ドイツの路線アドオン。南西部の山岳地帯にある黒い森の風光明媚な路線。
基本情報
アドオン名 | Black Forest Journeys: Freiburg-Hausach Route Add-On |
---|---|
国 | ドイツ |
開発元 | Rail Magic |
軌間 | 1,435mm |
電化方式 | 架空電車線方式 |
保安装置 | PZB、LZB |
時代設定 | 現代 |
価格 | 1,980円 |
発売日 | 2016年4月14日 |
販売先 | Steam |
路線解説
実物紹介
ドイツ南西部のシュヴァルツヴァルト、いわゆる黒い森は、ドイツを代表する風光明媚な山岳地帯である。
この地には1840年代から1860年代にかけて鉄道が開通し、カーブやトンネル、ヘアピンループによってウネウネと山を越えている。
収録内容
フライブルクからティティゼーを経由してドナウエッシンゲンまでのホーンタール線、ドナウエッシンゲンからハウザッハまで黒い森線の一部、そしてティティゼーから分岐しセーブルークを結ぶドライセン線の3路線を収録。線路自体は更に北のオッフェンベルクまで通じているが、線路以外の風景は再現されず、未完成のままである。
この路線アドオンは、Halycon Mediaが2013年に発売した「RAILWORKS PLUSPACK VOL.2」が基盤となっている模様。
フライブルクにある路面電車の線路と車両も用意され、運転も可能である(電車のブレーキ解除音は、MSTSの小田急2000形のものと同じ音と思われる)。
日本語やロシア語など非ラテン文字圏では、一部の駅舎のテクスチャが欠落する現象が発生する。Cologne-Dusseldorfと同じく、システムロケールをドイツ語や英語にすることで見た目の解消は可能。
線路の設定ミスで、データ上はある線路のモデルが欠落していいて車両が浮いた状態になる場所が複数点在する。これは言語設定に関係なく発生する。
このほか、他のドイツ路線にある保安装置のPZBが再現されていなかったりと、新規アドオンと思っていたユーザーを中心に不評意見が目立つ状況にある。とはいえ、風景重視で好評な意見もある。
基本収録車両
143形
東ドイツからの旅客用電気機関車。
145形
客貨両用の中速電気機関車。
DB BR 145の車両アドオン単品(定価1,980円)がそのまま付属する。
V200形
液体式ディーゼル機関車。
52形
戦時型の貨物用蒸気機関車。
客貨車
EU Asset Packと145形に付属の客貨車。ストアページにある2階建て客車は収録されない。
シナリオ
路線そのものの質は良いとはいえないが、シナリオは豊富に収録されている。
キャリアシナリオは4件を収録。
- Black Forest Tunnel Carousel
- From Freiburg to Seebrugg following schedule
- From Seebrugg to Freiburg following schedule
- Hoellental- and Black Forest Magic
標準シナリオは10件を収録。
- Black Forest tunnel carousel
- From Freiburg to Seebrugg following schedule
- From Freiburg to Seebrugg in winter
- From Seebrugg to Freiburg following schedule
- Hoellental and Black Forest Magic in winter
- Local Train from Freiburg to Donaueschingen
- Roller Coaster to Freiburg
- Roller Coaches to Freiburg in winter
- Winter extremes in the black forest
- Winter steam double in the Black Forest