咎人に引寄せられしこの獣の咆哮は
断罪の矢となりて、大地を震わす。
(必滅の一矢)
「罪深き者よ、我が絶望を知れ」
制裁の一矢が咎人の罪を射ち抜く。
(必滅の一矢【烈】)
MHWorldのメインモンスター、滅尽龍ネルギガンテの素材から作られる弓。
概要
- ネルギガンテの頭部を模した凶悪なデザインが特徴。
2本の角が豪快に使われており、特に正面から見た時のインパクトは抜群だろう。
モンスターの頭部を模した武器というと大抵はハンマーやボウガンであり、
弓にこの手のデザインが充てられるのは非常に珍しい。
性能
MHWorld
- 合金弓Iからネルガルファウルを経て、最終強化の必滅の一矢となる。
性能は- 攻撃力240(200)
- 龍属性150、龍封力大
- 会心率0%
- Lv1スロットが1つ
- 装着可能なビンは接撃ビン、強撃ビン
- レア度8
- 高い攻撃力に低い属性値というネルギガンテ武器に共通する特徴を有している。
しかし、こちらにある通り本作の弓は物理の威力が過去作より低くなっており、
攻撃力で大きく劣るが属性が突出している龍骨派生の龍骨弓IIIが龍属性弓で台頭しているのである。- 必滅の一矢は同属性で属性値が最下位で、次に低いゼノ=メートラとは30しか差はないが、
あちらは会心率15%とLv3スロット二つを持ち、こちらよりスキル自由度が高い。
- 必滅の一矢は同属性で属性値が最下位で、次に低いゼノ=メートラとは30しか差はないが、
- こうした状況の中で攻撃力を活かす場合、角王弓ゲイルホーンが強力なライバルとなる。
あちらは会心率こそ-30%と痛いが、こちらを超える攻撃力264に無属性強化が適用される。
こちらは龍封力大を持っているが、効果があまり実感できずそこまで差別点にならない。
さらに、第1弾アップデートではイビルジョーの弓「ヴィランブレイス」が追加。
会心率とスロット以外こちらを上回る性能であり、他武器以上に苦しい立場に追い込まれてしまった。
MHW:I
- MR100でようやく悉くを殲ぼすネルギガンテの素材を使って必滅の一矢【烈】へ強化可能になる。
デザインも変化し、片角が歪に捻れ上がって更に凶悪な見た目になる。
性能は- 攻撃力324(270)
- 龍属性240、龍封力大
- 会心率0%
- Lv1スロットが2つに
- 装着可能なビンは上位から据え置き
- レア度12
- Ver.10.10では属性値補正が下方修正を受けたものの、依然として属性が強い環境が続いている。
ステータスが順当に強化されたとはいえ、やはり龍骨派生の壁は高い。
- また、同バージョンで物理弓のメイン戦法として十分扱えた壁登り射撃のモーション値が低下。
とはいえマスターランクでは上位よりスキルを積みやすくなった他、
スリンガー弾を用いた新アクション「竜の千々矢」が登場。
竜の一矢ほどではないが隙が大きく気軽には使えないものの、
散弾・剛射強化や特殊射撃強化などを発動させて特化してみるのも面白いか。- 一応他の龍属性物理弓を見ると、
恐暴竜派生の業弓ジャールートとの関係は上位と変わらず。
こちらのスロットが増えたことは喜ばしいが、滅尽龍派生のMR強化がMR100以降となっており、
その頃には会心率の差を埋めやすくなっていることが難点。 - Ver.12では新たにジンオウガ亜種の弓「狼牙弓【邪獄】」が登場。
あちらは攻撃力、属性値ともにこちらを上回り、スロットがLv2×1となっている。
作成可能時期はほぼ同じで、他の違いは龍封力くらいとほぼ上位互換。
- 一応他の龍属性物理弓を見ると、
余談
- ネルギガンテ武器はその高水準な性能から上位、マスターランクともに発売当初は高い評価を受けていた
一方で、属性値の低さは物理優勢なMHWorldの環境から特に注目されずにいた。
そのような中、弓は上述の通り属性が重視されるようになったことで、
本武器の強みと噛み合わなくなってしまっているのである。
ちなみに、MRのメインモンスターの弓も似たような状況に陥ってしまっている
他にも剣士は斬れ味、後者は弾の取り回しに優れ、フォローが最低限のもので
済むという点で優秀であるが、MHWorldでは矢タイプおよび矢レベルが廃止されたことで
武器種の特性自体に長所とも短所ともなりうる要素が少ないのも要因か。