煌黒龍の魂を宿した盾斧。
暗黒の力を手にする者を狂気に誘い、破滅へ導くといわれる。
(煌黒の盾斧)
煌黒の盾斧の最終進化型。
人の狂気は煌黒龍の魂を奮い立たせ暗黒の力を覚醒させる。
(煌黒盾斧アルプルガ)
目次
概要
- MHXXより登場した、アルバトリオンの素材を用いたチャージアックスである。
前作MHXではアルバトリオンが復活したことにより新たなアルバ武器が追加されることが期待される中、
操虫棍がアルバ武器参入を果たしたのに対し、チャージアックスに関しては何も音沙汰はなかった。
そして来たるMHXXにて、遂に念願のチャージアックスのアルバ武器が登場した。
性能
MHXX
- 生産時は煌黒の盾斧。そこから煌黒盾斧アルプルガを経て究極強化神滅盾斧アル・プルトとなる。
地味に"末尾に「ア」がつく"というアルバ武器最終形態の命名法則を破ってしまった
なお、前作で登場していた他のアルバ武器はレア度7であるのに対し、
こちらは生産時点でレア度10のため生産するにはG級のアルバトリオンを討伐しなければならない。 - そして気になる究極強化「神滅盾斧アル・プルト」は、
- G級究極強化武器としては低めの攻撃力280
- 非常に高い龍属性43
- それを後押しする強属性ビン
- 会心率は0%
- 生産時点で現れていた紫30は紫50へと延び継戦能力も高め
- スロットは2つ
高い龍属性をスキルで強化し、属性がよく通る部位を的確に狙い、
属性解放斬りをお見舞いしてやればかなりのダメージが期待できるだろう。
- アルバ武器であるが故に作製難易度は非常に高く、
生産時点で天を統べる角と煌黒龍の天殻と太古龍骨が必要となる。
この内、天を統べる角は部位破壊報酬限定かつ、破壊に成功しても必ず手に入るとは限らないという素材である。
そしてこれがキー素材となっているので、人によっては生産リストに煌黒の盾斧が中々出てこないということもある。
そして生産できても、今度は凶爪6本と瑠璃色の龍神玉が壁となってくるだろう。
- MHXXで満を持して登場した神滅盾斧アル・プルトであるが、
悲しいことに本作では立場が似通っているチャージアックスが存在する。
それはMHXXの二大メインモンスターの片割れバルファルクのチャージアックス赫醒剣斧赫醒盾斧ジルバッドである。- あちらは攻撃力300・龍属性48といずれもアル・プルトを上回っており、スロットも2つ備えている。
そして斬れ味ゲージは赤ゲージと白ゲージのみで構成されており、白ゲージが半分以上を占めている。
属性特化のチャージアックスとしてはステータスがこの上なく噛み合っているのだ。
そしてあろうことか本作では紫ゲージの補正が弱体化しているため、
アル・プルトの紫ゲージを以てしても、ジルバッドの白ゲージには勝てないのである。
物理/属性火力・継戦能力も負けるとは…
- あちらは攻撃力300・龍属性48といずれもアル・プルトを上回っており、スロットも2つ備えている。
- さらに極めつけと言わんばかりに、作成可能時期でも大きく差が開いている。
ジルバッドは必要最低HR12(村クエストを高難度のドス古龍まで解放すれば、必要HRは12で済む。
また、集会所のみの攻略でもHR35あればドス古龍クエストが解放されるため可能)で究極強化ができるのに対し、
煌黒の盾斧はHR80にならなければ生産すらできない。
作成難度に関しても、攻撃力が高く多種の属性攻撃を持つアルバトリオンが素材主である時点でお察しである。
一応、こちらはあの悪名高い例のアレが不要という利点こそあるが…ぶっちゃけ忘れていい。むしろ、入手難度の話になるとこちらの天を統べる角2本の方がヤバいので…。- 因みにギリギリまで勝っていたのにジルバッドが最終強化された瞬間負けてしまうトゥールビヨン・ギアには
物理期待値でギリギリ勝っており、属性値も2だけ上回られている程度。
…しかし上位やG級で炭鉱夫になったことがあるなら発掘も強化も存外に容易でG級古龍まで活躍できる。
最終強化時期はもはや言うまでもなく、必要素材はジルバッドよりも軽い。なんてこった…。
- 因みにギリギリまで勝っていたのにジルバッドが最終強化された瞬間負けてしまうトゥールビヨン・ギアには
- 以上のことから、性能・作成難度の両方を見てもアル・プルトは八方塞がりということになる。
強いて挙げるならば、幾らか弾かれ難いという点があるが、主力となる盾突きや属性解放斬りは弾かれ無効である…
せっかく新登場したアルバ武器だというのに、非常に残念である。酷い出オチ
MHW:I
- Ver.14.00以降にアルバトリオンが実装されたことにより、本武器もアイスボーンにて復活。
最終強化で煌黒盾斧アルプルガとなる。
地味に、しれっと生産段階で例のアレを要求されるようになった。
- その性能は
- そこそこの攻撃力1008
- 会心率は0%
- 非常に高い龍属性510
- 高い龍属性を活かす強属性ビン
- 目を疑うほど長大な紫ゲージ、しかも延長可能
- Lv2スロットが2個
- あまり役に立てない龍封力小
- レア12
- パーツ強化非対応
全体的に高水準な数値を持っており、強属性ビンの武器としては一級品。
生産武器内、赤龍武器をもってしてもこの武器を超えることができない。
- …のだが、Ver.13.50で登場しているマム・タロトの武器、皇金の盾斧・屍套が強力な競合相手として存在する。
あちらは斬れ味がこちらと比較すると劣悪で、白ゲージしかない上に長いとは言い難く、さらに延長もできない。
龍属性値も450とこちらが上回っている。
しかもスロットもない為スキル自由度では大きく劣ることになる。
しかし、攻撃力1044に会心15%を持つ為、白ゲージ中は物理期待値を上回ってくる上に、会心撃【属性】を持つ。
さらにはパーツ強化に対応しており、属性値が500まで上昇。たった10の差にまで縮めてしまう。
結果、火力においては割と勝ち目がない。防御力+20もあるが雀の涙と言っていい。
- しかし、継続戦闘能力やスロットによるスキル自由度などでの差別化は十分可能。
それに会心撃はビンの爆発ダメージには乗らないため超高出力メインならこちらの方が上である。
屍套とはお互いのメリット、デメリットを吟味し選んでいけるだろう。
しかも競合相手の死套は入手に運が絡むマム武器であるが故、例のアレに捕まってしまって
どうしても死套が手に入らないハンター達にとっては頼もしい存在となってくれるだろう。
今作で凄まじい強化を施されたアルバトリオンに勝てたらの話だが…
XX時代よりは選ぶ理由が増えた