武器/レッドルーン

Last-modified: 2021-08-25 (水) 02:26:46

MHFに登場するG級武器で、リオレウスの素材を用いたランス。
無名の職人が"最高の火竜槍"を目指し、一生を捧げて考案したという槍。
言うまでもなく強力な逸品だが、未完成のまま終わってしまった。

概要

  • リオレウス素材で作られた槍、と言えばご存じ「レッドテイル」。
    その火竜槍のG級武器版となるランスである。
    凄腕ランクの後半以降、久しく目にすることがなかったリオレウスの槍がここに復活した。
    外見はそのままであるため、デザインに対する評価も据え置きと言っていいだろう。
  • リオレウス武器なので火属性、かと思いきや、
    火属性は妻であるリオレイアのG級槍「フェローテイル」が有している。
    棲み分けのため、リオレウスのG級武器は双属性
    以下ではキリのよい一定レベルごとの性能を記載する。
    • LV20:攻撃力795、龍属性270、毒属性330
    • LV40:攻撃力984龍属性390毒属性390
    • LV50:攻撃力1081龍属性460毒属性420
    現状では純粋なG級武器で唯一の龍毒属性ということもあり、
    龍属性だけでなく毒による追加ダメージの効果も期待できる。
    毒が効かないモンスターにはやや辛いが、G級デュラガウアなど、
    極端なほどに毒ダメージが大きいモンスターに驚異的な威力を発揮する
    (G級デュラガウアやG級ディアブロスは一回の毒で1440ダメージも与えられる)。
    攻撃力、龍属性、毒属性のバランスが非常に良いため、
    毒ダメージそのものが並であってもその性能を如何なく発揮できるだろう。
  • 生産段階での斬れ味ゲージはデフォルトで僅かな青と、
    斬れ味レベル+1でやはりわずかな白が現れる程度。
    ここからレベル7まで強化すると斬れ味レベル+1で紫ゲージを得られるようになる。
    その後はしばらく変化がないが、LV35への強化とともに白ゲージが増量、
    LV50への最後の強化まで斬れ味ゲージはそのままとなる。
    レベル7でいきなり紫ゲージを獲得し、レベル35の段階でさらに扱いやすくなるため、即戦力になるだろう。
  • ちなみに、G級武器の龍単属性ランスで常時生産可能なのは現状でもこのレッドルーンのみである。
    他には、祭典武器シュトルムランス」と、
    イベント限定武器の「シュトルニグレド」しかない。
    龍属性を含む武器、という点で見ると、G★7のレビディオラのランス
    極雷槍【鎌髭】」と、歌姫武器のセリスィ・ロークがあるが、
    両者は複属性故に、龍以外でマイナス耐性を持つディオレックスなどと相性が悪い。
    後者については作成可能な数が12武器種中1本のみであるため他の武器を作ってしまうと作れなくなる。
    単純に龍属性のみのランスがすぐ欲しいとなったらレッドルーンが一番適しているのである。
    ただ、MHF-G6ではリオレウスの亜種とリオレイアの亜種がG級で登場し、
    どちらにもランスがあることが確認されている。気になるのはその属性だろう。
  • また、レッドルーンには「龍属性と毒属性」という特性を活かした意外な運用方法もある。
    この武器そのものはレッドテイルと同じデザインという点からも明らかなように、
    リーチ中と通常の長さなのだが、リーチを1段階ずつ長くさせる「蒼輝槍」というシジルを用い、
    これを2個焼き付けることで半ば強引ではあるがネブラコルムナ系統の後継として扱うこともできる。
    リーチUP効果である「蒼輝槍」を適用した際は、ペナルティとして攻撃力が減ってしまうが、
    減少値は1/14、つまりLv50の場合は約77と言うほど減ってしまうわけではないので
    極長リーチというメリットが上回ってくれる
    (蒼輝槍は1個付けても2個付けても攻撃力ダウン値は同じ)。
    ただし、烈種武器のネブラダ・イリスには(烈種防具2部位が前提だが)性能上完敗してしまう
    (ゲージ補正含めた火力はほぼ同等だが、ネブラダ・イリスは長い空色ゲージと会心率を有している)。
    シジルで上回ろうにも、そのシジル枠を蒼輝槍で潰しているため強化しづらいのもネック。
    ネブラダ・イリスを作成したら、通常リーチまたはリーチ長に戻して運用するのも手か。

余談

  • このレッドルーン、これほどの威力を誇りながら「未完成」だと言うが、
    もしこれが完成していたとすれば、どれほどの威力を秘めていたのか、少々気になるところ。
    ぱっと見はレッドテイルと同じに見えても、熱ではなく龍撃を発揮し、
    毒を打ち込む機構もあることから内部的な設計は根本的に異なるのだろう。
    名もなき職人が一生を懸けて設計した槍らしく、
    武器を設計することが如何に容易ではないことか、がよくわかる。
    世の中には「職人泣かせの素材」なんてものもあるのだから、ハンターにとってはまさに工房様様である。
    • あえて完成していない部分を捻り出すとすると、斬れ味、特に紫ゲージの短さであろうか。
      紫ゲージは最大でも20しか発生しないため、優秀な斬れ味が続々と登場しているG級のランス界においては、
      どうしても斬れ味面で見劣りしてしまうのである。
  • 2016年の5月にMHF-GとMHXRのコラボが行われたが、
    それより前に発表されていたエクスプロアの看板モンスター(当時)であるリオレウス豪火種のランスが
    「ゴールドルーン」となっており(見た目は炎を纏った金色のレッドテイル)、
    もしかしたらこの武器の名前を元にしたのかもしれない。

関連項目

モンスター/リオレウス/派生作品
武器/火竜武器
武器/G級武器
システム/双属性
武器/フェローテイル
武器/ネブラコルムナ
武器/レッドテイル