イベント・メディア展開/ご当地CM

Last-modified: 2020-11-28 (土) 17:44:18

ごく限られた地域でしか放送されないCMのこと。
特定地域に限定することで広告代を節約し、なおかつその地域に特化させた内容にすることで、
その地域における顧客を増やす目的で、しばしば利用されることがある。
また、2000年代後半頃に起こったご当地ブームやゆるキャラブームをきっかけに、
この手の宣伝方法を利用する企業も多く見られるようになった。

モンハンにおいては

  • MHシリーズは初代の頃からテレビCMを多数打ち出しての販売戦略を行っているが、
    MH3Gから一時期はこのタイプのCMも登場するようになっていた。
    モンハンのご当地CMは、作品の発売から数か月経ってから放送されるのが通例となっていたが、
    ご当地ブームが落ち着いてきたMHX以降はこのタイプのCMは流れなくなってしまった。
  • まず最初に「○○(県名)でモンハン!」という掛け声とともに、
    画面に作品のロゴと「○○県で一狩り行こうぜ!」という吹き出しが表示され、
    その後各県それぞれ異なる内容の宣伝がなされるという形を取っている。
  • 宣伝の部分ではそれぞれの県ごとの方言や訛りで話す各県の有名人たちが現れて、
    ちょっとした小芝居のような形式でゲームの紹介を行う。
    なぜかどれも棒読みが目立ち、言わされてる感が半端ないが、気にしない。
    また、それと合わせてそれぞれの県の特産品や特色を紹介しているものも多い。
  • 紹介が終わった後は「○○県でもすごく人気のモンハン、みんなで一狩り行こうぜ!」
    という形で締められるのが基本。
    また、この言葉の「すごく」の部分は各県の方言に変換されている
    (例:静岡県…「ばっか」、宮城県…「いきなり」、など)。
    • ただし、このあたりは作品によっても微妙に異なっていることが多い。
  • ご当地CMが放送されている時期には、それ専用の特設サイトが設置されたりする。
    自分の県の外で放送されているCMを知りたい場合には、覗いてみるといいかもしれない。
    ただし、放送期間が終了してしまうと特設サイトも畳まれてしまうため、
    その場合は動画サイトなどに投稿されたものを探してみるしかなくなってしまうが。

MH3G

  • 鹿児島県、香川県、宮城県、愛媛県、静岡県、広島県、新潟県、長野県、沖縄県、北海道、長崎県の、
    計11区で放送がされた。
  • 宮城県のものは、伊達政宗に扮した人物が紹介している。
    カプコンつながりで戦国BASARAを意識したための抜擢だろうか。
    ここのものに関してはのちの作品でも毎回、伊達政宗が登場している。
  • 沖縄のものは沖縄プロレスの選手2人がマスク姿でモンハンを協力プレイするという内容で、
    ものすごくシュール。他の県のものも大概だが。

MH4

  • 好評だったからなのか、MH4でもご当地CMが放送された。
    岩手県、新潟県、宮城県、長野県、静岡県、広島県、香川県、熊本県、鹿児島県、沖縄県の計10区で放送。
  • 高低差乗り状態を売りにしたMH4らしく、いずれのものもその辺を意識した作りになっている。
    また、香川県のものはぽかぽか島が意識されており、BGMもそれが使われている。

MH4G

  • 言うまでもなく続投。すっかり定番となったようだ。
    青森県、新潟県、宮城県、長野県、静岡県、広島県、岡山県、香川県、愛媛県、熊本県、沖縄県の、
    計11区で放送された。
    なぜか毎回似たような県に偏っている気がする。
  • こちらでは特に、「G級」と言う点を強調したものが多い。
    また、食べ物ネタが全体的に多めな構成となっている。

余談

  • MHP2Gでは茨城県をメインに据えたCMが放送されたことがある。
    ただし、こちらは全国で放送されたため、ご当地CMには該当しない。
  • このご当地CMに近いものとして、モンハンフェスタ'15では、
    ニンテンドー3DSのHOMEメニュー用に「ご当地着せ替えテーマ」が先行配信された。
    開催地でもある東京・大阪・名古屋・札幌・福岡の5バージョンが用意されており、
    現在は全バージョンともニンテンドーeショップで購入可能。
    テーマタイトルは「上手に焼けましたー」を各地の方言に訳したものになっており(東京はただの若者言葉だが)
    背景ではオトモアイルー達が各地の名所を観光したり、名物に舌鼓を打つ様子が見られる。

関連項目

モンハン用語/ひと狩りいこうぜ