防具/ブラキシリーズ

Last-modified: 2023-12-19 (火) 07:31:44

MH3Gから登場する、同作のメインモンスター・ブラキディオスの素材をベースに作られた防具。
本項では、MH4Gから登場した「猛り爆ぜるブラキディオス」の素材を用いたブラキウムシリーズについても解説する。

目次

概要

  • 黒曜石と思われる青紫色の光沢が美しく輝く装備。
    MH3Gにおける無印は緑色、Xシリーズはオレンジ色の線が混じる。
    共通して火耐性に優れる反面、氷耐性が低く、水耐性はさらに低いため注意が必要。
    MHXXまでの全てのシリーズで闘魂のSPを持つ。
    • 男性用は喩えるなら強殖装甲ガイバーのハイパーゾアノイドのような、
      はたまた某汎用人型決戦兵器の初号機を思わせる外見となり、
      ブラキディオスをシャープに擬人化したような姿は、非常にカッコいい。
    • 女性用は胸元が大きく開いたドレスのような姿でこれまた見栄えが良い。
      …が、頭装備の仮面が昆虫の複眼を思わせるようなかなり人を選ぶデザインであったため、
      外見にこだわる一部のハンターはツインテール風の飾りが付いたガンナー用の頭装備に変えたり、
      頭装備だけピアス装備にしたり、また女性剣士用の頭装備は髪型が完全には隠れないので、
      複眼部分のカラーを青系にして見栄えをごまかすなどの工夫をするハンターもいる。
      • ちなみに、その開いた胸元から覗く身体は寄せて上げたかなりボリューミーなもの。
        …なのだが、いかんせん装甲部分が分厚いためパッと見た程度では気付きにくいだろう。
    • 見た目は、シリーズを通して無印装備(下位)、S装備(上位)、X装備(G級)の3種類が存在する。
      下位装備と上位装備に関しては見た目に大きな変化が無く、頭や足に至っては誤差の範囲。
      下位装備は緑色、上位装備は赤色のパーツがあるが、どちらでもカラー変更可能な部位なので、
      ますます違いがよくわからない……
      G級装備はガラッと雰囲気が変わる。またG級装備の色違いとしてブラキウム装備がある。
  • MH4Gでは、猛り爆ぜるブラキディオスの素材を用いたブラキウムシリーズが登場。
    シルエットはG級通常個体装備と同じだが、
    活性化した粘菌の影響でエメラルドのように変質した当個体の甲殻の色を反映し、
    装備の黒曜石部分の大半が緑のかかった色に変化している。

性能

MH3G

  • MH3Gではブラキディオスは上位以降にしか登場しないため、無印とG級のブラキXが存在する。

ブラキシリーズ

  • 剣士・ガンナー共通でボマー火事場力+1挑戦者+1回避性能DOWNが発動する。
    挑戦者はありがたいものの、+1では少々物足りないといったところ。
    しかも上位の時点では闘魂スキルは伸ばせない。
    挑戦者はおまけ程度に考え、爆破属性ボマーでサクサク狩りたい方にオススメの防具である。
    • また、この後生産出来るリオソウルシリーズのスキル構成が剣士・ガンナー共に優秀であり、
      こちらを我慢してリオソウルシリーズに流れてゆくハンターも多い。

ブラキXシリーズ

  • G級のブラキXシリーズは挑戦者+2に強化され、無印の完全な上位互換となっている。
    この防具ならではの利点として一式で挑戦者+2が発動する唯一の防具であり、
    特に砕竜の天殻を1枚要求される分、腰装備は闘魂+4に空きスロ2と非常に優秀。
    また剣士は抜刀会心、ガンナーは連発数+1、そして共通で回避距離のSPが若干ついている。
    モンスターが怒るとハンターのステータスが上昇する挑戦者の恩恵はやはり強く、
    そして爆破属性を更に強化できるボマーのおかげでブラキ武器との相性は抜群。
    スロット数も全部位にあって合計8もあり、なかなか優遇されたスキル構成と言える。
    さらにこちらは多少お守り絡みの話になってくるのだが、達人+10のお守りがあれば、
    装飾品との組み合わせで見切り+3、挑戦者+2、火事場力+1、ボマーと
    非常に高火力のスキル構成を実現出来る。
    • 欠点をあげるとすれば、3スロが存在しないことか。
      また、火事場と挑戦者の両方を活かすにはそれ相応の熟練度が必要であり、
      通常の狩場においそれと着て行けるものではない。
      素人では火事場も死にスキルになりやすく、使い勝手の良かった歴代のメインモンスターの装備としては珍しい、
      比較的玄人向けの装備と言えるだろう。
      • 上記にもある通り腰は非常に優秀だが、ガンナー用は終盤になってくると
        夜の塔にのみ姿を現す例の方の素材から作られる防具の腰装備
        こちらより優秀なので、作成されたら見向きもされなくなる事が多い。不欄な。
        だがそれまでの繋ぎとして活躍してくれる事だろう。繋ぎに天殻を使用する価値があるのかは…

MH4

  • ブラキディオスのMH4続投に合わせて、この防具も続投した。
    本作では下位と上位クエストしか存在しないため、下位版の無印と上位版のブラキSが存在する。

ブラキシリーズ

  • MH4ではブラキディオスが下位から狩猟できるようになったため、
    前作で上位防具だった無印は下位防具に引き下げられる事となった。
    また、今作ではブラキディオスを狩猟出来るのが村☆6、
    集会所でもHR3と遅い為、一式揃えられるのはかなり終盤となる。
  • 肝心の性能は挑戦者+1ボマー回避性能DOWN
    その他、スロットは7つも空いており、拡張性も高い。
    マイナススキルが割と難物なので、お守りか装飾品で消しておくと良いだろう。
  • ボマーのおかげで今作でもやっぱりブラキ武器との相性が抜群だが、
    今作では爆破属性が弱体化、割と早い時期で作成出来る強力なテンプレ装備の登場(ゴアギザミなど)、
    そして作成可能時期の遅さが災いしてぶっちゃけ影が薄い。
  • 素材元のブラキディオス自身も3Gから大幅なパワーアップを遂げており、
    対策スキルを用意するか場数を踏むかしないと一瞬で爆砕される。
    また、下位では手に入りづらい紅蓮石がなんと7個も要求されるため、
    下位での作成はあまりお勧め出来ない装備である。

ブラキSシリーズ

  • こちらはMH3G版のブラキXシリーズと同じデザインになっている。
  • 挑戦者が+2に強化され、更に火事場力+1が追加された。
    火耐性が15と高いので、怒りやすい火竜夫妻に着ていくのもいい。
    …がスロットが、頭こそ2つだがそれ以外の部位が1つとたったの6つに減ってしまい、
    一式では使いづらい防具となってしまった。
    こいつには強力な挑戦者スキルがあるじゃないか、
    と思いきや、実は今作のメインモンスター、ゴア・マガラの防具も
    一式で挑戦者+2が発動できる。さらにあちらは匠のポイントつきで、
    下位ゴア装備とゴアSを組み合わせて斬れ味レベル+1と挑戦者+2を発動させられる
    テンプレ装備まで発見されている。
    かくしてこの防具の利点は、新メインモンスターの防具によって食われてしまった。
    正しく世代交代を地で行く展開と言える
    一応ゴア装備は火耐性が酷いため、テンプレ装備の脚をブラキにして安全性を高めることはできる。
    …それでも火耐性-35、焼け石に水なのだが。
    更に言えばブラキSは作成時期がHR6と遅く(ゴアSはHR5で作成可能)、
    素材元の戦闘力もあって製作難易度もかなり高いため、その苦労に見合った性能とは言い難い。
    混合装備として使おうにもこれといった目ぼしいものがなく、
    よってこの防具を作る人はほとんどいなくなってしまった。
    これといい武器といい、今作のブラキの武具はかなり不遇ではないだろうか…。
    見た目が格好いいだけに残念である。

MH4G

  • 前作までの装備に加え、新たにデザインされたブラキXシリーズが登場。
    なお、体験版でチャージアックスを選択するとこの装備で出撃することになっていた。
    さらに先述の通り、猛り爆ぜるブラキディオスの素材を用いたブラキウムシリーズが登場した
    (ちなみにブラキウムとは、ラテン語で“腕”の意味であり、ブラキディオスの名称の由来ともなっている)。

ブラキXシリーズ

  • 発動スキルは剣士、ガンナーともに挑戦者+2ボマー火事場力+2回避性能DOWN
    相手の怒りの攻撃でやられそうになっても起死回生の一撃を喰らわせろ、という事だろうか。
    とことんボクサーな奴である。
    火事場力を使うなら回避性能DOWNは必ず消しておこう。
    ちなみに頭、胴、腕防具には剣士なら抜刀会心、ガンナーなら速射のスキルポイントがあり、
    また腰と脚には、両方ともに回避距離のスキルポイントが+2ずつ存在する。
    装飾品スロットは合計8つとまずまずだが、3つ空いた部位が無いので【3】の装飾品をセットできないのが難点。
  • デザインは一新されており、広がったような部位が無くなり全体的にスタイリッシュになった。

ブラキウムシリーズ

  • 猛り爆ぜるブラキディオスを討伐すると作れるようになる。
    名前の由来は恐らく上記の腕のラテン語からだろうが、原子力を連想させる素材群を見てからだと、
    バリウムやヘリウム、プルトニウムなどの元素の最後につく
    「~ウム」+ブラキなのでは、と思った方も多いのではないだろうか。
  • 発動スキルは剣士・ガンナーとも挑戦者+2火事場力+2強打乗り下手
    回避性能DOWNが消えたのは朗報だが、乗りづらくなってしまうのでやっぱり消しておこう。
    複合スキルの強打の内容はスタミナ奪取+KO術なので、打撃以外の剣士やガンナーではあまり活用できない。
    空きスロットは9。胴と脚に3つ、他1つとかなり極端な割り振り。
  • 前述のとおり空きスロットの配分が独特で、
    【スロット3の装飾品】×2+【スロット1の装飾品】×2で発動するスキルが付けやすく、
    打撃以外の剣士で強打を活用したい場合は抜刀術【力】を付けるといいだろう。
    強打を無視して考えると通常個体版と同じく挑戦者+2に加え火事場力+2が発動し非常に攻撃的。
    しかし両方を活かすためには怒り状態の相手に一撃でやられてしまうような体力で挑む必要があるため、
    全力を出すことは難しい。
    怒り時は被弾時には回復しつつ戦い、非怒り時には少しの被弾は無視して火事場を使うように、
    状況に応じて使い分けて戦うのが無難だろう。
    重撃のスキルポイントが+5あるが、発動させるかはお好みで。
  • ブラキディオス自体は特殊個体になって更に爆破能力が高まっているのにもかかわらず、
    なんと爆弾強化のスキルポイントを一切持たない
    剛腕スキルで強打が発動するので、イメージとしてはこちらのスキルも違和感がないものではあるが。
    5スロスキルなので、付与することは容易。
  • デザインやシルエットはブラキXと同じ。色合いが特殊個体仕様になり、粘菌の量(=色変更が可能な部分)が増えている。

MHX

  • 今作では無印、Sシリーズに加え、新たにEX防具が登場。
    デザインは無印とSがMH3Gの無印のものを、EXがMH3GのXシリーズのものを引き継いでいる。
  • ブラキSシリーズとEXブラキシリーズは、他のモンスターの上位防具の例に漏れず、
    最終強化で全部位に宝玉を要求されるという鬼畜仕様である。
    EXブラキシリーズに関しては2部位だけの最終強化でも爪護符込みの防御力が600を超えるので、
    他の部位は諦めるのも手である。

ブラキシリーズ

  • 一式では剣士ガンナー問わず細菌研究家、挑戦者+1、乗り下手が発動する。
    スロットは合計3個しかなく、拡張性は控えめ。
    お守りを駆使して乗り下手を打ち消しながら挑戦者を+2に引き上げるのが無難な運用だろうか。

ブラキSシリーズ

  • マイナススキルが消失し、一式で細菌研究家と挑戦者+2が発動する上位互換品。
    スロットが胴に2個増設され、拡張性が増した。
    • なお、「細菌研究家と挑戦者+2を発動させスロットを5個空けたい」だけなら、
      胴に細菌学+3と闘魂+2が付いてなおかつスロ2なので、
      胴を5倍して闘魂珠を一つ入れれば問題なく一式とほぼ同じスキル条件を満たせる。
      ただし、ブラキSメイルは見た目が非常に特徴的なので、これを単品で使うとそれはもう酷い外見になってしまうが…。
      • 闘魂」の記事にて確認できるが、
        本作では怒りやすい獰猛化モンスターの存在もあってか、挑戦者+2が若干弱体化している。
        無論強力なスキルであることは間違いないが、一式で無理に運用するより
        胴を5倍してバイオドクターと挑戦者+1、それに10スロを確保するのが有用な使い方かもしれない。

EXブラキシリーズ

  • 獰猛化ブラキディオス狩猟クエスト「湯けむりと噴煙と」クリアで入手できるEX砕竜チケットを用いて生産できる防具。
    発動スキルは一変し、前作までの通常版防具でお馴染みだったボマーと、
    剣士用は斬れ味レベル+1、ガンナー用は連発数+1のスキルが発動する。
  • いずれのスキルもSPが11点分あるが、匠以外は10点で完結するのでやや無駄がある。
    ガンナー用の爆弾強化と速射を生かすなら、この辺りを使った戦法になるだろう。
    剣士用は爆破武器なら比較的幅広く使えるが、どちらかと言えばパーツごとの運用が適しているか。
    EXブラキアームはスロットこそないが、匠+4と爆弾強化+2となかなかのSPを持っている。
    • ちなみに、匠+3のお守りと武器スロ1があれば、
      一式で「斬れ味レベル+2、ボマー、5スロスキル」の構成を実現可能。
      何ができるか、というとブラキ武器のうち
      剣士の「破岩○○~」シリーズは全て「斬れ味レベル+2で白ゲージ出現、スロ1持ち」なので、
      このスキル構成にガッチリ噛み合っているのである。
      見た目も武器も全てブラキディオスで統一でき、
      さらに実戦性能も高いのでブラキ好きorオシャレハンターなら挑戦するのもいいだろう。
      • 特に「破岩剣デストルクジオ」と「破岩槍ブラキディオス」に、
        「罠師」を「ブシドースタイル」で付けた場合の相性が抜群。
        破岩剣デストルクジオなら、ボマー強化を施した爆弾を高速設置してからのジャスト回避斬り付けという
        恐るべきスタイリッシュボマーを実現でき、
        破岩槍ブラキディオスなら、高速設置した爆弾を自分で起爆しつつガードレイジで余さず吸収、
        という超火力運用が可能。
        これ自体は他の片手剣・ランスでも可能だが、
        ブラキ武器ならボマーの恩恵を強く受けれるので特に相性がいい。

MHXX

  • MHXXではG級版のブラキXシリーズ、GXブラキシリーズがそれぞれ登場し、
    さらに猛り爆ぜるブラキディオスの復活によってブラキウムシリーズも復活した。

ブラキXシリーズ

  • 一式で挑戦者+2、バイオドクターが発動。
    そこに剣士は今作から登場の納刀研磨が発動し、ガンナーなら変則射撃が発動する。スロットは6つ。
    剣士の場合、挑戦者と納刀研磨を生かすために怒りやすく隙の少ない獰猛化モンスターなどの相手に相性が良い。
    バイオドクターは発動の機会を選ぶスキルだが、こやし玉を使ったり爆破を操る相手が出るクエストでは重宝する。
    上記の要素と併せて、獰猛化モンスターの同時狩猟クエストには最大限にスキルを生かすことができるだろう。

GXブラキシリーズ

  • EX版のスキルがそのままSPが15ポイント分になり、スロットが8つに増えた。
    EXの項でも触れたように、匠以外のSPは全て10ポイントで完結しており、統一させるのは無駄が多い。
    他のGXシリーズ同様、パーツ毎に出張させて使うべきだろう。
    • ガンナー版でも速射のポイントが15になっているが、
      匠と異なり+2に相当するスキルがないため完全に無駄になってしまう。
      速射とそこそこのスロット数、また3スロット部位もあるため連発数+1を含む装備を組む場合によく使われる。

ブラキウムシリーズ

  • 一式で挑戦者+2、火事場+2、痛打、乗り下手が発動し、スロットは8つ。
    発動スキルは4Gの時と全く同じだが、スロットが1つ減り、3スロット部位も無くなってしまったため、やや弱体化した。
    痛打が発動する関係上、やはり打撃属性の武器や片手剣の減気の刃薬等とセットで活用したい。
    打撃系武器はガードができないので防御面が硬いとは言えず、火事場や挑戦者を生かすには高い技量が必要である。
    玄人向けスキルの多いブラキ防具の中でも一際扱いの難しい防具である。
    • 運用する場合は擬似的なガードであるイナシができるブレイヴスタイルや、
      ジャスト回避によってガード以外の防御手段のあるブシドースタイルとの相性が良い。
    • なお、防具の最終強化には各部位で不滅の炉心核が必ず必要になる。
      超特殊許可クエストに引けを取らない攻撃力を持つ
      猛り爆ぜるブラキディオスを何度も相手にしなければならないため、
      一式を限界まで強化するにはなかなかの根気が必要となる。

MHW:I

EXブラキシリーズ

  • ブラキディオスの参戦により、マスターランクから生産可能。
    デザインはこれまでの上位版に準拠している。
    最大の特徴は、シリーズスキルの挑戦者・極意によりブラキ装備の代名詞たる挑戦者がさらに強化される。
    MHW:Iではクラッチクローを活用することでモンスターを任意に怒らせることが出来るようになり、
    挑戦者の発動機会が大幅に増えるという追い風が吹いていたのだが、
    挑戦者以外は使いどころが限られるスキルが多く、
    スロットも少ない本装備を最低3部位必要とすることもあって、あまり人気は無い様子。

EXブラキウムシリーズ

  • アップデートで特殊個体が参戦したことで、防具も無事に実装された。
    過去作ではそこまで存在感がなかったこのシリーズだが、
    今作は一転して最高評価を受けている。
    性能は下記の表の通り。
部位αβ
スキルスロットスキルスロット
弱点特効+1Lv2×2
Lv1×1
弱点特効+1Lv4×2
Lv1×1
ガード性能+2
挑戦者+2Lv2×1
Lv1×2
挑戦者+2Lv4×1
Lv2×1
Lv1×1
爆破属性強化+3
挑戦者+2Lv2×2挑戦者+2Lv4×2
砲術+3
挑戦者+3Lv3×1挑戦者+3Lv4×1
Lv1×1
砲術+2
弱点特効+2Lv3×1
Lv1×1
弱点特効+2Lv4×1
Lv1×2
砥石使用高速化+3
一式挑戦者Lv7Lv1×4
Lv2×5
Lv3×2
挑戦者Lv7Lv1×5
Lv2×1
Lv4×7
弱点特効Lv3弱点特効Lv3
砲術Lv5
ガード性能Lv2
砥石使用高速化Lv3
シリーズ
スキル
2部位以上:砕竜の闘志(挑戦者・極意)
4部位以上:砕竜の闘志(砲術・極意)
 
  • 無駄なスキルがないというのが何よりの特徴である。
    α防具はガンスとチャアクだと死にスキルゼロ、
    β防具に至ってはどの武器種でも全スキルが確実に有効なのである。
    弱点特効と挑戦者はMHW:I以降人気のスキルで、
    しかもそれぞれ上限追加後のLvMAXまで発動するとなれば一式防具の評価は高いものになる。
    また、素のスキルが少ない代わりにスロットが大量に空いているので、
    スキル自由度の高さも一役買っている。
    あまりの優秀さに、αβ混合の一式装備はそのままテンプレ装備になるほどである。
  • 個別で見てもどの部位も優秀で様々なビルドに組み込むことができる。
    単品の性能が高く2部位使うのが手軽なので、
    挑戦者・極意を発動させることも多い。
    • 例えばβ胴+β脚は挑戦の護石とともに達人芸テンプレに組み込まれ、
      テンプレでない達人芸ビルドでもとりあえず2部位はブラキウムということがほとんど。
      その場合は胴以外でも優秀なスロットを持つα頭等が使われる。
    • また、α脚は剛刃研磨ビルドに最適な部位である。
      以前は砥石使用高速化のために火力を犠牲にしたり、
      砥石使用高速化を諦めたりすることが多かったが、
      ブラキウムシリーズのおかげでスキル効率が上がり、
      搭載できるスキルが増えた。
      近接武器(特に双剣)がシルソルで会心撃運用をする時でも、
      α脚を組み込むだけで剛刃研磨ビルドが視野にはいってくる。
      キレアジの上ヒレに悩まされることなく快適な運用ができるだろう。
      • ちょっとだけ向かい風なのは、キレアジの上ヒレ用の救済イベクエが配信されたことだろう。
        ソロだと1分以内、2人以上だと開始数秒で終わり、
        悪くても1回3個ほど入手できるので、入手性は大幅に改善された。
        それでもクエストを周回する手間は多少あるし、枯渇を気にしたくないなら少なくとも100個前後は集めておきたい。
        アイテムに装備構築を左右されたくないハンターからはまだまだ需要があるだろう。
    • 他にもキリン3部位+ブラキウム2部位とすれば、
      強運で各種アイテム集め用のイベントクエストに最適化しつつ、
      会心率や攻撃力を挑戦者によって補完することができる。
  • 実はブラキウムβ脚はガルルガβ脚とスキル効率が全く同じである。
    装飾品を嵌めた後は同じスキル構成になることも多い。
    どんなビルドでもとりあえずガルルガβ脚…となっていたくらいなので、
    ブラキウムβ脚がいかに優秀かがわかるだろう。
  • 出現条件が少し変わっており、猛り爆ぜるブラキディオスの狩猟及び素材入手…ではなく、
    どういう訳か古龍の大宝玉の入手がトリガーとなっている模様。
    このためもし猛り爆ぜるブラキディオスを狩猟出来なくても落とし物などに頼れば装備は作れるのだが、
    採用率が高い部位は古龍の大宝玉を使用しない部位が多いため
    古龍の大宝玉を使わない部位の為に古龍の大宝玉を手に入れる必要があるという結構面倒な事態に陥る。
    今作でも古龍の大宝玉はそれなりに使用頻度が高いため、ご利用は計画的に。

MHF

  • MHFでもブラキディオスの導入に伴い、遷悠防具として実装された。
  • ブラキシリーズは1部位装備するだけで、ボマーが自動的に発動する
    MHFのボマーでも爆破属性の威力を強化する効果はあるが、
    MHFにおける爆破属性はかなり物足りない性能となってしまっており、自動発動スキルのメリットは活かし辛い。
  • ただし防具としての性能は非常に優れており、
    特に剣士部位には生産した瞬間から匠+5が存在する。
    HR5で生産できるこの防具だが、スキルインフレが凄まじいMHFですらも、
    この時点で匠+5は破格以外の何者でもない。
    同じく匠+5のジンオウグリーヴと組み合わせると、たった2部位で斬れ味レベル+1が発動する
    その他のスキルも、底力(胴・腰以外)・達人・攻撃という俗に言う剛力スキルが揃っており、
    頭以外の部位には強敵相手に役立つ根性スキルまで備わっている。
    導入元では闘魂スキルがあるがMHFには闘魂が無いためか、
    代わりに希少スキルの「闘覇」を頭・腕・脚部位に3P備えている。
    また、胴と腰部位には絶対防御のスキルポイントまで存在する始末である。
    ただ、どちらもブラキシリーズだけではスキル発動に持っていくことはできない。
  • G級ブラキディオス素材を用いることで、ブラキG・ブラキGF・ブラキGXシリーズへと強化が可能。
    攻撃スキルが剛撃となり、剣士胴部位と腕部位には剣神
    そして底力と根性はに置き換わっているなど、総じて攻撃的なスキル構成になっている。
    剣神と剛撃、剛撃と絶対防御、剛撃と闘覇の組合せは当時まだ少なく、
    剛撃スキルの復権にも貢献することになった。
  • ちなみに遷悠防具の特性として属性耐性は非常に極端になっており、
    火耐性が1部位+15なのに対し水属性は1部位-6である。

MHXR

  • MHXRでは通常のブラキシリーズに加え、炸裂個体から入手できる「ブラキシリーズ・炸」と
    爆氷種から入手できる「ブラストザードシリーズ」が存在する。
    スキルと技玉は剣士とガンナーどちらの防具でも同じ。

ブラキシリーズ

  • 「襲来!ブラキディオス」で排出される防具。レアリティは☆4。
  • LvMAX時の防御力は1部位で剣士が270、ガンナーが225前後。
    スキルは頭から順に「武技師+8%」、「乱打【小】」、
    「氷耐性+30」、「会心+6%」、「火属性攻撃+50」が発動し、
    技玉は火の技玉が腕に2つ、それ以外に1つずつ付いている。

ブラキシリーズ・炸

  • 「強襲!ブラキディオス炸裂個体」で排出される防具。レアリティは☆5。デザインは通常のブラキシリーズと同じ。
  • LvMAX時の防御力は1部位で剣士が365、ガンナーが330前後。
    スキルは頭から順に「回避距離【小】」、「前転回避攻撃【小】」、
    「ブースター+30」、「高級耳栓」、「雪だるま耐性+50%」が発動し、
    技玉は火の技玉が腰が1つ、それ以外の部位に2つずつ、頭と腰には更に氷の技玉が1つずつ付いている。
  • 胴装備で発動する前転回避攻撃【小】は名前の通り前転回避時にモンスターにダメージを与えるスキル。
    肉弾戦を主体とするブラキディオスらしいスキルである。
    転がって攻撃するのは主任の方だけど。
    ただしダメージは小さく、双剣や覇玉ライト等の前方回避が
    前転にならない場合がある武器種もある為使いどころは多くない。
    探検クエストであれば一撃で削り切れなかった小型モンスターを前転で倒してしまうということもできなくはないが…
  • ちなみに腰装備は他の部位に比べて少し防御力が高めで、多くのモンスターに有効な高級耳栓が発動している為
    危険度8、9を攻略する段階ではそこそこ優秀な性能である。

ブラストザードシリーズ

  • ブラキディオスの特殊種、爆氷竜ブラキディオス爆氷種の防具。
    「強襲!ブラキディオス爆氷種」で排出される。レアリティは炸と同じく☆5。
  • デザインは4G以後のブラキXシリーズをベースとしており、青かった甲殻の部分は氷を思わせる水色、
    粘菌部分は赤色になっている他、所々に氷の棘が追加されておりシルエットも若干異なっている。
  • LvMAX時の防御力は1部位で剣士が400、ガンナーが390前後。
    スキルは頭から順に「火傷耐性+50%」、「猛加速氷撃」、「耐震」、「自然回復【中】」、「高級耳栓」が発動し、
    技玉は氷の技玉が脚に1つ、それ以外の部位に2つずつ、腰と脚には更に氷の技玉が1つずつ付いている。
  • 火傷耐性や耐震などドボルベルク峰爆種に相性のいいスキル構成になっている。
    実際、公式ではラージャンに挑戦するまでの攻略ルートでは
    入門クエスト→斬竜→爆氷種→峰爆種→金獅子」となっており、
    爆氷種の装備で峰爆種に挑む事が事実上の攻略ルートの一つにされている。
  • 胴の猛加速氷撃は、自分がダメージを受けるまで攻撃のヒットごとに
    氷属性攻撃力*1が5ずつアップ(最大200)するというもの。
    離れた位置からヒット数の多い攻撃ができるライトと弓は相性が良い。
    ちなみにこの2種は峰爆種のクエストで特効武器にも指定されており、
    (条件付きだが)攻撃力を200上げるスキルのあるこの胴を装備すれば
    十分なダメージアップが期待できるだろう。
  • 腰や足は使いやすいスキルと加えて土の技玉を有している為、
    氷属性以外の武器でも使いやすく、こちらはこちらで便利である。

ブラキネコシリーズ

  • 砕竜の端材を利用して作り出されたオトモアイルー用のブラキ装備。
    MHP3ではまだブラキディオスが登場しておらず、MH3Gではオトモアイルーがシステム上不在だったため、
    初登場はMH4にまで持ち越された。
  • 装備の名称がちょっと独特。
    頭用は「ブラキネコヘッドギア」、胴用装備は「ブラキネコグローブ」となっている。
    見た目もその銘の通りで、完全にボクサーを意識している。「胴」の装備なのに「グローブ」とはこれ如何に。
    装備するとちょっと気が大きくなるのか、「今日にもデビューできそう」らしい。
    そして「無性にシャドーしたくなる」とか。
    ぽかぽか島で存分にトレーニングに勤しんでもらうのもいいかもしれない。
    実戦に立てなきゃ限りなく意味は薄いが。
    なお、MH4(G)における頭装備の標的傾向は大型一筋。
  • 武器は砕竜の拳を模した「ブラキネコパンチ」。
    銘はネコパンチでも素材元はブラキディオスなので、殴られればなかなか痛そうである。
    先端部には粘菌と思しきものが赤々と輝いているが、MH4(G)ではオトモ武器は特殊属性には対応していないため、
    残念ながら無属性武器である。
    状態異常攻撃【爆破】のオトモスキルがあれば、ブラキディオスの戦法をより忠実に再現できる。
    MHXではオトモ武器自体に特殊属性も付くようになっている。
  • MH4(G)においては、材料となる「砕竜の端材」がモンニャン隊のラージャン狩猟クエスト(火山)にて
    おまけとして入手する事しか出来なかったため、生産が少々面倒であった。
    MHXではブラキ素材との交換も可能になって、幾分作りやすくなっている。
  • MHXXではG級武器の「ブラキネコギガパンチ」が登場。
    最高峰の武器には攻撃力で負けるが、HR上限解放前のG級武器では貴重な爆破属性を持っている。
    HR解放後獰猛素材から作られる「獰ブラキネコパンチ」は近接特化とはいえ、驚異の爆破40
    • なお、同作ではブラキディオスの特殊個体、猛り爆ぜるブラキディオスが復活したが、
      残念ながら彼のオトモ用装備は用意されなかった。
  • 因みにブラキネコパンチの説明文には「えぐり込むように打つらしい。」と書かれている。
    そして防具は両方とも「拳闘に憧れ、明日を探しまくるオトモに大人気」だという。
    十中八九あの日本を代表するボクシング漫画を意識していると思われる。
  • なお、防具の着彩設定では、
    粘菌風のデザインが施された薄緑色の部分がカラー変更に対応している。

余談

  • 新規・ブラキXにデザインが変わったことで、拳に粘菌がついたような見た目へと進化した。
    ブラキと言えば拳法を思わせるような戦い方が目に浮かぶだろう。
    …お察し頂けただろうか?
    詰まる所、例のアレを使って一度振るえば、ブラキディオスごっこができてしまうのである。
    実用性は皆無だが、ブラキディオスの気分になりきってみるのも悪くはないはずである。
    どうせ殴るのであればせっかくコラボしたのだし、
    オラオラオラオラオラオラドラララララララなどと掛け声をあげるのも面白いかもしれない。
    周りから白い目で見られても責任は取れないが、その手の人ならついてきてくれるはずであろう。
    • ギルドカードに登録するだけならまったく問題ない。
      ポーズをシャドウにするも良し。オトモにもブラキネコシリーズを装備させるも良し。
      コメントを上記のものにするのも、別のネタを入れてみるのも自由である。
      やるからには全力を出してみよう。
    • MHFには上記の武器は存在しないが、代わりに砕竜の気持ちという名前の、ブラキディオスの腕型の穿龍棍がある。
  • MH3Gの無印ブラキ装備は、メインモンスター装備であるにもかかわらず
    「着ぐるみ」こと実物大展示造形物が作られていない(MH3のラギア装備以降の流れとしては珍しい)。
    MHXではディノ装備のみ着ぐるみが作られているが、これに関しては、他の三大メインモンスター装備まで作成するのは
    予算的・時間的制約が有った為と思われる。
    まぁ、「パッケージモンスターだから」と云うのも有るかも知れないが*2
    • 理由としては色々と考えられるが、いずれも推測の域を出ない
      (MH3G自体が3DS系プラットフォームに参入する為の試金石として作られた物である為に
      着ぐるみを発注している余裕が無かったとか、造形に際して再現性に関わる問題が有ったとか…)。
      再現性については、「概要」の項目でも触れているハイパーゾアノイドと同じ
      「トップヘビー」になる部分も問題となるが、質感の再現が問題になっていたとも考えられる。
      これは、実物大展示造形物が
      「ゲーム内の設定に基づく質感の再現」をコンセプトにしている事と無関係ではない。
      本装備の質感を再現する場合、透明素材を用いるのが理想なのだが
      強度保持の為に重量増加が避けられず、
      また、扱いが極めてデリケートになる側面が有る。
      特撮作品に詳しい向きには、『超光戦士シャンゼリオン』と似た理由だといえば分かりやすいか。
      サバじゃねぇ!

関連項目

モンスター/ブラキディオス
モンスター/ブラキディオス/派生作品
モンスター/猛り爆ぜるブラキディオス
武器/ブラキ武器
スキル/闘魂 - ブラキシリーズと因縁深いスキル。MHW:Iではシリーズスキルで挑戦者・極意が発動可能。


*1 本作での○属性攻撃UPは「○属性の武器を装備した場合攻撃力UP」なので純粋な攻撃力UPと見てよい。
*2 ミツネ装備の場合、ベルダー装備等の初期装備同様「衣装」扱いとなる