打擲部を掻き抱くような掌の
形状が特徴の鎚。殴られた者は
人魚の黒い情念に襲われる。(メロウブロウ)
鉄船をも粉砕する異形の巨鎚。
不遇の人魚の怨念が、獲物を
悪夢の深淵へと叩き落とす。(夢幻のメロウブロウ)
人魚竜の情念を宿した鎚。
人魚の情念が宿る乱打が獲物の
意識を悪夢の底に叩き落とす。
(夢魘鎚メロウブロウ)
目次
概要
- MHRiseで初登場した人魚竜イソネミクニのハンマー。
- 香炉を思わせる丸い鎚頭に柄のついた魔法の杖のような見た目。
柄にはイソネミクニの眠り粉のような青白い宝玉が付いている。
ミクニ武器に共通する要素として、イソネミクニの掌を象った一対の装飾が
説明文の通り鎚頭を掻き抱くように取り巻いている。
溜めると透き通るような音と共に青白い光が
渦を巻くギミックが仕込まれている。
メロウブロウ
MHRise
- 一発生産もしくはステグマ【壱之型】IIからメロウブロウへ派生可能。
- 最終強化の夢幻のメロウブロウの性能は以下の通り。
- 少々物足りない攻撃力180
- 会心率0%
- 睡眠26
- 斬れ味は素で緑止まり、匠で青
- 無いよりはマシのスロットLv1×2
- 百竜強化は「攻撃力強化III」・「属性強化【睡眠】I」・「鈍刃の一撃」
- 睡眠属性のハンマー、という事で最大のライバルは例のぬいぐるみだろう。
あちらはこちらより攻撃力が低く、Lv1スロットも持たないが、代わりに斬れ味と睡眠属性値はこちらより高く、
1つだけとはいえLv2スロットを持つ。
睡眠爆殺が目的ならわざわざこちらを作る意義は薄いだろう。
しかし、期待値では斬れ味の差を加味してもこちらが上で、鈍器スキルをつければ更に差が広がる。
睡眠値も低くはなく、十分と判断したならこちらを使うのも普通にあり。
- 睡眠は1回取れれば充分と考えるならば、百竜鎚【万物流転】の睡眠型もライバル。
あちらは素で青40、睡眠付与IIIの発現時は攻撃力190にもなり、
そこからの攻撃力強化で攻撃力200、斬れ味変化【壱型】なら190で匠1から白ゲージなど
物理ではこちらに追いつく余地がない。
但し、属性値は睡眠付与IIIでも15しかなく、本当に1度眠るかどうかのライン。
最悪1度も眠らない、なんてこともあるため、睡眠ハンマーとしてどちらが優秀かは際どい。
MHR:S
- MRイソネミクニ素材を使って、MR武器の夢幻のメロウブロウ改となる。
この時点では- 攻撃力260
- 睡眠属性28
- 素で青ゲージ30。匠4より白。
- 会心率・通常スロットは変化なし
- 百竜装飾品スロットはLv2。
百竜スロットがLv2なので、特効系を積めるのがありがたい。
- MR3で新たな銘である夢魘鎚メロウブロウへの強化が解禁。
攻撃290、睡眠30、斬れ味青30(匠1から白)となる。
なお、この段階のイソネ武器は大体イソネミクニ素材と泥翁竜の剛爪(と大竜玉)を用いて
強化するのだが、メロウブロウはガランゴルムから取れる特濃体肥液が要求される。
上位のライバルであったくまさん人形は斬れ味と属性値こそ上回るが、
攻撃力が210と上位相当しかないため、ストーリークリアまでは睡眠ハンマーとしての
立ち位置は揺るがないものとなるだろう。
- そして、MR20で解放される傀異化した甲殻を投入することで最終強化できる。
武器名は夢魘鎚メロウブロウ改。
その性能は、- 相変わらず物足りない攻撃力320
- 睡眠属性32
- 素で白ゲージ30。匠では白が伸びるだけで紫は出ない。
- スロットがLv2とLv2に強化
- 会心率・百竜装飾品スロットは変更なし
- 睡眠ハンマーのライバルとしては百竜槌とZZZ…ベアが挙げられるが、
前者はMR版がないため、特に問題は無いだろう。
が、問題は後者。攻撃力と百竜スロットはこちらと同じで、43もの睡眠属性とこちらより高い斬れ味、
そして1つだけとはいえレベル4スロットを持つ。
こちらが勝ってるのはレベル2スロットが2個ある程度であり、わざわざこちらを作る必要は薄い。
- とはいえ、こちらは夢魘鎚メロウブロウ改である。
可能性は低いが、今後更なる強化先が出ることを期待しよう。
……という望みも、Ver.16に至るまで結局叶うことはなかった。
最終環境ではスキル自由度が格段に増し、さらにレベル4スロット対応スキルが大幅に増えたため、
改善どころかスロット差によるわずかな有利すらもほぼ消失してしまった。
メロウブロウの姿が気に行ったのなら、熊さんに武器の重ね着を適用するのが良いだろう。
雪華のスノウブロウ
氷人魚竜の素材を使用した鎚。
異形の掌が抱く打擲部には、
悪鬼の怨恨が宿っている。
(雪華のスノウブロウ)
蒼白の鎚が極光を放つ時、宿す
悪鬼の怨恨が解き放たれ、獲物
は凛冽たる苦悶に苛まれる。
(極光雪鎚スノウブロウ)
MHR:S
- マスターランクでは、イソネミクニに亜種が登場。
その素材で一発生産するか夢幻のメロウブロウからの派生で、雪華のスノウブロウが作成できる。
傀異化した爪を用いて最終的に極光雪鎚スノウブロウとなる。
その性能は- 物足りない攻撃力310
- 会心率0%
- 氷ハンマーでは最高の氷属性76
- 斬れ味は素で白70、匠3で紫が出る。
- スロットはLv3が1つ
- 百竜装飾品スロットはLv2
攻撃力は全体としては控えめだが、氷ハンマー内で見れば例外を除いて320止まりなので、
属性ハンマーを選ぶ前提ならあまり気にならないか。
もっとも、他の氷ハンマーは斬れ味や会心率補正など、攻撃の値以外の部分で差別化を図っているものもあり、
油断ならないのも事実。チャージマスターの搭載など属性値を前面に出す運用で対抗したい。- 百竜スロットがLv2なので、属痛竜珠狙いで百竜スロット拡張を使うと一気に後続が迫ってくる。
Ver.16環境では傀異錬成の属性強化がLv8まで伸び、スロット拡張と併用できるLv6とでは22もの差が出る。
これはちょうど氷鉄ハバクとの初期属性値の差と同じであり、
その上であちらの方が初期物理攻撃力が10高いのでほぼ上位互換になってしまう。
スノウブロウを担ぐなら属性値特化という方針を固め、百竜スロット拡張は諦め属性強化Lv8を適用、
チャージマスターを駆使して属性値そのものの暴力で薙ぎ倒す方が強みを活かせるだろう。
実際、種族特効かつ属性特化のスノウブロウと属痛竜珠のハバクではハンマーが双剣や強属性チャアクほど
物理を捨て切って無いこともあってスキルが同じならスノウブロウの方がダメージが出ることも。
護石や錬成に恵まれていればスノウブロウ、そうでなければスキルの組みやすいハバクで使い分けるといいだろう。
あとハバクは百竜装飾品を合わせる必要がないのもアドか