アイテム/円盤石

Last-modified: 2021-06-14 (月) 22:59:50

その名の通り、円盤のような形をした鉱石系素材の一種。
鉄鉱石よりは若干高値で取引されるが、武具の素材としての需要は低めの鉱物。

目次

概要

  • 中心部に芯を通して回転させることで、武具加工の際に研磨材とするのが主な用途。
    かつては錬金する事でハンターが使う砥石の材料にもなった。
    • 説明文には『円盤のような形をした石』とだけしか書かれていないため、
      手に入れた大半のハンターは「え、それだけ?」と首を傾げることだろう。
      用途くらい書き添えておいてくれてもよさそうなものであるが。
    • 研磨材として使用可能な材質の石が、都合よく円盤状の形状でそこらじゅうに埋もれているというのも、
      考えてみれば奇妙な話ではある。こう見えて何か特別な由来でもあるのだろうか。
      • 研磨材(=砥石)には粒が細かい性質が求められ、これには堆積岩や凝灰岩がよく該当する
        (微生物の骨格が長い時の果てに堆積し、圧縮されたものもこの中に含まれる)。
        そうしてみると、この円盤石も何らかの堆積岩と見るのが自然だろうか。
        だがそれが円盤状になっている理由はやっぱり謎である。
  • 調合や錬金術の素材として使えた時期もあったが(フエールピッケルとの調合は現在も可能)、
    石ころのように素材玉が作れる訳でもなく、鉄鉱石のように一度に大量に必要とされる訳でもないので
    シリーズを重ねる毎に需要が低くなってきている。
    シリーズによっては素材として扱われておらず、入手する事が出来ない。
  • ただしアイルー村ではこれをプレゼントすると喜ばれるのでそこそこの需要は出来た。
    説明文によると「平たく丸みを帯びたその妙な形が中年層にウケる」らしい。
    もっとも作中では誰にあげても喜ばれるし、
    中年とは程遠い都会育ちのお嬢様メラルーであるアンバーに至っては大喜びする*1
    さらにタル投げ師の使う小タル爆弾の調合にも使うので、
    タル投げ師をメンバーに入れているプレイヤーはこれを集めざるを得ない。
  • 円盤だからと言って投げる事はできない。昔は撃つことは出来たのだが。
  • 「単なる丸い石」としか見られていなかったからか、3・4シリーズと長い間素材としての需要はなかった。
    が、MHXで久々の復活。…したのだが、価値に対して採掘場所が割と限定されており、意外と入手に難儀する。
    しかも、序盤から結構色々な物に使う。ゲーム開始直後から欲しかったら、集会所から雪山などに赴いてみよう。
    • 素材カテゴリの評価値は3であり、最序盤から手に入る鉱石の中では高め。

余談

  • ファンタジーやゲームでは、この手の円盤状のナントカと言った類のアイテムは、
    おおむねコンパクトディスク、通称CDロムであることが多い。
    「かつて発達し滅びた古代文明(=要は21世紀の欧米日本)」があるものだとほぼ確実。
    それを魔法なり不思議な能力なりで中に封じ込まれていた力を解放、利用するのだとか。
    そんな中、純粋に石(グラインダー)として登場しているモンハンは、かなり珍しい部類と言える。
    • そんなわけで、同名のアイテムがあるどこぞの育成ブリーダーゲームの魔法の石とは関係ない。
    • しかしながら、ただ丸いだけの石であるはずの円盤石から作れる円盤弾はなぜか雷属性を有している
      丸い石を骨と調合して撃つだけで電気が発生するのは最早古龍を思わせるファンタジーである。
      MH世界にも太古に滅んだ古代文明があることが示唆されている点や、
      調合によってただの石に封じられた力を解放、弾として利用する点が上の特徴と正しく符合しているとあり
      円盤石も元々はそういったファンタジー要素を秘めたアイテムだったのかもしれない。
      実際、概要にもある通り円盤状の石がそこら中に埋もれている理由は
      何らかのファンタジー要素を絡めでもしないと説明が難しく、妙に謎の多いアイテムでもある。

関連項目

アイテム/大地の結晶 - 同様に、工房で研磨材として使用される鉱石素材。
アイテム/研精石
アイテム/円盤弾 - 円盤石を材料とする弾。無印にしか登場しない幻の弾である。


*1 アンバーは出自はお嬢様だが鉱石類に価値を見出す探検家なのでそちらの設定が反映されていると思われる、実際鉱石類には目がない