MHP3の集会浴場★8にある大連続狩猟クエスト。
※ このクエスト以外の集会浴場の大連続狩猟クエストをすべて(下位含む)クリアすると出現する。
概要
- イベントクエストを除けば、MHP3の数あるクエストの中でも、
「終焉を食らう者」と並ぶ最高難度のクエストだろう。
内容は、
ディアブロス亜種→アグナコトル亜種→ティガレックス亜種→ジンオウガの順で狩猟するというもの。
「選ばれし者とは」などのように2体同時出現はないが、どれも強者揃いであり、
特に最後のジンオウガは比較的体力が多い。
- また、このクエストの難易度を上げている要因のもう1つが弱点属性の不一致である。
ディアブロス亜種とジンオウガは氷属性、アグナコトル亜種は火属性、
ティガレックス亜種は水属性がそれぞれ弱点となっている。正にてんでんばらばらである。
複数の属性弾を装填できるボウガンはまだしも、近接武器や弓にとっては頭の痛い話である。
ここは自分の一番苦手とするモンスターの弱点属性をついていくのがベターだろう。
勿論、状態異常武器や攻撃力の高い無属性武器で挑むという手もある。
- また、第2、3弱点まで含めれば、
龍属性の通る相手が多い(ジンオウガも超帯電中なら頭に15%通る)ため、
アグナコトル亜種の胸のみを狙えるならば龍属性武器を担ぐのも手。
- なお、クエスト補正によりモンスター1体あたりの体力はかなり低い。
そのため、4人パーティで挑むとソロプレイ時の苦労が嘘のようにかなりあっさりクリアできてしまう。
中にはゼロ分針でクリアしてしまう猛者集団もいるのだから驚きである。
余談
- 「四面楚歌」という言葉は、中国前漢時代に司馬遷によって著された史書『史記(項羽本記)』に書かれた故事に由来する。
- 始皇帝が死去し、秦王朝が滅亡した後、
西楚の王である項羽と漢の王である劉邦が国の覇権を巡って戦争を起こした(楚漢戦争)。
長年に渡る戦争の末、やがて楚軍は劣勢となり、
漢軍によって垓下という地方に追い詰められて包囲された。
夜になり、項羽は四方を囲む漢の軍から楚の歌が聞こえてくるのを聴き、
既に楚が漢の軍勢によって占領されたと思い込み絶望した。
この故事から、周りを敵や反対者に囲まれて孤立し、助けのない状態のことを
“四面楚歌”と言うようになった。- 因みに、その後項羽は自害して西楚は滅亡。
劉邦率いる漢が中国統一を果たし、漢王朝を開いた。
- 因みに、その後項羽は自害して西楚は滅亡。
中学校や高校の古典の授業で読んだことがあるという人は結構多いかもしれない。- ちなみに、この故事成語の由来となった項羽は、のちにMHXXにおいてある武器の名前にも引用されている。
- 始皇帝が死去し、秦王朝が滅亡した後、
- 上記の意味をこのクエストに当てはめると、
「狭い闘技場で敵に囲まれ孤立無援のハンター!キャンプにも戻れず絶体絶命!!」ということになる。
出現モンスターが4体ということもクエスト名の由来になっているのかもしれないが、
このクエストではモンスターが1体ずつしか出て来ないので、
敵に囲まれるなどという状況には絶対にならない。そうしたシチュエーションは寧ろ、
「選ばれし者とは」や「カウンターバランス」等の方がマッチしている。
- 一方、「ハンターだけではなくモンスター側の立場も表しているのではないか?」と考える人もいる。
上記にもあるが、このクエストは1体ずつモンスターが出てくる仕様のため、4人で挑むと4対1になり、
5~10分、パーティのレベルによっては0分針で全員料理されてしまうこともある。
こうなると、敵に追い詰められて絶体絶命の状況に置かれてしまうのは寧ろモンスターの方である。
やはりモンスター側の立場も表してるのではないだろうか?- また、登場する面子を見てみると、亜種モンスターが多数を占める中、
何故か亜種でも何でもないジンオウガだけがぽつんと混じっている
(MHP3発売当時は、まだジンオウガ亜種は登場していなかった)。
このことから、周りは亜種モンスターばかりなのに、自分だけそうではないので、
肩身の狭い思いをしているジンオウガの心境を表しているのではないか…という考え方もある。
- また、登場する面子を見てみると、亜種モンスターが多数を占める中、
関連項目
モンスター/ディアブロス亜種
モンスター/アグナコトル亜種
モンスター/ティガレックス亜種
モンスター/ジンオウガ
登場人物/黒衣の預言者 - このクエストの依頼人