Settle to Carlisle

Last-modified: 2020-09-25 (金) 04:55:19

イギリスの路線アドオン。イングランド北部のセトルからカーライルを結ぶ高原地帯の風光明媚な路線。

基本情報

アドオン名Settle to Carlisle Route Add-on
イギリス
開発元Dovetail Games
軌間1,435mm
保安装置AWS
時代設定現代
価格1,280円
発売日2012年4月6日
販売先Steam

路線解説

実物紹介

セトル・カーライル線はイングランド北西部にあり、荒野と農村と丘陵の広がる有効明媚な路線である。

リブルヘッド駅の北にはアーチ橋のリブルヘッド陸橋があり、デント駅はイングランドの鉄道最高地点である標高356mに位置する。終点のカーライルでは西海岸本線に連絡する。

1980年代には廃止の危機にあったが、多くの人々の尽力により廃止を免れた。現在は鉄道ファンにも人気の路線として知られる。

旅客列車はリーズからの直通列車がカーライルまで運行されている。

アドオン概要

セトルからカーライルまでの全線を収録。

2001年発売の『Microsoft Train Simulator』に1930年代の設定で基本収録された路線でもあり、本作は現代の設定でのリメイクとも言える。

収録車両

ディーゼル車と蒸気機関車を幅広く収録する。

66形

貨物用ディーゼル機関車。貨物会社EWS鉄道の塗装。

37形

客貨両用のディーゼル機関車。貨物会社EWS鉄道の塗装。

158系

中長距離用気動車。塗装はノーザン・レール社のものを収録。

LMS鉄道 ジュビリー形「リアンダー」

本線旅客用の蒸気機関車。

LMS鉄道 4F形

中量貨物用の蒸気機関車。

客貨車

  • HHA ホッパ車
  • HTA ホッパ車
  • PCA タンク車
  • マーク1客車 クリムゾン塗装

シナリオ

一般シナリオ13件を収録。

  • Learning the Ropes Pt1 (66形)
  • Learning the Ropes Pt2 (66形)
  • Learning the Ropes Pt3 (66形)
  • The Final Run Pt1 (158系)
  • The Final Run Pt2 (158系)
  • A Fair Return (158系)
  • Waking Up the Neighbours (37形)
  • Left Behind (66形)
  • Midwinter Rescue (37形)
  • Settle Down (158系)
  • An Uphill Struggle (37形)
  • Taking Stock (LMS鉄道 ジュビリー形「リアンダー」)
  • The Ribble Run Around (LMS鉄道 4F形)

ほか、自由散策シナリオ3件が収録されている。

[SC01] Learning the Ropes - Part 1

将来の貨物列車の運転を見越して、カーライルからリーズまで66形で空のHTA貨車を牽引しての習熟運転を行う。3部構成の第1部では、カーライルからセトルまでのうちカークビソーアまでを運転。沿線の歴史に詳しい機関士が同乗している。

  • 運転車両:66形
  • 季節:夏
  • 所要時間:35分
  • 難易度:簡単

[SC02] Learning the Ropes - Part 2

66形によるカーライルからリーズまでの貨物列車習熟運転の続き。第2部ではカークビソーアからデントまで。

  • 運転車両:66形
  • 季節:夏
  • 所要時間:40分
  • 難易度:簡単

[SC03] Learning the Ropes - Part 3

66形によるカーライルからリーズまでの貨物列車習熟運転の続き。第2部ではデントからセトルまで。

  • 運転車両:66形
  • 季節:夏
  • 所要時間:25分
  • 難易度:簡単

[SC04] The Final Run - Part 1

158形による旅客列車。セトル駅南方のセトル分岐点にて対向列車の通過を待ち、リブルヘッド行きの最終列車として運転する。

  • 運転車両:158形
  • 季節:夏
  • 所要時間:25分
  • 難易度:簡単

[SC05] The Final Run - Part 2

北行最終列車としてリブルヘッド駅に到着した158形の旅客列車は、陸橋上で折返したあと復路のリーズ方面行き列車として運転する。

  • 運転車両:158形
  • 季節:夏
  • 所要時間:15分
  • 難易度:簡単

[SC06] A Fair Return

毎年恒例のアップルビ馬祭りで、観客輸送の臨時列車が運転される。この臨時列車の1本をアップルビ駅からカーライル駅まで運転する。

  • 運転車両:158形
  • 季節:夏
  • 所要時間:50分
  • 難易度:普通

[SC07] Waking Up the Neighbours

リーズからグラスゴーまでのツアー列車として、37形機関車の重連によりマーク1客車を牽引する。セトル駅到着時点で霧が立ち込める中、乗務員交代を行うカーライルまでの運転を担当する。

  • 運転車両:37形
  • 季節:春
  • 所要時間:95分
  • 難易度:普通

[SC08] Left Behind

HTAホッパ車の1両は数日前より車軸の損傷でカーライル近郊のハウ社の側線に留置され、現場に出向いた技術者により復旧工事が行われた。66形でカーライルから側線まで貨車を取りに行き、カーライルに戻ってスコットランド方面行きの貨物列車に連結できるよう準備する。

  • 運転車両:66形
  • 季節:夏
  • 所要時間:30分
  • 難易度:普通

[SC09] Midwinter Rescue

大雪の中、37形が牽引するクリスロー発モッセンド行きのセメント列車がカークビステフン付近で故障し、救助待ちのため側線に移動された。翌日にソナビーから派遣された37形の運転をガーズテイルから担当し、側線で故障車の前方に連結してカーライルまで回送する。

  • 運転車両:37形
  • 季節:冬
  • 所要時間:80分
  • 難易度:普通

[SC10] Settle Down

実際の運転時刻に基づき、158形の3両編成で秋のカーライルからセトルまでを運転する。

  • 運転車両:158形
  • 季節:秋
  • 所要時間:100分
  • 難易度:難しい

[SC11] An Uphill Struggle

通常はHHA貨車の1100トン級石炭貨物列車に66形が使用されているが、この日は運用の都合で37形による牽引に変更された。カークビソーからエイスギルの頂上を越えてブレアモアまで向かうが、単機で66形より出力も低いため、勾配を登り切るにはスロットルと砂を巧みに扱う必要がある。

  • 運転車両:37形
  • 季節:秋
  • 所要時間:60分
  • 難易度:難しい

[SC12] Taking Stock

夏が近づくセトル・カーライル線では、保存蒸気機関車による列車「フェルスマン」号の運転に向けた準備が行われている。保存機のジュビリー級でマーク1客車7両を牽引し、セトルジャンクションからブレアモアまで坂を登り、アップルビまで安全に下れるよう試験を行う。

  • 運転車両:ジュビリー級
  • 季節:春
  • 所要時間:80分
  • 難易度:難しい

[SCB01] The Ribble Run Around

この年はリブルヘッド陸橋の開通135周年。これを記念した臨時列車がバーミンガムとリブルヘッドの間で運転された。4F形「リアンダー」とマーク1客車が使用され、リブルヘッドでの折返すため、橋を越えた先のブレアモアの側線で機回しを行う。

  • 運転車両:4F形
  • 季節:春
  • 所要時間:35分
  • 難易度:普通

[SCB02] Contingency Measures

カーライルでのイベントによる多客や沿線の輸送障害の影響で、カーライル駅では多くの客が足止めされている。ニューカッスルのヒートン車庫より派遣された158形により、カーライルからアップルビまでの最終便を運転する。

  • 運転車両:158形
  • 季節:春
  • 所要時間:40分
  • 難易度:簡単

別売アドオン

この路線に対応するシナリオを含む別売アドオン。配信が早い順。

  • Settle Carlisle Specials?
  • Class 57 Rail Tour?
  • BR Class 31?
  • BR Class 50?
  • BR DP1 Deltic?
  • Duchess of Sutherland?
  • LMS Coronation Class 'Duchess of Hamilton'?
  • LMS Stanier Class 5 Black Five?