フィールド上に存在する自然物。……たぶん。
ただの障害物であったり、モンスターやハンターが利用したりする。
また、MHFエイプリルフールクエストの一番の被害者と言える。
目次
概要
- 特定のクエストで決まった場所に配置される巨大な岩。白っぽいものと黒っぽいものがある。
内部的には非常に硬い肉質を持つモンスターのような扱いで、近接攻撃を仕掛けると弾かれる。
- 背景ではなくオブジェクト扱いという都合か、カメラワークに深刻な影響を及ぼすこともある。
カメラと岩が重なりそうになるとあらぬ方向に視界が回転してしまう。
障害物の岩
壊せる岩
- 攻撃を続けていくと破壊できる白い岩。
エリアの出入口を塞いだり、トレジャーハンタークエストでレアトレジャー等の採取ポイントを
意図的に隠すために配置したりといった場面で用いられることが多い。
なるべく先に破壊しておくのが吉だが、かなり硬いのでガキンガキンと弾かれまくる。
同じ扱いのギミックとして、雪山の氷雪の塊がある。
- 爆弾や竜撃砲、拡散弾といった肉質無視のダメージを与えることができれば簡単かつ素早く破壊でき、
食事で「ネコの工事術」を発動させておくと早期破壊が期待できる。
一応パンチやキックでも破壊できるが、果てしなく時間が掛かってしまうので注意。
- ちなみにこれらの壊せる岩には、ハンターの近接攻撃よりモンスターの攻撃の方がよく通る。
というのも同士討ちダメージは肉質無視であるため。
爆弾が無い場合やガンランス使いがいない場合、打撃武器を装備していない場合、岩をはさむなど何らかの形で
モンスターを誘導して攻撃させると少しは効率よく岩を破壊できる。
- ハンターが必死で壊そうとしていても、オトモ等のNPCは岩を攻撃対象にしない。
- これらとは別に、火山や未知の樹海などには爆発する岩が転がっていることがある。
普通の岩より耐久力が低く、グラビモスなどの突進では一発で破壊、爆発する。
爆風にはダメージ判定があるので、なるべくならモンスターの突進を誘導したいところだが、
ブレスで破壊されることもあるので過信は禁物。- MHP2Gまではこれらは角ばった白い岩である。
MH3以降はウラガンキンの出す岩の大きいverのような黒っぽい岩になった。
MHXではMH2の火山が復活したが、当の岩はMH3以降のものになっている。なぜだ…。
- MHP2Gまではこれらは角ばった白い岩である。
- 天廊においては、瓦礫や石柱が近い性質を持つ。
ただし耐久力は普通の白い岩よりもかなり高くなっている。
壊せない岩
- 黒い方は何回攻撃しようとも破壊する事は出来ない完全無欠の障害物。諦めて迂回するしか無い。
その硬度たるや、たとえルーツの雷撃や突撃をいくら受けようと決して砕けないほどである。
肉質無視の砲撃や竜撃砲でさえ余裕で弾く。一体どういう素材なのか。
弾く時にダイミョウザザミのガードに近い音が鳴るが、
流石に弾丸を跳ね返す能力はない。
貫通矢も弾きエフェクトを出しながら貫通していく。
とはいえもし加工できれば、かなり強い武具になるだろう。
- 運搬物の特定数納品後に出現し、最短ルートを塞がれる時に見かけることが多いことだろう。
本当にどこから出て来たのだろうか?
塔のエリア10に入るとこの岩で入口が塞がれ、自由に戻る事ができない。
モドリ玉を使うと、キャンプまで飛ばされてしまうため再度登り直さなくてはいけない。
乗る事も出来ないので、高台にあるとかなり動きが制限される。
高台ハメが続編になって不可能になっている事もある。- 非公式な方法だが体力表示チートなどを使って確認すると数千程の体力が設定されているのがわかる。
頑張って削っても、体力は1で止まるように設定されているので、どの道壊すことはできない。
- 非公式な方法だが体力表示チートなどを使って確認すると数千程の体力が設定されているのがわかる。
- 3では黒い岩を斬っても太刀の練気ゲージが溜まるので、
手ごろな岩があるクエストなら黄色ゲージまで溜めてから狩りに行ってもいいかもしれない。
岩は反撃してこない上にいくら斬っても壊れないのでゲージを溜めるのは簡単である。
もっとも斬れ味が落ちるし敵と戦っていればゲージは普通に溜まっていくのでやるかどうかは本人次第である。
オンラインでやった場合、仲間からは訳の分からない事をやっている暇があったらさっさと行けと
思われるかもしれないので余計にやりづらい。
その他
- MHFでは、モンスターの攻撃によってのみ破壊できる岩もある。
尻尾の先などがかすっただけでも壊れるが、ハンターの力では何をしても壊れない。
これを破壊して進んだ先では非常に珍しい素材が入手できる。
積極的に岩を狙う攻撃は行わないので上手く誘導して巻き込もう。
また、3以降の凍土でも同じようにモンスターの攻撃でしか破壊できない
イビルジョー、ボルボロス亜種、ブラキディオス、ジンオウガ亜種の巣を塞ぐ木がある。- イビルジョー、ボルボロス亜種、ジンオウガ亜種はショルダータックルで木を破壊するが、
ブラキディオスは攻撃モーションでショルダータックルを使わないためか、
ジャンピング土下座を使って木を破壊する。
いずれも戦闘中に使ってくるものと威力は変わらないので、巻き込まれないように十分注意すること。
- イビルジョー、ボルボロス亜種、ジンオウガ亜種はショルダータックルで木を破壊するが、
- ヴァルサブロスや特異個体のモノブロス亜種は角で地面を抉って巨大な岩石を掘り起こす行動を行う。
テツカブラ(亜種含む)も巨大な牙を用いて岩石を掘り起こしたり、運んだりする。
この岩は当然ハンターにとっての障害物となるだけでなく、
モノブロス亜種やテツカブラはこれを利用して攻撃してくる。
一方で前者は突進を誘導すれば角を突き刺させることで行動を制限できるので利用していきたい。
- MHSTシリーズにも壊せる岩が存在する。
2種類あり、オトモンのライドアクション「岩砕き」で破壊できるものと、
上位互換である「超岩砕き」がないと破壊できない強固なものがある。
多くの場合は通路を塞ぐ形で配置されており、岩の先には貴重なアイテムが眠っていることが多い。- 破壊した岩はエリアに入り直すことで復活する。
障害物以外の岩
- ラオシャンロンとの戦いではフィールド上に岩が落ちてくるポイントがある。
見た目は白い岩だが、こちらは地面に落ちると砕けて消える。
当たっても尻もち程度だが、まれにラオを突き抜けて落ちてくることがある。
通常はあまり気にならないが、剛種ラオシャンロンとの戦いでは、
この岩が絶大な威力となっていて、しかも頻繁にラオを突き抜けて落ちてくる。
その威力はもはやハンターを殺すために落としているのかと錯覚してしまうほど。
ある意味、剛ラオ戦での最大の敵である。- なお、これらの岩は討伐の支援として砦の守備隊が落としているようだ。
ココット村のライバルハンターもその一人。
本人はこちらを助けたつもりであり、尊大な態度で自慢してくるが、
被害を受けるハンターとしては青筋を立ててしまうとか……。 - MHXXのラオシャンロンが再登場した際は、バインドボイスを放つ際に落ちてくるようになった。
本作では支援によって落とされるものというより、響く咆哮によって落ちてきているものである。
- なお、これらの岩は討伐の支援として砦の守備隊が落としているようだ。
- 遠距離攻撃手段として岩を活用するモンスターはティガレックスに始まり、
今日では数多くのモンスターが使用してくる。
その形状と色からジャガイモと呼ばれることも。
- 禁足地には、エリア中央に大きな岩が設置されている。
登ることも足場にすることも出来ない純粋なオブジェクトであり、
4系フィールドにしては珍しい設置物である。
それでもモンスターの突進を食い止めてくれたり、ブレスを掻き消してくれたりするため、
咄嗟に回復したい時に盾として利用できる。
ただし耐久力は無限ではないし、貫通するもの(ラージャンの気光ブレスなど)もあるので過信は禁物。
- MHFに登場するルコディオラは、
怒り状態になると磁力で周囲に岩を浮遊、回転させハンターの行動を阻害してくる。
しかも上位・剛種・G級のノーマルモードでは岩に被弾すると吹き飛ばされてしまう。
必然的に岩を意識した立ち回りが要求されるため「岩が本体」とも言われてしまった。- ルコディオラ実装当時(2010~2012年)のMHFでは、
モンスターの強化手段として岩飛ばしを用いてくるものが非常に多かった。
そのため、「困ったら岩」「~の力で岩を回し始める」とネタにされていた。
MHF-G以降はこのタイプの強化手段は殆どなくなり、2016年実装のルコディオラ特異個体では、
上位以降であっても岩の吹き飛ばしがオミットされる調整が入ったため、
上記のネタは風化している。
- ルコディオラ実装当時(2010~2012年)のMHFでは、
落石
- MHWorldから登場したフィールドギミックの一つ。
ラオシャンロン戦のような勝手に落ちてくる岩とは違い、
洞窟等の天井にある岩をボウガンやスリンガーの弾で刺激する事で落とし、
下にいるモンスターにダメージを与えるという
こちらから能動的に働きかける必要のあるギミックになっている。- ちなみに状況はかなり限定されるが、届くのであれば近接武器でも一応落とすことが可能。
要は何でもいいので岩に1以上のダメージを与えることが条件である。
- ちなみに状況はかなり限定されるが、届くのであれば近接武器でも一応落とすことが可能。
- 落石が命中すれば、総体力の5%もの大ダメージと共にダウンを奪う事ができる。
こちらにとって利しかないので積極的に狙っていきたいが、
ハンターに当たってしまうとダメージは無いものの吹っ飛んでしまうので味方の位置に注意。
また、一回落とすと拠点に帰還するまでは復活しないのでタイミングは慎重に。- 判定はかなり甘く、ほんの僅かでも掠っていれば直撃した扱いになる。
その性質上、大きな翼を持っているモンスターなどにはとても当てやすい。
- 判定はかなり甘く、ほんの僅かでも掠っていれば直撃した扱いになる。
- 便利なフィールドギミックだが、各フィールドの中で落石を起こせる場所は限られている。
また、通常フィールドの中でも陸珊瑚の台地と大蟻塚の荒地には落石ギミックが存在しない。- 古代樹の森ではエリア12で巨大な浮き岩を落とせる。
近くにツブテの実が生えており、また四方に楔虫がいるので空中から安全に落とすことが可能。
ここは古代樹の森に現れるほぼ全てのモンスターが立ち寄るので使える機会は多い。
アンジャナフの登場ムービーでも実際に使用されているので一番有名な落石ギミックだろう。 - 瘴気の谷ではマップに表記されていないが、エリア14で白く尖った二つの岩を落とせる。
どうやらこの岩は地中に埋まった巨大龍の頭蓋の牙のようだ。
二回使えるがこのエリアに来るのはヴァルハザクしかいないので活用の機会は少なめ。
ヴァルハザクと戦う時に存分に使ってやろう。- 実は上層のエリア1にも一応落石が存在する。こちらはただ落ちるだけでなく、
その場に落石が残り、高台として使用できるという特殊なギミックである。
高台になることが本命なのかダメージは低め。
- 実は上層のエリア1にも一応落石が存在する。こちらはただ落ちるだけでなく、
- 龍結晶の地では、エリア8左側の比較的開けたフィールドで巨大な結晶を落とすことが出来る。
大きな結晶が多く生えるエリアのため分かりづらいが、天井から斜めに生えたひび割れのある2本が対象。
地面から生えた結晶を登ることで、ジャンプ攻撃でも落とすことが出来る。
ヴォルガノス以外の出現モンスターが立ち寄る可能性があるため、狙える機会は多いだろう。
特に古龍などの飛行系は移動後に大体落石の下に移動する。再び見つかる前にうまく狙撃しよう。 - こちらも瘴気の谷と同じく表記がないが、地脈の収束地でも龍結晶の地のものに似た結晶が下層に4つ。
BCの石ころやゼノ・ジーヴァが落とす弾を使用するといいだろう。 - 特殊闘技場の岩は少々特殊で、スリンガーで刺激するのではなくレバーを倒して落とすというもの。
闘技大会08と闘技大会09ではこれも活用する事が時間短縮の鍵となる。 - 地脈回廊では巨大な鍾乳石を落下させられる。
鍾乳石には調査班リーダーによって無数の爆薬が巻き付けられており、
これを起爆する事で鍾乳石を切り離して落下させる。全4本。
ゾラ・マグダラオス相手にしか使えないが、一本で500ダメージと非常に高威力。
また、天井からではなく地面から伸びた鍾乳石も一本だけあり、これも起爆することができる。
この地面から伸びたものは1000ダメージと特に威力が高い。 - 地脈の黄金郷ではエリア1に3つ、エリア3に2つ存在する。
エリア1ではマム・タロトは固定のルートを巡回しているので、その先を読んで当てる必要がある。
エリア3では噴火口の真上にある細長い岩を落とすことができる。
どちらも大ダウンを奪うことができ、エリア1では部位破壊のチャンスとなる。- 後に配信されたマスターランクのマム・タロトはエリア2から始まるため、
エリア1の落石を使うことはできない。
- 後に配信されたマスターランクのマム・タロトはエリア2から始まるため、
- 渡りの凍て地には瘴気の谷や地脈の黄金郷と似た形状の落石が存在する。
怒り喰らうイビルジョーの初期エリアにも存在するので、利用したハンターも多いのではないだろうか。 - 淵源の孤島のものは少々特殊で、落石発生ポイントにモンスターをぶつけることで岩が崩落する。
また、崩落前にモンスターの攻撃が当たるとギミックそのものが使用できなくなる。
現状対象モンスターはアン・イシュワルダのみ。 - 幽境の谷はエリア1に2箇所存在する。
ギミックとしては普通の落石だが、ムフェト・ジーヴァのひるみをコントロールして
岩の下まで上手く誘導しないと当てることが難しくなっている。
- 古代樹の森ではエリア12で巨大な浮き岩を落とせる。
- MHR:Sで復活した密林にも形式を変えて登場。
エリア1の上方に蔦に絡まった岩が3つ存在する。
これを落下させて下にいるモンスターにダメージを与えるという運用方法は変わらないが、
今作にはスリンガーが無いため主に投げクナイで落とすことになる。
もちろん疾翔けで直接叩き落としに行ってもいい。- MHWorldの時とは異なり1回ではダウンは取れず、2回当てることでダウンする。
その関係で岩は3つあるが取れるダウンは1回のみ。
ダメージはやはりそれなりに大きいため、モンスターがやってきたら狙う価値はある。
- MHWorldの時とは異なり1回ではダウンは取れず、2回当てることでダウンする。
関連項目
アイテム/石ころ - もっと小さい石
アクション/岩飛ばし
アクション/岩盤砕き
アイテム/火薬岩 - モンスターの行動で設置されることもある爆発する岩。MHSTシリーズではモンスター扱いされている。