MHF シーズン1.5より登場した双剣で、フロストエッジの双剣バージョン。
氷の片手剣の技術を双剣という形態に応用し、鋭く研ぎ澄まされた氷の切れ味を持つ。
目次
概要・性能
- 片手剣のフロストエッジ改より、武器種を跨いでの派生強化先。
フロストエッジの盾が鍔の部分に応用され、刃は鋭く尖った塔のような形状に改められている。
ゲーム中の武器表示画面では真横から映しているために普通の剣にしか見えないが、
装備して初めて、鍔の独特な形状と、その重厚な氷刃が見て取れる。
- 「雪獅子の鋭牙」や「カブレライト鉱石」といった素材のほか、「轟竜の鋭牙」も強化に要求される。
その後、「牙獣種の厚毛皮」「虹色鉱石」「鋼龍の宝玉」を使用して「スノーホワイト」へと強化可能。- なお、虹色鉱石や鋼龍の宝玉といったレア素材が並んでいるが、
要求数はどちらも1個だけなので製作にはさほど苦労はしないだろう。
- 攻撃力308とやや高め
- 高くはないが氷属性280を持つ
- 便利なスロット2
- 斬れ味レベル+1で長い青ゲージ
特にベルキュロス戦ではレア度7の双剣で最も使い勝手の良い一対でもあった。
斬れ味レベル+1でも青ゲージ止まりというのは好ましくはないが、
それを補える攻撃力を有しているため、全体的な評価は良好。
というのも、このランク前後で使用可能な氷属性双剣は、
火力は高いがリーチが短かったり、リーチが長い代わりに火力がやや低めだったり、
凄腕クエストでないと真価を発揮できないSP武器だったりと、一長一短であるからで、
スノーホワイトはあまり状況に左右されないという点も強みの一つ。 - なお、虹色鉱石や鋼龍の宝玉といったレア素材が並んでいるが、
- スノーホワイトは、フォワード.5より「ピュアスノー」という双剣へと強化可能となった。
武器の数値はそのままに、HC武器となってレア度が4まで引き下げられ、
スキルランクが低い段階から運用することができる。- 強化には、下位の錆びたクシャルダオラのHC素材「錆びた鉛翼」が必要。
- また、SP武器バージョンの「ホワイトファングSP」という類似武器も存在。
白色に染色されたブリザードファングは、水属性。
「渇きを与えることを許さない鋭さを持った白き双剣」だそうだが、
氷の刃で水属性というのは、MHP時代のフロストエッジを思い出させるのではないだろうか。- このホワイトファングSPは、レベルVIIにまで強化するために必要な素材が、
他の水属性SP双剣よりもお手軽にまとまっていることから、そこそこの人気を誇る。
- このホワイトファングSPは、レベルVIIにまで強化するために必要な素材が、
スノークイーン
- MHF-G8にてピュアスノーをG級技巧武器「スノークイーン」へと強化可能になった。
Lv50まで強化可能なG級武器の一種であり、最終的な性能は、- 攻撃力652
- 氷属性830
- ゲージの半分以上を埋め尽くす青ゲージに加えて長めの紫ゲージ、
更に斬れ味レベル+1で延長すると空色ゲージが30出現
この武器の最大のポイントは「氷属性」であること。
G級武器の氷属性、及びそれを内包する複属性の双剣は非常に少なく、
属性値の比重が高いものに至っては選択肢が極端に限定される状態であった。
スノークイーンはそれをカバーするに十分な性能を持ちえると言えるだろう。
- 実装時点では純粋な氷属性武器として比肩するG級武器・始種武器は特に存在しなかったが、
現在ではギアオルグ素材の「改ミルト・テュレイラ」、ベリオロス素材の「凍刻みブリザレイド」、
あの一世を風靡したラファール=ダオラの始種武器派生「ゲネシス=ダオラ」といった強豪が登場している。
これらの中で言うと、スノークイーンはバランス型といった性能になっている。
また、パローネの英知があれば比較的簡単に強化できるのがスノークイーンの強みか。
- 空色ゲージがあるとはいえそのゲージ量は30なので、双剣を振り回せば一瞬で無くなってしまうゲージ量である。
紫ゲージ武器として見てもなお氷属性武器としては強力であるし、
空色ゲージ自体、他武器と比較しても短いゲージではない(この武器と同じ)のだが、
斬肉質が柔らかいモンスターには物理ダメージの差で他武器に覆されてしまう場合もある。
巧流等で斬れ味のケアは欠かせない。
余談
- 同じ氷の刃を持つ双剣でも、サイクロンから派生する「クーラーダガー」とは別物である。
クーラーダガーは「アイシクルダガー」へと強化可能で、
その後、「ギアノスクロウズ」という全くの別武器へと派生する。
ちなみに、このクーラーダガーはのちにMHP2Gにも輸入され、
「フローズン=デス」と呼ばれる武器へ強化可能となっている。
- MHFの姉妹作とされるMHXRにも、Ver-9.0からスノークイーンが輸入されている。
入手時点では☆6だが、☆7を経て同Verで追加された最上級のレア度である☆8まで進化が可能。
しかしどういう訳か、こちらでは真逆の火属性が発現している。
にもかかわらず武技名は見た目側に合わせてか「超絶技巧【氷巫】」となっており、かなりチグハグになっている。