防具/リアンシリーズ

Last-modified: 2024-02-11 (日) 07:16:01

MHFシーズン4.0のパッケージ特典装備として登場した、課金防具の一種。
そのデザインからMHFにおいて非常に人気が高く、根強いファンが多い装備である。

目次

概要

  • デフォルトカラーは青を基調としている。
    鍔の広い帽子と口元を覆う黒いマスク、各所に添えられたひらひらと舞う水色のリボンが特徴的。
    旅人の儀礼用衣装をイメージしたとされており、また一見すれば軽装の騎士といった印象も浮かぶだろう。
  • モンスターハンターフロンティア10周年記念メモリアルブックによれば
    「ギルドナイトシリーズとコンセプトが近いため、リボンなどの小物によるかわいらしさを入れてみた」とのこと。
    確かに騎士然とはしているが、
    課金系統に多い布調の要素とうまく調和されており、かっこいいとも可愛いとも受け取れる、秀逸なデザインとなっている
    • カラーバリエーションは青の他に赤、黒、白の計4色が存在する。
  • そして主に女性用装備の話になるが、多くの男性を引き付けたを持っている。
    詳しくは同リンクにもあるが、
    パッケージを品薄に追い込む新規層獲得に大きく貢献するなどいくつもの逸話を生んでいる。

MHF

  • 当時の最終強化段階はリアンF。発動スキルは、
    剣士:氷属性攻撃強化【大】・体力回復アイテム強化・女神の赦し・砥石使用高速化
    ガンナー:火属性攻撃強化【大】・ダメージ回復速度+1・女神の赦し・装填数UP
  • スキルの目玉は同アップデートにて実装された〇属性強化
    • 剣士用装備は属性強化。
      同アップデートにて登場したベルキュロスは氷属性が弱点なため、相性を意識されたのだろう。
    • 一方のガンナー装備は属性攻撃強化。
      当初こそ活躍の機会は少なかったが、のちにテオバレッタの登場などで陽の目を見た。
      • 余談だが、今でこそ馴染み深いこのスキルも、
        シリーズ全体で初登場したのはこのタイミング、ひいてはこの防具であったりする
        (シーズン4.0のアップデートが2008/12/17。
        メインシリーズでの初登場は2010/12/01発売のMHP3である)。
  • その他のスキルも場所を選ばない便利なものが揃っており、やはり新規層への意識がうかがえる。
    当時の課金装備は強化が地味に大変だったが、逆に思い入れを深めたプレイヤーもいる模様。
    ロビーやラスタ、外装にて一度でも着たプレイヤーは多いのでは?
  • 2010-4-1にてキット販売に対応。
    MHF-Gアップデートでは非常に早いタイミングでG級派生が追加された。
    また、MHF-Zアップデート時にはプレミアムキット販売の大整理(縮小)が行われたが、
    その中でも販売が継続された数少ないキットの一つに抜擢されている。
    さらに言えばパッケージで登場した防具、という枠では唯一ということになる。
    • 当時他に販売が継続されたキットは(コラボ系装備を除くと)「キャロルシリーズ」、「アステリシリーズ」のみ。
      ちなみに、コラボ装備で同じく生き残ったキットにはこれがあったりする。残念ながら縞パンではないが。
  • 上記のタイミングでZP派生が追加されたため、初めての辿異防具として着用することができた。
    置いてけぼりとなってしまう装備も多い中、これらの対応からも、この装備の人気が大きく認知されていることがうかがえる。
    惜しむらくは、いずれにおいても手早く強化先が追加される一方で時代にだんだんついていけなくなり、
    結果的に着る機会が少なくなりがちだったということだろうか。

MHR:S

  • モンスターハンターライズ:サンブレイク スペシャルプログラム 2022.8.9」の映像内にて、
    イベントクエスト報酬としてメインシリーズに登場することが判明
    そして、2022年9月1日に配信されたイベントクエスト「電光一閃」の報酬で
    重ね着装備として生産素材「軽装の異国製図」を獲得できるようになった。
    難解な図と異国の文字で埋め尽くされているが、紳士達の熱意の甲斐あって辛うじて一言「リアン」と読み解けるという。
    素材は各部位1つずつ、全部位で5個必要となる(追加で部位ごとに電竜素材8ポイント分も必要)。
    • このイベントクエストの相手はライゼクス(最小金冠確定)1頭。
      MHFでこの装備と共に初登場したベルキュロスと共通する、雷属性の飛竜種として抜擢されたか。
      ちなみにこのクエストはMR1から受注できるので、やろうと思えばMR上がりたてでライゼクスと戦う事ができる
      もっとも、MR上がりたてではかなりの強敵であるライゼクスを狩れるかは別問題だし、
      仮にMR上がりたてでライゼクスを狩れたとしても武器は作れないが。*1
  • デザインはもともと剣士・ガンナー共通であったため目立って大きな違いはない。
    MHF後期以上の高精細ポリゴン、フルHD画質で風に揺れるリボンを存分に堪能しよう。
    そして女性装備の縞パンももちろん健在。やはり布面積が増やされているが…
    • 着彩可能範囲は、着彩1がリボンと女性装備の縞パンなど水色の部分、
      着彩2が帽子やアームカバーなど青色の部分である。
      そのため、青以外のカラーバリエーションで完全再現可能なのは黒のみとなっている。
  • MHFの要素が多々取り入れられた今作では、出身が同じ装備のアスールシリーズ(重ね着装備)が既に実装されており、
    それに続く形となった。
    膨大な数あるMHFオリジナル装備の中で、白羽の矢が立ったのは名誉あることだろう。
    • 装備2種の実装により、元が課金装備かどうかに関係なく起用される可能性があることが判明した。
      そして実際、当イベントクエストを皮切りに課金装備の重ね着が数種類実装されることとなる。

余談

  • リアン(リヤン)とは、スペイン語で「」を意味する。
  • シーズン4.0アップデートのプレビューサイトにて、アップデート記念のデスクトップ壁紙が配信されていた。
    その内の第2弾が、新フィールドの峡谷を中心にとらえ、
    リアン装備の女ハンターが振り向きながらこちらに手を差し伸べているというものである。
    マスクをしている分より強調される優しげな瞳や、背面から見てるせいでかなり目立つ絶対領域とお尻に心射られた諸氏も多いと思われる。*2
    • その他公式CGに登場した機会として、XBox360版のサービス開始に向けて作成されたMHFオリジナル装備の集合絵風CGが存在する。
      こちらではなんとマスクを外している。
      意外にも(?)リップを塗っているのが分かり、魅惑的な雰囲気を漂わせている。

関連項目

モンスター/ベルキュロス - リアンシリーズが登場したシーズン4.0にて実装されたモンスター
防具/アスールシリーズ - 本編に逆輸入されたMHFオリジナル装備の先駆け
防具/セイラーシリーズ - MH3Gで初登場した縞パン装備の後輩。後にMHFとMHR:Sで共演。


*1 防具のゼクスシリーズは作れるので全く無意味という訳ではない。
*2 壁紙のCG名は「ようこそシーズン4.0へ!」:モンスターハンターフロンティア10周年記念メモリアルブックより