Chung Mu

忠武＜チュンム＞　(旧フレッチャー級駆逐艦DD-631 　アーベン)

性能諸元

基本性能

※アップグレード済み、装備、迷彩、エリートなし

・派生艦船

・兵装

・艦艇スキル

ゲーム内説明

本艦は元はアメリカのフレッチャー級駆逐艦 (USS エルベンDD-631) であり、 1963年に韓国海軍に引き渡されました。良 好な兵装と優れた対空能力を誇る艦でした。

解説

・主砲
前級から変わっていないが、5門に増えたためある程度敵との撃ち合いもこなせる。装填速度、砲塔旋回も相変わらず優秀で、同格の夕雲をはじめとする日駆をねじふせ、アメ駆とも互角に撃ち合える。ただし独駆とソ駆には絶対勝てないので喧嘩を売るのはやめよう。そもそも魚雷で敵駆逐に攻撃できない&隠蔽が落ちるため、積極的に使っていくことはおすすめしない。
とはいえ扱いやすい主砲なのは確かである。HPが少ない敵駆逐の処理や、戦艦への嫌がらせなどには十分使える。
また、駆逐の排除＝深度魚雷の発見率低下であるため、狙えるなら積極的に駆逐は狩っていこう。ただし、周りにレーダー持ちが居ないかはいつも確認しておくこと。ティアⅩの巡洋艦はどいつもこいつも広範囲のレーダーばっかり持ってるので、今までよりももっと留意する必要がある。

・魚雷
高威力、高雷速で、前級から順当に強化されている。射程、雷速、浸水率は据え置きだが、威力は350上がり、装填時間も5秒短縮されている。相変わらず深度魚雷であり、駆逐艦への攻撃力はない。あくまで体感だが、T9～10には船体が長く機動性の悪い艦が多いため咸陽の時より命中しやすい。

・対空
駆逐艦の中では高いが、あくまで駆逐艦である。当然、ひとりで敵機をどうにかできるわけではないので素直に味方の高対空艦に頼ろう。機動性がよく魚雷がかわしやすいのと、T7のOP空母どもに襲われなくなったのは嬉しい。

・装甲
ここまで進めてきた艦長なら分かるはずだが、駆逐艦は装甲に頼る艦種ではない。甘い動きをすればすぐぶち抜かれて沈むので腹を見せないように。また、本艦も中途半端に装甲が高いので戦艦への過貫通バリアはあまり役に立たないことを肝に銘じて欲しい。

・機動性
アメリカ駆逐艦の癖に37.23ktを発揮可能で、結構速い。強化すれば素で40kt近くだせる。ただし船体が伸びたためか、転舵や加減速はやや低下している。とはいえ他国と比べると依然優秀なので、魚雷や砲弾の回避もやりやすいだろう。

・隠蔽性
6.36kmであり、同格雷駆では最も悪い。本艦より悪いのはZ46、Kiev、北風だけである。また余談になるが、隠蔽外であるからといってやたらめったに煙幕を打たないこと。せっかく見つかっていなかったのに、そこに駆逐艦がいるということがバレる上、本艦の隠蔽距離よりも長い7.2kmや8.1kmのレーダーが使われれば簡単に位置バレしてしまう。発煙装置の使い所には気をつけよう。

・生存性
耐久性、装甲に関しては普通の駆逐艦である。ただし良好な機動性&隠蔽、煙幕スキルをもっているのだ。これらを駆使して立ち回れば終盤まで生き残ることができ、敵にとって大きな脅威になるだろう。さらにレーダーを使って駆逐の待ち伏せを避けることもできる。総合的に見れば生存性は高いと言えるだろう。
ただし強力な魚雷を積んでいる分、敵からのヘイトは高めなので注意しよう。

・消耗品
高品質石炭、高級船員食糧、改良型ディーゼルエンジンを推奨。

・装備
魚雷旋回、加速度、隠蔽。
空母の雷撃は転舵ではなく加減速で避けよう。

・エリート特性
・新型砲撃照準器　主砲射程+4%
・新型魚雷　魚雷ダメージ+3%、魚雷浸水発生率+7%
・功績　EXPアップ+10%

・総論
スキルがエンジンブースト、煙幕、レーダーになったフレッチャー(フレッチャーはエンジンブースト、煙幕、対空警戒)。そう。レーダーを持っている。煙幕+レーダーってずるくないか？
相変わらず扱いやすい性能で、威陽と同じ感覚で使えるのではないだろうか。砲が１つ増えたおかげで敵駆逐の対処がしやすくなったのが嬉しい。魚雷の強化がないのは残念だが、優秀な機動性を生かしつつ、スキルを駆使して戦えば十分に活躍できるポテンシャルを持っている。人によっては周りにデカい&低機動性の巡洋艦、戦艦が増えたことで、よりダメージを稼ぎやすくなったと感じることもあるだろう。しかし、ティアⅩの巡洋艦はどいつもこいつもレーダーを持っているので油断は禁物。いままでパン駆ツリーで培った経験を生かして、存分に暴れまわってもらいたい。

戦闘名誉章

史実

DD-631 Erbenは1943年5月に就役し大戦中は護送任務や対空支援、墜落したパイロットの救出などを行った。また釜石砲撃にも参加している。そして大戦終結後の１９４６年５月には予備役になった。
が、1951年に朝鮮戦争による艦隊拡張によって再び戦場に投入され対地砲撃を行ったり対潜任務などをする事となった。その後は1952年３月にサンティエゴでオーバーホールを行い台湾哨戒などを行い1958年再び予備役に。
1963年には韓国に移送されここで「忠武」に改名された。1983年以降は据え置き訓練船となり最後はスクラップ処分された。

小ネタ

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