MHRiseに登場した環境生物の一種。
福運生物に分類される。
概要
- ネコによく似た風貌の鳥。
体の大きさに不釣り合いとも言ってもいい太めの脚には大きな爪、
翼角部分にも爪が生えているなど鳥らしからぬ特徴が多い。
頭には猫耳のような突起があり、頭頂部の色合いなどは三毛色といった感じで
いわゆる猫目と表現される細い瞳孔を持った金色の瞳など、顔に限れば嘴以外の要素はほぼ猫である。
- 同じ福運生物のヤサカラスと同様に、まずフィールドに存在するかどうかがランダム。
フィールドに存在している場合、視界に入った時に存在が認識され
チャットとサインによる通知と共に画面に黄色いミミズク型のアイコンが表示される。
近くに寄ってAボタンを押すことで羽を得ることができ、クエストの報酬金が2倍になる*1。
食事スキルの金運と同じ効果だが、食事スキルと効果が重複する。- 発見後、一定時間が経過すると羽を広げて空を飛び、別の場所へ移動する。
移動先の候補は各マップ3か所程度あり、移動先はランダムで決定される。
また初期位置は移動先と同一とは限らず、いたるところで目撃されている。
逆に言えば目撃するまでは移動しないということでもあるが。
- 発見後、一定時間が経過すると羽を広げて空を飛び、別の場所へ移動する。
- ヤサカラスと同じく、マルチでは1人が見つければ全員が恩恵を受けられる…
のだが、MHRiseはクエスト報酬金がかなり渋めの調整であり、
力尽きた回数によっては上位終盤でも4人で1人頭1000~2000ゼニー程度に収まることもザラ。
つまり捕まえてもその辺で掘れるカブレライト鉱石数個ぐらいの恩恵しかなく、
余程通り道に偶然いるのでもない限り、わざわざ追いかけて捕まえるほどの価値は薄い、と見る向きも多い。
一方でMHR:Sで追加されたMRに突入すると報酬金が跳ね上がり、
終盤になる頃には10万ゼニーを超えるものもあるため、マネキキズクの価値も上がってくるだろう。
エンドコンテンツの特別討究クエストともなるとクエストの内容次第では50万を超える事もあり、
マネキキズクも併せられればそこそこの金策になり得る。
無事にクエストを終えられる事が前提になるが
- 探索ツアーにも出現する。
…のだが、マネキキズクの効果はあくまで報酬金を上げる効果。
探索ツアーの報酬金は0zなので、残念ながら出現しても意味が無い。
精算アイテムを稼いでも、獲得ゼニーが増える事はない。- やたら探索ツアーの時に飛来してくる事もあるが…。そういう日だったのだと悟ろう
とりあえず写真だけは心置きなく撮れるが、何の慰めにもなっていない。
- やたら探索ツアーの時に飛来してくる事もあるが…。そういう日だったのだと悟ろう
余談
- モチーフは招き猫+ミミズクだろう。
招き猫といえば、どちらかの前足を頭の横にあげ、招くように手首(?)を曲げており、
上げていない方の前足は地についているか、おなかのあたりの小判に手を添えているスタイルが一般的である。
右前足を上げているものは金運を招き、左前足を上げているものは客を招くとされ、
マネキキズクのように両前足をあげている(ように見える)ものは両方を招くと言われるが、
欲張りや万歳=お手上げ(所謂他力本願)ととられることもある。
- ミミズクがモチーフになっているのはフクズクも同じだと思われるが二種の関係性は不明である。
いずれもモチーフが同じということは近縁種の可能性もある。
縁起の良さも近いものがあるし。
- ちなみに公式InstagramではMHRiseの開発資料が公開されており、
フクズクの初期案もいくつか見ることができる。
そしてその初期案の中には、「ふくろう猫」と銘打たれ、三毛猫のような模様と耳を持ち、
爪の生えた翼を備えるフクロウ…といった、マネキキズクと信じがたいほどそっくりな鳥の姿がある。
つまり、元々マネキキズクは現在のフクズクポジションにあたるペットとして考案されたものだったと思われる。
どの段階で今のフクズクへとシフトしていったかは不明だが、ふくろう猫案もかなり煮詰められたらしく、
招き猫のような容姿のものがあったり、様々な着せ替え衣装が描かれているデザイン画もあったりする。
初期案中のマネキキズクはペットとしてデザインされただけに、現在の精悍な顔つきよりも丸っこく、
表情豊かに描かれておりとても可愛らしい。
もしかしたら、フクズクではなくマネキキズクがハンターと寄り添い、共に狩りをする未来もあったのかもしれない。
関連項目
システム/環境生物
登場人物/フクズク
システム/環境生物/ヤサカラス - 福運生物仲間