武器/唐辛子銃槍

Last-modified: 2021-03-23 (火) 12:36:36

唐辛子銃槍とはMHFに登場するガンランスである。
銃口から放たれるスパイスは相手を翻弄し、触れるだけで汗が止まらないといわれている。

概要

  • イベントクエスト『ホットロックの激辛レビュー』で生産可能なガンランス。
    生産するためにはイベントで入手可能なオオ赤トウガラシを10本手に入れないといけない。
  • モロコシ以来の食べ物系ガンランスである。
    銃槍の見た目は完全に真っ赤な唐辛子。中折れ式なので側面に蝶番がくっついているが、
    力いっぱい唐辛子をしている。見るからに辛そうだ。
    ちなみに盾はメキシコでよく被られている帽子を象っているが、これはソンブレロというメキシコの民族衣装である。
    盾が帽子なのもモロコシと共通している。
  • 生産=イベント受注自体は旧HR17以上から可能であったが、
    レベル強化のない、通称準G級武器という段階まで強化可能という将来性を持つ。
    また、このタイプのイベント武器としては初めて「GR5」の段階まで強化が可能。
    と、いうわけで期待して強化してみると、最大強化である唐辛子銃槍【∞】の性能は、
    • 物足りない攻撃力690
    • 圧巻の火属性1500
    • シジルスロットは2。取り外しは任意だが3スロットにはならない。
    • 斬れ味ゲージの半分が唐辛子のごとく真っ赤
      残りが申し訳程度の白。匠を付けるとそれなりなが登場
    • 砲撃レベルは見事な6。ただし通常型
    となっている。
  • 攻撃力はGR5段階のガンランスの平均値が950であることを踏まえると低すぎると言わざるを得ない。
    極限まで火属性値に振り切った性能であると言える。
    この武器の項を参照してほしいが、フォワード.5時代の設定であれば、
    史上最高の火属性ガンランスとしてさぞかし大暴れしたことであろう。
  • ならば生産素材が簡単かといわれると、別段そうでもない。
    まず生産するためのオオ赤トウガラシ入手イベントクエストがとにかく面倒くさい
    しかも1回に手に入るのが5個のため、場合によってはもう1度行かなくてはいけない。
    ただしこれ以降の強化は簡単な方で、【中辛】に強化するのに雌火竜の上鱗が2枚、
    【辛口】への強化には古龍種の特上毛を3個と古龍種の舌を1個、
    HC武器である【大辛】への強化に武具職人魂【奇】を2個、
    そしてG級武器である【激辛】への強化に優玉を2個、
    最終強化である【∞】には至玉を2個、火属性ということで怪鳥の優骨を3本、
    そしてそしてG級の兄貴ことヴォルガノスから低確率で剥ぎ取れる溶岩竜の熱牙をひとつ…
    おいちょっと待て
    たかが唐辛子に兄貴の素材まで使うのである。
    • ちなみに、G10にて強化素材がリファインされるまでは、
      古龍種の特上毛が6個、古龍種の舌が2個だったり、武具職人魂【奇】が9個だったりと、
      要求数が地味に多く、妙に面倒であった。
  • そして、唐辛子を銘打つだけあって使用するトウガラシの量も半端じゃない。
    生産と最終強化には使わないものの、強化するたびに33個、55個、77個、99個と増えていく。
    その総数たるやなんと264個である。
    そりゃあ持つたびに汗が噴き出すはずである。
    食欲旺盛なこいつらとてこんなもん口に突っ込まれたら火を噴くだろう。
    • なお、トウガラシの要求数はリファイン後でも全く変わっていない。
  • 普通の運用ではハッキリ言って使い物にならない上に生産強化も面倒なこの武器は、
    すぐに多くのハンターの記憶から消えることになってしまった。
    とはいえ、HC武器である【大辛】はHCでは破格のレア3でありながら匠で長めの+を得るため、
    ヒートブレードを発動させて殴りかかるという手も使える。
  • この武器の火属性1500という数値は、
    天廊武器を除けば全ガンランス中最高の値である。
    ただ最高とは言っても、火竜猛銃槍リオフロガ辿異進化武器Lv100も同率。
    また、狩人祭武器のテラルベルンチャには
    僅かながら内部数値で上回られる(紅魔属性1020=火属性1530&龍属性510)。
    しかし唐辛子銃槍が実装されたG5.1は、これらの武器など影も形もない時代。
    そんな時代にMHF史上最高クラスの火属性値を持って生まれたという点は特筆に値するだろう。
    • なお、いくら属性値が高かろうとそれ以外の性能は上記した通りであるため、
      HR帯はともかくとしてG級で運用するのは当時からしてやはりネタの領域であった。
      それでも砲撃強化や砲撃タイプ変更などのシジルを活用すれば、
      属性砲の往年の活躍を思い起こさせるような高威力の火属性砲を放つことが可能。
      • 連撃砲は隙と威力減少が大きいため、
        基本的には威力が強化されるクイックリロード砲撃に向いた拡散型に変更する必要がある。

余談

  • 生産に必要なイベントクエスト『ホットロックの激辛レビュー』だが、火山で岩を2個破壊し、
    バサルモスとグラビモスを討伐するクエストである。
    ……だけだったらよかったのだが、武器防具が貸与されており、なんと唐辛子銃槍を担いで戦うことになる。
    知ってのとおり、バサルモスはともかくグラビモスは非常に火が通りにくい。
    腹も頑丈なため、主な斬れ味が緑のこの武器でははじかれて有効打を与えにくい。
    砲撃を狙おうにも砲撃レベルが2とどうしようもない。
    というわけで、非常に面倒なクエストだったりする。
    ヒートブレードや、カフで爆撃剣晶を発動させるなどの工夫で攻略したいところだ。
    人によってはHCとG級を揃えるために2周、運良く1クエで10個出ない限りは計4回やる必要がある。
  • 依頼主は「伝説のコック」となっている。
    何でも、命がけで取ってきた食材で生産素材であるオオ赤トウガラシを作ったらしい。
    このオオ赤トウガラシ、品種改良で出来上がったとても大きな唐辛子らしい。
    武器の中でも最大クラスといえるガンランスに改造できるほどのサイズの唐辛子となると、
    ちょっとやそっとの製造法ではなさそうである。

関連項目

アイテム/トウガラシ
武器/大砲モロコシ - 同じ食べ物系ガンランス