システム/エリア

エリア(area)。
面積を意味する他に、区域 ・地域・地区・地方といった
特定のくくりで区分された土地の事を表す。

概要

• 狭い通り道で繋がり合い、フィールドを形成する開けた場所。各エリアには番号が振られている。
  フィールドによってエリア数は異なり、エリア毎に地形の条件や、暑い、寒いといった気温の変化も様々。
  モンスターや採取ポイントが至る所に点在しているが、
  場所によっては武装無しに入り込めば命を脅かしかねない危険地帯も存在する。
  しかし、中にはモンスターが一切生息していない安全なエリアもある。
  狩猟地における拠点となるベースキャンプはエリアとは別に安全が確認されている場所に設置される。

• 大型モンスターは特定のエリアを縄張りとし、各エリアを移動している。
  縄張りのエリアに侵入したハンターを見つけると、即座に攻撃態勢に入り問答無用で排除行動に出る。
  また、モンスターはエリア間を結ぶ通路を強引に突破する事は出来ない。
  ピンチに陥ったなら一先ず別のエリアまで逃走するのも作戦と言えば作戦である。
  エリア外に出てしまえば、モンスターも一先ず退却させた事を理解し、必要以上の追撃はしてこない。
  しかし警戒はすぐには解かないため、またすぐに戻ったなら戦闘態勢のモンスターと鉢合わせる事になる。
  • 例外的に砂漠地帯を繋ぐ場所はやたらと広い。しかしモンスターは何故か強行突破してこない。
  • モンスターによってはエリア移動の際にハンターと同じ通路を使うことがあるが、
    それでも追撃を仕掛けてくることはない。
    運悪くモンスターのエリア移動のタイミングと重なってしまった場合は別だが。

• MHWorldでは仕様が大幅変更され、今まで小部屋のように分かれていたエリアが全て一度に描画されるようになり、
  それらの移動の際に発生するロードは撤廃された。
  要するにフィールド一つが巨大な箱庭のようになっており、エリアはそれらを大まかに分ける指標となった。
  ロードを挟まないためエリア間の移動はスムーズになったが、
  エリアを跨ぐことによる一時的な撤退は不可能になった。
  ただし、これについてはアイテム使用中の硬直の低減や、
  モンスターの視界から逃れるための特殊装具や環境利用などのシステム面でサポートされている。
  • また、モンスターがしつこく追いかけてくるのは怒り状態の時ぐらいで、
    普通はエリアからある程度離れるとそのエリアの定位置へ帰っていく。
    モンスターの方からエリアを跨いだ場合はそちらの定位置に戻ることもある。

• MHRiseではシームレスで且つフィールド内の見えない壁が撤廃され、
  背景の森や崖の上と言った場所にも入れるようになり、さらにエリア間の境界が曖昧になっている。
  一応メインとなる大型モンスターが進入できて戦闘する場所と進入できない場所は
  明確に区別されており、後者はサブエリアとも呼ばれている。
  本作では隠れ身の装衣や隠れられる環境が存在しないが、
  このサブエリアに逃げ込むことで比較的安全に体勢を整えられる。
  ただし、場所とモンスターによってはブレスで狙撃されたり、
  攻撃の衝撃でハンターを引きずり降ろそうとすることがある。

余談

• MH3やMH4シリーズなどは隣のエリアに大型モンスターがいると、そのモンスターの鳴き声や効果音が聞こえてくる。

• 狩猟に集中していると気付かないが、風景や背景も綺麗なので
  たまには素材ツアーでも受注して景色を堪能してみよう。
  フィールド上を見渡してみれば今まで気付かなかった採集ポイントや、
  ちょっとした感動が発見できるかもしれない。
  絶え間なく流れる川の水や、肉食モンスターの餌食になったと思われる生物の死骸、
  山積みになったモンスターのフン等々、大自然が限りなく演出されている。

関連項目

アクション/エリア移動
フィールド/秘境