武器/アビオルグ武器

Last-modified: 2019-09-22 (日) 22:18:47

MHFに登場する同作初の獣竜種モンスター「アビオルグ」の武器群。
亜種(に相当する)の「ギアオルグ」の武器群についても記す。

目次

概要

  • 2012年2月1日の「フォワード.3 未知なる系譜、獣竜種」アップデートにて登場したアビオルグ。
    アビオルグは実装当初「イビルジョー」とのデザインや生態面の近似点を散々ネタにされていたのだが、
    武器に関しては非常にミリタリーチックなデザインとなっており、注目を集めることになった。
  • MHF-Z現在、HR1(の緊急クエスト)から作成できる原種武器と、
    HR5から作成可能な剛種武器、GR1から作成可能なG級武器の3カテゴリーが存在する。
    原種武器と剛種武器はフォワード.3で同時実装され、G級武器は2015年のMHF-G8にて、
    G級アビオルグの登場と共に実装された。
    また、アビオルグの素材から直接生産するわけではないが、年間プレイ特典の片手剣が存在する。
  • 原種武器・剛種武器の実装武器種は、大剣、太刀、ハンマー、狩猟笛、ガンランス、ヘビィボウガン、弓の7種。
    この内ヘビィボウガンのみ、やや遅れてフォワード.4(2012年5月)に登場した。
    G級武器はこの内大剣、ハンマー、狩猟笛、ガンランスの4種が存在する。
  • 上でも触れたとおり、どの武器も実在する兵器(近代武器)のようなデザインになっている。
    例えば大剣や太刀はアビオルグの特徴的な尻尾を踏襲しつつ、コンバットナイフのようなデザインになっており、
    ハンマーはパンツァーファウストそっくりの見た目になっている。
    そして狩猟笛に至っては、なんとミサイルである。
    後にミサイルそのものを模したハンマーも登場しているが、その衝撃的なデザインは必見。
  • 性能上の共通点として火属性を宿していることが挙げられる。
    ただしアビオルグ自体、火炎ブレスを印象的な局面でしか用いない(多用しない)事もあってか、
    属性値そのものはやや控えめ。

下位~凄腕武器

  • MHF-G10以降、アビオルグがHR1の緊急クエストに抜擢された(通称、アビ教官)こともあり、
    HR2昇格と同時に作成することができる。
    なお、旧HR体系ではHR17から作成可能だった。
  • アビオルグの尻尾や背棘を模したパーツは黄色に近いオレンジ色となっている。
    アビオルグは怒り状態の進行に伴い背棘の色がどんどん濃くなっていくという特徴を持つが、
    下位の時点では最大怒り状態に到達することがなく、それを表現しているのであろうか。
  • 上述したように火属性値はいずれもかなり小さいため属性を活かした戦法は難しいが、
    全体的に見るとHR2で作成できる割には高性能なものが多い。
    どのみちHR2のギルド指定クエスト・緊急クエストでは火属性が効かないモンスターの方が多いので、
    物理性能を活かして運用すれば十分役に立つだろう。
  • その後HR4で次の強化が可能と最終強化ができる。
    実装当時はかなり強化難度が高かったため強化はあまりオススメされなかったが、
    現在ではかなり楽になっているため、素材があるなら強化してみるのもよいだろう。
    ただし、最終強化にはHR4指定クエストのドラギュロスの素材が必要になる上に、
    最終強化とその1つ前の性能差が殆ど現れないため、最終強化するかはよく考えた方がよい。
  • ちなみに武器の命名則はいずれも共通しており、「○○・クリンゲ」となる。
    クリンゲはドイツ語で「刃」を意味しており、○○に入るのも大体ドイツ語である。
    武器銘がドイツ語というのは剛種武器・G級武器にも共通する。

剛種武器

  • 剛種武器についても、火属性値は小さい代わりに物理を高めたものとなっている。
    特に大剣は当時扱い辛いとされていたリーチ極長ということもあって非常に攻撃力が高く、注目された。
    尻尾や背棘を模したパーツは赤みがかったオレンジ色になっており、
    最大怒り状態のアビオルグを彷彿とさせるものになっている。
    またフォワード時代の剛種武器のため、生産後一段階強化をすることで「剛種武器として」完成される。
  • だがアビオルグの剛種武器は、古参プレイヤーにとっては非常に苦い思い出があるという。
    そのため、別の意味で有名になってしまった武器群と言える。
  • アビオルグ剛種武器の内、太刀・ガンランス・狩猟笛の3種は普通の剛種武器と同様の強化スタイルであり、
    剛種アビオルグのレア素材「獣竜種の燃血」を別にすれば、特にこれと言ったレア素材は要求されない。
    だが大剣とハンマーと弓が曲者であった。
  • 大剣とハンマーは生産こそ「獰竜討伐の証」を初めとした素材で生産可能なのだが、
    強化には二頭クエスト専用の「獰竜2頭討伐の証」が必要だったのである。
    一応、アビオルグの二頭クエストが存在することそのものはPVなどで示唆されてはいたのだが、
    まさか剛種討伐の証が2種類も存在するとは誰も予想できず、
    しかも現在と違い、剛種クエストは定期開催クエストの枠に存在していたため、
    剛種二頭クエストは単体の剛種クエストよりも数週間遅れて配信されたのである。
    また現在でこそ2頭の証は3枚あればいいが、当時は15枚必要だった。
    剛種アビオルグ自体も、MHFでは根性スキル実装後初となる根性貫通コンボを用いる強敵であり、
    ただでさえ面倒(と当時見做されていた)相手の更に面倒なクエストを強制させられ、
    あまつさえその配信が遅いとは何事か、という批判が絶えなかったという。
  • なおフォワード.4ではクアルセプスの剛種武器がこれと全く同じ、
    どころかまさかの討伐の証3種制で登場し火に油を注ぐ事態となった。
  • また、大剣と弓は強化に「飛竜種の宝玉」というアイテムを使用する。
    これは現在でこそ剛種の中でも御しやすい剛種パリアプリアの基本報酬や剥ぎ取りで出る素材で、
    使用量も少なく簡単に手に入るものになっているが、
    当時は剛種パリアプリアの嘔吐物からたまに入手できる以外の入手手段が存在しなかった
    フォワード.1の「古龍種の稀玉」「飛竜種の稀玉」に続く激レア素材の実装への批判は多く、
    飛竜種の宝玉は結局アビオルグの剛種大剣と剛種弓以外の用途が実装されることはなかった。
  • このように批判が大きい武器群だったからかは定かではないが、
    クアルセプスの武器同様に、MHF-Z現在剛種武器から先の強化は一切実装されていない。
    両者共G級武器が実装された現在ではそうでもないが、
    MHF-G時代中盤頃までは作る必要性に乏しい影の薄い武器群という見方もあった。
  • ちなみに剛種武器は「○○・レベル」となる。

G級武器

  • MHF-G8で実装された武器群。
    デザインとしては原種武器のそれに近いが、大剣は若干デザインが異なる。
    いずれもレベル強化型のG級武器に属する。
  • フォワードの時代より属性が重要視されるようになったG級でも、相変わらず属性値は低い。
    だがその分物理面は高められており、いずれも空色ゲージが発現する。
    微量ながらデフォルトで空色ゲージが発現しており、斬れ味レベル+1で空色ゲージ量は最大60に達する。
  • MHF-G8の時代にもなると「G級武器」の根本的な性質が確立したこともあり、
    本武器はLv1の時点で斬れ味ゲージが完成されきっている。
    つまり、生産後即座に空色ゲージを扱うことができるのだ。
    この特性はプレイヤーが扱う以外に、パートナーに持たせても有効活用できる。
  • ただし、いずれの武器も空色ゲージの次は緑ゲージであるため、
    ゲージを切らした際の戦力ダウンは極めて深刻なものになる。
    最低でも砥石は忘れないようにしたい。
  • 武器銘は「○○・ヴァッフェ」となる。ヴァッフェとはドイツ語で「武装」の意。

ギアオルグ武器

  • MHF-G2で登場したアビオルグの亜種に相当するギアオルグの武器群。
    こちらは餌を求めて様々な地に進出したアビオルグと異なり、
    元の生息地である極寒の地で生き抜いてきたため、属性は真逆の氷属性となっており、
    武器にもそれが宿るものになっている。
  • G級武器は、ギアオルグと同時実装された双剣、太刀、ハンマー、ライトボウガンと、
    MHF-GGで追加された穿龍棍、MHF-G10で追加されたスラッシュアックスFの6武器種が存在。
    また、MHF-Z下の2017年5月末には辿異種個体と同時に辿異武器も登場。
    こちらは片手剣、双剣、ハンマー、ランス、ガンランス、穿龍棍、MHF-ZZで追加されたマグネットスパイクの7武器種がある。
  • デザインとしては、G級武器についてはアビオルグ同様ミリタリー調が強いものになっており、
    アビオルグ武器とほぼ同一の見た目であるハンマー、リーチからして全く異なる太刀など様々。
    一方、ギアオルグは尻尾に氷を纏う「アイスブレード」を用いるが、それを再現した武器種はない。
    辿異武器は鈍器のように巨大化した尻尾とこのアイスブレードを強く意識したデザインとなっており、
    ミリタリー調は薄くなっている。

G級武器

  • MHF-G2という、G級のかなり初期段階で実装された双剣、太刀、ハンマー、ライトボウガンだが、
    近接武器はいずれも強化することで非常に長い紫ゲージが発現するという、
    当時では決して多くない特性であったため注目を集めることになった。
    また、ライトボウガンは「速射」に完全特化した性能となっており、
    MHF-G時代の速射ブームを下支えした武器だったと言える。
  • その後G級システムの改新と共に強力な武器が多く登場することで上記4武器種は型落ちしていったが、
    2015年に双剣とライトボウガンには「G級技巧武器」への派生強化が追加され、
    特にライトボウガンは当時のスキル環境・攻撃手段に一石を投じるものとして注目された。
  • MHF-GGで登場した穿龍棍「ゲネイ・テュレイラ」は、
    当時非常に属性値が低かった穿龍棍界隈の中ではトップクラスの氷属性値を有していた。
    物理も別に低くはなく、ゲージ量も優秀ではあったのだが、
    穿龍棍は実装から長い間「物理一択」の風潮が続くことになったため、
    物理面で最高峰ではない当武器はすぐに影の薄い存在になってしまった。
  • MHF-G10ではスラッシュアックスFの「ジエロ・テュレイラ」が登場。
    この武器はMHF-G10のプレビューサイトにて実装予定の武器としてはピックアップされておらず、
    アップデート後にハンター達を驚かせることになった。
  • なお武器銘は「○○・テュレイラ」になっている。
    ライトボウガンのみ、G級技巧武器派生強化を行うと「改プント・サルジュ」と銘が変わる。

辿異武器

  • 辿異種ギアオルグの武器は、いずれも斬れ味レベル+1で空色ゲージが発現するようになっている。
    また、属性値こそそこまで高くはないものの、10%程度の会心率を持ち、
    辿異スキルは組み合わせ・運用次第で極めて強力な「纏雷強化」となっている。
  • その反面、GR600時点の単体のポテンシャルは先発の辿異武器に比べパッとしない面もある。
    片手剣とランスは通常生産可能な初の属性付き辿異武器であり、
    どちらもリーチ長という扱いやすいリーチになっている。
    上記の点や、会心率、纏雷強化スキルをどのように活用するかが鍵となるだろう。
  • 意外なことに、GR600時点では穿龍棍が最も高い属性値(氷900)を発現している。
    ハンマーと同じ数値ではあるが、片手剣や双剣よりも穿龍棍の属性値が高いというのはかなり珍しい。
  • GR200の生産段階からGR600段階までの武器銘は、
    G級武器とは少々異なる「○○テュレイラ」(中点が無い)となっており、
    GR800の最終強化段階では「○○テューレ」と変化する。

関連項目

モンスター/アビオルグ
モンスター/ギアオルグ

アビオルグ武器

武器/アッシェ・レベル - 剛種大剣
武器/ヒッツェ・ヴァッフェ - G級大剣
武器/グランツ・レベル - 剛種太刀
武器/ファイン・レベル - 剛種狩猟笛
武器/トルペド・ヴァッフェ - G級狩猟笛
武器/年間特典記念武器 - 6年目特典「ホーンティングソーン」はアビオルグをモチーフにしている。

ギアオルグ武器

武器/ルグレ・テュレイラ - G級太刀
武器/ミルト・テュレイラ - G級双剣
武器/ジエロ・テュレイラ - G級スラッシュアックスF
武器/プント・テュレイラ - G級ライトボウガン。改プント・サルジュについても解説
武器/マグネテュレイラ - 辿異マグネットスパイク