- 種族
- 海竜種(海竜目 海獣竜亜目 泡狐竜下目 タマミツネ科)
- 別名
- 泡狐竜(ほうこりゅう)
- 異名
- 妖艶なる舞
- 英語表記
- Mizutsune
- 危険度
- MHX・MHXX:★5, MHRise・MHR:S:★6
- 登場作品
- MHX, MHXX, MHRise, MHR:S, MHXR, MHST2, MH-R
目次
生態・特徴
- 水の豊かな地に生息する海竜種の大型モンスター。
緑溢れる温暖な地域だけでなく、寒冷地での生息も確認されている。
海竜種の中でも独自的な進化を遂げた種であり、他の海竜種には見られない特徴を多々持つ。
狐や蛇、霊獣などを思わせる幻想的な雰囲気を醸し出しており、
後述する能力と合わせてハンターズギルドからは《泡狐竜》とも呼ばれる。
- 咲き乱れる花を彷彿とさせる白と菫が美しい鱗、胴体や尻尾などを覆う濃紫色の体毛、
そして頭部や背中から生える花弁のような大振りなヒレが特徴。
特に雄の個体が持つヒレは非常に立派で、タマミツネの感情や体調に合わせて色合いが変化する。
成熟した雄の個体は基本的に単独で行動しており、一般的に目撃されるのも大多数が雄個体である。
特に繁殖期に入る頃は普段と比べて凶暴化し、主に漁業を生業とする人々や村に多大な被害を齎す場合もあり、
出現時にはハンターズギルドでも警戒を強める。
一方、雌の個体は幼体と共に群れを形成して暮らしており、人里に姿を見せる事はほとんど無い。
- 水辺を主な活動拠点とする水棲の海竜種ではあるが、
地上での活動を得意としており、陸地でも頻繁に目撃される。
また、海竜種の多くが流体中や地中などを遊泳・潜行することに特化した進化を遂げているのに対して、
タマミツネは純粋に地上で動き回ることに適した進化を遂げている。
それ故か、海竜種にしては珍しく身体の側面からではなく下側から四肢が伸びており、
獣のように腹部を地面から大きく浮かせた体勢を基本とする。
地上での運動能力は極めて高く、跳躍によって獲物の頭上から奇襲を仕掛けたり、
大きく回り込むようにしながら外敵の攻撃を回避するなど、非常に俊敏且つ柔軟な身のこなしを見せる。
この運動能力と後述する能力を合わせることで、水辺から離れた場所でも不自由なく行動することが出来る。
更に水棲の海竜種でありながら、水辺から離れた森林地帯を休息場として堂々と使っていたり、
起伏の激しい地形も驚異的な跳躍力で容易く跳び越えてしまうなど、
”地上”での活動能力は現在確認されている海竜種の中で最も高い部類に入る。
ただし、獣のような骨格を持つ反面地上を駆けることは得意ではないようで、
歩行する際は他の海竜種と同じく這うようにして進む。
- 肉食性で、特に魚などを好んで捕食する。獲物は咀嚼せずにそのまま丸呑みにする。
ある程度大きな獲物でも呑み込めるよう、下顎は蛇のように横方向にも開くことができるようになっており、
牙も内側に向けて生えて獲物が逆流することを防ぐなど、捕食に適した構造になっている。
なお、上顎には高圧力の水を噴き出す器官が存在する。
この器官から放たれる水流ブレスは飛翔する大型飛竜を撃墜するほどの威力を誇り、
タマミツネ自身の身体の柔軟性や機動力も組み合わせて周囲を一掃する技を披露する事もある。
- 最大の特徴は、全身から「滑液」と呼ばれる特殊な体液を分泌し、
その滑液と体毛を擦り合せる事で大量の泡を作り出す能力である。
タマミツネの滑液によって生み出された泡は非常によく滑り、
大量に浴びるとほとんどの摩擦を奪われ、最早まともに動く事さえできなくなってしまう。
タマミツネもこの体液や泡の特性を熟知しており、
泡を周囲にばら撒いたり攻撃と同時に相手に付着させる事で行動の自由を奪い、
自らは地面との摩擦を大幅に減らす事でより素早くしなやかな動きを見せる。
長く発達した爪がスパイクとしての機能を持つため、自身は摩擦が少なくても制動に支障はない。
また、この爪を武器として振り下ろして攻撃を仕掛ける個体も存在する。
泡を利用したタマミツネは雷狼竜ジンオウガの連続攻撃もまるで寄せ付けないほどの機動力を誇り、
その動きは『妖艶なる舞』とも評される。
外敵との戦闘の際、タマミツネは主にこの泡と機動力を最大限に活かし、
攻撃を避け続ける事で自分への被害を抑えつつ、相手を徐々に消耗させていく狡猾な戦法を好む。
- そしてタマミツネ最大の武器となるのが、艶やかな体毛に覆われた大きな尻尾である。
その豊かな体毛によって一見優しく柔らかな印象を受けるが、実際は非常に強靭であり、
タマミツネの柔軟且つ俊敏な動きの中で振り回せば、
生半可な防具では到底受け止めきれない絶大な破壊力を叩き出す。
タマミツネの強力な近接攻撃の大半はこの尻尾を用いたものであり、
時には周囲を一掃すべく薙ぎ払い、時には獲物を叩き潰すように振り下ろし、
時には身を翻しながら掬い上げるようにして外敵を空へ打ち上げるなど、縦横無尽に攻撃を仕掛けてくる。
- 平常時は辺りに泡を撒き散らし、その中心でのんびりと過ごしている場合が多い。
タマミツネの縄張りではシャボン玉のような泡が大量に宙に浮かんだ幻想的な光景が見られる事もある。
周囲に展開された泡が割れる際に発生する大気中の振動をヒレで感じ取る事で、縄張りへの侵入者を察知する。
外敵と鉢合わせてもいきなり全力で排除しようとはせず、
最初は甲高い咆哮による威嚇や牽制程度の攻撃で相手の出方を窺う。
この時点で相手が逃走するのであれば、それ以上の追撃を仕掛ける事はほとんど無い。
逆に相手が立ち退かない場合は前述した戦法を主軸に美しくも荒々しく暴れ出す。
しかし、そもそもタマミツネは真正面から外敵とぶつかる事をあまり好まないため、
戦闘中に流石に分が悪いと判断した場合は、これまた大量の泡を撒き散らして相手の動きを妨害しつつ、
自分は逆に泡を利用して加速し、相手が泡に翻弄されている隙に逃走してしまう事もある。
- なお、タマミツネの分泌する滑液にはタマミツネ自身が餌などから摂取した成分の一部が混入しており、
その成分の色素によって赤色や緑色に色づいた特殊な泡が発生する場合がある。
このような泡には浴びた生物の傷を癒したり、コンディションに影響を与える効果が含まれている。
滑液や泡には基本的には毒性などは確認されておらず、少量であれば摩擦を奪われる事も無いので、
狩猟時にはこれを利用する事もできるのではないかと噂されている。
また、自らの摩擦を減らすことを戦術として取り入れているタマミツネだが、
泡の生成中や移動のタイミングを狙われ、行動を妨害されたりすると、
摩擦を減らした事が仇となって派手に転倒し、隙を晒してしまう場合もある。
なお、タマミツネの素材を利用した防具には、適度な量の泡を自ら産出して行動の負担を減らしたり、
摩擦を減らす事で相手の攻撃を受け流しやすくする等の力が秘められている。
概要
- MHXのメインモンスターの一角を担う海竜種モンスター。
特殊個体などは下記の記事も参照されたし。- モンスター/タマミツネ希少種(焔狐竜、MHR:S Ver.12.0にて初登場。)
- モンスター/天眼タマミツネ(二つ名持ちモンスター。MHXXにて初登場。)
- モンスター/ヌシ・タマミツネ(ヌシモンスター。MHRiseにて初登場。)
- ”妖艶なる舞”のキャッチコピーを持つ。
何気に水属性を主軸にしたメインモンスターはタマミツネが初である。*1
渓流や原生林などの水源が豊かな地域での出現が確認されている。
- 花弁のような形状の大きなヒレが象徴的な海竜種。
海竜種としては比較的スリムな肢体、
そして渓流に咲く色鮮やかな白色と菫色、或いは桃色を基調とした体色が特徴。
一見するとアマツマガツチなどとよく似た姿をしているが、前述したヒレ状の器官のほか、
四肢や非常に長い尾に備わった紫色の体毛など、細部のビジュアルは大きく異なる。
また、この紫色の体毛に特殊な分泌液をこすり合わせることによって、
獲物の動きを封じる泡を作り出すという独特の生態を持つ。
髪でシャンプーを泡立てるようなイメージだろうか。- 通常状態は淡いピンク色の体色をしているが、
怒り状態になると鋭い咆哮と共に全身のヒレが赤く染まる。
その一方で疲労状態に陥ると青く染まりバテる様になる。
別名にも冠されている「狐」に似ている要素が散見されるが、
細長く丸みを帯びた首や大きく裂けた口、非常に柔らかい体など、蛇を連想させる特徴も見て取れる。
大多数のモンスターと異なり、タマミツネは喉の奥ではなく上顎からブレスを発射するが、
これも現実世界の一部の毒ヘビの毒液の吐き出しに実際に見られる行動である*2。 - 通常状態は淡いピンク色の体色をしているが、
- よく見ると分かるが、他のどの海竜種とも骨格構造が異なる。
従来の海竜種はワニなどのように足を真横に伸ばして生やし、腹を地面につけた姿勢を取っていたのだが、
タマミツネは獣のように足を真下に伸ばして生やしており、
カワウソのような姿勢で腹を浮かせている。
この骨格からも想像できるように、他の海竜種よりもしなやかで獣じみた動きが可能。- この骨格はカワウソに近い仲間であるイタチやフェレットがモデルになっているらしく、
胴体を長めにしたとのこと。 - 討伐後などに足の裏を見てみると、肉球に似た黒い斑点状の模様が確認できる。
こんなところでも獣っぽさが出ている。
- この骨格はカワウソに近い仲間であるイタチやフェレットがモデルになっているらしく、
- 外見からなんとなく想像できるかもしれないが、主食は魚。
疲労状態になると、釣りポイントで魚を捕らえてスタミナの回復を試みる。
ちなみに、同じく魚を主食とするザボアザギルとは異なり、
打ち揚げた魚を食すという慎ましい食べ方ではなく、頭から豪快に(それも結構大きめの魚を)丸呑みする。
- 弱点属性は雷、次点で龍。怒り時は一部の部位に属性が通りやすくなる。
また、後脚への弾肉質も少しだけ軟らかくなる。- 海竜種というモンスターは得てして大型であるため「貫通弾が好相性」とされがちだが、
本種に限ってはその法則はまるっきり当てはまらない。
そもそも弱点の頭と背びれの判定は見た目以上に小さい上に体格自体が小さく、
更に弱点以外が軒並み硬い肉質であるため貫通弾ではまともにダメージを与えられないのである。
例えば背ビレはその先端の最も大きいヒレだけしか弱点判定にならないため、
真正面から複数ヒットを狙うことは不可能である。
そのため意外なことに、通常弾や連射矢でのピンポイント射撃の方が圧倒的に効果的。
過去作の海竜種に慣れたガンナーほど引っかかりやすい罠なので気を付けよう。
- 海竜種というモンスターは得てして大型であるため「貫通弾が好相性」とされがちだが、
- 破壊可能部位は頭(2段階)、背ビレ、左爪、右爪、尻尾(1段階目で破壊、2段階目で切断)。
この内両爪の肉質がかなり硬く、他の部位に吸われやすいので、破壊できないまま討伐してしまう事も多い。
破壊さえ成功すれば高確率で手に入るのだが、そのせいで爪素材の入手が難しいという厄介な問題がある。- 第一弱点の雷属性が非常に良く通る*3ので、破壊するなら雷属性の武器を担ぐとよい。
第二弱点の龍属性は前脚以外への通りが今一つだが、逆に言えば他の部位に吸われた際の
ダメージは抑えられるので、主にマルチの素材集めで破壊役に徹するのなら選択肢に上る。
強属性ビンを備えた雷属性のスラッシュアックスなどを担げば、苦もなく破壊できるだろう。
ただし、MHX(X)では爪を破壊すると物理肉質が軟化するが、属性の通りは悪くなる。
- 第一弱点の雷属性が非常に良く通る*3ので、破壊するなら雷属性の武器を担ぐとよい。
- 原生林では起伏の激しいエリア3エリア5とを行き来することがあるが、
その際はなんとジンオウガの如く一気に跳び上がる。
エリア5から見るとわかりやすいが、その跳躍力は猿型牙獣種を彷彿とさせる域にあり、
天にも届こうかという高さまで跳び上がっている。
なお、跳躍によってエリア移動を行った海竜種はタマミツネが初であり、本種の運動能力の高さがうかがえる。
- 桜色の体色や花弁のような鰭、しなやかな動きのほか、
公式サイトの「妖艶」「舞」といった表現など、女性的な印象を与える要素が多い。- CGがお披露目された当初は凛としたイメージを持たれていたが、
タマミツネの名が判明してからは新たな視点が生まれ、
プレイヤーからは「可愛い」という声が上がっている。
巷では早くも「タマちゃん」等といった愛称も付けられている。
「泡狐竜の錦ヒレ」の素材説明文から察するに、ゲーム中で対峙する個体はなんと全て雄である。
この設定を知って愕然としたプレイヤーも多いのではないだろうか。
ちなみに、開発スタッフも後述のインタビュー記事にて
「雌なんじゃないかってよく言われますけど違います。イケメンです」と公言している。
このような設定を反映してか、モンハン部にて連載されている『モンスター4コマSHOW』では
オシャレに気を配った美男子キャラとして描かれている。- 「雄(男)のほうが優美で派手な外見をしている」というのに
違和感を覚える人も少なくないだろうが、それはあくまでも人間目線からの話であり、
現実世界でも「雌は地味だが、雄は美しくて派手」という雌雄二形の動物は少なくない。
例えば派手な尾羽で知られるクジャクだがあの尾羽は雄のみ特徴であり、
美麗とされる翅をもつ蝶の多くは雄のみがそのような翅であることが多い。
これは雌を巡る性的闘争・性的アピールのため、
雄が雌に選ばれるようなシンボリック的要素を進化させたためとされる。
- CGがお披露目された当初は凛としたイメージを持たれていたが、
MHX
- 村クエストでは、他のメインモンスター四天王と同じく「?????」表記で先んじてお目見えするクエストがある。
ユクモ村のNPC依頼関連のクエストをこなしていくと出現するクエストなのだが、
気になるクエスト名はというと、あの「ざわめく森」である。- 本格的に相対することになるのは、「ざわめく森」をクリアした後に出現する
★5クエスト「淡紅の泡狐がたゆたうか」に於いて。
また、クエスト開始時には他の四天王同様に登場ムービーが挿入される。
- 本格的に相対することになるのは、「ざわめく森」をクリアした後に出現する
- 戦闘の際は、他の海竜種からは想像できないほどに俊敏に動き回る。
陸上における運動性能において、海竜種でタマミツネの右に出る者はないだろう。
哺乳類に近い動きで頻繁に跳躍しながら死角に回り込もうとしてくるので、
慣れないうちは翻弄されるかもしれない。- 中でもハンターの側面、あるいは背面に回り込むようにして跳躍する行動は
タマミツネの戦法の核を成しており、ここから派生攻撃を繰り出す場合や、
攻撃後にすぐさま跳躍して位置取りを変えるといった戦法を用いてくる。
なお、跳躍回り込みについては、怒り状態時は泡を撒き散らしながら行うようになる。
蛇行するように体を滑らせながら移動するなど、蛇を思わせる柔軟な身のこなしも見せる。 - 中でもハンターの側面、あるいは背面に回り込むようにして跳躍する行動は
- タマミツネの最大の独自性にして代名詞とも言える特性は、ズバリ泡である。
タマミツネは特殊な体液によって透過性の高いシャボン玉のような物体を扱うことを可能としており、
戦闘に際しては、この泡を巧みに使って攻撃を行う。
ハンターやニャンターがこの泡に接触してしまうと、「泡状態」という状態異常に陥る。- この状態異常はかなり特殊で、2段階の状態が存在する。
何もない状態で泡に接触した場合、2つのシャボン玉のようなアイコンが表示される(1段階目)。
この時点では胴体部分に泡が付着するのみで、メリットもデメリットもない。
だが、この状態で更にもう一度泡に接触すると、アイコンがシャボン玉3つのものへとグレードアップし、
体のみならず足元も泡の液で浸されるようになる(2段階目)。
この状態になると強制的に納刀状態になるのに加えて、ほとんどのアイテムが使用できなくなり、
更に移動の際に地面をツルツルと滑ってしまうようになるというデメリット効果が発生する。
また、この状態時の回避は全て緊急回避となる。通常は緊急回避を使えないニャンターも同様。
複数回食らうことで性質が変化するのみならず、1段階目が見た目の変化だけに留まるという、
珍しい性質を持つ状態異常である。 - 泡状態は消散剤を使用したり、
他のプレイヤーやオトモのサポート攻撃を喰らったりすることで解除が可能。
また作中で説明はないが、ボタン連打やスライドパッドの回転でも時間短縮が可能(参考)。
加えて、「だるま無効」を発動させることで発生そのものを封じるという根本的な対策もある。
泡と密接な新スキル泡沫の舞も2段階目への移行を防止できる。 - 余談だが、「泡状態(2段階目)」時の滑り具合は非常に独特である。
中には、その何とも言えない操作具合(というかツルツル具合)が癖になってしまい、
泡状態になるや否やタマミツネを放り出してエリチェンし、
そのまま隣のエリアのフィールドを駆け回りだすハンターもいるとか…。
たまにはツルツル滑りながらタマミツネとの追い掛けっこに興じるのも面白いかもしれない。
勿論、ソロプレイでの話だが。
触れると体に泡が付くのは同じだが、緑色は体力回復、赤色は攻撃力アップの効果を発動させる。- 何故ハンターに有利なステータス変動効果が付随しているのかというと、
これはタマミツネの食性に原因があり(後述)、半ば自動的にその効果を発揮してしまうためだと思われる。
メタ的に言うと、開発陣はタマミツネについて「面白い攻撃をしてくるメインモンスター」と説明しており、
プレイヤーに対する新たなエンターテインメントの提供を狙ったものではないかと思われる。 - ただし、いくらプラスの効果があるといっても泡であることに変わりはないため、
調子に乗って泡を浴びすぎれば結局”泡状態”になり操作不能という本末転倒な状況に陥りかねない。
泡の効果を得る際は、自分に泡が付いていないか確認しよう。- ちなみにどういう訳か、この泡によるステータス変動は
ブシドースタイルによるジャスト回避によって泡を回避した場合にも効果を発揮する。
実質デメリット無しでステータスを上昇させることができるため、
余裕があれば狙ってみるのもいいかもしれない。 - また、ガード時やブレイヴスタイルのイナシも泡状態にならずに効果だけを享受可能。
- ちなみにどういう訳か、この泡によるステータス変動は
- この状態異常はかなり特殊で、2段階の状態が存在する。
- 泡を用いた攻撃はかなり多彩で、タマミツネとの戦闘時は周囲が泡だらけになることも珍しくない。
代表的なものは泡ブレスで、頭を振り抜きながら巨大な泡を前方に3発、
またはやや小さめの泡を素早く5発放って、ハンターの進路を塞いでくる。
倒れこみは海竜種と同じモーションだが、こちらは泡を用いて前進しつつ倒れこむ性質を持ち、
厄介なことに尻尾の方まで胴体と同じ当たり判定を持っている。
更にその余波で周囲に泡を放ってくる。
また、後述する尾を用いた攻撃の中にも泡を発生させるものがあり、隙をカバーするような形で用いる。- なお、この手の飛び道具としては珍しく泡に接触してもダメージはほぼない。
状況にもよるが、赤や緑の泡にメリット効果を狙って自ら接触しに行くのも手である。
ただしその際、体力の赤ゲージは当然消失してしまうため注意。 - この泡は攻撃することで破壊することができる。
リーチの長い大剣や太刀だと破壊しやすい他、弾や矢で遠隔から破壊することも可能。。
しかし破壊するよりは回避した方が余程楽で、
泡と同時にタマミツネ本体も乱舞するため、泡だけをピンポイントで破壊して回る必要はない。
いちいち壊すぐらいなら、さっさと逃げた方がいいのは言うまでもなく、
まともに使われることが殆どないテクニックとなってしまっている。- ただ、散弾なら泡の発生モーションと同時タイミングでタマミツネ本体に向けてブッ放してやれば、
吐かれた泡をことごとく、吐かれた刹那に泡沫の雫と儚く消してやることもできる。
- ただ、散弾なら泡の発生モーションと同時タイミングでタマミツネ本体に向けてブッ放してやれば、
- なお、この手の飛び道具としては珍しく泡に接触してもダメージはほぼない。
- ガノトトスのものとよく似た細長い水ブレスも繰り出す。
威力も非常に高く、被弾すると他のモンスターのものと同様、水属性やられになってしまうが、
ガノトトスのブレスと異なり、ガード強化のスキルがなくともガード可能である。
タマミツネは同じ性質の水ブレスのモーションを使い分けており、
回り込みの後に大きく頭を擡げ、水ブレスを発射したまま首を捻って正面180°を薙ぎ払うタイプ、
身体を丸めた後、大ぶりなモーションで首を捻りながら360°近い範囲を薙ぎ払うタイプがある。- 水ブレスの挙動はアグナコトルの振り回しレーザーに近く、
近距離の地面に噴射した後反動を利用して振り回すように中~長距離を勢いよく薙ぎ払う。
判定が一瞬で通過するのも同様なので、
正面に放ち続けるタイプ以外はブレスに突っ込むように回避すればスキルなしでもフレーム回避可能。
ただし他のモンスターの薙ぎ払いと比較してかなり速度が遅いため、
かなり引きつけてから躱す必要がある。 - 発射時の最初の着弾点 = 安全地帯なので、近接で撃たれたらそこに飛び込めばいい。
360°レーザー(実質270°)なら、剣士の場合は撃ち終わるまでの間に貴重な攻撃の隙となる。
180°レーザーは、すぐに姿勢を立て直すので油断禁物、次の攻撃に備えること。
- 水ブレスの挙動はアグナコトルの振り回しレーザーに近く、
- その発達した尾を用いた攻撃はかなりアグレッシブで、
地上戦に特化したジンオウガに匹敵するレベルの運動能力。
なんと海竜種であるにもかかわらず、リオレイア顔負けの優雅なサマーソルトを繰り出してくる。
身を翻しながらやや前方に跳躍し、その勢いで尾を上に向けて振り抜く攻撃なのだが、
予備動作が難解かつ短く、不意を突かれる場合が多い。
モーションは非常にカッコいいのだが、油断すると尾で打ち据えられて大ダメージを負うことになる。
怒り時は2連続で繰り出すこともあり、こちらは威力もかなり高いため非常に危険。
なお、2連時は尻尾を振り抜くと同時に前方に泡が発生する。- 2連サマーソルトの場合、繰り出す方向はタマミツネから見て左→右の順番となる。
よって、予備動作を見たらハンターから見て左→右と動くことで回避できる。
予備動作が短いこともあり、位置取りによっては回避できないこともあるが、
覚えておくに越したことはない。
威嚇か否か、その場で少し唸ったかと思えば、
突如斜めに跳躍してハンターを攪乱し、泡を用いて滑りつつ勢いよく尾で打ち据える。
初見ではまず対応できない独特の攻撃で、単なる跳躍と非常に似通っていることもあって初見殺しとして名高い。
滑っている身体にも攻撃判定があり、尾は尾でかなり広い範囲に判定を発生させるため、
剣士、ガンナー共に警戒が必要な攻撃である。- 尻尾を後ろから前に振り下ろすというモーションの都合上、頭の辺りはあまり動かない。
しかし、この「滑っている身体」というのは文字通り全身である。
普通の歩行と何ら変わりない程度の勢いで顔面にぶつかるだけでも、
尻尾に直撃するのと同じ威力で吹っ飛ぶというなんとも理不尽な現象が起こる。 - 近距離にいる場合、タマミツネが跳躍する前にいた場所に向かって走ることで大抵は回避可能。
やや距離が離れている場合は、タマミツネが滑り出した向きの方へ真横に走ると上手く躱すことができる。
- 2連サマーソルトの場合、繰り出す方向はタマミツネから見て左→右の順番となる。
- そしてタマミツネ最大の大技として、泡を発生させて2連続で舞うように跳躍した後、
ラストにジャンプ、回転しつつ桃色の泡沫を巻き起こしながらハンターに突っ込む攻撃がある。
まさしく『妖艶なる舞』の異名を体現した必殺技であり、
猛烈な勢いの回転攻撃と共にピンクの泡が沸き立つ様は、ド派手ながらも美しい。
勿論くらった際に待っているのは、そんな呑気な感想とは掛け離れた大ダメージである。
この攻撃は放った泡とタテ列で一番遠くに位置する場所に突っ込むため、接近すれば当たらないのだが、
その場合は先に放った泡をどうにかしなければならず、簡単な話ではない。
一応この技は巨大な泡を発生させながらバックジャンプする行動からの技からの派生となっているのだが、
初見ではそれから来るなどとは思わないので、慣れていない状態では初見殺しに近い。- 一発目の大泡で納刀、二発目の三方向拡散泡+ジャンプのタイミングでダッシュ、
そのまま緊急回避をすれば、
見た目では真上から直撃されても無敵時間中なので無傷で擦り抜けられる。
攻撃後は威嚇で派手に大見栄を切るため、起き攻めされることもない。
泡と巨体に画面が覆われてパニック状態になりがちだが、
秒(フレーム)単位での「回避の無敵時間」さえ把握しておけば、
視覚に惑わされることなく体感で回避できる。 - ちなみに、この技はゲームプログラム的には頭を用いた攻撃という扱いらしく、
獰猛化個体の場合、頭が黒い霧に覆われた状態だとこの技も霧による強化の対象となる。
当然ながら、くらおうものなら瀕死の重傷は避けられないため、緊急回避等も一考したい。
- 一発目の大泡で納刀、二発目の三方向拡散泡+ジャンプのタイミングでダッシュ、
- 総じて、タマミツネの強力な近接技は
”こちらが逃げようとするのを見透かしたような挙動”が多いため、
無理に離れようとするほど被弾しやすく、
タマミツネの方へと寄るように避けた方が被弾しにくいという特徴がある。- 流石に攻撃そのものに突っ込んでいくような立ち回りは自殺行為だが、
”なるべく近距離を保つイメージ”で動いた方が逆に安全かもしれない。
- 流石に攻撃そのものに突っ込んでいくような立ち回りは自殺行為だが、
- トリッキーかつ激しい攻撃で攻め立てるスタイルのタマミツネだが、
ブレスなどの大技の後にはほぼ必ずと言っていいほど隙を見せる。
特に手痛い連続攻撃系は確定で軽く咆えるモーションがあるため、
被弾してピンチになっても安全な回復のタイミングは結構存在しており、
攻撃に次ぐ攻撃に翻弄されてあっという間にキャンプ送り……といった事態はあまり発生しない。
先に回避の態勢を取って往なし、攻撃後の大きな隙を突いて行くと比較的安全に狩猟しやすいだろう。
この点は苛烈な連続攻撃で圧倒し、それでいて攻撃後の隙が大きい後述のジンオウガと同様である。
- 疲労状態での弱体化が凄まじく、ティガレックス並みにバテバテになる。
威嚇が多くなる、ブレスが放てなくなるといった他のモンスターと同様の疲労現象の他、
自らの泡を持て余して極端に滑りやすくなり、突進後に大きく体勢を崩してダウンするようになる。
素早いタマミツネに一気に攻め込めるチャンスはこの疲労状態のみといっても過言ではないので、
食事をさせることなく大技を叩き込んでやりたいところ。- 長いモーションと、尻尾を用いた攻撃が隙を大きく晒しやすい。
例えば前方尻尾攻撃は威力が高く出も早いがそれに反比例するほど隙を長時間晒す。
- 長いモーションと、尻尾を用いた攻撃が隙を大きく晒しやすい。
- 攻撃の直前や攻撃中、移動時などに地面に特殊な分泌液を滴らせている時があり、
その時に攻撃して怯ませると転倒させることができる。ブレスの最中に攻撃するのが最もやりやすいか。
さしものタマミツネも滑る挙動を制御しきるのは難しく、
そこをハンターに妨害されるとバランスを崩してしまうのだろう。- この転倒は分類としては特殊怯みであり、回数を重ねるごとに転倒しづらくなる。
また、矛砕の音怯み同様に連続狩猟で耐性がリセットされないバグがある。
音怯みはMHXXで修正されたがこちらは発生するのがイベントクエストのみのためか、
MHXXでも修正されていない。
- この転倒は分類としては特殊怯みであり、回数を重ねるごとに転倒しづらくなる。
- 独自性の強い状態異常を頻繁にばら撒くことや、初見では予想もつかない独特の動きが多いこと、
怒り状態では苛烈な連続攻撃を繰り出すことから、総合的な難易度は高め。
攻撃の威力は全体的に低めだが、尾を用いた一撃や飛び掛かりなどは
素早いにもかかわらずかなりの威力を誇る。
各種攻撃を見極めるためにも、まずはじっくりモーションを観察するところから始めるといいだろう。
回避のタイミングに関しては慣れも重要である。
過去作モンスターに比べれば理不尽な当たり判定は少なく、慣れてしまえば戦いやすい。
- 体力は少なめだが、その割には部位破壊が可能な箇所が多く、
全ての部位を破壊することはなかなかに困難である。
特に背ビレは狙えるチャンスも少なく、乗りダウンを2回成功させても壊れない事もあるのでかなり難しい。- 爪については上述の通りだが、これも怯みにくくなる獰猛化だと極めて困難で、
その上捕獲報酬では一切手に入らないという代物。
こうなると、爪を入手するには剥ぎ取りか報酬頼み。
運が良ければ基本報酬で2つ出るとはいえ、確率はたったの8%程度しかない。
そのため、爪が欲しい場合は延々と剥ぎ取りマラソンをする羽目になる。
部位破壊にかなり時間が掛かるため、部位破壊を気にせず黙々と倒した方が効率はいいが、
それでもなかなか手に入らない。
水玉ほどではないが貴重な素材であり、しかもそれなりの数を要求されるので多くのハンターを困惑させている。
上位・下位どちらの素材もふらっとハンターで入手可能なので、そちらに頼るのも手。- 後述するがMHXXからは部位耐久値が大きく下がり、かなり破壊しやすくなっている。
とはいえ肉質が硬いのは相変わらずなので、そこは注意しよう。
- 後述するがMHXXからは部位耐久値が大きく下がり、かなり破壊しやすくなっている。
- その他、捕獲報酬に逆鱗・水玉のレア素材まで出てこない。
ほぼ旨みが無いため、勲章のために一匹捕獲したら以後は討伐を目指すといいだろう。
- 爪については上述の通りだが、これも怯みにくくなる獰猛化だと極めて困難で、
- 爆破属性とは特に縁の無かった本種だが、爆破属性への耐性はかなり高い。
洗剤のような粘液により、付着した爆破粉塵や粘菌が洗い流されてしまうからだろうか。
- 如何にも和風な雰囲気が漂うモンスターであるが、
トリッキーかつ華麗に翻弄する妖艶なる舞のキャッチコピーの通り、
同じ和風でもストレートかつ苛烈に攻め立てる無双の狩人や、
スピーディーかつ狡猾に襲い掛かる森の暗殺者とはまた趣が異なる。
さながら芸者・武者・忍者といったところであろうか。
また、ナルガクルガと対の関係にするなら、タマミツネはくノ一だろう。雄だけど。
芸者というより歌舞伎の女形といった方が正しいかもしれない。
OPムービー
- 美しい月夜、柔らかな草の中で身体を横たえるタマミツネ。
そこへ雷光虫を従えたジンオウガが現れる。
辺りを飛び交う雷光虫に泡を破裂させられ、
雷狼竜の存在に気づき眠りから覚めたタマミツネは尻尾を振るい泡を設置しながら戦闘態勢を取るが、
ジンオウガは怯むことなく咆哮。戦いの火蓋が切られる。
タマミツネはジンオウガの飛びかかりを華麗な身のこなしで回避、
勢い余って突っ込んだジンオウガはあらかじめ撒かれていた泡に足を取られて姿勢を崩すが、
すぐに体勢を立て直し、再びタマミツネに前脚を叩きつける。
この攻撃も華麗に回避したタマミツネは身を翻しつつ泡を発射して応戦するが、
ジンオウガも負けじとこれを回避。
宙を漂う泡の珠と光を纏う雷光虫が飛び交う中、満月に煌々と照らされる渓流で両者の戦いはいつ果てるともなく続く。
そして泡が満月と重なり、ハンター達の乗った気球が映ったところで場面が切り替わる。
- 前後のメインモンスターの一騎打ちシーンの中でも、
タマミツネとジンオウガのそれは正に実力伯仲の熱い勝負となっている。
『無双の狩人』ジンオウガの激しい肉弾攻撃、『妖艶なる舞』タマミツネの美しい身のこなしと、
両者のそれぞれの個性を活かした戦い方が見どころである。
ヘルブラザーズやユクモ村の村長によれば、
タマミツネはジンオウガの連続攻撃を寄せ付けないほどの機動力を持つとされるが、
このムービーを見ればその評価もむべなるかなといったところだろう。- ただ、タマミツネはジンオウガをあしらう程度にしか攻め立てず、
ジンオウガの方も超帯電状態には移行せずと、双方共に本気を出している様子は見受けられないため、
雰囲気としてはじゃれ合っているだけ単なる小競り合いといった趣である。
尤も、上記にもある通りタマミツネの弱点属性はまさにジンオウガの操る雷属性であるため、
当人達にとっては相手の出方を見定めている息詰まる瞬間なのかもしれないが。
- ただ、タマミツネはジンオウガをあしらう程度にしか攻め立てず、
- ちなみに、後のOPに関するインタビューによれば、
タマミツネ対ジンオウガは「柔と剛の対決」というテーマであったようで、
ジンオウガは縄張り意識が高く(切り札こそ使わないものの)積極的に攻めていくのに対し、
タマミツネは攻撃をいなすことで、相手の体力を奪っていくのが目的だという。
いかに攻撃を受けずに相手を弱らせて、ローリスクで生き延びるか、という意識を持つ、
ナルガクルガとは違った意味で狡猾な性格であると言えよう。
- タマミツネの狩猟クエスト「泡につつまれ狐につままれ」では狩猟環境が不安定となっており、
ジンオウガも乱入してくることがある。
ムービーのように激しい戦闘を繰り広げることはないが、エリア7で両者が共演すると結構それっぽい。
森でくつろぐ黒猫ならまだしも、恐竜が乱入しようものなら最早ロマンもへったくれも無いが。
生態ムービー
- 渓流を舞台とした生態ムービー。
奇しくも場面はOPと全く同じエリア7である。
- 夕日に照らされる渓流にて、獲れたての魚を運ぶアイルーたち。
先頭のアイルーがふと現れたしゃぼん玉に見とれ、後続と衝突し転倒、
いつの間にか足元に撒かれていた泡によって眠っていたタマミツネの顔の前まで滑っていってしまう。
眠りを邪魔されたタマミツネは一吠えし、泡で滑りまくって慌てるアイルー達に向かって
思いっ切り力を溜めた強烈なブレスを吐き出す…かと思いきや大きな泡をふわりと一吹き。
ぱちんと破裂した泡で我に返ったアイルーたちは泡まみれになりながらも必死に逃走し、
それを確認したタマミツネは、あくびをしながら再び眠りにつく。- 侵入者を容赦無く捕食したり、邪魔者を圧倒的な体格差で追い払ったり、相手の翼爪を叩き斬ったりしている
他の四天王とは異なり、タマミツネはアイルーを脅かして追い払うだけにとどめており、
四天王の生態ムービーの中では異色の、どこかほのぼの感が漂うものになっている。
もっとも、アイルー達にとっては災難以外の何物でもないが。
放り出された魚達はタマミツネが美味しく頂いたのかも知れない。
- 侵入者を容赦無く捕食したり、邪魔者を圧倒的な体格差で追い払ったり、相手の翼爪を叩き斬ったりしている
- 開発者へのインタビューによると、このムービーから1~2時間経過したところで
上記のオープニングのシーンに繋がるという設定らしい。
タマミツネからすればただ寝ているだけなのに乱入者ばかりでいい迷惑である。
- また、アイルーがチャナガブルを釣り上げるようにタマミツネを間違えて釣ってしまう、という案もあったようだが
「タマミツネはゲーム中で釣れません」というごもっともな理由でサラリと没になったそうな。
MHXX
- MHXXからは、水ブレスにガノトトスのように正面一直線に放ってくるパターンも追加された。
注意すべきなのはその軸合わせ性能の高さで、
非常に高い精度でハンターを狙ってくるため、場合によっては横に全力ダッシュをしていても当たる。
MHXのタマミツネの動きに慣れていた人程被弾しやすい攻撃なので、注意しよう。- タマミツネの体高が低い関係上、このブレスはガノトトスのものと違って
地面で終わらずにハンター目掛けて伸び続けるため、射程距離が非常に長い。
平坦なエリアではアグナレーザーみたく「何処に居ても狙われる」と警戒していた方がいいだろう。 - また、最初は薙ぎ払うパターンと同じく一旦上方に水を噴射してからハンターを狙い、
終盤で少し体を揺らしてからブレスを止めるため、終始ブレスの軌道は上下に大きくブレる。
このため空中や高低差のある位置に居ても、タマミツネの前方直線上の場合だと被弾してしまう可能性がある。 - ちなみにこの直線ブレスはG級限定行動でもなんでもなく、下位個体からぶっ放してくる技である。
村上位クエストで再びタマミツネと相見え、
「こんな技MHXにあったっけ?」と戸惑ったハンターも多かったのではなかろうか。- 加えてXXでは特大泡を食らうと一発で泡まみれ状態(2段階目)に陥るようになったが、
この新要素も下位から効果を発揮してくる。
- 加えてXXでは特大泡を食らうと一発で泡まみれ状態(2段階目)に陥るようになったが、
- タマミツネの体高が低い関係上、このブレスはガノトトスのものと違って
- さらに二連続サマーソルトの精度も少し強化されたようで、
ただ横に動くだけではほぼ必ず二発目に被弾してしまう。
最初の一撃を躱した後二発目が来るようであれば、すぐに走るか、普通に回避した方が無難である。
- G級追加行動は爪を用いた叩きつけ攻撃。
ゆったりとした動作で後ろ足で立ち上がり、歌舞伎の見得のように構えたあと、
前方へ滑りながら掌打のように爪をハンターに叩きつけてくるのだが、
この技は気絶値が高く、結構な割合で気絶する。
その上、怒り状態では往復するようにもう一度繰り出してくる。
構えを見たらタマミツネの視線から外れるように動くか、死角である懐に飛び込もう。- その衝撃は震動効果こそ発生しないものの、叩き付けた反動でタマミツネの身体が若干バウンドするほど。
予備動作のゆったりした動きの優美さや雅な構えといったタマミツネらしさと共に、
タマミツネらしからぬ力強さと重厚感も溢れる技である。
このお手といい必殺技のボディプレスといい、ジンオウガへの対抗心を感じ取らずにはいられない。
お尻で押しつぶすという何ともチャーミングだが重さを考えると洒落にならないような
G級モーションが追加されたガムートとは対照的 - 他にも、腹滑り突進を1回行った後、往復して再度突進を行うところをキャンセルし、
その場で3way泡飛ばし→回転攻撃に繋げてくるようになったり、
水ブレスを発射する前兆で行っていた囲い込むように回転する攻撃が、
MHXでは喰らった時のリアクションが尻餅だったのに対し、
今作ではそれが吹っ飛びに強化され、尚且つその技単体でも頻繁に繰り出してくるなど、
細かいモーションも全体的に強化されている。- 非常に地味だが、尻尾を叩き付けた時のSEが、
MHXでは「フォン!」といかにも毛の房で叩いたような音だったのに対し、
MHXXでは「ストン!」とでも言うべき軽く堅い音に変更されている。
紫毛のたわし並の堅さを表現したということか。
- 非常に地味だが、尻尾を叩き付けた時のSEが、
- さらに疲労状態でも突進後に転倒しなくなるなど、防御面も強化されている。
その代わり、爪を片方でも部位破壊すれば、たとえ怒り時であろうとも2往復目を終えた後に転倒する。
爪を泡の中で動き回るためのスパイクとして使うという設定を拾ったのだろうか。
実際は上記の泡飛ばしからの回転攻撃に繋げてくることがほとんどであるため、
そうそうお目にかかれるものではないが。
- その衝撃は震動効果こそ発生しないものの、叩き付けた反動でタマミツネの身体が若干バウンドするほど。
- 一方、異常だった爪の耐久値は見直され、240から160まで低下した。
数値にして2/3、1.5倍もの差があると言えばその度合いが分かるだろうか。
部位が小さく狙いづらいのは相変わらずだが、部位破壊の難易度は大幅に下がった。
そのため、MHXXのG級個体よりMHXの上位個体の方が爪の耐久力が高いという事態が発生している。
MHRise
射干玉の 月に煌めく 水浅黄 夢幻か あわれ泡影
玉藻なす 浮かぶ宙狐の 艶姿 高雅淡紅 行逢の竜
- 2021年1月7日公開のPV3のラストで登場。新フィールド「大社跡」や水没林に出現することが判明した。
和風という今作のテーマに沿う人気モンスターであることからファンの間では登場を期待する声も多かったが、
それに見事応える形となり、界隈を大いに賑わせた。
同時に放送されたスペシャルプログラムの紹介シーンでは、
MHXX時点でG級行動として扱われていたはずの攻撃も使用しており、その戦闘能力に期待が寄せられていた。
- 同年1月8日から配信された体験版では、上級者向けクエストの相手に抜擢、
発売より一足先に大社跡で戦うことができる。- なお、後述するブレス技は体験版の防具ではかなりのダメージを受け、
怒り時は即死級の威力になることもあるため注意が必要。
- なお、後述するブレス技は体験版の防具ではかなりのダメージを受け、
- PV5では因縁のモンスターであるジンオウガのMHRise参戦が決定。
同PV内では雷狼竜と泡狐竜による激しい縄張り争いの様子が確認されている。
MHXのOPムービーでは小競り合いに終わった両者であるが、
今回の縄張り争いは水流ブレスや互いの肉体をぶつけ合う本気のバトルである。
当時を知るハンターにとっては胸が熱くなる展開であろう。
- また、2021年3月12日に公開された『モンスターハンターライズ』テレビCM 新要素篇(30秒)においては、
かのヌシ・アオアシラと同じく体表が黒みを帯び、悍ましい見た目となった「ヌシ・タマミツネ」が確認された。
詳細はリンク先を参照。
- 登場ムービーでは優雅に滑走するタマミツネの姿が映し出される。
…が、他のモンスターが捕食なり威嚇なりで力強さをアピールする中、本当に滑って跳んで眠るだけである。
空き巣が見つかって小型の草食種から逃げるモンスターとか単にキノコ食ってるだけのモンスターもいるけど。
ある意味タマミツネらしいと言えばタマミツネらしい…。
琵琶法師の語りも五七五七七の短歌の韻を踏んでおり、雅さを前面に出した形となっている。
- ちなみにMHRiseでは古参海竜種は勿論の事新規の海竜種も新たに追加されており、
その一体であるオロミドロが「泥を操る」というタマミツネとは対照的な生態を有しているのだが、
英語圏でIf both Mizutsune and Almudron ended up fighting each other,
will Mizutsune get dirty or Almudron get clean?
(もしタマミツネとオロミドロが戦ったら、タマミツネが汚れるのかオロミドロがキレイになるのか)
等とホコタテ的にネタにされている。- 実際に集会所★7「大社跡の大騒動」でこの二頭クエに挑むことが可能。
依頼主である目を輝かせた少女曰く「どろどろであわあわ」な状況だが、
操竜でガチンコ勝負してもタマミツネが泥塗れになったりオロミドロがピカピカになったりはしない。 - 後にモンスターハンターライズ公式設定資料集『百竜災禍秘録』で最新の生態樹形図が公開された際に
タマミツネとオロミドロは同じ海獣竜亜目に属する事が判明した。
かの獣竜種よろしく何かを纏うのに拘るモンスター達なのだろうか?
- 実際に集会所★7「大社跡の大騒動」でこの二頭クエに挑むことが可能。
- ジンオウガとの共演に伴い、両者の縄張り争いも実装されている。
飛びかかり攻撃を仕掛けるジンオウガを持ち前の機動力を活かして翻弄して泡を浴びせ滑らせる、
その後水ブレスを直撃させるも、それを受けても尚突っ込んでくるジンオウガの肉薄を許してしまい、
それならばと巻き付いて拘束攻撃を行うが、強引に振りほどかれて地面に叩き付けられ逆に抑え付けられるも、
泡を放出しジンオウガを怯ませる…という痛み分けの内容となっている。
終盤に叩きつけられたのが堪えたのか、こちら側が確定で操竜待機状態となる。
戦闘能力
- MHXXから調整を受け、全体としてMHWからの流れである滑らかなアクションに調整されている。
そのため(後述する泡纏いもあり)全体的に行動の前動作が曖昧に、わかりづらくなっている。
当時と同じ感覚で戦うと、回避タイミング等を見誤り被弾しやすくなっているので注意。
深追いせずに、前動作や効果音、鳴き声に集中して戦うようにしよう。
また、新規アクションがいくつか確認されている。
- 怒り状態時に、身体を円を描くようにくねらせながら周囲に泡を撒き散らすという行動をとるようになった。
この時、タマミツネは体に泡を纏う。
これによって移動速度がかなり上がり、後述のように滑りながら攻撃するようになる。
特に移動速度上昇が恐ろしく、ドリフトダッシュをしているガルクに追いつく程である。
とはいえ、代償として肉質も柔らかくなるので臆せずに攻めていこう。
泡纏いを解除するには、頭や背ヒレを攻撃すると良い、解除できればタマミツネが転倒し、攻撃のチャンスになる。- 一部の攻撃モーションが泡を伴い地面を滑るように行動するようになる。
これも非常に厄介で、ただでさえくねくねして行動の読みづらい海竜種のモーションがさらに読みづらくなる。
攻撃の前の溜めの間すら滑ってくるので溜めている間に距離が詰まってきたり
攻撃範囲が予測より大きく伸びてきたりするなど不意を突かれやすい。 - よく勘違いされがちだが、泡を纏ってからヒレが変色するのではなく、
過去作と同じく怒り状態になった時点でヒレには赤みが増している。
これはMHRiseの濡れエフェクトが強力だからそう見えがちという事情がある。
タマミツネに限った話ではなく、他のモンスターも水辺で転倒すると濡れるが、実際かなり艶のある見た目になる。
その上濡れる前のタマミツネのヒレの赤みが過去作よりは薄くなっているという事情もある。
ただ、怒り突入時にモーションを中断して横跳びをするという部分はそのままな上、慣れれば赤みも判別できる。
- 一部の攻撃モーションが泡を伴い地面を滑るように行動するようになる。
- MHX(X)に比べ、ブレス攻撃のバリエーションが大幅に強化されている。
例えばブレスを縦に薙ぎ払った後、続けざまに横に薙ぎ払うアクション等。- 特に、従来の体を丸めて360度ブレスで薙ぎ払う攻撃は、
泡の滑りで回転が増し、なんと720°回転して薙ぎ払ってくるようになるので注意。
更に、この時顔の左側付近が安地ではなくなっている。
旧作だと顔に押されても顔のヒレ?で引っかかるせいで首の方に動いてくれたため、
そのまま攻撃し続けても問題なかったが、
Riseではこのヒレ部分に判定が無くそのまま顔の前に押しやられるため、
自動的に水レーザーの前に招待されてしまう。 - 水ブレスにレーザー状のものだけでなく、塊状のチャージブレスが追加された。
こちらはバックジャンプしながら巨大な水の塊を勢いよく射出する単発攻撃で、
タマミツネの技の中でもトップクラスの火力を誇っている。
また発生から終了までも一連のモーション中は、本体の上半身側全体にもダメージ判定があり非常に手痛い。
過去作をプレイしたハンターほど、攻撃チャンスと近寄ろうとすると手痛い一撃を受けるので要注意。 - 直線ブレスも怒り時は滑って勢いをつけてからブレスを照射、ブレスを放出したまま横にスライドしてくるようになる。
よく見ると足元に大量の泡を発生させて滑っていることが分かる。
遠くから見るとバグやラグによるズレなのではないかと錯覚しがちである。- 強烈な水圧カッターが迫ってくる様は
バイオハザードのレーザー部屋の如くプレイヤーを焦らせるが、
滑る速度は案外ゆっくりで、ブレスの放出を見てからでもすぐさま納刀すれば対処が間に合ったりする。
しかし予備動作でタマミツネが地形に引っかかって十分に離れてくれなかったり、他者狙いの攻撃に巻き込まれて
納刀が間に合わない距離で薙ぎ払われてしまうことも。この場合はタマミツネの側面に逃げ込む、
ブレスが振り下ろされる前に潜り抜ける等といった判断を瞬時に行わなくてはならない。
どうしても厳しければスーパーアーマー付きの鉄蟲糸技で突っ込むのもありか。
- 強烈な水圧カッターが迫ってくる様は
あるいは空中にぶら下がって攻撃が終了するのを待つなどの対処法が有効である。
ただし、ジャンプ中に滞留している泡に触れると落とされてしまうので注意。
なおタマミツネのサイズ次第ではしゃがめばブレスの下をくぐれそうに見えるが、
流石に当たり判定が調整されているらしく普通に被弾してしまう。 - 特に、従来の体を丸めて360度ブレスで薙ぎ払う攻撃は、
- こちらに滑りながら尻尾を叩きつけてくる攻撃は翔蟲受け身不可がついている。
前述したとおり、前動作が分かりづらくなっている上、
威力はMHX(X)の頃同様かなり痛いものであるため、警戒を怠らないようにしよう。
- その場で上体を起こしてから前方にのしかかってくる攻撃は判定の持続時間が異様に長くなっている。
上体を地面につけてから少し滑り込む間にも全身に攻撃判定があるため
無敵ですり抜ける場合はしっかり離脱しないとまず無敵時間終了後を刈られてしまう。
インチキじみた無敵時間を有する回避性能5発動時のワイヤーステップですら方向を間違えると避けきれないことも。
- XXのG級追加行動であった、爪を用いた叩きつけ攻撃を上位の段階で使用するようになった。
ただし、叩きつけまでの溜めがかなり長くなったので、落ち着いて軸をずらし続けて逃げるように。
- 泡まみれ状態の仕様も変更されており、一段階目では回避距離が伸びる効果が追加(スキルLvは不明)。
二段階目でも抜刀状態が継続されるようになっており、攻撃及び前転回避、ステップが可能になっている。
滑るし回避後の隙が大きくなるしでこの状態で戦いを続行するのは難しいが、
武器や立ち回り次第では思わぬ恩恵が発生するかもしれない。
- 相変わらず部位破壊の難易度がかなり高いモンスターでもある。
肉質の硬さと高耐久値で悪名高い爪だが、MHXXで160だった前足の耐久値が本作では200に上昇してしまい、
更に部位破壊には2回の怯みを要求されるためMHXほど理不尽ではないにせよかなりの集中攻撃を要求される。
頭や尻尾の耐久値も、1段階目は普通だが2段階目の耐久値が不自然なほど引き上げられた。
MHXシリーズ以上に泡をばら撒く上に、体をくねらせるモーションが多いことから部位を狙いづらく、
よしんば狙えたとしてもハンターが即座に繰り出せる技は悉く低火力になってしまったのもあって、
マルチプレイになると精々頭と尻尾を1段階ずつ破壊しただけで瀕死になってしまうことも。- ただ、爪については上位以降であれば捕獲でも出るようになっており、
確率も剥ぎ取り、ターゲット報酬よりも高い。
また逆鱗や宝玉も出るようになったため、捕獲するメリットは上がっている。
- ただ、爪については上位以降であれば捕獲でも出るようになっており、
- 上位では、集会所★6昇格のかかった緊急クエスト「妖艶なる舞」に大抜擢を受けた。
MHX・XXでも★6への門番役をガムートと共に務めており、クエスト名も全く同じである。
過去作経験者ならニヤリとしたかもしれない。
下位を突破し、採取装備に毛が生えた程度の装備でもそれほど苦戦せず★5を突破し、
「モンスターハンターライズ恐るるに足らず!」と意気揚々と挑んだハンターを、
ここに来て急に跳ね上がった攻撃力とエリア全域を薙ぎ払う回転ブレスで弾ける泡のごとく葬っており
「回ったら誰か死ぬ」というレベルの暴れっぷりを見せている。
救援機能で野良部屋に入ったと思ったら既に1回~2回誰か死んでいたという事も少なくないため、
かつての「飛んだら誰か死ぬ」と言われていたやつや
その雷でHR50解放を阻んでいた歴戦のやつなどを思い起こさせるポジション。
体験版時点で検索サイトのサジェスト上位に「タマミツネ 強い」が入ってくる程だったが
製品版発売後もやはり上位タマミツネから急に難易度が跳ね上がるという意見が少なからず挙がっている。- マガイマガド装備がよりにもよって水耐性マイナスというのがこれに拍車をかけている。
メインモンスターの装備ゆえ特にスキルに疎いライト層からの人気が高く、
加えて上位前半は戦闘力が控えめな面々なので防具を更新していないハンターも多かった。
桜レイアやグラビームに消し炭にされるフルゴアエイムの再来である。
過去作においては水耐性が不遇だった作品も多く、
シリーズ経験者からは軽視されがちだったことも大きい。 - 下位防具では無属性攻撃でも即死しかねないので、
緊急クエストに挑む前には何らかの上位防具に着替えておきたい。
ロアルドロス装備、ヨツミワドウ装備、ジュラトドス装備などは優秀な水耐性を持つが、
スキル構成がそれぞれかなり独特で武器を選ぶのが難点。- やや強引だが空いているスロットに耐水珠を詰め込み、
強引に水属性耐性を付けてカバーするという手段もある。
Lv3で+20されるので、マイナス値がこれを下回っていれば0以上にする事ができ、
気休め程度の防御力+10も付いてくる。
もしくは水ブレスは対処法を知っていれば回避しやすいものなので、
下位タマミツネでしっかり研究するのも立派な対策である。
水ブレスだけが強いわけではなく、本体の攻撃も相当痛いのでタマミツネ自体に慣れておくのが肝要。 - 自信がないならヒトダマドリを集めてHPを高めてから戦闘に入ることも重要。
あるものは全部使うのが新大陸のハンターの鉄則である。
- やや強引だが空いているスロットに耐水珠を詰め込み、
- マガイマガド装備がよりにもよって水耐性マイナスというのがこれに拍車をかけている。
- 百竜夜行にも登場。強襲型に分類される。
基本的にはハンターや里守のところへと近づいてボディプレスや尻尾薙ぎ払いを繰り返すのだが、
やはりというべきか攻撃とともに周囲に飛び散る泡の方も厄介。
本体の攻撃はガードしたからと不用意にガードを解くと泡でどんどん削られていく。
大砲は泡のダメージだけでも壊れてしまいやすいのでなおさら注意したい。
遠距離でも泡はある程度飛んでくるため注意を怠らないようにしよう。
- 肉質や弱点属性の傾向などは硬い部位に雷属性がよく通り、雷が通りづらい部位は肉質が柔らかめと、概ねMHX系列通り。
雷弱点かつ水棲系特効が有効なため、ジンオウ武器が極めて強力に機能する。- MHX(X)の頃は弾肉質が柔らかい部分の判定が小さく、貫通弾が有効でない珍しい海竜種であったが
本作では頭・背ビレ・尻尾と弾肉質に弱い部位の判定が調整されたのか、
MHWより仕様変更された事もあり貫通弾がとても有効な相手となった。 - 他にも大きな変更点として、爆破属性がかなり有効になった。
MHX系列では爆破耐性が最も高い部類であったため、意外な仕様変更である。
- MHX(X)の頃は弾肉質が柔らかい部分の判定が小さく、貫通弾が有効でない珍しい海竜種であったが
操竜
- やはりというべきか、メインモンスターだっただけあって操竜はかなり優秀な部類に入る。
単発威力こそ控えめなものの、全体的に出が早く使い勝手がよい。
特筆すべきは強攻撃で撒き散らす泡で、広範囲に展開される泡自体にそこそこのダメージがある上、
当たれば確定で相手を怯ませるため、適当に泡を撒いて怯ませてのゴリ押しが非常に強力。- 弱攻撃1(X / ↑+X)は出の速い二連噛みつき。
威力、発生速度、射程共に優秀で使いやすい。
ゲージ調整に差し込むには優秀な技。 - 弱攻撃2(→+X / ↓+X)は水ブレス。
水ブレスを前方に放ち、相手を水やられにすることができる。
キャンセルせず放っておけば、追撃で左から右に薙ぎ払う。
水やられにするのが目的なら、どちらを当ててもよい。
ちなみに怯んでいる相手に即↓Xを重ねると、
1発目は怯まず、体制を整えた瞬間に2発目のなぎ払いでよろけてくれる。 - 強攻撃1(A / ↑+A)は前方への泡飛ばし。
泡のダメージはそれほどでもないが、Aの追加入力で強力な突進に繋げられる。
距離の開いた敵に近づくにはもってこいの攻撃。 - 強攻撃2(→+A)はサイドステップ。
小さな泡を3つばら撒きながらの左か右へステップする。
泡は近距離でまとめて当てればそこそこの火力になる。
さらにAを追加入力することで、すぐに後述のビターンをぶち込む事が出来る。 - 強攻撃3(↓+A)は威力の高い尻尾ビターン。
リーチが長く威力も高い、ラッシュ時にお世話になるメイン技。
密着して発動させると出始めに弱攻撃1発ぶんの攻撃判定が追加される。
発動がやや遅いので、動けなくなった相手にこの攻撃をガンガン当てていくと良い。 - 操竜大技(X+A)は上記のサイドステップからの飛び込みぐるぐる。
サイドステップ後に降ろしてくれるので、復帰が早い。- 手数重視の器用さは百竜夜行でも発揮する。
分かってさえいればの事だが他のミッションを阻害することなく達成できるのも強みであり、
貫通・射程・優秀な攻撃範囲・水やられ付与と4拍子揃った↓Xを連続で放つだけでも面白いように稼げる。
勿論操竜でモンスターを手っ取り早く倒したい場合でも一網打尽にすることも出来る。
もし操竜した際に属性やられのサブ任務があった時には思い出してみよう。
- 手数重視の器用さは百竜夜行でも発揮する。
- 弱攻撃1(X / ↑+X)は出の速い二連噛みつき。
MHR:S
- MRであるMHR:Sにも当然続投。
今作で復活を遂げた密林にもMHXX以来の帰還を果たしており、前作よりも相見える機会は多いかもしれない。
- MRの新モーションとしては尻尾でなぎ払う攻撃が追加された。
攻撃範囲は広いがその後の威嚇は長く、顔を前に向けてくれるためうまく見切れるとチャンスになる。
ただし、しなる範囲がかなり広範囲で、360°近い範囲を豪快になぎ払うため、被弾率は高め。
タマミツネ自身もこの特性を理解しているのか、ハンターの位置に関係なく繰り出してこようとする傾向がある。
予備動作がゆったりとしていて分かり辛いのも合わさり、打ち払われて初めて攻撃を喰らったと気付くことも。
怒り時にはジンオウガに似た尻尾叩きつけが追加され二段攻撃となる。
尻尾を向けるようになってしまい、威嚇も頭に行くころにはほぼ終わってしまうので弱点を殴る機会が減ってしまう。
慣れれば予備動作はわかりやすいため、一段目を後方回避で距離を取り、二段目をなにかしらで対処するといいだろう。- また、サイドステップ時に大量の泡を壁のように設置してこちらの動きを制限させ、
そこから尻尾叩きつけや往復突進に繋げる行動も追加された。
特に、スーパーアーマー時や立ち位置によってはすべての泡に当たり気が付くと一気に体力を削られている事もあり、
さらに泡まみれ状態によってその後の攻撃を避けきれず一気にピンチになる恐れがあるので注意しよう。
- また、サイドステップ時に大量の泡を壁のように設置してこちらの動きを制限させ、
- Ver.11からは傀異調査クエストにも対応。
傀異化個体は新たに追加されたEX★5で、
傀異調査クエストは傀異研究所のレベルが81になるまでは登場しない*6。
それまでに傀異化タマミツネと戦いたい場合、
傀異討究クエストで傀異化タマミツネのクエストを探し当てる必要がある。
- Ver.12からはなんと新たな希少種として焔狐竜タマミツネ希少種が登場。
詳細は該当記事を参照。- 上述の通り通常種は色々なムービーでやたらと昼寝の邪魔をされているが、
どういう訳か希少種のムービーもティガレックスに寝込みを襲われるところから始まる。
タマミツネ達に安眠の日は訪れるのだろうか。
- 上述の通り通常種は色々なムービーでやたらと昼寝の邪魔をされているが、
派生作品
MHSP
- 狩魂01弾の看板モンスターとして、堂々の参戦。
しかし、ディノバルドが大々的に紹介される中タマミツネは何となく紹介されたと言う感じの上、
PVのラストで激おこ状態のジョーさんが強烈なアピールを見せつけた為、どうも影の薄さが見られた。
しかも、本作最大の必殺技「狩猟挟撃」が専用演出ではないことが稼働後に判明。*7演出面での不遇が続いた。
頑張れ、タマミツネ。
- 狩力は44。ちなみにスペックはブラキディオスと全く一緒である。
看板モンスターの意地を見せたと言えるだろう。
- さすがに「行動が取りにくくなる」と言う点は再現しづらい為か、泡やられは効果が変更になっている。
その効果はなんと1ターン一切の行動不可能。しかも雪や泥まみれと違いモンスターにも効果あり。
まさかの斜め上方面への上方修正である。ちなみにタマミツネさん本人にも効果があります
代わりに2回攻撃を当てないといけないが、当てさえすれば攻撃封印確定である。
スピリッツは攻撃が4回までである為、1回でも行動を封じられるのはデカい。デカすぎる。
戦闘能力ではディノバルドに負けずとも劣らないと言えるだろう。
まあ、あっちは異常なスペックの燼滅刃も同時参戦しているのだが
- 特殊攻撃は「泡撃強襲破撃」(Lv1)・「泡円牢獄水撃爆」(Lv2)。
MHXR
- ライゼクスに続き、ver.6.1アップデートにてMHXRへ登場。
- モーションこそMHXとほぼ変わりはないものの、
泡が通常攻撃並の威力へと変貌しており、
メインシリーズでは可能だった泡への被弾を覚悟して突っ切る戦法が通じにくい。
強酸でも含まれているのだろうか
- 攻撃力UPと体力回復の泡がオミットされた代わりに、青色の武技P回復の泡を稀に使用するようになっている。
ただし泡攻撃のダメージは上記の通りであり、武技Pの回復量も僅かであることから、
プラス効果もあるからと言って自ら当たりに行くのは推奨しかねる。
- 泡まみれ状態も仕様をほぼ同じくして実装されているが、本作では緊急回避ができない。
また、泡まみれ状態で泡もしくは泡を伴う攻撃に触れると大きな追加ダメージを受けてしまう。
泡まみれも解除されない。
それでいて泡まみれからの復帰もメインシリーズより遅れがちであることから、
凶悪性が増していると言える。
- 追加エフェクトは、必殺の回転攻撃時に四方八方へ泡を撒き散らすようになっている。
ひとつ前に追加されたライゼクスと似たベクトルの追加技だが、
こちらは速度が緩やかであり、泡と泡の間を抜けて回避することも比較的容易である。
タマミツネ雷泡種
- Ver7.9アップデートにて実装された、タマミツネの特殊種。別名「雷狐竜」。
初の海竜種の特殊種にして、クロスのモンスターの特殊種でもある。
通常種とは対象的な蒼色の外観が特徴で、ヒレと毛が荒々しく逆立っている。
怒り時になると、蒼白い雷光に包まれ激しく光り輝くのも特徴。
尻尾の断面も蒼い。
- 名称通り雷の泡を使用するようになっており、威力も非常に高い。
雷泡は頻度が比較的高いボディプレス時に生成されるほか、
怒り時だと回転攻撃時に散らされる泡が全て雷泡と化すようになる。
更に、この雷泡は泡まみれ状態のハンターを追尾するという特徴がある。
追尾速度こそ遅いものの、雷泡に気を取られてまともに立ち回れなくなる可能性があるため、
通常種以上に泡には注意しよう。
- 雷を伴う技は泡だけではなく、突進の際に雷を纏ったり、
水流ブレスも雷を複合させたものに変化している。
当然、ずぶ濡れ効果の代わりに感電を伴うようになっており、
感電耐性スキルは用意しておきたいところ。
- タマミツネ雷泡種は、クエスト開始時には胴体に泡を纏っている。
この時は胴体へ与えるダメージが減少してしまうが、怯ませることで泡を散らすことができる。
ただし散らされた泡は地面へ落ちてトラップと化すため、油断は禁物。
なお、泡纏いが解除されても時間経過で再度泡は纏い直す。
- 武器は、太刀、狩猟笛、ガンランス、操虫棍、チャージアックス、弓の7種が存在する。
うち、狩猟笛は低難度の登竜門クエストでのみ、弓は高難度の非常事態クエストでのみ排出される。
いずれも通常の武器と同じく枕詞が使用されているが、
枕詞はカタカナ表記になっている。和風の名前なのにハイカラである。
防具は「カミツネシリーズ」。雷+ミツネ、というネーミングだろうか。
- 鬼武者とのコラボクエスト「地獄門」では最終エリアに凶暴個体が登場。
特殊種が裂界変異個体となるのは「飛竜を統べる者」のリオレイア灼熱種鋼膜個体以来である。
「地獄門」は腕試しを目的としたチャレンジクエストだが、その中でもトップクラスの危険度を誇り、
デビルメイクライとのコラボクエスト同様、登場する全てのモンスターが即死級の攻撃力を持っている。
そのためちょっとした小突きや泡なんかに当たっても根性系スキルが無ければ即死、強制リタイアとなる。
事故を防ぐためにも迅速な討伐が求められるのだが、時間経過による(超)凶暴化による
肉質の大幅硬化が起こるため、打撃武器で頭を殴ってスタンも取らなければならない。
ご存知のとおりタマミツネは頭が小さい上によく動くモンスターであるため、討伐は困難を極める。
MHST2
- 他の四天王達と共に登場。
物語中盤、ポモレ花園のダンジョンにて凶光化個体がボスとして登場する。
四天王の中では(キングモンスターのガムートを除くと)最も早く遭遇することとなる。
登場ムービーでも凶光化モンスターとの遭遇bgmに和風アレンジがかかり、
カイルの放った矢を弾き落とすなど非常に格好いい演出が為されている。- また、怒り状態になるとヒレが赤く染まり、
弱ると青くしなしなになるという性質もしっかり再現されている。
- また、怒り状態になるとヒレが赤く染まり、
- 行動パターンはテクニック主体……だが、初手に一度テクニック攻撃をした後は
タイプ無しの全体攻撃の「妖泡」をぶち込んでくる。
この妖泡は威力こそ控えめだが素早さと命中率ダウン効果があり非常に厄介。
しかもその次のターンも「妖泡」をぶち込んでくるので即座に治癒すると水の泡。
そして二回目の「妖泡」をぶち込んだターンの終了時に怒り状態になる。どこの天眼だよ- 怒り状態になるとスピード主体になり、さらに二回行動になる。
さらに戦う時点ではHPの半分以上を削って来る「水衝」しか使わなくなるため、
一発目はダブルアクションか絆技で防げても二発目は確実に喰らい、その回復に追われることとなる。
そして怒り状態が解除される時は全体攻撃の「水月」を使用する。
なお、水月は二回行動の内の二回目でしか使わないのでダブルアクションでは防げない。
部位破壊でのダウンも無く、罠も怒り状態の時は効かない。
- 怒り状態になるとスピード主体になり、さらに二回行動になる。
- このように攻撃が苛烈な上に止める手段がほぼ存在しないため、かなりの強敵である。
- 前述の通り怒り状態になるのは二回目の「妖泡」をぶち込んだ直後ではあるのだが、
どうやらHPが減ると「妖泡」までのスパンが短くなるようで、
キレる→「水月」→「妖泡」→また「妖泡」→キレる…の無限ループに陥ってしまう事も。
- 前述の通り怒り状態になるのは二回目の「妖泡」をぶち込んだ直後ではあるのだが、
- ボス討伐後、野生個体の討伐サブクエストが受注可能になり、
それを進行している時に限りポモレ花園のネコタクスタンド目の前に通常の個体が出現する。
普段は何もいない場所なので、初見では驚いたライダーも少なくないだろう。- 野生の個体に関しては2ターン目でいきなり「妖泡」を撃ってくることはない。
流石に凶光化個体のような猛攻は来ないのか…と思いきや、
なんとそれ以外の行動パターンは何も変わらない。つまり怒り時二回行動も健在。
クエスト発生直後は共闘パートナーが不在なので、むしろボス時よりも苦戦するかもしれない。- …という事情に鑑みてか、この時点で受けられるサブクエストの中で飛び抜けて報酬経験値が高い。
直前のラギアクルスに比して倍以上、どころか高難度クエストの面々すら軽く上回る数値である。
- …という事情に鑑みてか、この時点で受けられるサブクエストの中で飛び抜けて報酬経験値が高い。
- 野生の個体に関しては2ターン目でいきなり「妖泡」を撃ってくることはない。
オトモン
- 当然オトモンにする事も可能。
後半になるにつれて水属性のオトモンが少なくなることもあって、
事実上このタマミツネがラストの水属性オトモンとなる。
- ライドアクションは泡を駆使した突進。手足を投げ出し胸毛で滑る姿はなんだかシュール
ちなみに海竜種で水上移動ができないのは彼と天眼だけ。
- アクティブスキルは水ブレス遺伝子【中】の「妖泡」、
水ブレス遺伝子【大】の「アクアブラスター」、そして泡沫遺伝子【大】の「泡沫の舞」を持つ。
残念ながら「水衝」や「水月」は使えなくなっており、代わりに「泡沫の舞」が習得可能に。- 妖泡はスピードタイプの全体水属性中ダメージを与え、低確率で命中率と素早さをダウンさせる。
こちらを散々苦しめた妖泡はすくみが追加されており、スピード技に変更されている。
ちなみにタマミツネが使用した場合は巨大な泡を3つ吐き出すが、
他のオトモンの場合(天眼含む)は大量の泡を吐くエフェクトになる。
エフェクトといい全体対象な事といい、某青魔法に見えなくもない。 - アクアブラスターはテクニックタイプの単体水属性大ダメージを与え、中確率で素早さをダウンさせる。
演出などは水衝と同じ。つまり名前が変わっただけの水衝で、テクニックタイプの水属性攻撃の中では最も強い。
他のスキルが絆技も含めて漢字が使われているのにこれだけカタカナで妙に浮いている
なお、アクア「ブラスター」だが、
フレイムブラスター等の他の「ブラスター」と名のつく特技と異なり単体対象の攻撃である。 - 泡沫の舞は1ターンに1度、相手の攻撃を回避するアクティブスキル。
似たような効果の見切りなどとは異なり、強化しても1ターンの回避回数は増加しないが、
代わりに強化すると回避効果が発揮されるターン数が伸びて、最大強化で少量の回復効果が付く。
ちなみに白疾風ナルガクルガの白影残と異なりこちらはAIも使用する。
- 妖泡はスピードタイプの全体水属性中ダメージを与え、低確率で命中率と素早さをダウンさせる。
- ただ、運用には若干難があり、とにかく特技が重い。
一番軽い技ですら絆ゲージを21も持っていく為、ダブルアクションの調整に難儀する。
伝承の儀でなるべく軽い特技を伝承してやりたい。
素でスピードタイプとテクニックタイプの攻撃を持つため、
パワータイプのハイポイゾネーターを伝承してやることで全てのすくみを兼ね備えることができる。
絆消費は14と軽い上に威力も申し分なく、更に高確率で猛毒を付与することができ、
ブレスの色も鮮やかな蛍光パープルなので違和感もなく極めて相性が良い。
- シナリオで手に入るラストの水オトモンというだけあり、
水属性オトモンの中では天眼の他にライバルのいない圧倒的な性能を持つ。
水属性は鏖魔ディアブロスやテオ・テスカトルといった強豪の弱点でもあり、需要は高い。
また海竜種のオトモンでは現状唯一のテクニックタイプという個性もある。
(他は通常種と天眼以外どれもパワータイプで天眼はスピードタイプ)
- ちなみに四天王の内、通常個体と二つ名個体ですくみ傾向が違うのはタマミツネだけである。
そのため、他の四天王は二つ名に出番を譲っているのに対し、
タマミツネだけは天眼とすくみ傾向の違いで使い分けができるようになっている。
実用性云々は置いといて、通常のタマミツネが好きな人にとっては嬉しい仕様と言えるだろう。
- ボス個体のタマミツネに見た目の変化があったように、オトモンでも見た目の変化に対応している。
攻撃力アップ系のバフ効果を受けるとヒレが赤く染まり、体力が二割以下だと青くしなしなになる。- 瀕死の状態でバフ効果を受けてもヒレが青い状態(つまり弱っている状態)が優先して見た目に反映される
- 絆技は「月下泡影」。「月下泡影」ではないので注意。
決闘者を兼任しているライダー諸君なら問題なく読めるかもしれないが。
泡で滑りながら急制動をかけ相手を泡に閉じ込め、
自身は月を背に水ブレスを一閃、泡が炸裂する……という優雅なものとなっている。
何故かナビルーが泡に巻き込まれているが気にしない- 今作では多くのスキル・技名がカタカナ表記になっているので、
漢字表記であるこの絆技は結構珍しい存在である。(他にはネルギガンテの「滅尽龍拳」と天眼の「天眼泡影」くらい)
和風の名前であるトビカガチですら「カガチノイカヅチ」という名称なので、
そう言った意味では純和風である彼の立場を立ててくれているという事だろう。
- 今作では多くのスキル・技名がカタカナ表記になっているので、
武具
- デザインコンセプトは「狐の嫁入り」で、剣士男女は新郎新婦、ガンナー男女は行列のお付き、
オトモ用は傘持ちの付き人をイメージしているとのこと。
おめでたい結婚式の雰囲気を現すべく、
紅白の折パーツや鶴と亀をモチーフとした金属パーツ・文様を入れ込んでおり、
剣士の後ろ姿は袖等も数えると九本の尻尾に見えるように工夫されている。
オトモ武具も和傘にモンスターをイメージした綺麗な模様が入っているなど、細かく作りこまれている。
- 防具のミツネシリーズには「泡沫(うたかた)の舞」と呼ばれる新スキルが付く。
これは「回避行動を取ると泡が付着して回避の性能が上がる」と言うもの。
タマミツネの泡を自発的に付加する、と言えばわかりやすいか。
なお、回避行動を取ればいいので崖上りでもしっかり付着する。どうなってるんだ。
ちなみに専用スキルではなく、キングロブスタや矛砕シリーズにも付いている。あと入浴用のタオルにも
- 武器は和傘や牛車など、かつて日本で使われていた道具や武器を模したものが多く、
タマミツネらしく水属性が付加されている。
強化するまでは斬れ味が少々不安なので、武器レベルを上げてからが本番。- 名前にも特徴があり、生産段階では日本に実在した歌人や武将達の辞世の句にちなんだ名前で、
最終強化すると枕詞を冠した雅な名前になる。
高校などで古文を学んだ事のある人にとっては「おっ!」と思えるかもしれない。
- 名前にも特徴があり、生産段階では日本に実在した歌人や武将達の辞世の句にちなんだ名前で、
コンセプト・裏設定
- ゲーム雑誌『ニンテンドードリーム』2016年1月号及び5月号掲載のインタビュー記事にて、
デザインコンセプトや制作秘話、裏設定が公開された。
- タマミツネの源流となったのはMHP3のメインモンスター案のボツ案の一つ。
決定稿であるジンオウガの「オオカミ型」以外にも候補として「キツネ型の飛竜種」の案が存在しており、
ユクモ村の復活が決まった際にその原案を再浮上させると共に
「和風のテーマに合わせて狐と蛇を融合させた、水属性のモンスターで何かできないだろうか」
とデザイナーに相談して作られていったものであるという。
- 鋭く細い目や髭にもその意匠が見られるように、モチーフは蛇や狐である。
これは一瀬ディレクターに「狐モチーフの蛇型モンスターを作りたい」という思いがあったため。
また、ヒレに関しては花の蘭や金魚も盛り込んでいるとのこと。
蘭は頭部の花弁のような鰭として再現されており、
設定上は獲物や外敵が泡を割った時の振動を感知するための受容体のような役割を果たしているとされる。
その他、生物以外では「神楽まわり」なども参考にしており、顔は石見神楽の般若の面も加えているらしい。
蛇の要素に関しては、日本で古くから幸運の象徴とされていた白蛇を取り入れていると思われる。
- モンハンフェスタでの設定画およびインタビューによれば、
元々は蛇竜種のモンスターになる予定だったという。
その後、「蛇骨だと体がずっと地面を這うことになるので、動きに違いを持たせにくく、
プログラム的にも難度が高い」という理由から海竜種に変更になり、
その後、「(同じ這う形の骨格でも)胴体をイタチやフェレットのように少し長く調整して腰を浮かせる」ことで、
今までのモンスターと違う動きを見せられるのではないかという意見が浮上、
同時期に手足をちゃんと使わせたいという事で蛇よりも狐寄りのデザインにシフトしていき、
今のデザインが形作られたようだ。
- 名前の由来は玉藻前(たまものまえ)から*8。
「玉藻前(TAMAMO) + 狐(KITSUNE)」というわけである。- 玉藻前とは、平安時代末期に鳥羽上皇の寵姫であったとされる伝説上の人物。
俗にいう九尾の狐が絶世の美女に化けた姿であり、
その美貌と博識さで寵愛されるも、陰陽師に正体を見破られ討伐されたという。
「妖艶なる舞」という異名は、この玉藻前のイメージから来たものかもしれない。雄だけど。
- 玉藻前とは、平安時代末期に鳥羽上皇の寵姫であったとされる伝説上の人物。
- ニンドリ2016年5月号では、タマミツネの生態に関する裏設定が掲載された。
概要でも触れた通り、ゲーム中では雄しか登場しないタマミツネであるが、
雌個体はというと、子供の個体(雌雄双方)と共に群れを作って生活しているらしい。
雄は成熟すると群れを離れて単独で暮らすが、時おり母親の雌個体が様子を見に来るのだという。
これは現実の世界での狐の生態をモチーフにしたものである。- 群れを成しており、更に子連れも同然の状態であるという設定上、雌のゲーム出演は難しそうである。
無理矢理出せば、それこそハンターがタマミツネの群れに蹂躙されるか、
タマミツネの幼体がハンターに虐殺されるかという不毛極まりない狩りが展開されるに違いない。
だからギギネブラは再登場しないのか。
- 因みに、ジンオウガやドボルベルクの雌雄もこれと非常に近い生態を持っている。
これはいずれも哺乳類をモチーフとしたモンスターゆえに*9、
哺乳類の群れに多く見られる生態を持っているためと言える。
タマミツネが摂取した餌の栄養分の一部が混ざっているためである。 泡の分泌についてだが、口からの泡は目の下あたりにある「泡液ぶくろ」という腺を舌で刺激して液体を分泌した後、
チューイングガムを膨らませるような感じで膨らませているらしい。
体表の泡は、全身にある腺から分泌した液体を、洗濯板のような窪み状の鱗に溜めて、
それを毛や地面で擦って泡立たせているとのこと。- なお、泡の用途は「保湿」と「防御」の二つの用途が主である。
保湿に関しては、海竜種ゆえに本来は乾燥に弱いタマミツネが長時間陸上で活動するためのものとなっている。
防御については、「周囲の泡の位置を記憶した上で、頭部のヒレ(大きく発達した触角)によって
泡が割れるのを感知して外敵の接近を察知する」という危険察知の手段として用いるほか、
外敵に接近された際には「泡で相手を滑らせて体力を消耗させ、
その上でタマミツネ自身は泡の滑りを使って高速で逃げる」ために用いられる。
流石に巣や自分の子供を守る際は外敵に立ち向かうようだ。- ジンオウガとの関係についてはオープニングムービーそのままで、ジンオウガが本気で襲い掛かる一方、
タマミツネはその気になればいつでも逃げ切れる上で軽くあしらう…というものらしい。
ジンオウガはテリトリーを侵した外敵としてタマミツネの排除を試みるのだろうが、
一方のタマミツネの性格は上の通りであるため、このような関係が構築されているのだろう。
逆に言えば、ジンオウガによって妻子が危機に陥った際などは
ジンオウガに挑みかかる勇敢なタマミツネが見られるのかもしれない。
- 群れを成しており、更に子連れも同然の状態であるという設定上、雌のゲーム出演は難しそうである。
余談
- 公式発表が最後だったこともあり、MHXの4大メインモンスターの中では
最後まで名前が公開されず、正式な別名が判明したのはMHXの発表から実に4ヶ月後であった。
他のメインモンスターがそれぞれ「斬竜」「巨獣」「電竜」と漢字二文字だったこともあり、
一部ではこの法則に則り暫定的に「泡竜」と呼ばれていたが、
蓋を開けてみれば四天王で唯一別名が三文字であった。
まあ、「泡竜」だと読みがコイツと被るし…今に始まったことではないが- また完全新規骨格であるガムートを含め、
四天王の中で唯一倒れるモーションが独自のものではなく、海竜種汎用のものである。
他にも他の四天王が尻尾切断時や討伐成功時に当たり判定や振動を発生させる性質を持つのだが、
タマミツネのみそういったものが確認されていない。
- また完全新規骨格であるガムートを含め、
- OPムービーでの緊迫感のあるジンオウガとの小競り合いだが、
「じゃれついてる」あるいは「イチャイチャしてる」、
または「絡んでる(意味深)」ように見えてしまったプレイヤーも多いらしく、
遊び相手か魚取りに来たのかと言わんばかりの縄張り争いである。
しかし、ゲーム中のタマミツネは全て雄である。*10で?それが何か問題?
OPムービーのジンオウガは雌であると仮定すれば問題は解消されるが。
他四天王の正統派主人公・ナンバー2と同じ設定でなければ…。- MHRiseにて両者の縄張り争いが追加されたが、今度はタマミツネがジンオウガに物理的に絡みついたり、
ジンオウガがタマミツネを地面に押し倒す叩きつけたりと、やっぱりイチャついてると言う声も根強い。
- MHRiseにて両者の縄張り争いが追加されたが、今度はタマミツネがジンオウガに物理的に絡みついたり、
- カプコンTVの紹介では、(もののけ姫のモロの君などのような)森のリーダー的な雰囲気を感じるという声もあった。
- 海外のファンからは「クールだ」、「音楽が中華風だ*11」といったコメントの他、
「ピンクルドロス」、「キングルドロス」といったコメントがある。
どうやらタマミツネを見てロアルドロスやルドロスを思い浮かべたファンが多かった模様。
ロアルドロスは全てルドロスの雄個体でもあり、クエストで交戦するタマミツネは全て雄個体なので、
「キングルドロス」のコメントは間違ってはいないようだ。
- カプコン直営のキャラクターカフェ「カプコンカフェ」のMHXグッズ展開の一角として、
「タマミツネの妖艶なるボディシャンプー」なるシャンプーが発売された。
当企画では他にもナルガクルガ・ジンオウガ・リオレウスといった
人気の看板モンスターをイメージした香水が発売されているが
タマミツネはMHXの4大モンスターを代表して堂々の選抜であり、
モンスターの特徴を基に商品展開するということも過去に例の少ない快挙である。
それで肝心の商品はどうかというと、ジャスミンやオレンジフラワーの芳香の
「めっちゃくちゃいい香りがする」シャンプーに仕上がっている。
残念ながら限定商品で、既に完売済み。再生産されない限り入手は難しいが、
もしも使う機会があれば「タマミツネはこんな香りがするのか」と思いを馳せて使ってみるのもいいだろう。- 後にタマミツネをイメージした香水も発売されたが、
そちらはとんでもないインパクトを放った香水のせいであまり話題にならなかった。 - 余談だが、タマミツネを討伐する村クエスト「淡紅の泡狐がたゆたうか」をクリアした後で
ユクモ村の村長に話しかけると、ユクモ村の番台がタマミツネの体液を用いた石鹸を作ろうと
考えていることが明らかになる。そのビジネスが上手くいったかどうかは不明だが
もしそれが実行されたのであれば、このボディシャンプーのような商品に仕上がったのだろうか。- ちなみに、人間にとってはいい匂いでも、某大妖怪さん的には「くさくてかなわん」のだそうだが…。
…単にそのタマミツネが邪気を放っていたからとも考えられるが。
- ちなみに、人間にとってはいい匂いでも、某大妖怪さん的には「くさくてかなわん」のだそうだが…。
- また、セイコーとのコラボで発売が発表された「20周年コラボレーションウォッチ」では、
イヴェルカーナ、アルバトリオン、ナルガクルガの3種とともにタマミツネモデルのウォッチもラインナップされている。
花や泡などタマミツネをイメージした要素がふんだんに使われており、
他の3種と比較してもかなり女性向けなデザインとなっている。
- 後にタマミツネをイメージした香水も発売されたが、
- XXでは「主人である老騎士が、"夢の中で会った貴婦人に面影が似てる"
という理由でタマミツネに言い寄ろうとしているから防いで欲しい(要約)」と従者のネコが依頼を出している。
確かに無茶苦茶ニャ。
- 各シリーズを代表するモンスターを参戦させるとされるMHW:Iには参戦出来ずに終わっている。
タマミツネと同期であり、四天王仲間でもあるディノバルドがMHW:Iに参戦、
及び亜種が新規に追加される事が決定していた為、タマミツネを含む他の四天王の出演にも期待が寄せられていたが、
インタビュー等で、MHXのメインモンスターを4体全員出演させるのは
「おおむね代表的なモンスター1体が選出されている他のシリーズとバランスが取れなくなる」
という理由でディノバルド以外の四天王の出演には消極的なことが語られており、致し方ないと言える。- また、海竜種骨格のモンスターをMHWorldに登場させられない技術的な都合もあり、
タマミツネとガムートの出演は四天王の中でも特に厳しいと言わざるを得ない状況であった。
詳しくはラギアクルスの項目を参照されたし。
- また、海竜種骨格のモンスターをMHWorldに登場させられない技術的な都合もあり、
- 腹を浮かせた体勢や四肢の付き方は他の海竜種と大きくかけ離れているが、
分類学的には(草食種だがエピオス含む)同じ海竜目である。
しかし系統樹においては他の海竜よりも先に分岐していることが判明している。
本種の独自性はそこから来ているのだろうか?- と思うのも束の間、MHRiseでの復活と共に同じ骨格の新規海竜種が二種も追加された。
さらに、後者は同じ海獣竜亜目に属する比較的近縁の種であるようだ。
操るものは汚泥と対照的ではあるものの、どこか哺乳類めいた顔立ちや大きく発達した尻尾、
水や泥に作用する分泌液を扱う点などは本種に通ずるものがあるといえようか。
前者は遺伝的な繋がりはそこまで近くないため、何故骨格が似ているのかは不明。 - なお、タマミツネの骨格はラギア骨格のように腹や尾を地面につけず動き回れるため、
MHW:Iで危惧された海竜種の接地面問題を解決出来る故の抜擢なのかも知れない。
因みにこの三種には特徴的な尾の使い方をする他、
前脚の肉質が硬く爪系の素材が手に入りにくいと言う共通点がある。
- と思うのも束の間、MHRiseでの復活と共に同じ骨格の新規海竜種が二種も追加された。
- モンハンが発売されて20周年となる2024年には、
周年記念としてメインシリーズに登場する大型モンスター全229種を対象として「モンスター総選挙」が行われたのだが、
気になるタマミツネのランキングは第14位となった。
和風で華麗な雰囲気を持ち、国内での人気も高いタマミツネらしく上位にランクインしているが、
しかしながらMHX登場モンスターでの人気投票では1位であった事や直近の作品であるMHR(:S)にも登場したことを鑑みると少々低めの結果となったと言えよう。- かつての人気投票で自分より下位にいたジンオウガ、ナルガクルガ、ラギアクルス、ゴア・マガラにリードを譲ってしまった形となる。
再登場の機会が未だ無いラギアクルスや再登場が自分より遅れたゴア・マガラの後塵を拝することになったのは少しばかり手痛い。
とはいえMHXの後に登場した派生個体である天眼タマミツネ、タマミツネ希少種、ヌシタマミツネの順位を見ていくと、天眼が48位、希少種が63位という高めの位置に来ており、
それらの個体と票が分散してもなお20位以内に入り込んだタマミツネは、現在でも非常に人気の高いモンスターの一体と言っても過言ではないだろう。
- かつての人気投票で自分より下位にいたジンオウガ、ナルガクルガ、ラギアクルス、ゴア・マガラにリードを譲ってしまった形となる。
素材
- 泡狐竜の鱗
- タマミツネの持つ透明な鱗。
表面は凹凸に富み、光を拡散させて水晶のように煌めく。
長年泡によって磨き上げられ、宝石以上の価値がついたものは「上鱗」と呼ばれる。
また、艶のある見た目をもち、上鱗よりも更に硬質なものは「厚鱗」と呼ばれる。
獰猛化した個体から採れる鱗は「獰猛化泡狐竜鱗」と呼ばれ、通常より黒ずんでいる。
- 泡狐竜の紫毛
- タマミツネの胸や尻尾を覆う紫の毛。
普段は硬い毛質を持つが、泡が浸透すると絹を撫でるようなさわり心地に変わる。
さらに硬度が増し、泡との親和性も高いものは「紫上毛」と呼ばれる。
紫上毛よりも更に硬度、泡との親和性が高いものは「紫剛毛」と呼ばれる。
- 泡狐竜の爪
- 強固なタマミツネの爪。泡の中でも自在に動き回るためのスパイクとしての役割を持つ。
凄まじく硬くなったものは「尖爪」と呼ばれ、摩擦を消す泡の働きが爪の威力を倍増させる。
無類の硬度を有すものは「剛爪」と呼ばれ、如何なるものでも貫き通す鋭さを誇る。- 硬い上に首や胴に吸われやすいため部位破壊がしにくく、そのためなんとなく連戦していると集まりにくい。
報酬や剥ぎ取りに期待してもいいが、
如何せん需要が高く不足しがちなのできっちりと部位破壊をしておきたいところ。
右爪と左爪で報酬が分かれているので片方だけしか破壊できなかったとしても安心である。
ニャンターの近接攻撃なら範囲、リーチ共に狭い事が功を奏して狙いやすい。
どうしても集まらないのであれば、ふらっとハンターを利用するのも手。
ちなみに当記事中にもあるように捕獲では入手できないため、数をこなして集める場合は討伐する必要がある。 - ちなみにMHXXでは調整が加わったようで、目に見えて爪が破壊しやすくなっている。
- 硬い上に首や胴に吸われやすいため部位破壊がしにくく、そのためなんとなく連戦していると集まりにくい。
- 泡狐竜の錦ヒレ
- タマミツネの持つ錦のように美しいヒレ、オスの個体だけがこれを持っている。
タマミツネの怒りの感情に呼応して赤みがかる性質がある。
泡に揉まれ、文様を持ったものは「上錦ヒレ」と呼ばれる。
舞い踊る天女の纏うがごとき煌びやかな錦を思わせるものは「特錦ヒレ」と呼ばれ、
見る者の心を奪うとまでいわれている。- モンスターハンタースピリッツでは「錦」に「めん」とルビが振られている。
わざわざ言うまでも無い事かも知れないが、「錦(にしき)」の音読みは「きん」であり、
「めん」と読むのは「綿(わた)」である。
仮にも子供向けACGだというのに、漢字に間違ったルビを振るというのは教育的にも如何なものか
- モンスターハンタースピリッツでは「錦」に「めん」とルビが振られている。
- 泡狐竜の尻尾
- タマミツネの長い尻尾。
しなやかな毛束と美しい鱗から成る極上の逸品。
極上の毛束と美麗な鱗をもつ最上級の品質のものは「紫靭尾」と呼ばれる。
なお切断面を見れば分かるが太さの割に尻尾の肉そのものは細く、太く見えるのは毛の部分によるものである。
しかし、如何にも可食部が少なさそうな尻尾ではあるが、
MHRiseではよろず料理の食材の一つとして取り扱われている。
- 泡立つ滑液
- タマミツネが分泌する泡の元になる液体。
極めて高い浄化作用を持ち、数滴で汚れた池や沼の水を無色透明の泡へと変える。
その浄化作用を活かし、石鹸などの商品化が行われている他、
一部の医者の手により医薬品の開発にも用いられている。
上澄みだけを掬い、神事に用いられる程質が高いものは「上滑液」と呼ばれる。
上澄みを更に濾して洗練された希少なものは「濃滑液」と呼ばれる。- 泡狐竜のヌシのみが有するものは「ヌシの泡立つ滑液」と呼ばれ、
どんな死地も極楽の泡沫の海に変えるとされ、主に百竜武器の強化に使用される。 - ちなみに、希少種の分泌液である「白妙の滑液」は通常種の数百倍の濃度を有するとされているが、
これをそのまま受け取ると通常種と希少種の分泌液の成分そのものは全く同じであり、
違いは濃度の差だけであるとも考えられる。
そのため、通常種の泡立つ滑液にも引火性そのものは存在しており、
それを極めて高濃度に加工すれば少しの摩擦で引火する油液を精製することも可能なのかもしれない。
- 泡狐竜のヌシのみが有するものは「ヌシの泡立つ滑液」と呼ばれ、
- 泡狐竜の逆鱗
- タマミツネに極稀に存在する鱗。
タマミツネと同じ齢、時を経た最古鱗。光にかざせば虹を架けると伝わる。
- 泡狐竜の水玉
- タマミツネの鱗や泡が結晶化した七色の珠玉。
常に揺らめく色彩は、万華を咲かせ移ろう。
- 泡狐竜の天鱗
- 極めて強靭な個体からごく稀に入手できる、幻ともいえる鱗。
武具に用いれば、地を統べ、天を掴むといわれる。
- 泡狐竜の骨
- タマミツネの骨。
MHXRで追加された固有素材。
- 泡狐竜の水冷玉
- タマミツネが持つ玉石。
MHXRで追加された固有素材。
- 雷狐竜の鱗
- タマミツネ雷泡種の鱗。
- 雷狐竜の骨
- タマミツネ雷泡種の骨。
- 雷狐竜の爪
- タマミツネ雷泡種の爪。
- 雷狐竜の雷鳴玉
- タマミツネ雷泡種が持つ玉石。
関連項目
システム/水属性 - 四天王の一体としてタマミツネが担当する属性。
モンスター/タマミツネ希少種
モンスター/天眼タマミツネ
モンスター/ヌシ・タマミツネ
武器/ミツネ武器 - タマミツネ素材を用いた武器のリンクあり。
防具/ミツネシリーズ
BGM/タマミツネ戦闘BGM
シリーズ/モンスターハンタークロス - メインモンスターの一体。
シリーズ/モンスターハンターダブルクロス - 上の前作から引き続きメインモンスターの一体として扱われている。
モンハン用語/メインモンスター
ゲーム用語/四天王
システム/泡状態
モンスター関連
モンスター/ディノバルド - MHX四天王の一角。
モンスター/ガムート - 同上
モンスター/ライゼクス - 同上
モンスター/ジンオウガ - MHXのOPにてタマミツネと対決したMHP3のメインモンスター。後の作品では縄張り争いを行う。
モンスター/デュラガウア - 別名「氷狐竜」で、その素材から作れる防具の名前は「稲荷・玉藻」。
クエスト関連
クエスト/ざわめく森 - タマミツネと初遭遇するクエスト。
クエスト/宿命の四天王 - 四天王が揃い踏みするクエスト。
クエスト/四天王の凱歌 - 四天王揃い踏みROUND 2
クエスト/ダブルクロス - 四天王+双璧の片割れが登場するクエスト。
クエスト/四天王と暴喰の王 - 四天王+スペシャルゲストが登場するクエスト。