武器/グラファイーオスSP

Last-modified: 2023-01-18 (水) 18:40:01

MHFに登場する狩猟笛で、イーオス素材を使用したSP武器
艶やかな黒色が美しい、イーオスの頭を模して造られた狩猟笛。

概要・性能

  • 一言で表すならば、漆黒のイーオスバルーン
    皮は漆のような黒に染め上げられ、喉袋は暗めの水色。
    もとの形状が独特であるため、色が全く違ってもイーオスの狩猟笛であることはわかりやすい。
  • シーズン2.0にて登場した非常に古株の狩猟笛で、
    これまでに多くの凄腕ハンターたちの相棒を担ってきた。
    古参ハンターであればたとえ今は担がなくとも、かつてシルアカやトリアカとともに吹き鳴らし、
    装備ボックスに一本は眠っているという人がほとんどだろう。
    以下は「グラファイーオスSPVII」の性能。
    • 攻撃力1144
      • 特殊補正時:攻撃力1196、会心率20%
    • 龍属性300
    • 毒属性280
    • 斬れ味レベル+1で白ゲージ
    • SR300から適正のレア度8
    イーオス武器の一属ということで毒属性が付加することはもちろん、
    黒色の外見通り、龍属性も獲得した双属性武器となっている。
    SP武器の安定した攻撃力に加え、古龍種の角破壊に役立つ龍属性、
    狩猟笛特有の味方への能力強化旋律、さらには毒による支援など、
    サポート面で必要な全てが集約された、極めて優秀かつ汎用性の高い狩猟笛。
    補正無しでも普通に強いが、真価はSP武器の特殊効果が発揮される凄腕クエスト。
    狩猟笛使いとして凄腕級に昇格したら、最初に生産を目指すべき一本と言っても過言ではなく、
    実際、長きにわたって凄腕上がりたてのオススメ武器として君臨する実績を持つ。
    • 龍属性と麻痺属性、そして赤音色を併せ持つ「アスパリージョSP」も存在するが、
      実際は麻痺属性値が控えめに設定されているため、実用性には乏しい。
  • このグラファイーオスSPの需要を盛り立てているのは他ならぬ音色にもある。
    • ()
      • 自分強化
      • 攻撃力強化【大】
      • スタミナ減少無効【大】
      • 体力増加【大】
      • 風圧軽減(⇒無効)
      • (麻痺無効)
      • (氷耐性強化【小】)
    特に注目すべきは、やはり攻撃力と強走効果の両立であろう。
    防御力上昇の旋律も悪くはないが、完全オンラインによるパーティープレイ主体のMHFでは、
    G級実装までは強走効果旋律を演奏可能な狩猟笛ハンターが非常に喜ばれていた。
    シーズン7.0にて双剣が"鬼人化の瞬間、強走効果が強制解除"という調整を受けてなお、
    それ以外の武器種とコンビを組んで戦場で生き残り続けてきたのである。
    特に、剛種チケットの入手環境が大きく変化したMHF-G現在では役割を終えたが、
    以前はSP武器の装備が参加条件の『剛種適性試験』でたいへん大きな需要を誇っていた。
    同じく龍属性&毒属性の強力な剛種武器ネブラコルス」が登場しても、
    剛種適性試験にはSP武器でなければ参加できないという環境がグラファイーオスSPを後押ししたと言える。
    • 特に需要を誇ったのが、剛種適性試験のなかでも
      アカムトルム変種リオレウス希少種特異個体リオレイア希少種特異個体の3種で、
      いずれも打撃属性でのみ大きなダメージを与えられる部位が存在する。
      アカムトルム変種などは、腹破壊のサブターゲットで剛種チケット追加のチャンスがあり、
      腹を破壊するためには打撃属性が不可欠なことから必然的にハンマーか狩猟笛が募集される。
      また、極長リーチランス3人による剛種ヤマツカミのハメ掃討戦術においても、
      支援役のハンターはグラファイーオスSPで全く問題ないというより、下手な剛種武器よりよほど良い水準。
      さらに以前の剛種クシャルダオラを毒麻痺弾で討伐するという戦法においても、
      狩猟笛ポジションはグラファイーオスSPVIIで十分、というか下手な剛種武器より強力なほどだった。
      こうして改めて考察してみると、一世を風靡したSP狩猟笛であることは間違いない。
  • 生産難易度の低さもオススメされる理由の一つ。
    龍属性を強化するために、「古龍骨」や「鋼龍の爪」、「炎王龍の翼膜」といった素材も必要とはするが、
    基本的には安価なイーオス素材や鳥竜種汎用素材を主体としており、
    唯一の壁は「飛竜種の真髄」を6個要求される程度。
    飛竜種の真髄はグラファイーオスSPVIへの強化に用いるが、
    入手元のモンスターはアカムトルム変種剛種ドラギュロスと強敵の名が連なる。
    凄腕級は甘くはない。こればかりは仕方ないか。
  • 上で、「下手な剛種武器より強い」と何度も述べたが、
    MHFでは当初は狩猟笛の剛種武器が何故か攻撃力が低いものが多かったため、
    こと強走旋律となると真舞雷笛【不如帰】ぐらいしか役に立たなかったのである。
    しかも性能面で言うと、凄腕クエストではグラファイーオスSP7と互角*1であり、
    作成難度の面から言ってもグラファイーオスSP7が適任だったのである。
    流石に現在は強力な剛種武器が増えており「剛種武器より強い」とは断言できないが、
    この武器の人気を後押ししたのはこのような要素もあったことを知っておいていただきたい。

余談

  • デザイン元の「イーオスバルーン」について先に触れたが、
    ゲネポスバルーンとともに、意外にもMHFオリジナル武器の一端。
    凄腕で入手可能な汎用素材を使って強化することで「ハイイーオスバルーン」となる。
    毒属性440と相応に強力だが、ここで終了してしまい、
    特筆できるような活躍は皆無なのが少々残念。さらなる強化先の実装が待たれる。
    • このように、本家を担ぐ機会が無いに等しいため、
      イーオスバルーンのSEはグラファイーオスSPで初めて聴いたという人がほとんどではないだろうか。

関連項目

モンスター/イーオス
モンスター/ドスイーオス
武器/SP武器
武器/ランポスバルーン
武器/ネブラコルス


*1 SP武器が上方修正される前の話であり、現在の性能で言えば不如帰を超える