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概要
- 赤龍の操虫棍。
形はその名が示す通り碇を模しているが、先端が鋭く、碇の腕の部分に生えた棘などの鋭角な雰囲気から、
銛や巨大な矢じりのようにも見える。というか赤いコンドルにしか見えない。
碇の腕に沿って属性によって色を変える明滅部が表裏に6つずつ、表に一つ眼の意匠が見られる。
そこを白い包帯のような布が巻き付けてあり、覚醒を経ると、明滅部の光が強くなり布の色が青黒く変わる。
抜刀時には属性の光と共に布が解け、風もなさそうな場所でもゆらゆらと妖しく靡いている。
他の武器に比べて変化が小さいので布がそのまま光っていたら良かったのに。
覚醒前の初期性能
- 性能は以下の通りで、攻撃力・斬れ味・会心率等の基本性能はどれも同じ。
ここから覚醒能力を5つ選んで付与していく事で基本性能を強化できる。
また、1部位分の防具のシリーズスキルを付与する事も可能。
名前 | 攻撃力 | 会心率 | 斬れ味 (匠LV5) | 属性 (龍封力) | 状態異常 | スロット | 猟虫ボーナス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
赤龍ノ降ス碇 | 837 | 5% | 白40 (白90) | 属性値150 (龍封力中) | 状態異常90 (毒・爆破のみ180) | Lv4×1 | スピード強化 |
- 並程度の物理にオマケになるかも怪しい属性値。
生産武器でこれを上回るものがたくさんあり、このままでは実戦には投入できない。
覚醒能力付与はやはり必要だろう。
構成ごとの解説
- MHWシリーズの操虫棍は物理型の武器であり、さらに猟虫ボーナスによる使い勝手にも差がある。
MHW:Iで追加された急襲突きもモーション値が高い技なので、物理運用の傾向は強まっている。
とはいえ手数自体は過去作より減ったという訳では無いので、
物理特化に及ばずとも属性もある程度は期待できるであろう。
- 他の武器と違うのが、猟虫ボーナスの変更が使用感に直結するということである。
猟虫強化【気・力】は絶大な人気を誇っており、
火力を削ってでも猟虫ボーナス【発動】を付与するハンターはかなり多い。
特に、氷属性は生産武器に猟虫強化【気・力】が発動するものがなかった*1ため付与筆頭にあげられがち。
また、猟虫強化【体力回復・スタミナ強化】は正直わざわざ変更するほどのメリットが皆無であり、
猟虫ボーナス【回復】を付与するハンターはほとんどいない。
物理特化構成
- MHWシリーズ通してメジャーな運用。
やはりというべきか、爆破の採用率が高い。
他の武器同様達人芸向きにすることが多く、攻撃力強化と斬れ味強化が主な選択肢である。
ただ、操虫棍は手数が多く、Ver.15以降は傷つけ性能が高くなっているとはいえ
猟虫と傷つけ周りのアクションは相性が悪いまま。
そのため、人によっては斬れ味をスキルや覚醒能力でもう少しフォローすることもある。
- もちろん火力はトップクラス。
スーパーアーマーがモーションに付与されているのでマルチプレイでも怯みにくく、
モンスターが移動して離れても、跳躍や空中回避によりひたすら弱点に張りつき続けることができる。- しかしながら、猟虫ボーナス【発動】を付与する前提だと赤龍武器を超える武器がある。
砕光の黒曜杵がそうであり、基礎攻撃力、斬れ味、属性、スロットなど全て上回られてしまう。
差別化出来る点としては、
シリーズスキルの付与が可能である点や長大な白ゲージ武器として扱える点が挙げられる。
前者は炎王龍の武器を付与して達人芸と龍脈覚醒等の併用が可能となり、
後者は達人芸、剛刃研磨に頼らないスキル構成が可能になる。
達人芸等で紫ゲージを維持する構成では劣化となってしまうため、
覚醒能力の内容はよく考える必要があるだろう。
- しかしながら、猟虫ボーナス【発動】を付与する前提だと赤龍武器を超える武器がある。
会心重視構成
- 元々の物理攻撃力がそこそこであることから、あえて覚醒で会心率を上げたもの。
こちらも達人芸を採用した場合に見られる。
操虫棍は手数武器であることから会心未発生時に斬れ味を消費しがちで、
力の解放や挑戦者といったスキルも発動条件が絡む為やや不安定。
そこであえてスキルによる上昇分を覚醒能力で補い、常時会心率100%を図った、
つまるところ、安定性や快適さを重視した構成である。
- 超会心といったスキルにより会心の発生がそのまま火力向上に繋がる為、常時火力もある程度出せる。
何より会心エフェクトが気持ちいい
楽に会心率100%を実現できるが、基礎攻撃力の上昇等は装飾品のスキルに依存することになるので注意。
- 会心率の不足分を補うだけなので、人によっては覚醒能力の枠が余ることも。
手数武器の悩みの1つである斬れ味消費を気にしなくていい分、
余った枠は攻撃力や属性強化に回して火力の底上げを図ったり、
スロット付与でレベルの足りないスキルを補う等ある程度は自由が効く。
状態異常特化構成
- 状態異常強化特化は推奨出来ない。
理由としては手数武器のためか双剣と同じで上昇値が低く設定されており、
全てを状態異常強化で埋めたとしても既存武器より値が低くなってしまいがちであることと、
状態異常強化I~IIIが存在しないことも挙げられる。
IV以上からとレアリティが高く、出現率が低めで付与自体もしづらくなってしまっている。