武器/捻じれる尾骨の弩

Last-modified: 2022-12-17 (土) 13:14:07

蛇王龍を屠りし英雄に刻まれる
総毛立つ双眸への勇気と怯懦
汝の魂にあらんことを。
(捻じれる尾骨の弩~渦巻王ラゼンロペール)

神々の眠る巌窟を創りたもうた蛇帝龍の重弩。
第十三の流星は夜天に尾を引き大地を穿つ。
(帝砲ダラグロプス、蛇帝砲オピュマデュラ)

目次

概要

  • MH4で登場した蛇王龍ダラ・アマデュラのヘビィボウガン。
    強化により「一天四海を捉うラゼン」となり、
    MH4Gではそこから更にG級古龍素材で渦巻王ラゼンロペール、
    ここから蛇帝龍素材を注ぎ込むことで帝砲ダラグロプス→蛇帝砲オピュマデュラへと強化される。
  • 見た目はダラ・アマデュラの上体を模しているのだが、
    ボウガンの各所に刃があり、下部には丸鋸まで付いている。
    この丸鋸、しゃがみ撃ちの体勢になるとハンターの足に当たっているのだが…

性能

MH4

  • MH4における最終強化の「一天四海を捉うラゼン」の性能であるが、
基本性能
  • 攻撃力330
  • 防御力+40
  • 会心率0%
  • リロード:やや遅い
  • 反動:大
  • ブレ:なし
装填数
 
LV1LV2LV3
通常弾3(3)8
貫通弾5(6)6
散弾6(5)6
 
  • デフォルトの反動がであるため、運用には反動軽減が必須になってしまうが、
    トップクラスの攻撃力に加え、スロットが3つ、ガンナー防具並の防御力+40付き。
    さらに通常弾、貫通弾、散弾のLV3物理弾でしゃがむことが可能。
    高い攻撃力から繰り出されるLV3物理弾しゃがみ撃ちの威力は凄まじい火力を誇る。
    ただし、物理弾と爆発系の弾がLV1とLV3にしか対応しておらず、
    扱いやすいLV2物理弾が使用できないので注意が必要。
  • 今作ではハリマグロやはじけイワシの入手がほぼ投網マシーン頼りとなってしまったため、
    LV3通常弾・貫通弾をバカスカ調合撃ちしているとあっという間に在庫切れになってしまう。
    どちらかというと、超火力の物理弾しゃがみによる短期決戦向きの銃である。
    また、反動軽減を+1にとどめ、素材の集まりやすいLV1貫通弾で戦うスタイルも存在する。
  • 同時期に作成できるようになる陸奥・天城シリーズとは好相性。
    一番欲しいスキルである貫通弾強化と反動軽減を両立できる。
    また、スキルの防御力UPとボウガンの防御力+40によって高い防御力を得ることが可能。
  • リロード速度は「やや遅い」であるが、多少上げた所でLV3物理弾の装填速度は変わらず、
    反動軽減との両立も難しいため、しゃがみ撃ちでカバーするのが一番だろう。
    • 実際のところ、ラゼンのLV3貫通弾の装填速度は普通であり、
      LV3貫通弾を最速で装填するにはリロードを【速い】にする必要がある。
      だが、デフォルトでこれを満たすヘビィボウガンは存在しないため、
      貫通弾運用においてはリミッター解除しても問題はない。
      むしろ弾の消化速度の速いしゃがみ撃ちをなくし、単発の威力を高める事で弾持ちが良くなり、
      LV3貫通弾が切れた後のLV1貫通弾Lの威力を高める事のできるリミッター解除を推奨する意見も根強い。
  • 素の状態では撃てないLV2貫通弾だが、追加スキルで解放するとなんと6発も装填される。
    これによって高い汎用性と攻撃力を両立した素晴らしい貫通銃に仕立て上げることが可能であり、
    貫通弾・貫通矢UP、反動軽減+2、貫通弾全LV追加、回避距離UPの4スキルを積むのが一つの理想型。
    ただしこの構成で装備を組むにはどの組み合わせに於いてもいわゆる「神おま」を要求されるため、
    「追加強化ラゼン」と呼ばれるこの運用型は数多くのガンナー憧れの一品となっている。
  • 最大の欠点は強化の際にあの凶星の欠片を4つも要求されることか。
    数をこなせば集まる素材ではないため、地道に採掘するしかない。
  • 武器を出しているときにはボウガンの各部が回転するほか、
    パワーバレルを付けているとレーザーサイトが照射されるギミックがある。

MH4G

  • G級ではラゼンから強化先が3段階追加された。
    順に「渦巻王ラゼンロペール」「帝砲ダラグロプス」「蛇帝砲オピュマデュラ」。
    どの段階でもこれといった面倒な素材は要求されない良心設計。
  • 気になるオピュマデュラの性能はというと
基本性能
  • G級トップクラスの攻撃力480(倍率320)
  • 最終強化のヘビィでは最高の防御力55
  • 装填速度・反動・ブレ・スロット・会心率据え置き
装填数
 
LV1LV2LV3
通常弾6(4)10
貫通弾6(6)6
散弾6(6)6
 
しゃがみ撃ち
  • LV3通常弾・LV3貫通弾・LV3散弾・LV3拡散弾
  • ここまで見てわかるかもしれないが、
    攻撃力・装填数・防御力がG級相当に強化されただけである。
    つまり運用法はラゼンと同じで反動を軽減して使用すべき銃である。
    尚、LV3拡散弾のしゃがみ撃ちが追加されたが、忘れていいだろう。
  • 防御力ボーナスは全ヘビィでも他のアマデュラ武器でも最高クラスの55
    未強化のG級ガンナー防具一部位とほぼ同等である。
    しかしこれだけでは終わらず、ここから更に極限強化が可能。
    そして防御力を極限強化した場合、そのボーナスは怒涛の115に跳ね上がり、
    最早最大まで強化したガンナー防具ですら届かない域にまで達する。
    その気になれば、ガンナーでは前人未到の防御力600の大台突破も夢ではない。
  • LV3通常弾の装填数が10発に増えたのは嬉しいが装填速度が相変わらず遅いので、
    リミッターを付けてしゃがみ撃ちでカバーするか、
    遅いことを我慢して威力に特化させるかは貴方次第。
    因みにリミッターを解除した時のLV3通常弾の装填数は13発で、全ヘビィ最多である。
    LV3主体の通常銃に関してはバセカオンカムが立ちはだかり、
    期待値では彼方が若干上回っているが、リミッター解除した時の装填数は此方が1発多く、
    装填速度が同等、そして此方はブレがないためオピュマデュラが若干有利である。
  • 貫通弾や散弾の運用に関しても相変わらず優秀である。
    超火力しゃがみ撃ちにかけるか単発の威力にかけるかはこれも貴方次第。
  • LV2の弾丸が使えないという枷を嵌められているものの、
    LV3物理弾がしゃがめる上に素の装填数もトップクラスなので、
    しゃがんでも立って撃っても強力。更に万能性が上がったといえよう。
    ただし、運用において反動軽減が必須な点は留意しておこう。
  • 前作で言う「追加強化ラゼン」は、装備を組むこと自体は容易になった。
    ただし貫通弾の運用に関してはディスティアーレを筆頭としたライバルの存在があり、
    相対的にこの運用方式で組む価値は大きく下がってしまった。
    圧倒的な防御力とスロット3は健在なので、うまく差別化していきたい。
    今作には反動大の優秀な貫通銃があるので、装備の使い回しがし易いのは利点か。

余談

  • 「ラゼン」の由来は不明だが、「螺旋」の捩りの可能性がある。
    現実の銃火器には弾丸に回転を加えて精度を上げるために、
    ライフリングと呼ばれる螺旋状の溝が銃身内部に設けられている。
    ブレ「無し」に設定されているのもそのあたりから来ていると思われる。
  • 一天四海(いってんしかい)は一つの天下と四方の海のことで、全世界を意味する。
    世界を睥睨する蛇王龍から誕生する弩に相応しい四字熟語であろう。

関連項目

モンスター/ダラ・アマデュラ
モンスター/ダラ・アマデュラ亜種
武器/アマデュラ武器