イギリスの車両アドオン。1980年代に登場したイギリスの近郊用気動車。
基本情報
アドオン名 | Class 150 DMU Add-On |
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国 | イギリス |
開発元 | Thomson Interactive Oovee |
軌間 | 1,435mm |
シナリオ路線 | Edinburgh-Glasgow |
価格 | 1,980円 |
配信日 | 2013年2月15日 |
販売先 | Steam |
車両解説
実物紹介
150系は片側両開き2扉の近郊用気動車で、主に地方線区で使用されている。イングランドからウェールズ、スコットランドと、その活躍範囲は幅広い。
編成は2両編成で、前面貫通型の150/2系が主流。非貫通の150/1も少数ながら存在している。
収録内容
前面貫通型で2両編成の150/2系を収録。開発はThomson InteractiveとOoveeが共同で行っており、実車の見た目や挙動、音を精細に再現する方向で力が入っている。
車内視点は残念ながら実装されていない。
現ストアページでは2013年発売となっているが、実際には2011年に発売されたものであり、TS2012から2013に移行した2012年に一度は姿を消すものの、復活要望を反映して2013年に配信を再開した。
7種類の多数の塗装が収録されており、TS2012以前の標準収録各路線に関連した運行会社の塗装が網羅されていた。
- アリーヴァ・トレインズ・ウェールズ - ライトブルーと青
- アングリア・レールウェイズ - ターコイズと白
- イギリス国鉄リージョナル・レールウェイズ - 青の濃淡2色と白
- スコットレール - 白と紫と緑
- ノーザン・レール - 濃青と紫
- ファースト・グレート・ウェスタン - 青と紫とピンク
- ロンドン・ミッドランド - ライトグリーンと青
実車の運用範囲の広さと汎用性の高さ、そして収録塗装の豊富さも相まって、ワークショップシナリオでの使用数も非常に多い。
が、2017年9月末、本アドオンのSteamでの配信終了がDovetaiiより発表された。Armstrong PowerhouseがThomson・Ooveeから保有権を購入したとのことで、2017年11月にArmstrong Powerhouseのアドオンとして生まれ変わった。
なお、Steam版の販売終了までに保有済のユーザーは削除されることなく、引き続き使用が可能。今後Steamで復活するかどうかはまだ決まっていない。
運転操作
運転操作が一般のアドオンより複雑であり、実際の運転に近い手順を体感できる。TS公式による解説動画がある。
運転手順
以下に操作手順を簡潔に示す。
- 「E」キーでマスターキーを始動
- 「W」キーを2回押し、逆転機を前にする
- 「Q」キーを押し、AWSのブザー音を止める
- 「H」キーで前照灯を点灯
- 「J」キーで前面の尾灯を消灯
- 「Y」キーでDRA(誤発車防止の赤いボタン)を解除する
行先表示
「F7」と「F8」のキーで行先表示幕の表示変更が可能。スクロールのアニメーションもある。
シナリオ
現行品はEdinburgh-Glasgow路線向けのシナリオを収録。
QuickDrive対応。他の路線で走行可能。