モルナシア公国

Last-modified: 2012-05-11 (金) 21:04:31
国名モルナシア公国
公用語モナキー語
首都
指導者モルナシア公ルクレツィオ
宗教土着の信仰
国旗

==概要==
ヴァルダム北西の「白い森の民」をまとめあげたクラウディオ・モルナシアが建国した小国。「白い森」の奥深くを切り開き、農業と森からの採集・狩猟で暮らしていた。集団が大きくなりすぎたため、森の周辺の丘陵にも進出し始めた。指導者は特に高貴な出自ではないが、対外的なかっこうの為に勝手に公を名乗っている。
==政治==
貴族(自称)による専制政治をとっているが、洗練されておらず、部族的な色が濃い。
==外交==

==経済==
農業と狩猟採集、略奪及び物々交換が経済活動の根幹をなしている。
==軍事==
【白い鷹】
精強なレンジャー部隊。軽装で、森に紛れる格好をしている。皮の胸当てに、白い鷹の紋章が刻まれている。
【白銀隕鉄兵団】
シェンティレムに落ちた巨大隕石から回収した隕鉄をもとにつくった、白銀に輝く重装備の歩兵団。隕鉄に含まれる微弱な魔力が、アンデッドに対して強力に作用する。

==民族==
出自は不明で、奥深い森に暮らしていたために長いヴァルダムの争乱にも巻き込まれずにひっそりと暮らしてきた。古代キーフ公国の古文書に「森の民」の記述が一部みられる程度である。
貴族と民を問わず全員が弓の扱いに熟達しており、戦時には男は皆たたかう。公を守る男たちは特に精強で、長弓をもたせれば200歩先の鹿の眉間を撃ち抜き、短弓をもたせれば1数えるごとに矢を敵の急所に射ることができる。森にモルナシアの民が10人いれば、兵が100人は死ぬことを覚悟するべきである。
==文化==
文化は洗練されておらず、大国から蛮族と呼ばれても仕方ないレベルである。独自の死生観・世界観をもつが、宗教といえるほどのものでもない。
衣服は獣の皮革のものが一般的であるが、最近は平野からとれる麻の衣類も増えてきた。
==主な人物==

名前身分性別概要
ルクレツィオ・モルナシアモルナシア公父から公の座を受け継いだばかりの若い二代目。偉大な父の影に怯え、自身の才能を疑問視している。妻はまだいない。
クラウディオ・モルナシア隠居先代のモルナシア公にして建国の祖。高齢を理由に息子に公の座をゆずり、現在は隠居の身。未だに民の信望厚く、影響力がある。
ニコメド側近クラウディオの右腕にして幼馴染。現在もルクレツィオの傍で助言を与えている。目がかすんできたのを嘆いているが、先の先まで見通す目の方は健在。
サルヴァトーレ側近国の財布の管理を任されている。
ファリフ学者トルキア系の学者。見聞を広めるため各地を放浪していたが、森に迷い込んだところを捕縛される。ニコメドにその才と知識を見込まれ、ルクレツィオの教養と政治体制の強化を条件に命を救われ、登用された。重代の臣から疎んじられている。
シスト弓兵隊長精鋭のレンジャーたちを率いる壮年の男。弓だけでなく剣の扱いにも長けている。武一辺倒で育ってきたため、部下よりも学が無いことを気にしている。最近はファリフに読み書きを習っており、代わりに森の民の慣習を教えている。