Ark Royal

航空母艦 アーク・ロイヤル

性能諸元

基本性能

※アップグレード済み、装備、迷彩、エリートなし

・兵装

・艦載機

ゲーム内説明

アーク・ロイヤルは第二次世界大戦の直前に英国海軍に加わった。大西洋の悪天候に対処するため、エンクローズド・バウと頑強な飛行甲板が採用されており、ほとんどの空母より耐久性に優れている。

解説

・戦闘機
スクアを1中隊4機、合計16機。(スクアって元々は爆撃機じゃ...)
一機あたりのHPはサイパンに次いで同格二位である。
しかし、攻撃力は同各最低であり、同格の中でも艦載機速度は遅め。それに、空中戦効率は55パーセントと平均くらいの値でしかないためドッグファイトだと、どの艦載機相手でも基本は負けてしまう可能性が高い。出来れば釣り出して母艦の対空で敵戦闘機は処理したい。だが、サイパンのコルセア相手だと母艦の上で戦わせても最悪負けてしまう事もあり、機体の遅さからサイパン相手では引き始めが少しでも遅いと途中で追いつかれてそのまま殲滅されてしまう事もあるので、注意したい。
とはいえ、高いhpから空戦自体を長引かせてその隙に高火力な攻撃隊を叩き込むことは得意なので火力比べに持ち込みやすいのはいい点である。
また、対攻撃機性能でも、攻撃効率や素の攻撃力があまり良くなく、スピードが遅いので、爆雷撃機を落とすのは他の空母と比べて苦手であり、本艦の戦闘機は「味方の防空のための戦闘機」ではなく「こちらの高火力な攻撃隊を通すための戦闘機」という役割に近いのは覚えておこう。
(と言うかサイパンがおかしすぎるだけでアークロイヤルのスクアでも十分な性能である)

同格空母戦闘機の比較

・爆撃機
爆撃機は戦闘機と同じ機種であるスクアである。耐久値は低く、加賀よりはあるもののなんとティア5のボーグ程度の耐久しかない反面、整備時間が早めという特徴を持つ。無闇に対空陣形を整えた敵艦群に突っ込ませるのはやめよう。編成は1中隊5機編成であり、各機が3発ずつ爆弾を投下する。戦艦に対しては甲板装甲でダメージが半減する事もあるので、火災によるダメージを狙おう（機嫌がいい時は良く燃えてくれるが悪い時には大して燃えてくれない）。単発ダメージは低いが15発の投下は駆逐にも安定して当てられ、ミリ残しの場合でも安定した撃破が可能である。
総じて火力でも対駆逐性能でも優秀な爆撃機である。

・攻撃機
かの有名なソードフィッシュである。史実ではドイツ海軍の誇る戦艦ビスマルクに航空魚雷3本の命中を与えそのうちの一本が舵に命中、これによりビスマルクは舵が固定され翌朝の英艦隊は接敵に成功、ビスマルク撃沈に一役演じたが複葉機なので機体性能はお察し。
耐久はボーグ程度しかなく、お世辞にも良いとは言えない。また、機体速度も平均的だが、こちらも整備時間が早めで回転に優れる。編成は2中隊8機と数が多く単発ダメージが低いが投下範囲がかなり狭いので(信管作動直後はこの攻撃隊の雷撃は拡散しないため魚雷と魚雷の間を通られてノーダメみたいなことにはなりづらい)駆逐にも当てやすい。体力の豊満な戦艦や巡洋艦には魚雷ダメージだけでなく爆撃機と合わせた火災浸水のスリップダメージも狙ってみよう。
総じて、加賀やサイパンには届かないが、それに次ぐ火力を持っており、爆と合わせた高火力をそれなりな回転率で叩き込めるかが鍵となる。

・主砲
門数はそこそこ多いので同格の飛龍やレンジャーよりは強いが他の空母(グラーフ、加賀を除く)と同じく、主砲に頼るようなことにはなりたくない。

・対空
対空値は大口径と小口径のバランスが良く自衛はそこそこ出来る。とはいえ同格空母の艦載機の耐久値を考慮すると相対的には対空性能は高い訳では無いので、空母だから狙われにくいと過信しすぎないようにしよう。 ただ、本艦は水雷防御が12%と同国の巡洋戦艦フッドと同じ数値であり、火災浸水耐性も同格空母の平均よりは少し高いので空襲にはそこそこ耐えてくれる。

・装甲
ツリー空母と比べると火災浸水耐性や水雷防御や装甲値が高く、優れてはいるが、マッチング帯には高火力艦がわんさかいるので装甲に頼る事は全く出来ない。くれぐれも駆逐や戦艦に見つからないように。(船体が大きいので被弾しやすい)

・機動性
30.29ktを発揮可能。戦艦に追従したり、駆逐から逃げる際においては十分な速力である。舵の効きはそこそこで、曲がり始めるとよく曲がってくれる。

・隠蔽性
加賀、飛龍、グラーフより良いが、サイパン、レンジャーには劣る。隠蔽改良とヒストリカル迷彩を積むと発見距離が8.10㎞になり、艦載機の整備時間がかなり短いので、上手く位置取りをすれば見つからずにガンガン艦載機を飛ばせる。

・生存性
同格空母達と比べるとグラーフ同様に比較的優れてはいるが、見つかり次第、課金空母特有のヘイトの高さ•そもそも所有者が少ないことからの物珍しさ•大きい船体などの要素が相まって敵艦隊から蜂の巣にされる。
くれぐれも位置取りの調整や敵駆逐のスポット及び排除を忘れてはならない。生存性と勝率を上げたいなら駆逐を排除して味方艦を敵駆逐の脅威から守る事が大切である。
(駆逐は偵察•CAP•砲雷撃•回避盾等がこなせ、戦場での戦線維持において極めて重要な役割を担うため、これらの重要な役割を担う駆逐を排除出来れば味方の行動が制限されること無く味方に活躍の場を提供出来る。)

・消耗品
艦載機の性能を向上させる消耗品2種•隠蔽向上させる消耗品が良いだろう。

・装備
　・兵装　整備時間短縮or戦闘機改良
　・防御　加速度or甲板保護or舵
　・適正　隠蔽改良

・エリート特性
　・エリート雷撃機中隊　雷撃機HP+4%、魚雷ダメージ+4%
　・エリート整備士　急降下爆撃機準備時間-5%、雷撃機準備時間-5%、戦闘機準備時間-5%
　・功績　EXPアップ+10%

・総論
魔境化に歯止めが効かない環境の中、登場したティア7プレミアム空母。前にとんでもないOP空母サイパンが登場した事もあって、「またOP艦が来るのか？」と登場前には注目されていたが、本艦はサイパンや加賀の様なゲームバランスを崩すOP空母ではない。本艦は整備時間が短い艦載機を一度に大量に発艦させる事が可能であり、これにより整備時間にあまり気を配らずに攻撃が可能である。ただ、肝心な機体の性能はあまり良くなく、高対空艦が密集している所に攻撃していると簡単に箱になってしまう。雷撃機の耐久性はかなり低く敵艦に攻撃する際には必ず爆撃機隊を盾にして範囲の狭い８射線の魚雷をお見舞いしよう。この艦はサイパンとは違い、機体の性能はあまり良くない為、自分のプレイヤースキルを活かして戦う事が重要となるだろう。魔境のティア８.7は対空の高い艦も多く、場合によっては対空艦を攻撃しなければならない時もあろう、しかしこの艦の艦載機は脆いので攻撃前に撃墜されることが多々あるそんな時には対空砲を戦闘機に受けさせることで攻撃隊が撃墜される前に攻撃が可能となる前述の通り戦闘機の耐久値はかなりあるし、機数にも余裕があるので玉砕覚悟の攻撃もできなくはない。
本艦の魅力は、15発の爆弾を投下する絨毯爆撃による火災の取りやすさや駆逐に対する当てやすさ・投下する範囲が極めて狭い2中隊8機の雷撃機による駆逐処理のしやすさ・母艦の空襲に対する高い耐久性・整備時間が短い事による攻撃機会の多さである。
是非とも英国紳士諸君には紅茶の国の空母の独特な味わいを堪能して頂きたい。☕️

戦闘名誉章

史実

　イギリスの航空母艦で同型艦は無い。米ヨークタウン級、日蒼龍型と併せて中型空母の完成形と並び称される。ハーミーズの次級、イラストリアス級の前級にあたる。

小ネタ

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