Florida

戦艦フロリダ(ノースカロライナ級設計案「XVI」)

性能諸元

性能諸元の数値は、アップグレード・艦長スキル・信号旗・迷彩の補正がかかっていない素の状態の数値を入力してください。プレミアム艦艇の場合も迷彩を外した値を記入してください（ツリー艦との性能比較に必要です）。

･基本性能

･アップグレード

搭載可能アップグレード

搭載可能アップグレード

1		主兵装改良1	主砲および魚雷発射管の機能停止発生率　-20% 主砲および魚雷発射管の抗堪性　+50% 主砲および魚雷発射管の修理時間　-20%
		副兵装改良1	副砲の抗堪性　+100% 対空砲座の抗堪性　+100%
		弾薬庫改良1	自艦の弾薬庫誘爆率　-70%
		応急工作班改良1	応急工作班の有効時間　+40%
2		ダメージコントロールシステム改良1	浸水発生率　-3% 火災発生率　-5%
		機関室防御	主機損傷確率　-20% 主機修理時間　-20% 操舵装置損傷確率　-20% 操舵装置修理時間　-20%
3		主砲改良2	主砲旋回速度　+15%
		副砲改良2	副砲最大射程　+20% 副砲弾の最大散布界　-20%
		射撃システム改良1	主砲弾の最大散布界　-7% 魚雷発射管旋回速度　+20% 副砲最大射程　+5% 副砲弾の最大散布界　-5%
		対空砲改良1	優先対空セクターの準備時間　-20%
		射撃管制室改良1	主砲最大射程　+16% 副砲最大射程　+5% 副砲弾の最大散布界　-5%
4		ダメージコントロールシステム改良2	浸水復旧時間　-15% 消火時間　-15%
		推力改良2	最大出力への到達時間　-50% 艦が移動を開始する際のエンジン出力を向上
		操舵装置改良2	転舵所要時間　-20%

･消耗品

搭載可能 消耗品

搭載可能 消耗品

R
	応急工作班	無制限	有効時間：x 秒
T
File not found: "100px-PCNU029.png" at page "Florida"[添付]	修理班	3 回	有効時間：28 秒 回復：0.66% HP/秒
Y
	対空防御砲火	x 回	有効時間：x 秒
U
	着弾観測機	x 回	有効時間：100 秒
	水上戦闘機	x 回	有効時間：60 秒 HP：x 秒間平均ダメージ：x

使用回数は第１消耗品、詳細は消耗品を参照

ゲーム内説明

フロリダ級戦艦は、ワシントン海軍軍縮条約による制限に従った戦艦の草案のひとつ (プロジェクト XVI) であり、ノースカロライナ級に先立つ計画案でした。本案の特徴として、主砲を四連装砲塔に収めていました。

解説

待望の足の速いアメリカのT7巡洋戦艦。
優遇された散布界と悪くない機動性との引き換えに著しく低い抗堪性を持つ本艦はT7版シャンパーニュまたはスラヴァとも言える。
　

• 抗堪性
  虚弱。HPがTier7戦艦ダントツで最下位であり、一部のTier5,6戦艦にも負けている上に修理班の使用回数も一回分少ない。
  装甲配置も貧弱で、艦首艦尾は25mmと380mm以上の口径から強制貫通され、通常の軽巡HEからダメージをもらう。
  バイタルも喫水線上に高々と出ていて装甲も285mmという頼りない厚さとなっているため、格下相手にすら破壊的一撃を受ける危険がある。
  *2
  一応船体中央部の甲板は37mmと厚めだが、面積は小さく頼りきれるほどでもない。
  つまり、まともにタンク役をこなせるような耐久力は無く、15インチ超の大口径砲を搭載した戦艦を相手にするとあっという間にHPが溶けてしまう。防御姿勢でバイタルを隠しながら、ヘイト管理を徹底したい。
  　
• 主砲
  特徴その１。計12門の14インチ砲の斉射火力と、通常の戦艦より良好なシュペー散布界を持つ。
  貫通力と弾道は共にカリフォルニアとほとんど同じで悪くない性能。
  その代償として装填時間が32.0秒と長くなっている他、σも1.7と12門艦としては平均的なものになっているため、正確に相手を散布界に捉えることを心がけよう。
  また、AP弾のダメージは14インチ最低で9500(あのTire4の妙義でさえ10000である）。12インチ・13インチクラスである。一応貫通力では14インチでは強力な部類であるが、25mm以上を強制貫通出来ないためT6以上の戦艦や格上巡洋艦を相手にするときは上部構造物を狙い撃ちにするか、側面を見せるのを待つ必要がある。
  HEに関してもダメージが低く、悪い着火率、装填速度の遅さも相まってこれと言う強みにはなり得ない。斉射弾数は多いため多少のゴリ押しは効くが、HE主体の運用では限界がある。
  総じてDPMの低さを精度と段数で補った性能で有り、口径の低さ故に考え無しではダメージを取れない。強制貫通できる装甲を把握しダメージを取り、また一回一回の射撃判断やエイムでダメージ効率を高めていくことが求められる。
  　
• 対空火力
  Tier7戦艦としてはほぼトップ。素の状態でもCaliforniaにはだいぶ劣るがGneisenauに迫り、防御砲火で底上げが可能。
  長距離対空砲があまり強く無く攻撃前に全機撃墜をする様な芸等こそ難しいが、継続ダメージも優秀で有り防御砲火を使用すれば
  T6艦載機ならば反復を許さない程の火力を有し、T8相手でもある程度落とせる。
  味方と艦隊防空圏作る事は忘れない様にしよう。
  　
• 機動性
  特徴その２。27ktと、Tier7以下のアメリカ戦艦としては足が速い。スペック的にはNorth Carolinaに準じる。
  同期の鈍足組と比べると有意に旋回半径が悪化しているが、それでもGneisenauよりは良いため速度が上がった分と考えて差し支えない。
  　
• 隠蔽性
  非常に良い。
  隠蔽システム改良UGを積むことのできないため隠蔽が全体的に悪いT7戦艦の中で異色を放っている。
  特化で12.1kmと高隠蔽戦艦であるNorth Carolinaすらも上回るため隠蔽を生かした立ち回りが必須。
  高隠蔽から繰り出される12門のAPこそが本艦の最大の武器である。
  低い生存性もここで補いたい。
  　
• 総評
  巡洋艦、格下を暗殺するための必殺仕事人である。防御力、攻撃力は共にT5以外の戦艦相手に真っ向勝負を仕掛けるには向いていない性能をしている。一方で機動力、隠蔽、対空は何れも優秀で、ある程度の単独行動を可能にしている。味方と一緒に行動を取って前線を張り、戦線を構築するという戦艦らしい運用は期待せず、どちらかといえば大型巡洋艦に近い戦術のとにかく自分の主砲が通る位置に立ち回り続け、隙を見せた敵艦を一撃必殺で叩き潰すという戦法が基本となる。そのため、敵との位置関係だけでなく味方との位置関係も気にしながら、孤立してヘイトが集中しない絶妙なポジションを意識して立ち回ろう。
  　

史実

小ネタ

• 史実と名称について
  ワシントン海軍軍縮条約に則って建造が計画されたノースカロライナ級戦艦はフロリダ級弩級戦艦の代艦として建造されたのだが、史実のノースカロライナ級戦艦はこの14インチ4連装砲の設計ではなく16インチ3連装砲搭載で建造され、既にWoWsに実装されている。
  下手に2番艦ワシントンの名前をつけても混同するからだろうか、WGはこのノースカロライナ級設計案に代艦の元となる「フロリダ」の名前をつけた。

• 副砲について
  搭載されている副砲は同口径のものが2種類だが、そのうち単装砲である「127mm/38 Mk30 mod. 0」の
  散布界が「距離(km)×27+30」となっており、マサチューセッツ以上ナポリ以下の精度を叩き出している*3。
  つまり副砲特化が有効...なわけもなく、優遇されているのは片舷2門のみで残りの連装砲は何の優遇もなく装填時間が6秒と長い。プレミアム艦同士艦長の融通が利くのでマサチューセッツやジョージア用に副砲特化艦長を持っているという人はCoopやシナリオで試してみてもいいかもしれない。
  参考

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