MHXに登場する、ブランコブランゴ及びドドブランゴ素材の操虫棍。
目次
概要
- とある雪国の民族が、白きヌシの怒りを鎮める舞に用いるという棍。
ヌシの遣いが託宣を授ける。
怒々舞乱棍【主】の説明文によると、ヌシの遣いは神の力を授かり、
怒り狂う白きヌシに成り代わり白き世を統べるという。
ブランゴ素材と「雪国の民族」という言葉から、
「白きヌシ」とは、ドドブランゴ自身を指していると思われるが、
「神の力」、「白き世を統べる」という言葉も含めれば、
ウカムルバスを指している可能性もある。
- 見た目はまさにブランゴを模したトーテムポール。
どこからどう見ても鈍器だが、操虫棍である為ちゃんと尻尾は斬れる。
まぁ、どう見ても鈍器な切断武器なんて今に始まったことではないが。
印弾を撃つと武器全体が下にスライドし、虫笛が出現する。
性能
MHX
- ボーンロッドからの派生の他、一発生産でも生産可能。
まずは子分の素材を使用して「舞乱棍」として完成する。その性能は- 下位武器である為仕方ない攻撃力80
- ブランゴ武器らしく氷属性10
- 斬れ味も序盤らしく黄色40
- 会心率0%
- スロット無し
- 猟虫は打撃属性のマルドローン
- LV2まで強化し、ドドブランゴ素材を投入することで「怒々舞乱棍」に派生できる。
その他にダイミョウザザミの「シェルキャスター」にも派生可能。
見た目は引き続きトーテムポールだが、装飾が追加され少し豪華になり、剣先の顔付きも凛々しくなる。
さて、その性能だが- 舞乱棍よりも少々下がった攻撃力80
下位武器の癖に意外と高い氷属性30- 斬れ味は十分な緑70
- 攻撃力のフォローか会心率+5%
- やはりスロットは無い
強化素材も難しいものは少なく、順当に強化していけるのが利点。
- LV5まで強化をすると銘が変化し、「怒々舞乱棍【主】」と化す。
その性能だが、- 属性武器であることを考えても十分すぎる攻撃力200
- 操虫棍の中では最高値となる氷属性38
- 斬れ味は青30。斬れ味+2で白40が出る
- 最後まで変わらず会心率+5%
- スロットはやはり無い
氷属性棍筆頭格と言ってもおかしくないほどに仕上がっている。
これだけの性能でありながら、特に入手難易度の高い素材を要求されないのも利点である。
但し上位のドドブランゴ関連のクエストは全て依頼である為、しっかり依頼をこなす事。
獰猛化雪獅子毛も同様だが、現在はイベントクエストも配信されている為入手は難しくないだろう。- ライバルはやはりガムート武器の巨襲・舞羽ン舞羽ーン。
さらにザボアザギルのグレイシャーフロストも登場。
とは言え巨襲は物理型、グレイシャーフロストはスロット2による柔軟性重視型なので住み分けはできている。 - その一方で下位ではライバルだったクシャル素材のクイド=ダオラだが、
最終強化してもスロット1しか勝てる要素がないという惨憺たる結果に終わってしまった。
「古龍」の名が泣いている - もっと範囲を広げるならウカムルバス素材の崩天杖キキリオンカムがあるが、
あれは鈍器そのもので氷属性はおまけなので活用法が全く違う。気にしなくても良いだろう。
- 怒々舞乱棍に派生させず舞乱棍のまま強化していくと、
「舞乱棍【群】」となる。- 主君の武器より何故か高い攻撃力210
- そこは主君に譲ったか氷属性22
- 斬れ味+1から青5が出る(+2で30になる)が、残念ながら斬れ味白にはならない
- 初期状態と変わらず会心率0%
- 一応増えたスロット1
- 猟虫は主君と同じ打撃属性(マルドローン系統)
素が緑ゲージなので鈍器運用が可能だが、
前述した通り崩天杖キキリオンカムには勝てない。
MHXX
- 限界突破による強化先が登場。
子分の舞乱棍も置いて行かれることなくしっかりG級に対応している。
- 怒々舞乱棍【主】はLV7で「怒々舞乱棍【大親分】」となる。
上位までは全体的に高性能であったがG級では属性寄りの傾向が強まっており、- 低めの攻撃力290
- 氷属性棍トップの氷43
- 斬れ味は白30、斬れ味+2で紫30
- G級になっても変わらず会心率+5%
- スロット無し
強化にレア素材を使用しないため製作難度は低めだが、
究極強化の際に必要な獰猛な重剛牙はラスボス討伐後にしか手に入らないため、
製作可能時期はそこまで早いわけではない。- ライバルは今作から新たに登場した二つ名ガムートの「舞羽ン舞王の大跳躍」だろう。
あちらは物理寄りではあるが、操虫棍1位の物理性能に十分な氷属性25を持ち合わせており非常に強力。
ただしその性能を保つにはスキルや狩技に制約がかかってしまうため、
使い易さにおいてはこちらが勝っているだろう。
またディアブロスの角や尻尾の部位破壊目的等であれば属性寄りのこちらが適している。
- 一方子分の舞乱棍【群】はLV8で「舞乱棍【抜群】」となる。
なにやら洒落の利いた名前となったが、その性能は- 大親分と差が開いた攻撃力320
- 平均的な氷27
- 斬れ味は素で青50。匠での増加分は全て白ゲージで、紫は出ない
- スロットはさらに増えて2
親分がかなり低い攻撃力となったため物理火力は怒々舞乱棍には勝てるようになったが、
やはり小型モンスター武器であるが故か色々と物足りない。
特にグレイシャーフロストの強化先であるフィンブルヴェトルは同じスロット2で、
素で白に匠で紫の斬れ味ゲージを持っており、猟虫の属性が違う以外はこちらはほぼ下位互換となってしまっている。- 必要素材に関しても天廻龍の剛角を使用するため製作可能時期がラスボス直前となっており、
残念ながらこちらも【抜群】に早いわけでも無い。
余談
- 言うまでもないが、銘は舞乱棍・怒々舞乱棍と完全なる当て字である。
ブウンブウーン、掃除道具、お肉と人形
と並び、ある意味こちらもネタ武器である。なぜほとんど氷属性なんだ
ここで記述した通り、性能は全くネタではないが。他に当て字の武器と言えば阿武祖龍弩(あぶそりゅうど)がある。
- 舞乱棍の説明文には誤字が存在する。
ブラン“コ”ってあんた…銀雪の中を勇ましく乱れ舞う、ブランコ素材の操虫棍。
雪国の戦士の顔が彫刻されている。
まず間違いなく誤字であろうが、武器名が「ぶらんこん」なだけに少々紛らわしくはある。
なおこの誤字はMHXXでもそのままであり、こちらの武器はSwitchに移植される際に修正されたのだが、
なぜかこちらは最後まで修正されなかった模様。まさか本当にブランコが使われているのか…?- 無理やりフォローするならブランコ(Blanco)はスペイン語で「白」を意味するので、
「白い(ヤツの)素材の操虫棍」と拡大解釈すれば、飛竜武器並にアバウトだが間違ってはいない。 - 後年のMHW:Iでは、激昂したラージャンがブランコに乗っているチャームが登場した。
別にブランゴと同じ牙獣種だからというワケではないだろうし、舞乱棍とも関係はない……はず。
- 無理やりフォローするならブランコ(Blanco)はスペイン語で「白」を意味するので、
- 上に書いた通り虫笛側は印弾を撃つ際に口が開いて大きな虫笛の結晶が見えるようになっているが、
逆に刃のほうは角の付いた仮面が下にスライドして歯を食いしばったような顔になる。
仮面が被さっていない状態をよく見ると、仮面で隠れるパーツがデフォルメされたドクロになっていることが分かる。
頭蓋骨むき出しの状態からそのまま仮面を被るという少し不気味なデザインになっているのである。