タイトルの変遷

Last-modified: 2019-11-15 (金) 23:35:31

RailWorksから現行Train Simulator 2017まで、タイトルと収録内容、更新内容の変遷をまとめました。

RailWorks

初代「RailWorks」は2009年6月12日に発売。旧Rail Simulatorのコンテンツを踏襲しつつ、新たな車両の追加が行われています。旧RSで分かれていた英国版と米国版が一本化されました。

RSから引き継がれた収録路線は以下の通り。

また、新たに以下の架空路線が新規追加されています。ドイツの技術試験線、英独米の架空路線の計4路線です。

  • 【独】TestTrak
  • 【英】Hedborough North?
  • 【独】Seebergbahn?
  • 【米】Castle Rock Railroad?

RailWorks 2: Train Simulator

2010年10月18日、RailWorksは大規模な更新を行い、タイトルも「RailWorks 2: Train Simulator」に改称されました。タイトルは「Train Simulator」を強調したものになっています。従来のRailWorksの保有者は、Steamで自動的にRailWorks2へ更新されます。

メニュー画面を強化、運転席のUIを大幅に更新、シナリオの「Career System」やSteam実績への対応、踏切のアニメーションなど、様々な機能を追加。

Career(キャリア)シナリオは運転状況により点数がたまり、クリアすると実績を獲得できたり、他のプレイヤーと同じシナリオの点数を競い合う要素もあります。

RailWorksからの以下の路線が、引き続き収録されています。

RailWorks 3: Train Simulator 2012

RailWorks2は、2011年9月23日の更新で「RailWorks 3: Train Simulator」の名称となりました。今回の更新で初めて年号が付きました。従来のRailWorks2の保有者は、Steamで自動的にRailWorks3: TS2012へ更新されます。

UIの強化、「TSX」エンジンの採用による影や光源の強化、描画距離の延長、高速走行時の車体の揺れ、窓ガラスへの水滴付着の表現、曲線線路へのカントの表現など、大幅な強化がなされました。

RW2から引き続き入る路線は以下の通り。

TS2012ではDeluxe Editionが用意され、新たに以下の路線が追加されました。

今回の更新では、日立製作所が計画中の英国向け高速列車が無償で追加されました。

  • 【英】Hitachi Super Express?

Train Simulator 2013

2009年9月20日、TS2012が「Train Simulator 2013」へ更新されました。今回の更新で「RailWorks」の名称が消滅し、Train Simulatorと年号のみの表記となりました。従来のRailWorks3: TS2012の保有者は、Steamで自動的にTS2013へ更新されます。

メニュー画面の強化、HUDの更新、Xbox360コントローラーへの対応といった機能が加えられました。また、Steamワークショップに自作シナリオの投稿やプレイが可能になりました。

2013からは付属DLCの扱いが大きく変わり、新規ユーザーには2013の新たな収録路線DLCのみが付きます。これ以降の本体更新では、年代わりで付属DLCが変化する形になります。更新後も単独DLCとして引き続き使えます。

従来付属していた路線は実在6路線がDLC扱いになり、架空・準架空の4路線も付属しなくなりました。ドイツのHagen-Sigen路線は、Ruhr-Sieg Lineへ改称されています。

Steandard EditionとDeluxe Editionがあり、エディションによって収録路線の組み合わせが異なっています。

共通収録の路線

Standardのみの路線

Deluxeのみの路線

Train Simulator 2014

2013年9月26日の更新で、TS2013は「Train Simulator 2014」に改称されました。従来のTS2013の保有者は、Steamで自動的にTS2014へ更新されます。

メニュー画面が明るい配色になり、プレイ画面での視野角の調整、キャリアモードの強化、ワークショップへの路線投稿対応、路線エディタでのGoogleマップ表示の対応、マーケットプレイスという新たな提供形態などを追加しています。

収録DLCは2013と異なる3路線が基本で付属します。2013までのユーザーは保有分は引き継がれますが、新規収録路線は付属しません。本体の再購入で安く揃えられます。次年以降の更新でも同じ入手方法がとれます。

Steam Editionも提供され、通常版に加えて以下の路線・車両が付きます。

Train Simulator 2015

2014年9月18日の更新で、TS2014は「Train Simulator 2015」に改称されました。従来のTS2014の保有者は、Steamで自動的にTS2015へ更新されます。

メニュー画面がTS2014よりも大きく変化したほか、列車の運転操作を学べる「TS Academy」が導入され、専用のマップと車両が無償で追加されました。

実車が製造中段階の日立の英国向け高速列車801系も無償追加。なお、TS2012でHitachi Super Expressを保有していた場合、この新しい801系に置き換えられます。

以下の路線と車両が付属します。その路線にちなんだ高速列車も標準で入っています。

Steam Editionでは、上記に加えて以下の路線・車両が追加されます。

Train Simulator 2016

2015年9月17日の更新で、TS2015は「Train Simulator 2016」に改称されました。従来のTS2015の保有者は、Steamで自動的にTS2016へ更新されます。

今回の収録路線は、最強出力を持つ機関車が基幹になっています。新機能は路線を走る列車を眺めるRailFanモード、操作が複雑な機関車の操作を支援する「Driver Assist」が各アドオン毎に実装されています。

Standard Editionには以下の路線と車両が入ります。英国の路線、米国とドイツの車両が新規収録です。

Steam Editionでは、上記に加えて以下の路線・車両が追加されます。

このほか、各国のFirst Class Editionがありますが、ここでは割愛します。

Train Simulator 2017

2016年9月15日の更新で、TS2016は「Train Simulator 2017」に改称されました。従来のTS2016の保有者は、Steamで自動的にTS2017へ更新されます。

DLCの収録路線に初めて標準の3カ国以外が加わり、フランスとオーストリアの路線が収録されました。オーストリアの路線はPioneers Editonの収録対象で、2016年12月6日までにDLCを揃えると「Train Sim World」のベータ参加権を得ることができました。

Steandard Editionの収録路線は以下の通り。

2016年12月6日まで提供されていたPioneers Editionは、以下の路線も含みました。

このほかアドオン拡張バンドルのPremium Editionや地域別のFirst Class Editionがありますが、数が膨大なため割愛します。

Train Simulator 2018

2017年10月に「Train Simulator 2018」の登場が発表され、2017年11月16日に更新されました。

付属DLCは例によってドイツ、アメリカ、イギリスの3カ国ですが、ドイツの路線はオーストリアにも跨っています。イギリスの収録路線は今回のTS2018で初収録となります。

現在発表されている収録路線は以下の通り。

Train Simulator 2019

2018年10月11日に「Train Simulator 2019」へ更新されました。

いつも通りに収録路線が変更されたほか、本体機能は64bitに対応しました。これによりTS本体が4GB以上のメインメモリを扱えるようになり、長距離路線、列車密度の高い路線などでメモリ不足によるエラー落ちの頻度が減ることになります。

収録路線は以下の通り。イギリスは過去の路線のリメイク延伸版、アメリカ、ドイツは元路線と延伸差分版の二本立てになります。

Train Simulator 2020

2019年9月19日に「Train Simulator 2020」へ更新されました。

グラフィック設定が強化され、モノクロやセピアなどの配色、コントラストや視野角などの設定がプレイ中にできるようになっています。

収録路線は以下の通り。ドイツの路線は今回新規で当面はTS2020バンドル限定となります。

  • 【英】South Western Main Line Southampton - Bournemouth?
  • 【米】Norfolk Southern N-Line?
  • 【独】Nuremberg and Regensburg Bahn?