MHFに登場するガンランス。
目次
概要
- 灼熱の翼を持つ、辿異種リオレウスの素材から作られた<<辿異武器>>。
紅蓮に染まりし槍身は、捉えた獲物すべてを焦土と化す。
リオレウス素材の武器らしい紅蓮色の銃身を中心に、
翼膜の装飾部分と穂先、取手先端や盾の爪装飾部分が発光ギミックとして赤熱化しているのが特徴。
特に穂先の刃と爪装飾部分のそれは非常に鮮やかな色合いをしている。
そしてその刃と交互に配列するように、計4つの砲門が備わっている。- なかなか勇ましいデザインだが、放熱時の排熱板は穂先の付け根に搭載されており、
排熱板が極端に小さいが為に竜撃砲の使用状態が把握し辛い問題点を抱えている。
竜撃砲の使用頻度の多いMHFでは決して軽視出来ないので、扱う際は細心の注意を払いたい。
- なかなか勇ましいデザインだが、放熱時の排熱板は穂先の付け根に搭載されており、
- 業火を纏う辿異種リオレウスの武器というだけあり、当然の如く火属性を宿す。
デフォルトの砲撃タイプは通常型。辿異スキルは<<属撃強化>>となっている。
通常型は威力が3タイプの中で一番低いが装填数が多く、
連撃砲が一点集中型で扱いやすく爆竜轟砲の威力増加が2番目に高い特徴を持っている。
そして辿異武器共通のシジル装飾品両対応するユニバーサルスロットで幅広い対応力を見せる。
- MHF-Zの情報が解禁されてから比較的早い時期に公開されつつも、
実際の解禁が2017年1月18日と結果的に後発勢となった辿異種リオレウス武器。
MHF-Zプレビューサイトにて先行で性能公開された武器の1つでもあり、
G級武器LV50を超える性能と予告されていたこともあったが、
それ以外のとある要素によっても、その性能に驚きの声をあげるユーザーは多かった。
火竜猛銃槍ヤフタレク
- GR200から挑める、辿異種の始まりとも言える個体の素材で生産する段階。
辿異武器の名の通り、生産段階からG級武器LV50と同等の性能を有している。
- その性能であるが
- 攻撃力1150、火属性800
- 砲撃LV6、レア度9
- デフォルトで紫ゲージ、追加分は約20近い空色ゲージが発生
- この時点でG級アビオルグのクーゲル・ヴァッフェが持つ“攻撃力1136、火370、空55(匠込み)”
という性能に喰い掛かれるものであり、斬れ味ゲージ以外は上位互換に等しい。
武器倍率も、かのテポストイグラーと“±6”の違いしかないと言えば凄さも伝わるだろうか。- しかし、言い換えれば斬れ味ゲージの量こそが火竜猛銃槍の数少なく重大な弱点であり、
決してデフォルトの紫50ゲージが短い訳ではないが、長期戦が予測される辿異種には不安が残る。
特に空ゲージの維持はスキルを用いても難しいので、ある程度紫ゲージで妥協する必要性も生じてくる。
- しかし、言い換えれば斬れ味ゲージの量こそが火竜猛銃槍の数少なく重大な弱点であり、
- 必要な素材で厄介なものは存在しない。
辿異種リオレウスさえ討伐できればおのずと生産できるようになるだろう。
この段階で要求される部位破壊素材は頭の「頭棘」。
火竜猛銃槍フォティア
- 更なる力を身に着けた、GR400から挑める個体の素材で強化を施した銃槍。
- 気になる性能だが、
- 攻撃力1196、火属性1000
- 斬れ味の変化はなし
- 砲撃LV7、レア度10
今までのシジルスロット持ちガンランスと違い、砲撃レベル6の壁を突破したのである。
先に性能が公開された辿異種エスピナスのガンランスと共に示したこの事実に、
ガンランス愛好家は興奮し、それ以外のユーザーは衝撃を受けるに十分足るものであった。
- 要求素材であるが、この段階から発達部位素材である「火竜の極上翼」が1つ必要になる。
また、この段階では部位破壊素材が入れ替わり、尻尾の「燐尾」2本となる。
幸い、尻尾の切断耐久値は高くないため狙える時にしっかり狙えば十分切れる。
火竜猛銃槍ファイスカ
- GR600から挑める、猛烈な強さとなった個体から得られる素材で強化を施した銃槍。
- 性能は
- 攻撃力1242、火属性1200
- 砲撃LV8、レア度11
何より、止まること無く砲撃LVもUPした点は大きいものであり、
プレビューサイトでのそれを見て「GR800段階でやってくれるのでは?」と期待したのは、
ガンランス愛好家に限らず多くのユーザーが思ったことだろう。
- この段階で近接辿異武器は素の始種武器に並ぶ性能となるが、ガンランスも例外ではなく、
MHF-Z時点では火属性を含む始種ガンランスが存在しないという事情が彼を後押しする。
攻撃性能だけで見たら工夫した方が良いが、火属性ガンランスとしてみた場合独擅場と言っても過言ではない。
- 要求素材は発達部位素材「火竜の極剛翼」2つ、
再び入れ替わり、尻尾ではなく頭のレア「剛頭棘」が1つ必要になる。
部位破壊レア素材は報酬では出ないので、頑張って頭を破壊して集めていきたい所。
火竜猛銃槍リオフロガ
- GR800の高みまで到達したハンターにのみ挑むことが許される、
リオレウスの中でも頂点の強さに達した個体の素材を用いて最後の強化を遂げた銃槍。
リオの名を冠しているのも特徴の1つだろう。
- 多くのユーザーが性能だけでなく、砲撃LVにも期待する中蓋を開けてみると…
- 攻撃力1288、火属性1500
- デフォルトで空色ゲージが発生するようになり、レア度も最高の12に
- 砲撃は限界の“Lv9”
- 攻撃力、属性値共に非常に高い水準であることは言わずがな、
斬れ味も強化されたため砲撃の乱用に堪えるようになったのも魅力である。
そして素で限界の“砲撃Lv9”に達しているため、放たれる砲撃や竜撃砲の破壊力は言うまでもなく高い。
始種武器ガンランスも始種防具1部位でここまでの水準に達するが、
あちらと違いシジルによる細かいチューニングも出来るし、始種防具にも縛られないという利点がある。
もっとも、火属性ガンランスとして見た場合始種武器にこの銃槍の対抗馬が存在しないため、
火属性ガンランスとして見ればこれと言った隙が無いと言える銃槍と言って良いだろう。
- またG級ガンサーは砲術神をつける場合ほぼ確実に紅焔の威光を発動することになるため
その火属性値は1800にも達する。
- この段階へ至る際には
- 準レア素材「光逆鱗」3個と剥ぎ取り限定のレア素材「耀紅玉」2個
- 発達部位素材「火竜の極絶翼」3個
- 強化費用となる、2500000Gzもの大金
この性能に魅力を感じたのであれば、是非頑張って頂点に至った辿異種火竜を制し、
その銃槍を掴み取って欲しい。
- 本武器実装から1年以上が経過した2018年春のアップデートでは、
火属性に125%の補正がかかる「灼零」属性の辿異ガンランス「煉舞ノ銃槍【安土】」が登場している。
属性値は灼零1200のため、実属性値は1500と本武器と同じであり、
あちらは氷属性値も同等水準であるが故に、汎用性で大きく勝るものとなっている。
ただ、あちらは砲撃タイプが属性砲向けでない「放射型」で、
しかも最終的な空色ゲージは40と、リオフロガの半分にしかならない。
一点集中で火属性を叩き込みたい場合や長期戦ではこちらが有利であり、十分対抗できるだろう。
また、MHF-ZZアップデートでは古参火属性持ち仲間のグラビモスも辿異種化し、
グラビモスの辿異ガンランスも追加された。肝心の最終強化「岩漿鎧銃槍ダイモンド」の性能は、
こちらと同じ武器倍率に火属性1100と爆破属性400を持ち、辿異スキルは<<ガード性能強化+1>>。
斬れ味はリオフロガより10短いのみ、砲撃タイプは放射型となっている。
火属性に特化したリオフロガに比べ、爆破属性が追加されたことにより、
火属性が弱点のモンスターへのダメージはリオフロガが、
汎用性と部位破壊能力はダイモンドに分がある。
また、リオフロガの辿異スキル<<属撃強化>>は人気があるとは言えないのに対し、
ダイモンドの<<ガード性能強化+1>>はガードを立ち回りに組み込む場合、
装備構築の大きな助けとなる。
こちらを利用する場合、火属性の辿異ガンランスでは唯一の通常型である点を活かしたい。
余談
- 各段階におけるネーミングは、全て炎に関連するものとなっている。
「ヤフタレク」はアラビア語で「燃える」、「フォティア」はギリシャ語で「火」、
「ファイスカ」はポルトガル語で「火花」を意味する。
最終段階の「リオフロガ」だが、リオレウスの辿異武器が全て「リオ○○」という名称であることから、
「リオ」と「フロガ」で分けて考えるのが自然か。
「フロガ」はギリシャ語で「炎」を意味するため、「リオフロガ」とは「リオレウスの炎」という意味だろう。