MHFに登場する狩人祭武器で、ダイミョウザザミの片手剣。
堅牢な盾蟹の甲殻の中でもさらに厳選された素材のみを使用した希少な水剣。
概要・性能
- ダイミョウザザミの甲殻を使用した水属性の片手剣で、
短い斧のような形状をしており、普段見るようなザザミ武器よりも色合いがより鮮やかなのが特徴。
- パギュールエペ⇒パギュールアルム⇒パギュールグロワール
⇒パギュールウルティム⇒パギュールデルニエと強化する。
最終強化のパギュールデルニエの性能は- 攻撃力392と極めて高威力
- 水属性610と全く文句なし
- 斬れ味レベル+1で短めの白ゲージ
- 親方印武器故に特殊効果つき
この武器には唯一の弱点が存在する。
リーチ短という点である。
これにより、ただでさえリーチが欠点だった普通の片手剣よりもさらに短くなってしまっているため、
熟練した操作技術をもってしなければ今まで通りに攻撃を当て続けることは困難。
- しかし、片手剣のリーチ短には他に炎妃剣【渇愛】や烈閃剣リュミエーラがある。
…何が言いたいのかというと、あくまでもリーチ短、
つまり、リーチ極短ほど極端ではないため、当てようと思えば当てられるのである。
この場合、モンスターに密着して切り刻むことになるが、
すぐにすり抜けてしまいがちな飛竜種や魚竜種の脚を標的にするのは苦手な反面、
カム・オルガロンやノノ・オルガロン、テオ・テスカトルなど、
水属性が弱点、かつ主に狙うことになる胴体が地面すれすれの位置にあることで
自動的にすり抜け防止策が行えるモンスターには絶大な威力を発揮する。- ちなみにテオ・テスカトルに関してだが、
剛種となると脚や胴体が水属性マイナス10で逆効果となってしまう。
龍炎纏い時は確かに全身で10だが、そこまで有効と言えるかどうか怪しい値である。
その性質上リーチ極短・短の片手剣との相性が良好であり、
地ノ型・天ノ型の時以上の活躍が見込めるようになるだろう。 - ちなみにテオ・テスカトルに関してだが、
- 当たり前だが、要求素材には甲殻種関連のものが多い。
また、パギュールデルニエへの強化には剛種キリンの「古龍種の腱」を4つ使用するため注意。
余談
- 現在は水属性1500の刻竜剣【流水】の陰に埋もれがちだが、
そもそもこのパギュールデルニエは第51回狩人祭で実装、
つまり、UNKNOWNの素材が一般的に流通する(第52回狩人祭)前の話であるため、
刻竜剣【流水】は持ってない、という人が大多数…というかほとんどだった。
- 全ての強化段階を通して、おそらく多くの人にとって聞き慣れない言葉が連なっている武器である。
パギュール(pagure)とはフランス語で「ヤドカリ」を意味する。
モンスターの頭骨をヤドとするダイミョウザザミをそのまま表したネーミングである。
また、「パギュール」以降に続く言葉も全てフランス語で統一されており、
それぞれ以下のものを意味する。- エペ(epee):「剣」
- アルム(arme):「武器」
- グロワール(gloire):「栄光」
- ウルティム(ultime):「究極」
- デルニエ(dernier):「最後」
- ちなみにHC武器への強化先が追加される武器も少なくないが、
この武器は現在でも親方印武器止まりとなっている。
やはり「最後」と銘打たれたからには、これ以上の強化先は追加されないのだろうか?
しかし「エンド」から「リバース」と銘を変えて復活した武器もあるので、
この武器にもそういった転機が訪れるのを期待したいところ。