TSでDLC以外のアドオンを入れたり、新しい車両や風景を作ったり、MODを入れたり作ったり。そんなツールも公式、有志製を含めて多数用意されています。
本体で出来る路線・シナリオの編集に関しては、エディタのページにまとめています。
汎用ソフト
TSに特化せず様々な用途で使用できるもののうち、TSの制作技術系にも多用できるソフト。
7-Zip
ZIP、LZH、CAB、RAR、7Z等の圧縮ファイル解凍でお馴染みのソフト。
Assetsフォルダにある「AP」形式のファイルを閲覧したり、抽出したりするのに使えます。RWPファイルも閲覧できます。
NotePad++
タブ形式で開けるテキストエディタ。編集中のファイルをセッションで保存してくれます。
後述のbinを変換したxmlの編集で重宝します。
GIMP
フリーの画像編集エディタ。レイヤーのグループ化が使えたり、メイン画像とアルファチャンネルの分離ができます。
RSBinToolで変換したDDSの変換に使えます。DDSファイルを扱うには別途GIMPプラグインが必要。
SoundEngine Free
wav音声の編集ツール。単純な切り取りや音量、音質の設定が直感的にできます。
Wavosaur
wav音声の編集ツール。
このソフトは警笛やコンプレッサによくあるループ付wavの編集が可能です。
本体付属ツール
TS本体に付属する各種ツール。
ここに記したツール類は通常、 C:\Program Files (x86)\Steam\steamapps\common\RailWorks\ に格納されています。
Utilities
ユーティリティーソフト。「rwp」形式で圧縮された各種アドオンの導入に使うことになります。逆に自作データの配布用にRWPファイルを作成することもできます。
Blueprint Editor
Blueprint Editorは、アドオン制作の要となる青写真エディタ。車両、建物、線路、小物、ありとあらゆる要素の定義設定を用意できます。
Sourceフォルダに雛形となるファイルを作成し、設定が完了次第Assetフォルダに出力します。
解説の例として、Dovetail GamesがRailSimuator.com時代に作成したリファレンスwikiが用意されています。
SerzMaster
バイナリで書かれたbin形式の設定ファイルを、テキストエディタで読めるxml形式に変換します。逆にxml→binも可能。
既存車両の性能設定や操作設定、線路や沿線施設の挙動の修正に役立ちます。
LogMate
これを起動した状態でTSを起動すると、読込状況などのログ情報が流れてきます。
エラー落ちする際の原因究明の手がかりとして使えます。
RWAceTool
テクスチャ付きモデルを出力する際に、DDSやPNGファイルから中間ファイルとしてACEファイルに変換する必要があります。Microsoft Train Simulatorでも見たことのある拡張子かと思います。
最終出力の際は、このACE形式からTcPgDx形式に変換されます。
NameMyRoute
路線の線路や風景の配置は RailWorks\Content\Routes 内に格納されています。フォルダ名にもなる路線IDは英数字の配列により生成されるので、ひと目ではどの路線か見分けがつきません。
RailWorksフォルダにある「NameMyRoute.exe」を起動すると、フォルダ名と路線を確認できます。
近年はAPファイルへの格納も多く、確認できない路線も増えてきました。SteamのRailWorksフォーラムにある有志まとめも参考になります。
有志製技術系ツール
制作支援として有志が制作した様々なソフト。
RSBinTool
TcPgDx形式のテクスチャファイルを閲覧したり、DDS形式のファイルの出力、取り込みができます。
車両を塗り替えるのに重宝するツールです。編集はGIMP(要DDSプラグイン)やPaint.NETが便利です。
ダウンロードはRailworks Americaから。
Blender 2.6x TS2013 exporter
フリーの3Dモデリングソフト「Blender」のアドオン。制作したモデルをTS向けに出力するための中間ファイル「IGS」形式に変換します。
Blenderのバージョン2.7xと現行TS2017でも動作可能。変換後は青写真エディタでGeoPgDx形式のモデルを出力します。
ダウンロードはRailSim-fr.comから。
DavDecorder
DAV形式の音声ファイルをwav形式に変換します。音源データはモノラルが仕様。ステレオだと正常に鳴りません。
ダウンロードはRRYard.comから。
有志製その他支援ツール
制作に直結しない用途で便利なツール。路線を把握するのに役に立ちます。
RWInfo
導入済み路線の路線マップ、シナリオ等の情報を表示するツールです。
ダウンロードは開発者サイトから。
Train Maps Live
運転中の路線から現在地の緯度経度の情報を拾い、Googleマップの地図上に運転した軌跡を表示します。
配信実況の際によく用いられています。
ダウンロードはHayward Studiosから。