モンハン用語/テンプレ装備/派生作品

Last-modified: 2024-04-08 (月) 19:56:06

MHNow

耐久テンプレ

  • 発動スキルは生産段階で近接必須のロックオン連撃Lv1、体力増強Lv1、そして目玉の精霊の加護Lv4
    MHNowは体力≒ソシャゲのスタミナという仕様にもかかわらず、応急薬が1日5個支給されるが、
    それ以上の回復は回復薬に頼らざるを得ず、その回復薬が課金アイテムなため、気軽に回復をすることができない。
    そこで50%の確率でダメージを半減させれる精霊の加護はゲームを継続して遊ぶための超重要スキルとなっている。
  • 真価を発揮するのは腕腰足をグレード6にしてスキルを強化した時。
    発動スキルはロックオン連撃Lv2体力増強Lv2精霊の加護Lv5となり、
    基礎体力が20増え、50%の確率で被ダメージを80%軽減という凄まじい耐久力を得る。
    ここまでの耐久力を有していれば応急薬5個で1日を乗り切るどころか腕があればむしろ溢れる事態にもなりかねない。
  • 凄まじい耐久を得た代償として火力スキルを詰めないという弱点が存在する。
    そのため、背伸び攻略にはこの装備構成だと火力がどうしても足りない場合が多く、
    生存スキルを削って属性強化スキルといった火力スキルを搭載せざるを得なくなる。
    特に頭装備がジャナフで固定される火属性はロックオンを削らない限り精霊の加護をLv5にすることができない。

集中テンプレ

  • 発動スキルはG4の時点で集中Lv4がついており、ジュラグリーヴをG6にすることで集中Lv5となる。
    G4までは問題ないが、ジュラトドスの脚装備をG6にしなければならないのが手間となる。
  • 腕しか自由枠がないため、属性攻撃強化は詰めない。
    そのため、集中が必要かつ強力な無属性武器であるディアブロス武器を持つハンマーや弓でのビルドとなる。
    ハンマーはレイアアームによるロックオン、弓はカガチアームによる回避距離とジャスト回避強化、
    ロックオンが死にスキルとなるにも関わらず連撃Lv2が詰めるレイアアームが良く使われている。
  • リオレウス亜種実装に伴い、リオソウルシリーズが実装。
    頭にはLv1が付与されており、グレート6にする事でLv2となる。
    これとジュラ脚でLv4となり、胴腕脚からLv1分を追加すれば他2箇所が空く為、
    火・雷・氷の属性強化スキルはLv4まで発動できるようになった。
    水だけは、Lv2が発動する部位が脚と競合してしまうのでLV3で妥協せざるを得ないが、
    集中をLv4に落とせばこちらもLv4までは発動できる。

破壊王テンプレ

  • 発動スキルは作成時点で破壊王Lv3がついており、バフバロメイル、ディアブログリーヴをG6にすることで破壊王Lv5となる。
    部位破壊を大量にすることで報酬枠を増やすことを目的とした装備であり、
    火力スキルが積めないので積まなくても火力が足りる格下モンスターに対しての装備となる。
    自由枠である腕にレイアアームによるロックオンを付けることで特定の部位に攻撃を集中させることができる。
  • 問題はその作成難易度。
    まず、ディアネロヘルムはモンハンnow最凶モンスターとして君臨しているディアブロス亜種の素材が必要なうえに、
    そのディアブロス亜種は普段はフィールドに沸かない
    ディアブロスも中々の強敵で、ゲームを始めたばかりの初心者が簡単に作れる代物ではない。
    しかし、春の大型アップデートにてなんとディアブロス亜種がリオス亜種夫婦共々常設された事により、
    幾分かテンプレ作成難易度は下がっただろう。

SPゲージ加速テンプレ

  • 発動スキルは作成時点でSPゲージ加速Lv3がついており、
    ウルムーアーム、バフバログリーヴをG6にすることでSPゲージ加速Lv5となる。
    主に小型モンスターに対してSPゲージを効率よく溜めることを目的とした装備である。
  • ビギナー武器チケットで作成できるボーンシリーズをG4に強化するとSPゲージ加速が付く。
    これを装備することで防具の自由枠を追加で1枠設けることができる。
    • オススメは大剣で、SPゲージ加速Lv5を付けて最大溜め斬りを叩き込むことで一撃で6分の1ほどゲージが溜まる
      ハンマーは溜め3の振り上げとスタンプを叩き込むことで4分の1ほどゲージが溜まるが、
      小型モンスターの体力のブレ幅が結構大きい為、振り上げで倒してしまい、全くゲージが溜まらないこともしばしば。
      やはり、確実に高火力の一撃を叩き込める大剣の方が安定性が高い。
    • 第2回大型アップデートで追加されたチャージアックスも候補に挙がる。
      無属性*1チャアクにSPゲージLv5を発動させて、チャージ→盾突き→高出力属性解放斬り
      と叩き込むと、ゲージを4分の1ほど溜めることが出来る。
      操作の複雑さを許容出来るなら、必要な小型モンスターの数を減らすことが出来る。

火属性攻撃強化テンプレ

  • 頭と腕がそれぞれLv2、腰がLv1で合計火属性強化Lv5となる。
    頭は生産時点でLv2が解放されており、腕はG6でLv1からLv2に強化され、腰はG6でLv1が付く。
    ただし、火属性強化は問題を抱えており、近接必須であるロックオンはリリース時点では頭と腕にしかない。
    上記の通り火属性強化Lv2を持つのは頭と腕で被っているため、ロックオンと火属性強化Lv5の共存が不可能となっている。
    • のちに装備にロックオンを持つディアネロコイルが登場。
      しかし、腰装備はレウスコイルによる火属性強化Lv1が必要なため、状況の改善には至っていない。
    • 更にその後、リオレウス亜種の実装に伴ってリオソウル装備が登場。
      胴と脚それぞれに火属性強化Lv1が付与されており*2、これによって火属性強化Lv5とロックオンの共存が可能となった。

水属性攻撃強化テンプレ

  • 腕と脚でそれぞれLv2、胴がLv1で合計水属性攻撃強化Lv5となる。
    腕と脚はG6でLv1からLv2に強化され、胴はG4でLv1が付く。
    胴のG4強化は特に問題はないが、腕と脚をG6にするのにストーリーのクリアが必須となり手間がかかる。

雷属性攻撃強化テンプレ

  • 雷属性攻撃強化Lv5とロックオンを積む装備構成。
    構成はクルルヘルムカガチメイルジンオウアームカガチコイル、自由枠。
    雪華散らす碧雷にてジンオウガが追加され、雷属性強化Lv2を持つジンオウアームが実装されたことで
    雷属性攻撃強化Lv5とロックオンを積むことが可能となった。
  • 腕と腰でそれぞれLv2、胴がLv1で合計雷属性攻撃強化Lv5となる。
    腕と脚はG6でLv1からLv2に強化され、胴はG4でLv1が付く。
    • 最大の問題は腕のジンオウアーム
      ジンオウガは大連続狩猟限定モンスターであり、更に腕をG6に強化しないとLv2にならない。
      ジンオウアームをG6に強化するためには大体ジンオウガを15体ほど狩猟する必要がある。
      • ただし、大連続狩猟は問題しかないシステムで、田舎などのマルチができない環境下の場合、
        星6ジンオウガをソロで倒せる実力(目安はG7以上の氷属性武器)がないと、そもそも作成権が与えらない
    • しかし、ツィツィヤックの実装で事態は好転。
      何と頭防具にはLV2が搭載されており、胴と腰をカガチ防具にすれば、
      最大LVを保ったままロックオンとの併用も可能となったのだ。
      とはいえ、この編成だと回避距離LV2がセットになるので、
      使いづらさを感じたらオウガ防具を作成するまでの繋ぎと考えてもいいだろう。

氷属性攻撃強化テンプレ

  • 氷属性攻撃強化Lv5とロックオンを積む装備構成。
    構成はクルルヘルムベリオメイルベリオアームギエナコイル、自由枠。
    雪華散らす碧雷にてベリオロスが追加され、氷属性強化を持つベリオメイルとベリオアームが実装されたことで
    氷属性攻撃強化Lv5とロックオンを積むことが可能となった。
  • 腕と腰でそれぞれLv2、胴がLv1で合計氷属性攻撃強化Lv5となる。
    • なんとベリオロスは3月以降は姿を消してしまうことが告知されている。
      そのため、ベリオメイルとベリオアームの作成が不可能となり、
      アップデート前のテンプレである氷属性攻撃強化Lv3が最大値となってしまう。

ライトボウガンテンプレ

  • 装填速度と反動軽減を積む装備構成。
    リリース時点で最も使われた構成は、カガチヘルムウルムーメイルギエナアーム、自由枠、ボロスグリーヴ
    つまり「カウギ〇ボ」。
    • 頭と腕で装填速度がLv3、胴と脚で反動軽減Lv3となる。
      胴と腕はG6でそれぞれのスキルがLv1からLv2に強化され、頭と脚はG4でLv1が付く。
      本家同様にボウガンは装填速度をなるべく速く、反動軽減をできる限り小さくするほうが他の火力スキルを盛るよりも
      DPSが向上するためこの構成が一般的。
      ただし、両方のスキルとも最大まで積むのにストーリーのクリアが必須となり手間がかかるのは注意。
    • 腰が自由枠となるが、各種属性強化スキルを積めるのが腰しかないため、
      雷はカガチコイル、氷はギエナコイルがテンプレとなる。
      ただし、属性攻撃強化が1しか積めない火属性と、腰装備に属性攻撃強化を持たない水属性は、
      リオハートコイルで見切りLv2を積んだほうが期待値は上昇する。
      なお、リオレイア亜種は出現低確率モンスターのため、作成できない場合は尻上がりが発動するジャグラスコイルか、
      連撃が発動するレイアコイルで妥協することになる。
    プケプケ亜種登場により実装されたプケラグーナコイルは、なんと一部位で装填速度と反動軽減がLv1ずつ付くという
    ライトボウガンの救世主とも呼べる大盤振る舞いな構成になっている。
    これによって「カウギ〇ボ」のテンプレは崩れ、ウルムーメイル、プケラグーナコイル、リオソウルグリーヴ(胴・腰・脚)の
    三部位で装填速度と反動軽減をLv3ずつ発動できるようになった。
    • 頭と腕が自由枠になったことで、かつてないほどに自由度が上がっている。
      その中でも火属性の恩恵は大きく、リオソウル脚に火属性攻撃強化Lv1が付いているので
      頭と腕をジャナフにするだけで最大レベルに組ませることができる。

MHF

  • MHFにおいてもテンプレ装備という概念自体は存在する。が、オンラインゲームということで装備が続々拡張され、
    装飾品の種類も1000種類を軽く超えるほど無数に存在したMHF-Zでは、
    最前線環境におけるテンプレと呼べる装備構成は一切存在しないと言っていいに等しく、
    ある程度まで進んだ後は自由度の高さを活かして自分なりに装備を考えるものと認識されている。
    メインシリーズだと、テンプレ装備=(特定条件下において)最後まで最強、
    というケースはざらにあるが、MHFにおいてはそのような概念は少なくともMHF-Z以後はない。
    そのあたりの事情はこちらも参照しておくといいだろう。
  • 2009年頃までは装備数が増えていながら実用性という観点はまた別問題であったため、
    最前線環境におけるテンプレ装備と称されるものは複数存在していた。
    だが同年末のシーズン7.0で実装されたスキルカフによって、
    装備バリエーションが一気に広がり、以後テンプレは目安的な概念へと変わっていった。
    その後も、特に強力な構成は(上記の状況下でも)「テンプレ装備」として持て囃されていた他、
    最前線環境に至るまでの攻略に有用な装備構成は複数提示されていたため、
    「テンプレ」という概念自体はMHFにも残ってはいるが、
    メインシリーズのテンプレ装備とはかなり異なる扱いになっていると考えてよい。
    • かつては、「テンプレを使っておけば地雷扱いされない」と言われていたが、
      現在はその趣は全くなくなっている。
  • また、他シリーズの"テンプレ装備"にも言えることだが、
    MHFにおいては「プレイヤー間で流行した装備」がテンプレ入りするケースよりも、
    「テンプレ装備」として研鑽された構成がシミュ結果という形で流布され、
    それを参考にプレイヤーが装備構築する、というケースの方が多い。
    つまり、MHFにおけるテンプレ装備とは、
    "装備のバリエーションが現在ほど多くなかった時代に最前線で使われていたもの"と、
    "(実際に使われたかは別として)プレイヤーから注目を集めた装備構成"と、
    "現在最前線までの繋ぎ用として使われているもの"のことであると言える。
    以下もその観点に沿って記述する。

最後まで最前線までの繋ぎとして紹介されたテンプレ装備

イーオスシリーズ
その名の通り、イーオス一式で身を包んだ装備。
HR1、つまりゲーム開始直後の時点から作成可能。
必要な素材はHR1モンスターのイーオス*3から大半の素材を入手でき、
あとは若干の採掘素材(強化用の鎧玉・上鎧玉を含む)のみで、
HR1から作成できる防具としては十分な防御力がある。
スキルに関しては全く期待できないため、あくまでHR2に上がるまでの繋ぎとして見た方がよい。
実はサービス黎明期から存在するテンプレであるのだが、
後述のククボシリーズと作成可能ランクが被っていたため廃れることになった。
ククボはその後、様々な変遷を経てHR2から作成できる防具として定着した節があり、
非常に短い期間ではあるがイーオス一式も再び需要として復活している。
ただ、MHF-G10のシステム改新の結果、下位モンスターの攻撃力と防御力はそれ以前に比べ激減しており、
初期装備であるホープシリーズを強化したものでも概ね問題なくHR2に上がれるようにはなっている。
基本を学ぶという点ではこちらを選択するのも別に悪くは無いだろう。
ククボシリーズ
HR2で作成できる、ククボFシリーズの一式装備。
G9.1、G10のシステム改新によって生産した時点で最終強化までもって行くことができる。
ククボFはHR2はおろか、HR4、HR5最序盤でも通用する防御力・スキルを発動させることが可能。
その高性能さ、及びかつてはHR5(現HR1)から作成可能ということで、
イーオス一式を初めとした多くのテンプレ装備を淘汰した装備であった。
G9.1の改新によって生産直後にFシリーズ最終強化が可能になり更に一択なものとなったのだが、
G10で生産クエストがHR2から配信されるようになったため、
少なくともゲーム開始直後~HR2までは別の装備で凌ぐ必要が出るようになった
(上述したイーオス一式がそれを受けて復活したとも言える)。
ちなみに現在では「特殊素材クエスト」にて、
必要な生産・強化素材をまとめて入手できるようになっているが、
MHF-ZZにて当該クエストの出現条件がHR2からHR1に変更されたようで、
現在ではHR1から作成できる装備となっているようである。
  • なお、実装当初は最終強化に必要な(旧)HRは71であり*4
    フォワード.3で強化素材が変更されて(旧)HR22~最終強化が可能になった。*5
なお他の防具を混在させることで性能をUPさせることもできる。
詳細は上記記事の「ゴゴククボ」を参照。
ちなみに、元々ガンナー用としてはイマイチとされていたが、
ガンナー(特にボウガン)のHR4までの要求スキルが変化したこともあり、
HR2時点では弓用、HR3以降はそれに加えボウガン用としてもそこそこ使える装備にはなっている。
  • 余談だが、見た目は一式装備なので良好。
    ただし男性ガンナー用の頭防具はイャンクックを模した被り物であり
    (剣士は被り物ではない)、見た目の変態度という意味では凄まじいことになっている。
  • ククボの弱点はFYシリーズ以降が存在しないため凄腕以降は防御力などに難を抱える点。
    現在ではHR5突破褒賞で入手できるコルーデFYシリーズ+SP防具で構成した装備が
    ククボの直接の乗り換え先、かつ剛種防具などを入手するまでの繋ぎとして
    示されることが多い。
ウオワオSP
頭部位をSP防具とし、残りを全て天嵐防具で固めたシリーズ。
具体的には胴がウィンドF、腕と脚がオディバFシリーズ、腰がワダツミFとなっている。
元々後述する「超ウブワフ」の変形である「超ウオワオ」というテンプレ構成が存在していたが、
HR帯の装飾品環境の強化によって「超」つまり超絶のピアスという防具が必要なくなった事で、
HR5の斬れ味レベル+1・天嵐防具メイン構成装備として復活(?)することになった。
下のディオレテンプレと比較しスキルの充実性という面では一歩劣るものの、
絶対防御態勢が無いためプレイスタイルに影響を与えにくく、
天嵐防具で構成することになるHR5時点でも実用的な性能である事などが利点。
基本性能を高級耳栓にする場合で剛護珠2個、最初から超高級耳栓にしたい場合は剛護珠5個を基本とし、
基本的な火力水準である大3に引き上げるため空きスロットを剛力珠で埋めたとしても6個空き、
SP防具で相手に合わせて風圧・耐震・属性耐性を切り替えることもできる点も含めてスキル構成の自由度が高い。
ただし、腕と脚が刺々しい方向で統一されているとはいえ見た目は悪い。
また、覇種防具への強化を行うと更に高性能なものになり、
腰以外の3部位はHR6ギルド指定クエストまでの範疇で素材を集められるが、
残る腰の強化素材がよりによって覇種パリアプリアである。
そのため強化については無理に考えなくてもいいかもしれない。
ディオレテンプレ
HR6以降に作成できる覇種防具ディオレFXシリーズを用いた装備構成。
頭に同じく覇種防具のメラギFXを用い、剣士の場合は胴以下は腕と腰、
ガンナーは胴と腰をディオレFXにする必要があるが、残りは天嵐防具のディオレFを用いてもよい。
いわゆる天嵐・覇種防具5部位の装備であり、G級以前の主力武器である剛種武器、天嵐武器、
そして覇種武器の性能を限界まで発揮させることが可能。
そもそも天嵐・覇種防具5部位はMHF-Z以後においてもHR帯で取れる現実的な選択肢として
最強の防具構成」と断言してよく(かつて対抗だった防具群はHRG級共に生産する意味を完全に失った)、
その中でも特に強力な構成となっていたのが本構成である。
最大の特徴として、かつて最前線ハンターに屈指の人気があった、
強力な保護スキルである「絶対防御態勢」をHR帯の時点でスキル不足を抑えつつ発動可能なことが挙げられる。
強化難度に関しても、覇種素材以外は入手がそこまで困難ではない。
絶対防御態勢は調整の結果最前線ハンターには不人気となってしまったが、
ことHRを駆け上がりG級を目指す上では便利極まりないスキルであり、実用性自体は揺らいでいない。
それ以外のスキルも剣士の場合、
「攻撃力UP【大】,見切り+3,高級耳栓,回避性能+1,集中+1,業物+1,斬れ味レベル+1,根性」
とHR帯では間違いなく最強レベルであり、それでいて二つスキルを付ける余裕がある。
ちなみに実際には覇種・天嵐防具のスキル一段階強化能力によって、体力や覇種防具の数によるが
「攻撃力UP【特大】,見切り+4,超高級耳栓,回避性能+2,集中+2,業物+2,斬れ味レベル+1,ド根性」
という状態で戦うことができるようになっていた。
ガンナーも弓とボウガン共に最高レベルのものが構築可能。
更に言えば武器スロットや、HRの時点では活用し辛いスキルカフも必要としない
難点は覇種防具の強化に、いわゆるキークエストに絡まない
(その性質上、下手なG級クエストより難易度の高い)覇種パリアプリアの撃退が必要な事だが、
幸いこちらも実装当初から見ればかなり素材が手に入りやすいので、
「元気のみなもと」を駆使すれば割に合わないという事はない。
ディオレ、メラギ共に烈種防具まで強化できるので、やろうと思えばG級でもある程度は戦える。
メラギは始種強化ができるがスキルが大幅に変わってしまうので、
ディオレもそうだがそこまで強化して使うならG級防具に混ぜる形で運用した方がいいが、
いずれにせよ頑張ればGR200の辿異種★1までならなんとか戦っていけるポテンシャルはある。
そしてサービス終了になっても覇種防具がHR帯最高の装備という点においては揺るぎが無いため、
この装備はHR帯に関して言えば問答無用で最強の装備構成だった、超優良テンプレ装備と言えるだろう。
ただ、メインシリーズユーザーから見れば目も眩むような恐るべきスペックを持つ構成ですら
MHFでは「つなぎ」ポジションの装備に過ぎず、
しかもゲーム内の実態としては開発された時点で既に「つなぎ」ポジションであったため、
実際に作るかどうかはハンターの考え方次第であったとは言い添えておく。
  • この装備は上述した「テンプレ装備」として研鑽された構成がシミュ結果という形で流布されたもので、
    ネット上のユーザーの考え方の差異なども相まって、
    過去に極めて重大な意味をもつ装備構成として語られていた。
    詳しくは後述。
高橋テンプレ
剥ぎ取り回数を確保しつつ素早く剥ぎ取るための装備。
スキル「剥ぎ取り名人」と「高速剥ぎ取り&採取」を組み合わせていれば、
概ねどんな構成でも高橋テンプレと呼ばれる。
由来は、高速剥ぎ取り&採取と剥ぎ取り名人=高剥名人となり、
それが16連打で有名な某ゲーマーにあやかる形でこの名前になった。
現在のMHFにおいて、辿異防具などの最前線向け装備に両スキルを搭載するのはあまり現実的ではなく、
連続ログインブーストなど剥ぎ取り数を上げる手段も存在することから、
強敵相手の装備というよりはむしろ採取・小型向けクエスト特化という趣が強い。
そのため、採取+2や運搬関係スキルなどもセットにする人が多い。
特にG級序盤は採取や小型からの素材も重要になるため、G級序盤でよく活用されていた。
なお現在では、ハンターナビの充実や精練珠の直接生産により、
採取素材や小型の素材を集める必要性は殆どなくなっている。
強いて言えば、ラヴィエンテ猛狂期の剥ぎ取りクエストにて便利であるため、
それに取り組むのであれば、作っておいて損はないものとなっている。
ちなみに過去には拡散祭りなどのお供として用いられることもあった。
エントラシリーズ
G級防具エントラシリーズを使った装備構成。
目標となるGX Lv1までは実質★1G級モンスター、ナビ報酬素材のみで一式強化できる手軽さだが、
エントラシリーズ自体が一式で超高級耳栓龍風圧無効回避性能+2斬れ味レベル+1(or剛弾)・一閃+1
という防具の要求素材に反して、HR帯から見ればかなり強烈なスキルが揃っている。
剣士は斬れ味レベル+1があるためどんな武器でも使いこなせるという印象があり、
ガンナーは装填数UPや反動軽減がないことから弓向けとされることが多い。
また、ハンターナビでは"エントラGF(GX)シリーズにグレン剣珠GFを10個詰めろ"というお題がある。
この装飾品はその前のお題の報酬でそのうち9個分を自動的にもらえるようになっているうえ、
グレン剣珠GFは1スロットで「剛撃+2、怒+2、達人+3」という強力な装飾品であり、
10個装備すると剛撃+3(=攻撃力UP【絶大】)、見切り+3ブチギレ(火事場力+2+真根性)が発動する。
エントラシリーズは全部位がスロット3なので10個詰めてもあと5個分の空きスロットが残る。
グレン"剣"珠GFだが、もちろんガンナーでも使えるスキル内容であり、
現在のMHFにおいては文字通り「最初のG級防具」としてのポジションを確立している。
なお公式の位置付けとしては、GXLv1で止めて次の装備に移行するものになっているらしく、
GXLv2以降の強化についてはハンターナビで素材の補填が成されないという弱点を有している。
フロガダシリーズ
穿龍棍関連のイベントから始まり、復帰区限定配信を経て、
現在はハンターナビ・GR用2で最初に作る、「第2のG級防具」というポジションを確立している防具。
剣士・ガンナー共に基本の保護スキルと言われている聴覚保護・風圧無効・耐震を
3点セットの豪放という形で持っているのが特徴。
また、この防具は極征クエストの素材を使わずGX Lv7まで強化可能という特徴がある。
剣士はエントラと違って匠に関する効果がなく武器を選び、スキル構成も穿龍棍向けではあるが、
現在ではGR用2ナビの冒頭にて非常に長い紫ゲージをデフォルトで持つG級武器を生産できるため、
(属性によるモンスターとの相性はともかく)概ねどの武器種でも問題なく運用できる。
ガンナーは装着(装填数UP+装填速度)+反動軽減という、ボウガン向けのスキル構成。
どちらもグレン剣珠GFを10個入れると剛撃+5になるという特徴がある。
なおハンターナビ・GR用2ではフロガダの次に第三のG級防具とも言える
「ラースGXシリーズ」を作ることになるが、こちらは上記2種よりややクセが強い防具になっている。
ラースシリーズ
上述の通りフロガダの次にハンターナビで示される防具。
エントラ・フロガダは基礎的な保護スキルや剣士ガンナーそれぞれの基本火力スキルを備えるため、
5部位装備してここに至るまでの装飾品を装着すればある程度運用が可能であったが、
ラースシリーズは少し事情が異なる。
まずラースシリーズがスキルポイントを持つのは剣士防具の耐状態異常を除けば全てG級スキルであり、
中には炎寵、纏雷、巧撃といった近年追加された強力なスキルも含まれるのだが、
その代わりに基礎的な火力/保護スキルは、
剣士全部位の剛撃とガンナーの全部位扇射及びガンナーの一部についている三界の護りぐらいであり、
グレン剣珠GFを10個入れただけでは実用性には欠ける。
そのため基礎的な必要スキルを装飾品で補う必要があり、
入門用として最後に提示される防具として、
"プレイヤーが自分でスキル構成を考え防具や装飾品の組み合わせを考えていく"ことを促しているともとれる。
一閃や三界の護りなどに関しては、
ラースシリーズより前にハンターナビで登場するG級装飾品も繋ぎとして活用できるだろう。
コリニィシリーズ
2017年夏の10周年イベントで登場し、現在は生産素材クエストが常時配信されている。
辿異防具であり、生産にはGR200になっている必要がある。
辿異防具は原則一式運用を想定した性能になってはいないのだが、
この防具は一式でも割とバランスの取れた性能になっている。
Zシリーズ一式で剛撃+3と一閃+2、豪放+2(16P)が発動し、腕利き12P、纏雷8P、閃転8Pのポイントを持つ、
剣士は剣神16P、ガンナーは弾丸節約術16Pと、基礎的なものがあと少しで発動するようになっている。
そのため、GR200までに集めた装飾品で補填することでこれらのスキルを容易に発動でき、
いわゆる「剛閃8」と呼ばれる剛撃+5・一閃+3の構成も現実的なものになる。
しかも聴覚保護・風圧・耐震それぞれを強化する部位が存在する(剣士・ガンナーとも)ため、
豪放+3にすれば超風圧、超咆哮、超震動など辿異種が使う厄介な妨害要素をまとめて無効化できる。
生産素材も他の辿異防具に比べると軽い(強化素材は同等以上)のも利点。
生産素材クエストは辿異武器が必要だが最近ではこの入手手段も拡張されている
ただしスキルは汎用的なものしかないため、剣士ガンナー共に特定武器種に特化した構成を作るのは大変。
あと、女性用は人によっては外装変更で封印したくなるレベルの恥ずかしさ。
  • 上述の通り、これ以降はもうテンプレと言える防具は基本的に存在せず、
    "基礎的なスキルを確保しつつ現在の自分のランクで作成可能な装備・装飾品で実現できる上積み"
    というラインでの装備更新を自分で考えて繰り返していくことになる。
    その際にはMHSX2Gに代表されるスキルシミュレーターを活用するといいだろう。

過去

  • 注目されたこと、または一時代を築いたことのあるテンプレ装備。
    最終アップデート時点において敢えて生産する意義は薄かったが、資料として残すには値する。
    なお以後の記述で掲載しているHR・SRはG9.1以前の旧仕様なので注意。
バケツテンプレ
発動スキルは攻撃力UP【大】高級耳栓ランナー砥石使用高速化
体力回復アイテム強化がメジャー。
腕力珠の代わりに剛力珠を使った場合見切り+3火事場力+2が追加できる。
サービス開始初期から存在するMHFの入門用装備構成。
公式からも「先輩ハンター伝統の防具セット」と認められている。
これは冗談でも何でも無く、本当にMHF公式のブログに搭載された過去を持つ。
入門用だが、あくまで実用できるのは上位からである。
装飾品は下位・上位前半相当のものしか使わず、あくまで防具の組み合わせで多種のスキルを出す、
というMHFの楽しみの一つを実感しやすい防具であり、性能上ククボに劣るというわけでもない。
上位に上がらないと作れない点は難点だが、現在でも作って損することはない。
見た目は凄まじく、男キャラの強烈なピンクバケツ
太ももを包むこれまたピンクタイツが目を引く。
最近は上のククボテンプレの強化や、その見た目のせいか、見かけることは少なくなった。
前述のディオレテンプレがHR帯におけるもっとも強力な装備構成だとしたら、
こちらはMHFにおけるもっとも有名な「見た目の」テンプレ装備であったと言えるだろうか。
そのためサービス末期でも、ロビー装備などに仕込む人は時々見かけられた。
シルアカテンプレ
シルバーソル+アカムトを組み合わせた装備。
MHFのテンプレ装備の中でも最古参に該当する装備である。
元々はHR100~の装備であり難易度面から後述のトリアカに取って代わられていたが、
HR71~作成可能なバージョンが後に誕生している。
詳しくはこちら
トリアカ
上記の「シルアカ」のアレンジ装備。
HR100以降に作成できるヒプノRフォールドを加えたので鳥アカ(ム)、
つまり「トリアカ」と呼ばれるようになった。
シルアカをベースとしつつ、より多くのスキルを有し防御力に優れるのが利点であり、
対変種用としては非常に便利。
剛種も一部には通用するが、スキル的に辛い相手もいる。
多くの素材は上位の内から集めておけるのだが、使用を躊躇うようなレア素材も少なくない。
また、どの部位も将来性が無いため、現在では凄腕前半におけるスキルの指針として、
トリアカスキル(剛力・匠・高級耳栓)という形で紹介されている。
ちなみに頭を神楽・覇 【兜】にすると、スロットが1つ余る「トリア神楽(とりあかぐら)」となる。
特に1スロットで笛吹き名人を付けられるので狩猟笛の場合は重宝した。
ちなみに現在シルアカとして伝えられているHR71~版シルアカの頭もまた神楽であり、
腕以下3パーツの変更+頭強化+装飾品入れ替えでトリア神楽、
そこから頭も変更したのが純正トリアカという流れが存在している。
HR71~版シルアカは「無料期間中に作れる」という利点でピックアップされるようになったが、
こちらはその気になれば1戦クリアするだけで作成できて即戦力になる遷悠防具の存在もあり、
現在では手間と性能が釣り合っていない装備の典型的な例と見られている。
G9.1で作成労力自体は劇的に緩和されたがそれは剛種・遷悠防具も同じであり、
トリアカ自体の作成意義はこれといってないのが現状である。
  • 遷悠防具実装前は剛種防具を除いたHR100~300帯の通常生産可能な匠装備が、
    トリアカ時代からほぼ増えていなかった。
    そのためHR100ですぐ作成に着手でき、課金装備やスキルカフを使用せず、
    イベント等の作成制限も無く、対象クエストの難易度が低い斬れ味レベル+1装備はと言われると、
    上記のパーツ換装の流れもあって結局これに行き着いてしまうということは少なくなかった。*6
    • 余談だが、課金防具と課金カフを併用することでSP換装防具にするアレンジも存在していた。
      内容は腰を昇龍/百烈(スパIVキット)もしくはグロリア、腕をバサルRもしくはゴスペル*7とし、
      匠カフPA1と匠珠1個で斬れ味レベル+1を発動、その他に攻撃力関係の装飾品をセットし、
      頭のSP防具に入れる装飾品を相手などによって選ぶというものである。
アークテンプレ
MHFに古くから存在する「アークシリーズ」という防具を主にしたガンナー用テンプレ。
当時の仕様にて主力とされていた「毒弾」「麻痺弾」を多くのボウガンで扱えるよう調整した装備構成で、
その為に不可欠な装填速度+3、反動軽減+2、装填数UPを発動できる。
また、頭部位をSP防具とすることで、通常弾/貫通弾強化を装填速度の代わりに入れ、
超速射ライトボウガン用としても運用可能ではあった。
頭部位がSP防具のため多少は見た目の調整が効くのも(トリアカに比べ)利点と言える。
(特に)剛種クシャルダオラのヘビィボウガン枠装備として流行したのだが、
「狙い撃ち」スキル実装後は器用貧乏感が否めなくなり、
シーズン10にて毒麻痺弾の仕様が大幅変更されたことで装填速度+3と反動軽減+2を無理に両立させる意味が薄れ、
フォワード期中盤には廃れてしまった。
ちなみに名前の由来となっている「アーク」はシャガルマガラの「アークシリーズ」のことではない。
後にシャガルマガラがMHFで登場した際も、名前被りを防ぐためにシャガルシリーズとなっている。
武神ゴスガス
スフィアシリーズをベースとした組み合わせの1つ。
神楽・覇【兜】、ゴスペルメイル、スフィアFアーム、ガレオスLフォールド、スフィアFフットの組み合わせを、
シミュレーターでの出力結果を縦読みしてこう呼ぶ(「武」は武器スロット)。
後発の超ウブワフ、ヘヘオヘオ等の縦読みテンプレ装備の元祖である。
ゴゴルコ(ベルルコ)
シーズン9.0で実装されすでにお馴染みの装備となっていた「匠+5」を有するベルFXグリーヴ、
同じくお馴染みとなっていた超絶のピアスVIに、
フォワード.2で実装されたゴゴFXメイルとルコFXウイングをあわせた装備。腕はスパ4キットの昇龍/百裂。
ベルFXグリーヴは実装以降さまざまな匠装備の要として大人気であり、さまざまな装備で使われていた。
ゴゴルコはその中で最も流行したバージョンである。
スキル構成はいつもの剛力セット・匠・超耳・龍風に業物+2・ランナー・回避性能+1・早食いと(当時の基準で)充実していて、
超絶のピアスVIを入れると不足しがちになる防御力もFX3部位でしっかりある。
この装備は元々腕に課金装備を用いたテンプレ装備であるが、腕もFX防具でカバーする例も見られる。
緩和されたとは言え3~4部位となると大量の古龍剛種素材を使うのと、
天嵐防具の(間接的な)緩和により作成意義が薄れた。
そしてこのテンプレには防具自体に特殊効果があるパーツは一切なく、
肝であるベルFXグリーヴを性能・作りやすさ共にほぼ完全に凌駕したジンオウグリーヴの実装により、
このセットを作る意義は最早完全に失われている。
2014年にスパ4キットの販売形態が変更された*8ことでコストが上がり、
MHF-Zアップデートの際に販売が終了しているのでそもそも組めない。
防具作成労力は大幅に緩和されているが、超絶のピアスVIを入手できるのが遅すぎるため、
その頃には遷悠・天嵐防具が主体となってしまうだろう。
超ウブワフ
オディバアルテラが無かった、
天嵐防具実装初期(フォワード.4末期)の、天嵐防具を主体としたテンプレ。
頭を超絶のピアスVIとし、上から順にウィンドF、ブリッツF、ワダツミF、フレイムFで構成する。
これはこの4部位が当時唯一匠のSPをもつ部位であったことに由来する。
装飾品の組み合わせによってスキルアップグレード効果無しでも剣士全般で必要なスキルを発現でき、
また超絶のピアスVIが提供する高級耳栓と龍風圧無効がアップグレードされることで
体力がある程度残っているうちは(当時の基準で)あらゆる咆哮・風圧を無効化する*9
当然、天嵐防具の特殊効果も100%ではないが発揮される。
当時の天嵐防具の強化難度の高さから構築当初は見た目の問題もあってネタ構成で、
下手をすると「天嵐防具の酷さ」を喧伝・揶揄・批判するための材料として使われていた感は否めないのだが、
覇種」実装で事態は一変し、本気で作成に取り組むプレイヤーが増えることになった。
その結果様々な亜種、別種が誕生し、天嵐防具の実装コンセプトである「秘伝防具への対抗」として、
再び混合防具の風を吹かせる立役者となった。
先述した見た目であるが、男女で多少の差こそあれ、茶色いプレートメイルの胴に白いモフモフの腕、
紫色の生物的なスカートに腰まで真っ赤な金属に包まれた脚と、どこをどう取っても全くマッチしていない。
MHFの装備を語る上において「キメラ」というフレーズが生まれたのは本構成がきっかけとなっており、
故にメインシリーズプレイヤーが言及する「キメラ」とは意味合いが異なっている。
当初の仕様では超絶のピアスVIの入手タイミングはHR600であり天嵐防具の入手可能時期とも重なっていたが、
後に秘伝書入手タイミングの緩和により頭と他部位の入手時期に差がつき始めたことで廃れていった。
前述のウオワオSP、ないしはディオレテンプレが実質的な後継者と言える。
超ウオワオ
上記「超ウブワフ」の腕と脚をオディバシリーズにしたバージョン。
前述したウオワオSPの元になった防具構成である。
超ウブワフと比較した場合、オディバシリーズの腕及び足は天嵐防具の時点で聴覚保護+5があるため、
超絶のピアスVIと組み合わせることで超高級耳栓を常時発動することができる
またどちらも剣術+5があるためどんな武器でも弾かれ無効となり、剛種防具効果で追加ヒットが発生するようになる
そういったことからスキル面では実用性が強化されているが、腕と脚が刺々しい方向で統一されたとはいえまだ見た目は悪い。
上述の事情により、G10以降は剛護珠を使って本体に聴覚保護を組み込むアレンジであるウオワオSPが主流となった。
ウオワオSPと比較すると、防御力が低く*10風圧を他スキルに置き換えることができない代わりに
火事場力+2の発動が容易*11
通常の装飾品スロットはどちらも6つ空いている。
なおアルテラ、トリド、トアなど匠を持つ天嵐防具が増えた現在では、
「ウブワフ」「ウオワオ」に拘らなくても十分な装備を組むことができる点にも注意が必要である。
フルビステマ
フォワード.3~4前半期に流行った捕獲用に特化した装備。
ククボ同様、テンプレというがフル装備である。
生産には謎クエと呼ばれるクエストの報酬であるポルタ輝石が必要なため、難易度はやや高い。
捕獲はHCクエスト実装で一旦は下火になっていたのだが、
秘伝防具を作成するプレイヤーの間で「秘伝防具強化に使わないHC素材は不要」という価値観があり、
それなら捕獲した方が早いということで使われた。
その後、同じく捕獲に便利なスキルを持つ早技SP・真の実装や、
天嵐防具・グーク鍋などHC素材の重要性が上がる要素が次々と実装されたことで使用者は非常に少なくなった。
ヘヘオヘオ
MHF-G1でピックアップされた装備。
ヘッジGFヘルム、ヘッジGFメイル、オディバFXアーム、ヘッジGFフォールド、オディバFXグリーヴ
という構成。名前の由来は超ウブワフ同様、頭文字をつなげたもの。
いわゆる「G級防具3部位+覇種防具2部位」の構成であり、この構成自体はG級防具の特殊効果と
覇種防具の特殊効果を両方得られるG級前半では非常に有効である。
この装備がピックアップされたのは、当時G1ではヒュジキキの狩猟解禁が事実上のゴールであったこと、
スキル面で実用性が高いこと、そしてそこまでの道程があまりにも苦行すぎたため
モチベーションの高揚を図る効果もあったことが挙げられる。
また、某匿名掲示板では「ヘヘオヘオ」というどことなく間抜けな響きを気に入っていた者も多かった。
新スキルである剛撃+2・反射+2が発動するためランス用として有効だが、
同時に(G1当時の)ランスにはデメリットもあるスキルである剣術+2が発動してしまう。
また、そのままだと斬れ味レベル+1が発動しないため、
発動させる場合はスキルカフや装飾品で補う必要があることがネック。*12
そのため実際はかなり中途半端な装備セットであり、G2以降はテンプレとは見なされなくなった。
更にG級入門用としてかなり優秀なエントラシリーズの登場により、
G級初期のテンプレとしてもピックアップされることはなくなったが、
「MHF-G1時はG級防具は防具としての価値はなく、全く用いられていなかった」
という誤った認識への反論としてこの装備構成の存在が引き合いに出されることはある。
扇射秘伝
MHF-G3にて開発された、秘伝防具にG級スキル「扇射」と真根性を搭載した構成。
「秘伝防具」そのものは全盛期(フォワード.4~フォワード.5)は
「テンプレとして扱うべきではない」という声が多めであった(理由については秘伝防具の記事等を参照されたし)。
だがその絶対性が大きく揺らいだMHF-G以後において、当時秘伝防具を持ち込んでG級昇級し、
持ち込んだ秘伝防具をどうG級で活かすかを考える事が(一部のプレイヤーの間で)当たり前だったという風潮があり、
そんな中秘伝防具最大の欠点とされた「生存性の低さ」を真根性で補いつつ、
MHF-G2まで用いられていた「グレン剣珠GF10個」以上の構成を模索する中で生まれたものである。
内容としては秘伝防具の10スロット全てにディス射珠GX5を装着し、元々の発動5スキルに、
一閃+2」「豪放+3」「ブチギレ」「扇射+3」を追加した、というもの。
ネ実や一部の個人サイトなどでは本構成の存在を根拠として「G級防具不要論」が跋扈していたが、
実際にはMHF-G3の時点でも、この装備構成は一部にしか広まっていなかった事が分かっている。
詳しくはこちらを参照してほしい。
幼女テンプレ
MHF-GGで実装されたフォロクルルの製錬装飾品を使う大銃仙のテンプレ装備。
こちらも上記の流れから生まれたものである。
フラン射珠GX1(溜め短縮+3,剛撃+2,弾丸節約術+2,怒+2)を用いることで、
剛撃やW属性強化などの基本的スキルに加えて節約達人や集中2といった、
大銃仙での属性撃ちにおいて有用なスキルが発動できるため非常に人気が高かった。
当時、「属性銃仙の完成型」と呼ばれていたほどである。
GGで完成した、ということから察した人もいるかもしれないが、
この装備はG5以降一気に加速した装備環境の更なる刷新に対応することができなかった。
またこの装備はGXシリーズに強化しなくても使えることが利点として持て囃されたため、
耐久力にもかなりの難を抱えている。
一方この装備の普及によって「へビィボウガンは属性弾ありき」という風潮が更に強まり、
G7以降始種防具の実弾強化効果で大きな装備の変革が起こったライトボウガン、弓に対し、
属性弾であればこの装備がほぼ最高火力に近い構成となっているへビィボウガンに関しては、
装備変革が遅れている(実弾の装備構成研究が進まない)という弊害が、
G9のG級進化武器実装まで発生していた。
ちなみにG10で銃仙スキルの補正が引き上げられ、大銃仙は変更されなかったことにより、
純粋な属性弾撃ちでもこの構成が最高火力になることはなくなった。
  • 大銃仙はヘビィボウガン秘伝防具一式のため、幼女とは縁もゆかりもないごつい見た目になる。
    この名前の由来は、当時この構成をネ実に投下したプレイヤーが、
    名前を伏せるのを忘れたままステータス画面を掲載してしまったため。
ディオレテンプレ(過去)
内容としては先述のディオレテンプレと同じだが、
この装備が考案された当時(MHF-G5以降)はネ実wikiなどを中心に
「HRを重点的にやり込んだ先に存在するエンドコンテンツがG級である」という見識が流布されており
(これは実態と異なるものであったと言える。こちらも参照のこと)、
その見識においては「HRで労力をかけるべき対象は秘伝防具か覇種防具か」というのは重大な事項であった。
それに「決着をつけた」(覇種防具でいい)と称されたのがこのディオレテンプレである。
理由としてはHRランクプレイヤーの秘伝防具では絶対に発動できない「絶対防御態勢」が、
当時はG級最前線ハンターにも大人気だった、つまり人気スキルの先取りが出来たという事である。
また、絶対防御を組み込みながら強力なスキル構成にでき、かつある程度の自由性があったのも大きい。
強化についても現在より難度が高かったとは言え、
覇種防具はその殆どがHC素材であった事で、狩人祭やネカフェのNPでカバー可能だったのも大きい。
これにより、性能面と作成難度(手間)において完全に覇種防具(というよりディオレテンプレ)が勝った。
だがG級専用武器種「穿龍棍」が当時は一強ともいえる強さを発揮していた事や、
エンドコンテンツであった秘伝防具と比較して手間がかかりにくいという状況に過ぎなかったため、
本当にこれを作ってからでないとG級昇級すべきではないのか?という異論は全くないわけではなかった。
また、前述の通りこの装備群は「当時のHRハンターが試行錯誤の果てに生み出したものが流行した」訳ではなく、
おそらくは当時覇種をバリバリにやり込んでからG級に上がったベテランが導き出し提唱された装備であるため、
実際のHRハンターが皆これを作っていたかと言われると、疑問が残るところである。
特に覇種の素材入手難度については、
覇種パリアプリア討伐クエストの「撃退」*13で不確定ながら入手できるのだが、
不確定な上に当時はまだ必要素材数が多く、元気のみなもと前提でもやや集めにくいものがあった。*14
そしてこれは「始種防具」という、強化でスキル体系が大幅に変わる派生段階が無かった時の話であり、
それの実装以後下手をするとHRで作って以後お蔵入りという可能性が浮上するようになり*15
その後HRとG級の関係性が再度見つめ直されたことで、
本構成は「HR帯では間違いなく最強、つなぎとして作るかどうかはプレイヤーの考え方次第」
という位置付けに落ち着くこととなった。
前張りテンプレ
MHF-G5初期にネ実の穿龍棍スレで登場した穿龍棍のテンプレ装備。
G5パッケージキットである「飛天」装備、進撃コラボキットの「立体機動装置」、
そして前張りの由来となった「ディオレGFグリーヴ」を組み合わせることで、
穿龍棍の必須スキルをほぼ全て網羅した絶対防御装備である。
GG中期に新モンスターとして登場したディオレックスの装備で発動する絶対防御であるが、
当時はスキル発動の難易度が高く採用率は低かった。
しかしG5アップデートで絶対防御のスキルカフや装備が追加され発動が容易になったことで注目され、
絶対防御態勢を発動させる装備の研究が進むこととなった。
前張りテンプレもその時流の中で生み出された装備である。
なお穿龍棍用だが双剣用として使用することも不可能ではない。
ちなみに上述の「扇射秘伝」で使われていた装飾品を流用できることにもメリットがあるため、
基本的に真打ではなく扇射スキルを発動させることが前提となっている。
この装備は課金防具を2種類、それも片方は現在パッケージ限定の装備を用いるため、
9000円前後のリアルマネーがかかってしまうのが最大の欠点。
また、飛天とディオレGFで匠が発動するため真打との相性が悪く
特に秘伝スキルを搭載する場合スキル欠けが起こる場合がある。
  • この装備のもう一つの特徴は女性キャラだと見た目が壊滅していること。
    飛天を使用した場合、巨大な鈴とそこから大きな髪の房が垂れているのが特徴の
    「飛天ノ鉢金」(頭装備に限り、部位運用だと壊滅的)、
    ズボン系の脚装備と組み合わせないと丸見えになってしまう腰装備の「立体機動装置」、
    そして前張りの由来である超ゴツい「ディオレGFグリーヴ」(脚装備は褌付き)という、
    壊滅的な見た目が多数集まることで超壊滅的な見た目となっている。
    もっとも、頭と胴は(テンプレをそのまま使用する場合)同じ飛天装備を使用し、
    飛天装備のカラーバリエーションも白や青ならディオレ装備との統一感もある為、
    テンプレ通りに組んだ場合、主に見た目が壊滅しているのは下半身である。
    なお、男キャラの場合は非常にマトモ、むしろかっこいいと思えるくらいに見た目が良い。
    穿龍棍の人気故に装備更新が進んだ結果、現状ではこの装備セットは完全に陳腐化している。
    また現在では特典防具のコード入力期限切れなどもあり、新たに作成することはできなくなっている。
  • MHFでは課金装備を含む装備はテンプレとは呼ばない*16というのがMHF-Gまでの主流だったのだが、
    この構成はそれを覆すことになった。
前張りテンプレ(ヴァイステンプレ)
上述したように前張りテンプレは上記の装備構成であるが、
この構成があまりに穿龍棍と相性が良かったため、
「絶対防御態勢」を発動し、脚にディオレGFまたはオディバGFグリーヴを使う構成を、
その他の部位を問わず「前張りテンプレ」と呼ぶ動きが一時期広まった。
当時よく用いられた腰部位が「立体機動装置GP」か「ヴァイスGXナーベル」という、
どちらにしてもパンツ(褌)が丸見えになってしまう構成であったことも理由にある。
頭部位はスキルの関係上ディオレGFキャップを用いているケースが多かった。
これによって発動できるスキルはG6以前の今となっては古いスキルであり、
上のディオレテンプレと違いG級装備はその後も大きく刷新されていったこと、
そしてG級では絶対防御態勢がよりプレイスタイル次第で相性が激変するようになっているため、
現在では最前線での実用性は薄くなっていることは否めない。
  • なお、本装備がMHFにて最後に開発されたテンプレ装備ということもできる。
    ちなみにファミ通のMHF10周年企画でもこの時代に「流行した装備テンプレ」
    として前張りテンプレが挙がっているが、流石にこの名称では問題がある*17ためか、
    「ヴァイステンプレ」と呼称されている。

*1 属性付きだと盾突きのダメージが上がって倒してしまうため
*2 ただし、脚の方はグレート6に引き上げる必要がある。
*3 過去の仕様では強化素材にドスイーオスの素材を要していたが、現在の仕様ではドスイーオスの狩猟は一切不要。ちなみにG10以降におけるドスイーオスのクエスト目的地は旧HR11~のフィールドだった火山である。
*4 当時のククボF(Lv7)の強化素材には「銀色尾羽根」が含まれており、それの入手元であるヒプノック希少種が(旧)HR71~。
*5 ククボシリーズの時点では数量緩和に収まっているが、ククボFシリーズでの素材が全て(旧)HR22時点で入手可能なものに変更されている。
*6 ただし、トリアカはMHF-G以降の基準でも常時入手が容易、とは言えない素材も使うため「簡単」とは言えなかったが
*7 Xbox 360版のクローズドβ参加者、もしくはMHF特典コード付きXbox 360の所有者であれば、その特典であるスフィアやクロッスも選択肢に入る。しかもこれらはスロットが1個追加される。
*8 GGで3種セットの「ストリートファイターキット」としての販売に変更された
*9 流石にダメージを伴う音圧型の咆哮は防げないが
*10 実のところ、超絶のピアスVIの防御力は課金の頭防具(F段階)と同じ(Lv7で66)である。
*11 「超ウブワフ」「超ウオワオ」とも、14個ある装飾品スロットのうち8つに剛力珠を入れるのが基本構成。防具自体には底力のポイントがなく、この時点で火事場力+2が確定する。
*12 MHF-Gでの匠珠は装着にスロットが2つ必要である
*13 一定ダメージを与えた後20分経過
*14 ただ、現:HR6かHR7までは当時かなり長い道のりで、覇種にも複数回挑み、何なら撃退ではなく討伐も必ずしておくべきという主張があったことは否めない
*15 初期はこの点こそが「始種防具最大の欠点」として流布されていた。これは本テンプレの存在もあってのことだろう。
*16 これは誰にでも作れるわけではないということと、ネ実的に課金装備=地雷という風潮がかつては強かったため。ただしテンプレと呼ばれなかっただけで事実上同様の扱いをされていた構成は何度も登場している。
*17 詳細は自己責任で検索してほしい