その剣は、怨虎竜の禍々しき
渇欲の具現である。血肉を吸い
底知れぬ闇はさらに深まる。
(禍ツ剣【封】I・II)
血肉を吸い続けた怨虎竜の剣は
内なる怨霊を呼び起こす。
飢えは未だ、満たされない…。
(禍ツ剣ノ幽鬼アフティ)
MHRiseのメインモンスター、マガイマガドの素材で作られた片手剣。
目次
概要
- かつての小太刀【砂凪】のような純日本刀然としたシルエットが特徴だが、
刀身や盾の上下端はギザギザの付いたマガイマガドの刀殻のようなデザイン。
武者甲冑を模した盾の正面や持ち手の部分は禍々しい紫色であるが、
全体としては至って正統派なデザインの武器といった印象を受ける。
性能
MHRise
- 「禍ツ剣【封】I」として生産した段階では攻撃力130、緑80、爆破属性13。
爆破属性がおまけ程度の低さなのがネックだが、里☆5~6の攻略にはもってこいの性能。
百竜強化で「攻撃力強化II」「属性強化【爆破】I」のどちらを選ぶかは好みが分かれるところだろうか。- 勇気の証と怨虎竜の逆鱗で「禍ツ剣【封】II」となる。
攻撃力が140、爆破属性が18まで伸びる。
逆鱗の入手がネックだが、作れてしまえば上位序盤のスタートダッシュにはもってこいの性能と言える。
ただ、これ以上の強化はしばらく出来ないため途中で別の武器に乗り換えることになるだろう。
- 勇気の証と怨虎竜の逆鱗で「禍ツ剣【封】II」となる。
- 上位☆7のマガイマガドを征することで最終強化「禍ツ剣ノ幽鬼アフティ」を作れる。
強化にはレア素材の怨虎竜の紫玉が必要。- 攻撃力はかなり高めの200
- 斬れ味は青40、匠Lv3以降で白ゲージが出現
- 爆破属性26とまあまあ
- 武器スロットはLv2-1
- 百竜スキルは「攻撃力強化III」「属性強化【爆破】II」「怨虎竜の魂」
- 発売時点では本作唯一の爆破片手剣であり、性能もなかなかの高さ。
武器スロットに恵まれているのも救いで、Lv2スロットがあるのが大きな強み。- ネックは斬れ味で、デフォルトの青ゲージが短い。
白ゲージを目指すにしろ目指さないにしろ、匠スキルはある程度積んでおきたい。 - 幸いマガイマガドの防具には匠スキルが付くのだが……
匠Lv2が付く腕防具にも紫玉が必要なのがネックである。
- ネックは斬れ味で、デフォルトの青ゲージが短い。
- Ver.2.0にて爆破片手剣の仲間にテオ=スパーダIが登場。
攻撃力が20劣り、武器スロットもない代わりに爆破属性値が高く、
更に百竜スキル「炎王龍の魂」により、爆破ダメージを直接増やすという唯一無二の特徴を持つ。
よって、爆破属性特化の構成では完全に後塵を拝するため、
こちらは高い物理性能を活かした運用が望ましくなったと言える。- ちなみに、同じくVer.2.0アップデートにて爆破属性強化スキルの装飾品も登場した。
ただし、Lv2スロットなのでかなり重いのが欠点である。
- ちなみに、同じくVer.2.0アップデートにて爆破属性強化スキルの装飾品も登場した。
- 物理性能は平均を十分超える程度にはあるが、
今作の片手剣の人気運用法である物理特化の盾運用では
クギバットやハイニンジャソードなどといった無属性組が輝いており、
盾攻撃には属性が付かないこともあって真価が発揮できない。
属性武器である以上は剣運用したいところで、斬れ味対策が欠かせない。- 百竜スキルはどれを選ぶか悩みどころだが、
今作は爆破属性強化スキルの装飾品が存在しないため属性値の強化が難しい。
貴重な強化手段なのでできれば属性強化【爆破】IIを選ぶのも手である。 - 属性強化【爆破】IIを適用すると属性値は31となる。
この上で爆破属性強化Lv3を発動すると属性値42まで伸びるが、
防具の都合上業物との両立が困難となってしまうのが悩みどころである。
- 百竜スキルはどれを選ぶか悩みどころだが、
MHR:S
満たされぬ魂は、飢えた刃を
一層鋭く研ぎ澄ます。竜の血に
よってのみ、禍の銘は鎮まる。
(禍業物・大幽鬼アフティ)
竜の魂は、その剣に新たな銘を
刻んだ。蒼く揺らめく浄化の
炎は、修羅の道を照らす灯火。
(鎧怨鬼剣アフティローガ)
- MR強化で「禍ツ剣ノ幽鬼アフティ改」が登場。
マガイマガドがM★3という早期の登場であるため意外と早く強化可能になるのが嬉しい。- 攻撃力290、素で白20、爆破28。
武器スロットLv2-1は変わらず、また百竜装飾品スロットLv2を備える。
この段階では百竜装飾品は種族系特効各種を入れるのが無難だろう。
ただ、白ゲージが短く後に続く青も長くないため、スキルなしでの運用はかなり厳しめ。
幸い剛刃研磨付きの防具がテンゴZやアロイXなど多数あるため、上手く組み合わせて対策したい。
特に、テンゴZは爆破属性強化が付いているパーツもあるため何かと好相性である。- ちなみにビシュテンゴ亜種の武器「緋天具・伏剣フドウ」も登場しており、こちらも爆破属性。
アフティ改と比べると属性値が高い代わりに攻撃力で劣る性能となっている。
- 攻撃力290、素で白20、爆破28。
- M★5にて覇王の証を手に入れると「禍業物・大幽鬼アフティ」になる。
強化にはレア素材の怨虎竜の禍玉が必要。- 攻撃力320、素で紫20、爆破30、スロットは変わらない。
斬れ味は1ランクアップしたものの短さは相変わらずなので要注意。
なお、テオ・テスカトルがこのランクで登場するため、百竜装飾品「炎魂竜珠【2】」で
百竜スキル「炎王龍の魂」がこの武器にも解禁される。
しかし、1回の爆破で基本的に40ダメージしか増えないため、
クエストが長引けば長引くほど種族系特効に見劣りしてしまう。- また、テオ・テスカトルが登場するということはテオ武器も強化可能になるということである。
テオ=エンブレム改は攻撃力330、爆破40と数値スペックでこちらを上回っており、
斬れ味こそ白ゲージながら長さでは大きく勝る。
しかもこの段階ではレア素材を使わないという強みがあるため、
このランク帯では総合的にはやや喰われ気味だろう。
- ラスボス・ガイアデルムを倒してMR上限を開放し、更に幾度もの緊急クエストと長いMR上げを乗り越え、
MR100に到達すると特殊個体「怨嗟響めくマガイマガド」が登場。
その素材を用いて真の最終強化「鎧怨鬼剣アフティローガ」となる。
怨嗟響めくマガイマガドの素材を用いたことにより、武器のカラーリングが若干変化する。- 高めの攻撃力330
- 少しは伸びたがまだ短い紫30。匠で伸ばせる。
- 爆破属性33
- 会心率・防御ボーナス共に0
- 強化されたスロットLv3-2
- 百竜装飾品スロットLv2は変わらず。
属性値や斬れ味の長さでは緋天之剣・六仙フドウに劣っているのだが、
こちらは武器スロット特化という路線変更で活路を見出してきた。
数値で劣っているとは言えその差は僅かで、スキル構成で十分に差別化可能だろう。- また、爆破武器3本の中では唯一素で紫ゲージを持っているのも重要な個性である。
ただし、素の斬れ味の長さの面では一番短いため、何らかの形で維持できるようにしておきたい。
爆破自体が汎用性を売りにした属性なので、ある意味で一番美味しいところに落ち着いたと言えるだろう。
余談
- マガイマガド武器は各国のことばで「恨み」を表現している。
片手剣の場合はギリシャ語のアフティ(άχτι)から採ったのではないかと推測される。
関連項目
モンスター/マガイマガド
モンスター/怨嗟響めくマガイマガド
武器/マガド武器
武器/小太刀【砂凪】 - 日本刀風の片手剣
武器/武者備え - 同上