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Last-modified: 2013-07-09 (火) 19:43:20

破壊者と碧眼(クロスシナリオ)

水国のとある町で、主人公が単独行動で他の町へ行った後の事。
き、貴様の事をふ、風花とよ、呼んでいいか?と少し緊張しながら風花に対して言うディリル。
いいですよ。私もディリルさんと呼んでいいですよね?と風花。
・・・い、いいが。と答えたディリルだったが、異性に対する免疫があまりなく、顔を真っ赤にしていた。
大丈夫ですか?と風花に言われてしまったディリルは人混みの中へと居なくなってしまった。
風花が居なくなったディリルを見つけた場所は人気の少ない公園だった。
む、無理だ・・・、俺と異性だけなんて・・・。とつぶやくディリルに風花は近づく。
お、俺は生まれてすぐに戦争で家族を殺されてから、ずっと異性と関わらずに一人で生きてきたなんて、い、言えねぇ。とつぶやくディリルのすぐそばに風花がいた。
逃げるディリルと追いかける風花。
逃げないで・・・。と風花。
逃げまくるディリルに風花は体力がついて行かず、ベンチに座る。
ごめん、俺は戦いの最中だと平気なんだけど、それ以外だとな・・・。とベンチに座っている風花に言うディリル。
和人と言う人間自体をあまり見た事がなかったが、風花みたいに和人らしくないのもいるんだな。いや、いい意味でだよ。と風花に言うディリルだが、未だに顔が真っ赤で緊張がとれたわけでもないものの、少しだけ普通に喋る事が出来るようになった。
え、本当?次はさ、二人っきりではなくて主人公と一緒に話しようね、ディリルさん。と風花が言うとディリルは意識を失って倒れてしまう。
ディリルさん、どうしたんですか?とディリルに呼びかけるもディリルは呼吸をしているだけで、反応はない。
そこへ二人を探しに来た主人公が来た。
あ、これは・・・。と主人公。
黙り込む風花に主人公は黙々とディリルを起こす為の準備をやっていた。
これでよし。と主人公が言った瞬間、ディリルが起きた。
風花は主人公に事情を話すと別にそれでもいいと思う。と答えた。
少々仲間に迷惑をかけてしまったディリルと常に普通だった風花。