防具/ライダーシリーズ

Last-modified: 2022-12-17 (土) 08:01:55

概要

  • MHSTおよびMHST2の初期装備。
    説明文によれば激しいライドオンにも耐えられるよう軽くて衝撃に強い素材が用いられているとのこと。
  • 無印MHSTにおいては生産ができない装備の一つであり、複数入手するにはハクム村の加工屋で購入する必要がある。

性能

MHST

  • 初期装備として登場。作中ではハクム村の乗り人が好んで愛用する装備とされており、
    モンスターの顔や耳を模してデザインされたフードが特徴。
    デザインの際、中央アジアの騎馬民族の衣装を参考にしたとのこと。
    • 今作では数少ないギミック付き装備で、頭装備を非表示にすることでフードを後ろに脱ぐことができる。
      性能には干渉しないので気分によって付け外ししてみるのもいいだろう。
  • 性能面に関しては初期装備ということもあり耐性はオール0で防御力も低め。
    その上、作中では唯一スキルが一切発動しない装備でもある。
    純粋に防御力のみを上げる装備であり、初代MHを彷彿とさせるストイックな性能となっている。
  • 強化難易度は比較的低いので、こまめに強化していけばストーリーの中盤まで活躍させることも可能。
    ただし強化しても耐性・スキル構成は一切変化しない為、
    ある程度の所で見切りを付けて乗り換える必要があるのは事実。
    中盤以降は手強い相手が増えるので、遅くともフルクライトジオに着く辺りで装備を新調した方が良いと思われる。
  • 上位強化を施すことで名称がライダー装備と変化するが、耐性・スキル構成は一切変化しない
    どころか限界まで強化してもこの状態なので、上位以降の強化はほぼ趣味の範囲となる。
    これを強化しているあなたはかなりのマニア
  • 使い道を見出すとすれば、縛りプレイや通信対戦でのローカルルールにおける装備指定の対象あたりが挙げられる。
    どちらもかなりマニアな使い方ではあるが、ライダーのスキルが一切発動しない以上
    オトモンの純粋な実力勝負ができるため、人によっては重宝するかもしれない。
    • スキルが付いていない理由としては、MHSTでは主人公の装備を外すことが出来ないため
      本家シリーズにおける防具未装備の状態に相当する装備を用意することで、
      いわゆる裸縛りを擬似的に再現できるようにする為の配慮と思われる。
      ぶっちゃけ本家シリーズ同様に防具を外せるように設定すれば問題ない筈なのだが、
      年端もいかない少年少女をパンツ一丁インナー姿にするのは流石にマズかったのだろうか
  • ちなみに主人公の着用するものとNPCのものとでデザインが違い、
    後者の方は装飾少なめなマフモフシリーズといった趣である。
    なお、MHSTの体験版特典として入手できるナビルーコーデ「ライダーさんのマネ」はNPC版のものが元となっている。

新ライダー装備

  • 2017年11月22日に配信されたver.1.3で追加された装備。
    アニメ版MHSTのブラックライダーズ編でのリュートの衣装を再現した、いわゆるコスプレ装備である。
    こちらはライダー装備よりも耐性が高く、強化していくと
    「全耐性強化【大】」が発動する等、無印ライダー装備の上位互換ともいえる性能となっている。

MHST2

  • 前作から引き続き初期装備として登場。デザインは前作からガラリと変わり、より民族衣装としての趣が強くなっている。
    また今作ではマハナ村のライダーの正装という設定であり、
    主人公以外のライダーも同形の衣装を身に付けているのを確認できる。
    生産や強化には主にランポス素材が要求される。
  • 相変わらずスキルは一切発動しないが耐性面は前作から変化しており、水耐性が高く龍耐性が低くなっている。
    折角得た水耐性を生かせるモンスターが序盤にいないのが惜しまれる
  • 今作でも条件を満たすと上位強化ができるようになるが、
    本装備に上位強化を施しライダー装備改となると新たに3つのスキルが追加される。具体的な内容は以下の通り。
    • 絆ゲージ上昇量がかなりアップする魂の絆(大)
    • 絆技の威力かなりアップする絆技強化(特)
    • HPが半分以下の時に絆ゲージ上昇量が大幅にアップする相棒(中)
    ライダーの正装らしく、絆ゲージの回収と絆技に特化した非常に分かりやすいコンセプトに仕上がっている。
  • 特に絆ゲージの上昇量がアップする魂の絆(大)がかなり優秀。
    今作ではダブルアクションで相手の攻撃を潰すためにオトモンに指示したり、
    大技回避のために攻撃をライドオン状態で受けたり絆技でキャンセルしたりといった行動が重要になるのだが
    そのリソースである絆ゲージの回収量を増やせるというのはシンプルに強力。
    魂の絆(大)を持つ装備自体は他にもいくつか存在するが、この装備の長所は序盤装備特有の制作難度の低さにもあり、
    鳥竜種の上鱗と鎧玉があれば直接生産できるのでクリア後ダンジョンの浅層や上位の巣で
    ちょっと素材を集めてくればすぐ作れてしまう。
    • ライバルとなるのがボーン装備改
      こちらは絆技とのシナジーを捨て攻撃に振った性能になっているのだが、
      こちらにも魂の絆(大)が搭載されている上に製作可能時期がモロ被りになってしまっている。
  • ただ今作はダブルアクションで格上の相手でもある程度封殺できることもあって
    防具を更新せずともそれなりに攻略が可能な環境であるため、
    頻繁に装備更新するようなプレイヤー以外にはそもそも製作自体をスキップされてしまいがち。
    序盤装備としての宿命なので致し方ないだろう。
  • Switch版では前作MHSTのamiiboをイノリの壺で読み込ませることで、
    前作の初期防具を模した「ハクム村ライダーの服」の重ね着装備も使えるようになる。
    前作同様、頭防具の表示設定でフードを外すことも可能。
    • 特典の取得後もツキノ占いやMHRiseの雑貨屋の福引など、amiibo対応各作品での使い道はあるが、
      前作のamiiboはMHST2発売時点で既に4年半以上前の商品であり入手性に難があるため、
      確実を期するなら、Ver1.2.0で追加されたDLCで取得するのが無難。

MHRise

  • MHST2との連動特典として登場する。デザインはMHST2準拠のもの。
    プレイするハードウェア内にMHST2のセーブデータがあると重ね着装備として入手できる。
    ただし、重ね着装備のみで防具としては実装されていない。

余談

  • 2017年11月5日から期間限定で、MHST公式サイトにて
    キャラクターの制作資料が公開されていた*1
    第一回目に公開されたのは主人公(リュート)とリヴェルトの資料で、
    その中にはライダー装備のデザインの資料も掲載されていた。
    没案となったデザインはゴーグルを額に掛けたデザインや、クックシリーズのようなデザイン、
    火竜の甲殻らしき素材が使われたデザイン等々さまざまだが
    マントのデザインを採り入れることは割と早い段階から決まっていた様子。

関連項目

シリーズ/モンスターハンターストーリーズ
シリーズ/モンスターハンターストーリーズ2 ~破滅の翼~
世界観/ライダー
ゲーム用語/初期装備


*1 現在は公開は終了している。