泥翁竜の素材を用いた鎚。
回転する強烈な一撃は、獲物を
前後不覚にさせるほどの威力。
(D=スィ)
硬質な素材を用いて、破壊力に
磨きをかけた泥翁竜の剛鎚。
静寂を打ち砕く、圧倒的威力。
(D=ブレイク/D=バースト)
進化により更なる破壊力を得た
剛鎚。狙い定めた獲物を塊一つ
残さず徹底的に叩き潰す。
(D=クラッシャー)
MHRiseより登場したオロミドロ素材のハンマー。
目次
概要
- 生産リストを眺めてみればなんとびっくり、
中央に大穴があいた、ドーナツのような形状をしたハンマーが。
攻撃にはもちろんその穴ではなく、穴を形作っているドーナツの面をぶつけるのだが。- ハンマーというのは柄の先端に重量を集約させ、その重さと遠心力によって破壊力を生む武器のはずなのだが、
こんな形状で果たしてそれだけの重量を作り出せているのだろうか…。
- ハンマーというのは柄の先端に重量を集約させ、その重さと遠心力によって破壊力を生む武器のはずなのだが、
- 溜めモーションに入ると敵に当てる部分がギュルルルという音とともに回転を始める。
叩きつけるハンマーというよりは、むしろ工具のグラインダーのように表面を削り取るような武器にも見える。
ただ、ミートする瞬間には止まっているし、ダメージもいたって普通の打撃ダメージである。- 柄がついているのにどうやって回転してるのかと思えば、構造としては一輪車に近く
回転しているのは黒い部分だけで、端の黄色い発光部分や赤いラインは回転しない。
柄のつき方もその両脇の赤いラインとつながるような構造になっており、回転を阻害しないようだ。
そんな構造で回転する物体を叩きつけるなどよく自壊しないものである - ちなみに、回転音はデッドリボルバーと同じ。
- 柄がついているのにどうやって回転してるのかと思えば、構造としては一輪車に近く
D=スィ
MHRise
- 下位オロミドロ狩猟でD=スイIが制作可能になる。
強化(バインドバウンドLV1から)も一発生産も可能なので手持ちの素材と相談して制作しよう。- 下位の時点では水属性ハンマーとしては最高の性能を持っているので上位攻略用としては非常に使いやすい。
- オロミドロ素材と河童蛙の苔堅甲だけで完成するが、最終強化にはレア素材である黄玉を要する。
最終強化のD=ブレイクの性能は- オロミドロ武器の中では高めの攻撃力190
- 全武器種で見ても最高の水属性51
- 青ゲージで匠を積んでも白は出ない
- スロットはLv2、Lv1が1つずつとそこそこの拡張性
- 百竜強化は攻撃力強化III/属性強化【水】II/弱点特効【属性】
特に、属性値の高さは尋常ではなく全属性で見ても第2位*1、属性強化【水】でさらに伸びる。
今作のハンマーは溜め変化:勇による重ね攻撃や、
回転攻撃の終わり際の回転強アッパーから叩きつけフィニッシュに素早くつなげるコンボなどの
手数多めの立ち回りも可能なため、こういった属性特化ハンマーにも少なからず活躍の余地はある。
そういった立ち回りをするとこの武器のギミックと同じく自分もグルグル回る事が増える。
しかし、それを差し引いてもハンマーで白ゲージがないのはかなり痛く、
タマミツネハンマーのおきつなみ撓鎚の華石はこちらより高い攻撃力200に匠1から白ゲージ、
おまけに会心率20%と物理性能では完全に後れを取ってしまう。
MHR:S
- MHR:SではD=バースト、D=バースト改を経て究極強化D=クラッシャーに至る。
中間を挟むのでストーリー攻略中でも実戦に持ち出せるのは嬉しいところ。
気になるD=クラッシャーの性能は- 属性ハンマーでも低い方の攻撃力310
- 水属性ハンマー最高の水属性74
- 素で白80、匠3から紫
- 変化なしのスロットLv2、Lv1が1つずつ
- 百竜装飾品スロットはLv3
属性全体での最大値こそまたもマグロが持っていった*2が、
氷76に雷73と他属性ハンマーにも優秀な属性特化が並ぶ中、
それらと同等の水属性特化ハンマーとして迷いなく手を挙げられる逸品である。
百竜スロットがLv3と大きいため、弱点特効【属性】でさらに伸ばせるのも嬉しいところ。
- ライバルは前回同様のおきつなみ撓山光明鎚改、そしてローレライ改。
おきつなみは相変わらずの会心率20%だが、素紫10ではさすがに運用が辛いためスキル圧迫が厳しい。
さらに、今回は攻撃力が変わらず、水属性値に至ってはD=クラッシャーの半分程度しかない。
おきつなみは会心物理寄り、D=クラッシャーは属性特化で住み分けられた形だろう。
対して、ローレライ改は攻撃力で10上回り、スロットもLv3・Lv1・Lv1でより拡張性が高い。
とはいえ、こちらも次点ながら水属性値は49なので、属性勝負に徹すればD=クラッシャーに分があるだろう。
Y=レン
溶翁竜の素材を用いた鎚。
巨大な塊から放たれる打撃は
硬い石をも砕くほどの威力。
(Y=レン)
神秘性に磨きがかかった輪鎚。
その荘重なる一撃は、全ての
不浄を祓い粉砕する。
(ピュリフ=Y)
MHR:S
- MRではオロミドロ亜種素材のハンマーとしてY=レンが存在する。
一発生産かD=ブレイクからの派生で入手でき、最終的にピュリフ=Yとなる。
その性能は- 属性ハンマーでも低い方の攻撃力310
- 会心率0%
- 火ハンマーでは最高の火属性75
- D=クラッシャーより少し短い白60、匠3から紫
- スロットはLv3が1つ
- 百竜装飾品スロットはLv3
スロットは数が減っているが、代わりに匠などをつけられるようになっている。
また、火属性攻撃強化をつけるなら実質変化はない
- 火属性重視のライバルはバーストリボルバー、そしてアップデートで追加されたカクトスウンヴェッタ。
前者は攻撃で10上回り属性値次点なのは水でのローレライ改と同じだが、
こちらの火属性は61となかなかの数値で、属性値で完全には引き離せない。
スロットもLv2・Lv2・Lv1と数で勝負してくる上、防御+30まで付いてくる強敵である。
ついでにあっちも溜め中は回転する。
素白が30と短いため継戦能力ではピュリフ=Yが上だが、実力伯仲と言ったところか。
後者は火属性値こそ一回り劣る55なものの、高会心とスロットLv4・Lv1・Lv1の高い拡張性、素で紫ゲージを持つ強敵。
属性数値こそこちらの大勝だが、紫ゲージは属性補正が強力。
こちらも紫ゲージを用意しなければ火力では負けてしまう。
紫ゲージを用意できるか否かで、どの武器を使用するか決まると言っても良いかもしれない。
余談
- 通常種武器の生産時の名前の由来は「泥酔」からだろう。
本来はアルコール摂取による酩酊状態の一種でありハンマーとはあまり関係ないが
意識を失う、ふらつくなど頭部への衝撃による副作用と類似する点が多いことからの採用だろうか。
あとは、同音異義語の「泥水」も掛かっているかもしれない。
また、「スィ」からは「錘」を連想させる。柄の先端に金属製の球状の錘を取り付けた中国の武器を指す。
これに関しては先輩がいるのでそちらも参考に。
ただ先輩もこいつも球状には程遠く、こいつに至っては本当に重いのかすら疑わしい有様であるが。
酔っぱらったり泥水を被ったりしていると形状も重さも錘に似た形に感じるとか…ないか
- 亜種武器の最終強化名は、おそらく浄化、洗浄を意味する『ピュリファイ』(Purif+y)だろう。
- また、Dを冠するハンマーの先輩にはクレイジー・Dが存在している。