防具/ルドロスシリーズ

Last-modified: 2023-09-18 (月) 17:05:41

MH3から登場した、ロアルドロス、ルドロスなどの素材を使って作れる防具。

目次

概要

  • ロアルドロスの鬣を加工したコートや厚手の上着のような形をした防具。
    有名なデザイナーに設計されたらしく、オシャレな防具として若いハンターに人気らしい。
    • 実際、現実にあってもあまり違和感の無いセンスの良いデザインの服が多い。
      着彩設定が広い面積に対応しているのも特徴で、オシャレ用にパーツ単位で利用される事も。
  • 男性ガンナーの頭装備はツンツン頭にゴーグルとまるで少年漫画の主人公である。
    MH3の説明書のボウガンの項目に使用されたので、印象に残っている人も多いだろう。
    尚、男性ガンナーのその姿は、かつてカプコンから発売されたシューティングゲーム
    「ガンスパイク」に登場したキャラの一人、シバ・シンタロウにも似ている事から、
    一部から「シバ装備」とも呼ばれているとか。

作品ごとの性能

  • シリーズ通して、通常種・亜種ともにスタミナ関連のスキルを発現することが多い。

MH3・MHP3

  • 一式装備するとルドロスらしくランナー水属性攻撃強化、酸素無限等のスキルがつく。
    亜種の物もあり、こちらは珍しいスキル"腹減り無効"が発動する。
    他にランナーや状態異常強化も発動する為、状態異常双剣とは特に相性がいい。
    代わりに水と余り縁の無い生活を送っているからか、酸素無限や水属性強化は発動しない。

MH3G

  • MH3Gでは、通常種上位装備のルドロスSシリーズに一式で聴覚保護のSPが8あるため、
    防音珠を2つ装備することにより耳栓が発動できる。
    一式で耳栓が発動する上位装備といえばネブラシリーズロワーガ・ファルメルシリーズもあるが
    これらと違って加護のSPのマイナスがない(=悪霊の加護が発動しない)のがメリットと言える。
    加えてランナーのスキルも発動するため、特に双剣やハンマーとの相性に優れる防具である。
  • 通常種G級装備のルドロスXシリーズにも聴覚保護のSPが8あるが
    同時期に作成できる装備に一式で”高級耳栓”と”斬れ味レベル+1”が発動する
    ヘリオス・セレネシリーズが存在するので残念ながら出番はまずないだろう。
  • MH3Gでは亜種のG級装備、ルドロスZシリーズが非常に重宝されている。
    理由はモガの森で活動するのにスキルが程よく適しているから。
    発動スキルは状態異常攻撃+1、ランナー、腹減り無効、毒無効とマイナススキルは一切無し。
    スタミナ管理の心配が省け、意外と厄介な毒も無効化。そして水耐性20と水中戦にも対応。
    スロット数も7つなので、お護りと組み合わせて自動マーキング捕獲の見極めが発動すれば、
    タイムアップの無いモガの森で大型モンスターを捕獲し放題とさらに使い勝手が良くなる。
    上位相当のモガの森において、G級装備ならば火力スキルを無理に盛り込む必要性は薄く、
    爆破武器や毒武器を持ち込めば大抵のモンスターを短時間で狩ることができる。
    • しかし欠点は水耐性を余り生かせず、火・雷属性の攻撃に弱いこと。
      水属性を使う敵はロアルドロス通常種、ガノトトス、
      水中のラギアクルス通常種・亜種、チャナガブルとそこまで多いわけではなく、
      火属性持ちはクルペッコ、リオレイア通常種・亜種、リオレウス通常種・亜種、ウラガンキン通常種、
      雷属性持ちはクルペッコ亜種、ラギアクルス通常種・亜種にジンオウガと食事などで対策が必要な敵も多い。
      もっともモガの森は何度倒れても問題ないので、ネコのおまけ術と併用すれば体力もスタミナも一切減らないし、
      そもそも上位相当のモガの森でG級防具を着ていれば、たとえ耐性が低くてもそこまでのダメージにはならない。
      「交易朱印状」の勲章を手に入れるために、製作しておいても損はない装備と言えるだろう。

MH4(G)

  • MH4でも続投。
    竜人問屋での素材交換でロアルドロスの素材を入手することで作成可能となる。
    発動スキルはランナー、水属性攻撃強化+1、暑さ無効
    雷耐性にマイナスのSPを持つが、耐性弱化はギリギリ発動しない。
    • また、本作では発掘装備でもルドロス装備が入手可能。
      発掘装備版のデザインは、男女ともにカジュアルな私服といった感じで、あまり防具らしさが感じられない。
      特に女性用は、頭がニット帽、胴がセーター&ジャンパー、腕がミトン、腰がミニスカート、
      脚がミドルブーツといった外観でなかなかオシャレで可愛らしい。
      • なお、ルドロスシリーズは探索でも入手できるので、
        頑張ればギルドクエストに一切手をつけなくても一式を作成することが可能。

MHX(X)

  • MHXではロアルドロス復活によりこの装備も続投。
    下位のルドロスシリーズではスタミナ急速回復と腹減り半減が、
    上位のルドロスSシリーズではスタミナ急速回復とランナー、回避性能DOWNが発動する。
    どちらもスタミナに特化した装備のため、溜めが前提のハンマーや双剣に向く。
    ただし回避性能DOWNの打ち消しを忘れないこと。
    ブシドースタイルまたはフレーム回避ができないであるのならその限りではないが。
    • 特に、ルドロスSシリーズは最終盤まで長く使うには心許ないものの
      タマミツネガノトトスゲネル・セルタスと言った上位中盤の厄介な水属性の難敵を相手に
      作成難度の容易さや強化の手軽さも相まって、地味ながらも心強い装備となろう。
      水ブレス攻撃に対する耐性の高さも然る事ながら、
      いずれも追い掛けられたり、追い掛けたり、ひたすら走り続ける戦闘を与儀無くされる相手である。
      強走薬を持ち込む工面に悩まされる上位中盤には、アイテム枠の余裕が出来る側面でも助かる。
  • MHXXではG級版のルドロスXシリーズが登場。
    剣士ガンナー共通で、上位から引き続きスタミナ急速回復とランナーが発動する。さらに水属性攻撃が8点分付く。
    折角の水属性攻撃のSPとスタミナ特化のスキルを活かすために、剣士なら双剣、ガンナーなら弓が最適だろう。
    スロットが6つ空いているので上手く相性の良いスキルを追加できれば、G級序中盤を駆け抜けるのに優秀な装備となる。
    • ルドロスSやXの一式に運搬の達人を追加してやると、
      普段ならあり余る程のスタミナを活用した、強走薬要らずの快適な運搬が行える。

MHR(:S)

  • 水没林の復活と共に、ロアルドロスとこの装備も復活した。
    剣士・ガンナーが統一されたMHW以降の仕様に倣い、
    この装備も過去シリーズにおける剣士版の見た目で実装されている。
    レア度は下位から順番に2、4、8で、各ランクの比較的序盤から作成できるのも変わらず。
部位ルドロスルドロスSルドロスX
スキルスロットスキルスロットスキルスロット
水属性攻撃強化+1-ランナー+1Lv1×2ランナー+1Lv2×1
Lv1×1
フルチャージ+1フルチャージ+1
集中+1
スタミナ急速回復+1-スタミナ急速回復+2Lv2×1スタミナ急速回復+2Lv4×1
集中+1
ランナー+1-ランナー+1Lv2×1
Lv1×2
ランナー+1Lv2×2
Lv1×1
強化持続+1
弾丸節約+1
水属性攻撃強化+2-ランナー+1Lv1×1ランナー+1Lv2×1
フルチャージ+2フルチャージ+2
強化持続+1-強化持続+2Lv3×1強化持続+2Lv3×1
集中+1
一式水属性攻撃強化+3なしランナー+3Lv3×1
Lv2×2
Lv1×5
ランナー+3Lv4×1
Lv3×1
Lv2×4
Lv1×2
スタミナ急速回復+1フルチャージ+3フルチャージ+3
ランナー+1スタミナ急速回復+2集中+3
強化持続+1強化持続+2スタミナ急速回復+2
強化持続+3
弾丸節約+1
 
  • スキルシステムが変更されてから初めての復活となったが、
    過去作と同様にスタミナ関連の快適さを軸としたスキル構成が特徴。
    • 下位の無印版は、ルドロス装備おなじみのランナーやスタミナ急速回復、水属性攻撃強化などを備えている。
      一式で使うなら、水属性双剣と組み合わせればどのスキルも腐りにくいか。
    • 上位のSシリーズは、水属性強化の代わりにフルチャージを備えた他、
      既存スキルポイントが大きくなりスロットも備えるようになった。
    • MRのXシリーズは、Sシリーズのスキルに加えて集中や弾丸節約が追加。
      胴装備はスタミナ急速回復と集中、Lv4スロットを備えており、MR序盤に弓と組み合わせたくなる性能。
      腕装備は3種のスキルを活かせる武器が無いが、
      逆に言えば傀異錬成を施したときにスキルを犠牲にした伸びしろがあるとも言える。
      スロットが既に3個空いており、その点でも面白い拡張性が生まれるかもしれない。

オトモ装備

ルドロスネコシリーズ

  • MHP3から登場しているオトモ用のルドロスシリーズ。
    海綿質の素材の特性を活かし、水に対する属性抵抗力を高めた装備であるという。
  • 見た目に反して意外と重く、防御力も考慮されているという「ルドロスネコヘルム」と、
    見た目通りの柔らかな仕上がりが特徴的な「ルドロスネコメイル」、
    一式そろえるとさながら簡易化された男性用ルドロスシリーズをオトモが着込んでいるかのような印象。
    武器はロアルドロスの爪に特殊な加工を施した「ルドロスネコネイル」。
    一振りごとに水飛沫を巻き上げる、ルドロス素材らしい武器である。
    因みにオトモの武器にはハンター用の武器を小型化したようなものも多いが、
    ルドロスネコネイルは完全な新規デザインとなっている。
  • 宣伝文句の通り水属性にはとりわけ強いが、言ってしまえばそれだけの装備である。
    ある意味、序盤で作成できる装備故の宿命というものか。
    一応龍属性に対しての耐性もあるが、この装備が作成できる段階では
    龍属性などまだ見た事も無いというハンターも少なくはないのであまり意味は無い。
    そしてやはり火属性に対しては特に弱い。初期装備よりはいくらかマシだとしても、
    火属性を操る大型モンスター、具体的にはリオレイアやそれ以上の強敵が相手となると
    それだけでたちまち旗色が悪くなってしまう。
    なるべく早い段階で作成し、使えるうちに使い倒してしまうのがベストかもしれない。
  • MHXXでは防具の着彩設定にも対応。
    ハンター防具同様コートの広範囲がカラー変更の適用範囲となっており、オシャレの幅が広がった。

ルドロスガルシリーズ

  • MHRiseより初登場のオトモガルク用のルドロスシリーズ。
  • 海綿質の防具を胴体や脚の先に装着する。その見た目は
    「コンチネンタルクリップ」というカットを施したプードルそのものであり、
    ロアルドロスのモコモコとした質感とガルクの犬要素が掛け合わさった秀逸なデザイン。
    • 防具の着色設定では、海綿質の黄色いモコモコ部分が変更可能。
      亜種カラーを再現するも、毛並みに合わせるも良し。
  • 武器は円盤に6本の爪を取り付けた切断属性の「ルドロスガルクルス」。
    ロアルドロス片手剣のロアルクロウにある盾部分を武器に転用したような見た目。
    各ランクとも水属性の値が高く、同ランク帯のヨツミワドウ装備とは使い勝手が異なる。
    オトモスキルで属性の強化をしてやると対バサルモスなどに有効だろう。
    • とはいえ序盤のモンスター装備の宿命か、終盤に登場するオロミドロの装備にはあらゆる面で劣ってしまうので、
      前述のバサルモス特効もオロミドシリーズが完成するまでの繋ぎにすぎない。
      しかし、キュートな見た目は唯一無二の個性である。気に入ったら重ね着で着せてやるのも一興。

余談

  • 女性ガンナー用頭部には頭頂部から伸びる大きな飾りがついており、
    その絶妙な形と位置からアホ毛ブーメラン等と呼称されたりする。
    発売直後にはかの黒Wikiにも記載されていた。
  • 男性用ルドロスXの頭は異様なツンツンヘアーかつ、全体が色変更に対応している美味しい装備であるため、
    武◯遊戯だとか、スーパーサ◯ヤ人だとか色々なコスプレに使われている。
  • MHP3ではルドロスSヘルムの説明がルドロスSキャップと同じになってしまっているというミスがある。
    …が、なんとこのミスはMH3Gでもどういうわけかそのまま放置されている。
    ノーチェックでMHP3から丸コピーした結果がこれだよ!!…といったところか。
  • MH4Gではプーギーの服の一つに「ルドロスウォーマー」というものが登場。
    その名の通りどことなくルドロスシリーズを彷彿とさせる外見である。
    ルドロスシリーズも見方によっては防寒着のように見えなくもないが、
    こちらも「ウォーマー」という名称だけあってもこもことしていて暖かそうである。
  • ナグリ村加工屋の娘はパッと見、色味や髪型からルドロス装備を着ているようにも見える。
    しかし袖や足回りがモコモコだったり、ヘソ出しだったりと従来のルドロス装備とは細部のディテールがまったく異なる。
    水獣素材から作られたとは明言されていないため、質感が似ているだけの全く違う衣服かもしれない。
    感情の起伏の乱高下はまさに、ロアルドロスよろしく見事なまでの狂走っぷりだが
    その後、MHXXにて登場した「ルドロスXRシリーズ」が、(もちろん女性限定だが)彼女の格好を模したデザインとなった。

関連項目

モンスター/ルドロス
モンスター/ロアルドロス
モンスター/ロアルドロス亜種
武器/ルドロス武器
防具/ドロスシリーズ - こっちはルドロスの防具。