MHF-G2で実装された、氷獰竜ギアオルグの素材で作られたG級双剣。
繰り出される連撃は吹雪を纏い、襲い掛かると言われている。
目次
概要
- MHF-Gアップデート前に、デザインのみが明らかになっていた武器の一つ。
当時はギアオルグの存在が公になっていなかったため、
この武器同様ギアオルグを想起できたハンターは居なかったようだ。
(なお、原種に相当するアビオルグに双剣は無い)
- 形状は一見すると軍用ナイフのようなイメージである。
ギアオルグという観点から見ると、尻尾がモチーフとなっているのだろうか。
- MHF-G2下のギアオルグ実装と同時に登場した、G級武器の中でも古株の武器で、
MHF-G9にて最大強化からの派生「改ミルト・テュレイラ」が追加されている。
性能
- 武器属性は素材元のギアオルグの性質からも分かる通り氷属性。
実は単純氷属性の通常(G級技巧武器や遷悠武器を除くLv強化型)G級武器はG9時点では非常に少なく、
通常リーチで上記に当てはまるのはミルト・テュレイラだけだったりする。
ミルト・テュレイラ
- 古株のG級武器ということで生産の時点では飛びぬけた性能は有していない。
基本性能であるLv20まで強化すると、- 現在でも同段階の武器としては何ら見劣りしない攻撃力502
- 氷属性G級双剣としてはやや低い氷400
- Lv20で斬れ味ゲージが大きく変化し、デフォルトで20、斬れ味レベル+1で70もの紫ゲージを獲得。
- Lv50まで強化すると、
- 攻撃力658、氷530。
- 紫ゲージが更に延長され、デフォルトで70、斬れ味レベル+1で120となる。
- 上述したように技巧武器や遷悠武器を除く、通常リーチでは唯一の氷属性G級双剣ということで、
実装当初はかなりの人気を博することとなった。
ただし直後に登場したデュラガウア武器のネヴェアングルが、
白色ゲージ止まりなものの非常に長いゲージと氷属性820を持ってミルト・テュレイラに迫り*1、
更にMHF-G3で水・氷の複属性である奏属性の双剣「トラグ・セール」が追加され、
トラグ・セールの汎用性の高さなども相まって、ミルト・テュレイラの影がやや薄くなってしまった。
- その後も氷属性単属性の通常リーチ以上の長さの双剣は中々追加されてこなかったのだが、
G8にてブリザードファングのG級技巧武器強化「スノークイーン」と、
モノブロス亜種のリーチ長双剣「白一角ソリュドム」が追加された。
前者はミルト・テュレイラとほぼ同じ攻撃力ながら氷属性830&空色ゲージ持ちと圧倒しており、
後者はミルト・テュレイラよりゲージ量はやや少ないものの攻撃力705と非常に高い火力を有している。
また奏属性についても、攻撃力677・奏720の始種武器バレナピリアが存在するため、
ミルト・テュレイラは第一線で踏みとどまることが最早できない状態になっていた。
改ミルト・テュレイラ
- MHF-G9にて、同じく氷を主体とする氷牙竜ベリオロスが導入され、
そのG級素材及び、「遷悠玉」というGR800以上で一部のG級遷悠モンスター*2から入手可能な素材を用いることで、
Lv50のミルト・テュレイラをG級技巧武器「改ミルト・テュレイラ」へと強化することが可能となった。
このタイプの武器群はプレイヤーからは通称「改G級武器」と呼ばれている。
- 派生直後のLv1ではミルト・テュレイラLv50と全く同じ性能となっているが、
緑ゲージ以下のゲージが圧縮されており、
本来斬れ味レベル+1を発動させるとMAXまで伸びていたゲージに隙間が出来ている。
- そしてLv50まで強化すると、お察しの通りその隙間を埋める形で空色ゲージが出現する。
先に改G級武器化した「改爆狼双剣【シャク】」と同じく、空ゲージ量は50である。
- それ以外の性能としては、
- 攻撃力672
- 氷属性780
- 会心率15%が新たに追加
攻撃力はさほど上がっていないが属性値が大きく強化されており、
何より空色ゲージの付加によってどちらも実数値以上に大幅に強化されていると言える。
- G級技巧武器であり氷単属性の空色ゲージ持ち双剣であるスノークイーンと比較した場合、
属性値こそ50ほどスノークイーンが上回っているものの、
攻撃力、紫ゲージの量、空色ゲージの量共に改ミルト・テュレイラが上回っており、
更に会心率15%があるため、武器単体のポテンシャルとしては改ミルト・テュレイラが上と言える。
複属性武器と比較しても、G級武器ではこの武器を上回るポテンシャルのものは存在せず、
唯一始種防具との混在で上回ることができるバレナピリアについても、
強力なシジルを搭載することで性能面で勝ることは十分可能と言える。
同時に追加されたベリオロスの「凍刻みブリザレイド」についても、
会心率10%分及び早食いスキルの自動発動を除くと全性能でこちらが上回る。
高い強化難度に見合う性能であるのは疑いないだろう。
- そのまま用いても十分強力であるが、より差別化を図るのであれば会心率を活かしたい。
何故なら、リーチ短の王狼双牙【比叡】と上であげた凍刻みブリザレイドを除き、
氷及び氷を含む複属性武器で会心率をデフォルトで持つG級系双剣は改ミルト・テュレイラ以外存在しないため。
見切りスキルを一段階落として他のスキルに補填させる、代償スキルと併用して標準で会心率100%を狙う、
閃転スキルで更なる火力UPを図るなど、様々な運用が考えられる。
- 上でも少し触れたが、強化難度は通常のG級武器に比べるとかなり高いので注意。
また他の改G級武器同様、空色ゲージはLv50まで出現しない。
辿異武器
- MHF-Z下の2017年4月アップデートでは辿異種ギアオルグの双剣が登場。
GR600時点の「ギャチャテュレイラ」の時点で、攻撃力707、氷属性600、会心率10%と、
改ミルト・テュレイラと同等以上の性能が発現している。
ただしギャチャテュレイラには紫ゲージが無く、空色ゲージも短いため、
ギャチャテュレイラの時点では改ミルト・テュレイラが決定的に劣るとまでは言えない。
無論、辿異スキルや次段階の存在を考える必要はあるが。