武器/アトランティカ

Last-modified: 2024-05-04 (土) 05:14:06

MHP2GとMH4G、及びMHX(X)に登場する水属性太刀。アクアガーディアンの最終強化系。
どう見ても両刃の西洋剣(クレイモア)だが太刀と言ったら太刀なのである。

目次

概要

  • 遥か昔に繁栄したものの、現在は水底に没しているという遺跡から発見された文献。
    そこに記載されていたのは水の属性を付加したまま武器を強化する特殊な技術だった。
    これを当時最新の技術によって再現したのがこのアトランティカである。
    ただし文献には武器の形状は記載されていなかったため、ガーディアンソードを基本としている。
    • 因みに同様の機構を搭載した実験用の武器としてランスのサダルスードがある。
      これを完成形にした物がアクエリアスである。

性能

MHP2G

  • 集会所G★2で作成可能なので攻略用としても使用可能だが、その性能は素晴らしいの一言。
    • 無属性太刀として見ても強い攻撃力1296
    • 斬れ味もデフォルトで白ゲージ、匠スキルで30の紫ゲージが出現
    • 手数も重要となる太刀で見てもやはり十分な水属性350
    • ガードが出来ない太刀のスキル構成を大いに助けるスロット2
  • 水属性太刀には他にアメザリ刀が存在する。
    こちらは水属性500と、属性値では大きくアトランティカを上回るものの、
    攻撃力は攻撃力1104と、G級での武器としてはかなり低め。
    しかも匠で現れる紫ゲージが20と短く、さらにスロットが無いためアトランティカと比べるとやや扱いにくい。
    • iOS版はコラボ装備がオミット。これによりG級水属性太刀はアトランティカのみという状態に。
  • ウカム後にフロストリーパーGが登場するが、完全に下位互換であるため
    コレクション目的でない限りはあちらを作る意味は無い。

作成難易度

  • これまで性能について語って来たが、この業物を生産するのはなかなかに苦労する。
    アトランティカの前身であるアクアガーディアンを作成する為に、
    一発生産するか大剣のカブレライトソードから地道に強化するかの二通りの方法がある。
    問題はどちらの方法でもバサルモスの上位レア素材である岩竜の涙が3つ必要になる、と言う点である。
    そして苦労してアクアガーディアンを作成して、さあアトランティカを作ろうと思って必要素材を確認すると、
    またしてもバサルモスのG級レア素材である岩竜の剛翼2枚が立ちはだかるのだ。
  • 苦労して苦労してようやく作成したこの水属性太刀は、
    上記のようなその苦労に十分見合うだけの力を持っており、ハンターを大いに助けてくれる筈。
    そして鞘は黒と金のコントラストが栄え、刀身はガーディアンソードの形状を基に、
    青地に金の装飾の入った気品を漂わせる一振り。
    この美しい外見に惚れ込んで使用し続けるハンターは数知れない。

MH4

  • アトランティカそのものは登場しないが、強化前のガーディアンソードが再登場した。
    詳しくはリンク先を参照。

MH4G

  • ガーディアンソードのG級強化先としてアクアガーディアン、アトランティカが復活。したのだが…
    なんと属性が要覚醒である。よりにもよってガーディアンソードの欠点を引き継いでしまった。
  • 改めて、MH4Gのアトランティカの性能は
    • 高めだかP2G(270)に劣る攻撃力858(倍率260)
    • 水属性400。…だが、要覚醒
    • 斬れ味は白ゲージ20、匠で紫ゲージ20と弱体化
    • 復活した空きスロット2つ
    と、堅実なものとなっているがスロット以外は弱体化した。
  • 一方、製作難度は格段に落ちており、鉱石と少しのゲネル・セルタスの素材で作れてしまう。
  • 以上のことから今回のアトランティカは、少々の手間で作れる繋ぎ武器に格下げされたことが分かる。
    過去作で愛用していたハンターはこの仕打に涙を流したことだろう。
  • ただ、アクアガーディアンは製作難度が圧倒的に低いため、G1突入から真っ先に作成できる点は評価できる。
    アトランティカも製作時期と製作難度の割に攻撃力が高く、繋ぎとしては十分な性能ではある。
  • 攻撃と斬れ味が同レベルで、空きスロットが3つで且つ水属性420デフォルトで発動していると、
    まさにアトランティカの完全上位互換といってもいいガララ亜種の太刀・アルファルドによって、
    アトランティカは名実ともに過去の栄光となった。
  • MHP3以降、鉱石素材の武器はモンスター武器の繋ぎとするために意図的に弱く設定されているフシがあるため、
    アトランティカもこの流れに巻き込まれたと考えて良いだろう。

MHX

  • ガーディアンソードを強化することでアクアガーディアンに派生でき、最終強化でアトランティカに銘が変わる。
    攻撃力190、水属性値30、青ゲージと今作の水属性太刀の中ではやや控えめなものの癖の無い性能。
    斬れ味レベル+1から白ゲージが出現し、スロットが2つあるのが強み。
    スロットが必要ない場合はシャルトゥラたまのをの絶刀の斬振に出番を譲るものの、
    防具のスロットが控えめなMHXでは武器スロットの恩恵も大きいためスキルの自由度で差別化を図りたい。
  • MHP2Gでは強力な水属性太刀だったがその後登場しなかったり、
    復活したものの覚醒を要求されたりと不遇な立ち位置を続けてきた中で、
    スロット付きの扱いやすい水属性太刀として復帰していることに喜んだハンターも少なくはないはずである。
  • 作製難度の方は強化過程でレア素材を要求されることはなく比較的低め、
    ただしアトランティカへの強化に嵐気胞を使うため最終強化はHR解放後となる。

MHXX

  • 究極強化にてアルズオブマーレという銘になる。
    その性能は、
    • やや低いが及第点の攻撃力300
    • 高めではあるがずば抜けて高いわけではない水属性34
    • 素で白30、匠で紫40と斬れ味は上々
    • さらに増えた嬉しいスロ3
  • 今作では10本以上水属性太刀があるが、水属性太刀唯一のスロ3太刀である。
    ライバルの多い中でも差別化は可能。あとは見た目で選んでも差し支えないだろう。
  • 悪くない性能だが、攻撃性能だけではミツネ太刀、天眼太刀に匠有り/無し運用ともに見劣りする。
    • それに加え匠無しだと同攻撃力に素白40水属性53の双奇薙シャルバラルと、
      攻撃力290会心率25%水属性30匠延長不可の素紫20の業物・九十九牙丸が殴り込んでくる。
      前者は匠+2でも紫がたった10しか出ないので、匠+1運用で差別化が可能。
      後者はこちらが匠で紫を出しても物理性能で追い付けないところが厳しいがゲージの長さは一応勝る。
    • 他にも、物理寄りのものでは、
      シャルトゥリス、瀑水鎌ガノスハケティヴァッサーファロスウィルギガンカッターなどがある。
      属性値こそ勝るものの物理性能ではやはり劣りがち。
    • 見た目を重視するなら西洋風の装備に合う。
      ミツネ太刀2振りや九十九は和風な刀でありこちらと方向性が違う上、
      ウィルギガンカッターは巨大な爪の鎌、ヴァッサーファロスはホウキ、と癖のある形状。
      ガノスハケティ、シャルトゥリス、シャルバラルはヘンテコな好みの分かれる特徴的な形だし…。

余談

  • 名前や設定はアトランティス伝説に因んでいる。
    アトランティスとは大西洋の中心に存在したと言われた、
    大陸と呼べるほどの大きさを誇った島と、その島で繁栄を遂げたという王国である。
    強大な軍事力を振るい世界の覇権を取ろうとしたが、
    神の怒りに触れたために一昼夜にして海底に沈められたと言われている。
  • アルズオブマーレの字は「ars of mare」だろうか。
    仮にそうだとすると「海の芸術品」や「海洋の創作物」といった意味合いになる。
  • モガの村近辺には、古の時代に海の底へ沈んだとされる海底遺跡が存在する。
    関連性は不明だが、遺跡に住んでいた人々は水中で自在に狩りを行う技術を持っていたとされている。
    もしこの古代遺跡の文献から得られた技術で本武器が作成されたとすれば浪漫がある話である。
  • 後年ではガーディアンソードが登場するRise系列で復活が期待されたが
    超大型アップデートのMHR:Sに拡張されても、アトランティカの復活は叶わなかった。
    まだ古代文献の技術が広まってない地域なのだろうか。
    サンブレイクは各属性の武器が飽和しまくっているというメタ的理由もあるかもしれない。

関連項目

武器/ガーディアンソード
武器/氷刃【雪月花】 - アクアガーディアンから派生・強化される氷属性太刀。
武器/アクエリアス - アトランティカ同様、水没した遺跡の文献の技術から作成された水属性のランス。
フィールド/海底遺跡 - 海底に沈んだ古代遺跡が舞台のフィールド