模したようなV字型のシルエットが特徴的。
2本の銃身と2つの銃口を持つ珍しい形状だが、もちろん他のヘビィと同じく1発ずつしか発射されない。
- 現実世界では、2本の銃身を持つ銃は割とポピュラー。
水平二連や上下二連式のショットガンとして、古くから世界中で広く普及している。
しかも狩猟用の銃として発展普及したものである。
性能
MHX
- 冒頭の説明文の通り、獲物の意識を刈り取る麻痺弾や睡眠弾の扱いに長けたヘビィボウガン。
生産時から全てのLv1状態異常弾を3発、Lv2も2発装填できる。
そしてリロードはやや遅いものの、素の反動は「やや小」。
さらに武器内蔵弾には極めて貴重な治癒活力弾を備えている。
ただし最大の問題はブレ「左右/小」。弾速の遅い睡眠弾や麻痺弾はモロに影響を受ける。
- 最終強化は眠砲侯爵コシュマル。
攻撃力190に会心率5%と威力は低めだが、強化途中で1スロットを得ている。
ただしブレは改善されない。
しゃがみ撃ちにはLv1麻痺弾とLv1睡眠弾。
物理弾は通常弾がかなり多く入るが、他は微妙。
通常弾で戦いながら、状態異常を活用して部位破壊や味方のサポートに回る銃といえる。
運用法からいって、何が何でもブレ抑制+1は発動させておきたい。- 一般的にコンシューマーシリーズでは「状態異常はライトの仕事」というのが常識だが、
バイナクルラはアクセルシャワーを使うことでLv2状態異常弾までもが無反動になる。
しゃがみ撃ちで瞬時に蓄積できるのはもちろん、立ち撃ちでも十分に狙える。
過去作品とは一味違う、MHXならではの面白い運用ができる逸品だろう。
- 一般的にコンシューマーシリーズでは「状態異常はライトの仕事」というのが常識だが、
- ただ、麻痺と睡眠の両方のしゃがみ撃ちを扱える銃というのはバイナクルラだけなのだが、
どちらか一方であれば状態異常と物理火力を高いレベルで両立したボウガンも存在する。
例えばバイティングブラストは両レベル麻痺弾と通常弾を扱う超優等生。
Lv2麻痺弾しゃがみとLv2通常弾しゃがみを持つ人気の銃である。
睡眠弾にもお馴染みサンドリヨンが存在し、睡眠爆破からの通常弾しゃがみが得意な部位破壊の鬼。
状態異常しゃがみに拘らなければモンテベルデやカーマエレオーンも似たような戦法が取れる。
バイナクルラの火力は一歩どころか二歩三歩も劣るため、個性を出すなら両方をうまく使わなければならない。
MHXX
- MHXXでは究極強化で「眠砲大公イルコシュマ」の銘を拝する。
攻撃力320の会心率10%、Lv1貫通弾対応に加え、物理弾と状態異常弾の装填数が一回り増加。
スロットも2に増えたが、ブレ等の取り回しやしゃがみ撃ちには変化がないので、
上位に引き続き2種類のしゃがみ撃ちを活かしていくことが重要となる。
ウルヴァクルラ
- 二つ名持ちモンスター朧隠ホロロホルルの素材を使ったヘビィボウガン。
強化によって「朧砲侯爵コシュマル」を経て究極強化「朧砲大侯ゲンコシュマ」にたどり着く。
- 朧砲大侯ゲンコシュマの性能は
- 攻撃力330
- ブレ・リロード速度・反動は通常種武器のイルコシュマと同じ
- 内蔵弾はLV2斬裂弾と閃光弾
- しゃがみ撃ちはLV2睡眠弾
- 二つ名武器なのでスロット無し・狩技ゲージ補正
装填数は全体的にイルコシュマと同じかやや劣るため、
差別化には二つ名補正とLV2睡眠弾のしゃがみを最大限活用することが求められる。- 麻痺弾しゃがみを没収されたのは痛いものの、
斬裂弾と二つ名補正のおかげでアクセルシャワーを溜めやすいというのは立派な長所。
- 他にLV2睡眠弾をしゃがめるのはアモーレ=アネッロ系統のみ。
あちらは麻痺弾や減気弾を扱えない代わりに鬼人会心弾および硬化強靭弾を内蔵している。
差別化を考える必要は特にないだろう。
余談
- コシュマルの元ネタはフランス語で悪夢を意味するコシュマールを通称化したもの。
間違ってもあっちのコシュまるではない。