Furutaka

Last-modified: 2024-04-22 (月) 16:11:49

古鷹型重巡洋艦 1番艦 古鷹

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前級球磨よりも更に近代化した波形船体が素敵

旧A船体とB船体と青葉の比較
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前部主砲が艦橋側により、艦橋その他も若干お色直し。準同型艦青葉とほぼ変わらなくなった。

・B船体の古鷹と青葉の比較

これが古鷹で…

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こっちが青葉

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迷彩のパターン・彩度と明度が異なり、砲塔と艦橋の形状も異なる

艦後部では、これ古鷹で…

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こっちが青葉

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3番砲塔の位置が、古鷹のほうが後方になっていて、後部マストの位置も異なる

無期限迷彩「冬季」
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アップデート 0.9.12にてキャンペーン「艦艇と命運」の報酬として実装。
消費迷彩「冬の浜辺」とは雪の結晶のパターン、上部構造物と主砲が青地のグラデーション等で差別化されている。

搭載戦闘機について
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鳳翔も搭載するA5M4九六式艦上戦闘機・・・の水上戦闘機版。前身の球磨のA4M2-Nと同じく、WGの魔改造機体*1

旧A船体

0.10.3にて削除された単装砲時代の古鷹(旧A船体)

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性能諸元

編集時 ver.0.10.3

・基本性能

Tier5種別ツリー艦艇
艦種巡洋艦派生元Kuma
国家日本派生先Aoba
生存性継戦能力(A) 28,300
(B) 30,700
装甲6mm-76mm
・防郭 13-76mm
・艦首/艦尾 10mm
・砲郭 6-25mm
・装甲甲板 35mm-48mm
対水雷防御ダメージ低減(A-B) 4%
機動性機関出力102,000馬力[hp]
最大速力34.5ノット[kt]
旋回半径750m
転舵所要時間(A-B) 5.7秒


隠蔽性 通常副砲主砲火災煙幕*2
海面発見距離11.9km--13.9km6.92 km
航空発見距離5.8km-9.8km8.8km-


射撃管制装置船体モジュール主砲射程最大散布界
A-Bmod.112.6km110m
mod.213.9km120m



・兵装

主兵装船体口径基数×門数最大ダメージ(火災率)発射速度180度旋回
A-B200mm/503基×2門HE弾 3300(17%)
AP弾 4500
22.0秒/発30.0秒
203mm/503基×2門HE弾 3300(17%)
AP弾 4700
15.0秒/発30.0秒


魚雷船体タイプ基数×門数(片舷)射程雷速最大ダメージ装填被発見
A-B610mm Type82基×4門(4門)6.0km63kt1460090秒1.6km
610mm Type8 mod.22基×4門(4門)10.0km59kt1626794秒1.5km


空襲船体機体小隊数出撃機数(HP)搭載量射程最大ダメージ準備時間
A-B川西H8K11(2,000)15.0km3,40030秒


副兵装船体口径基数×門数最大ダメージ(火災率)装填時間射程
A76mm/40 3rd Year Type4基×1門HE弾 1300(5%)3.5秒4.3km
B120mm/40 10th Year Type mod.B2/C4基×1門HE弾 2000(8%)6.0秒4.3km


対空砲船体距離口径基数×門数爆発数秒間ダメージ命中精度有効ゾーン
爆発半径内継続的
A7.7mm/80 Type922基×1門-4685.0%0.1-1.5km
80mm/40 3rd Year Type4基×1門2190.0%0.1-3.0km
B13mm/76 Type93 連装2基×2門-4985.0%0.1-2.5km
25mm/60 Type96 連装 mod.14基×2門
120mm/40 10th Year Type mod.B2/C4基×1門110503990.0%0.1-5.2km



・アップグレード

スロット1スロット2スロット3スロット4スロット5スロット6
搭載可能アップグレード

搭載可能アップグレード

1Icon_modernization_PCM030_MainWeapon_Mod_I.png主兵装改良1主砲および魚雷発射管の機能停止発生率 -20%
主砲および魚雷発射管の抗堪性 +50%
主砲および魚雷発射管の修理時間 -20%
Wows_icon_modernization_PCM031_SecondaryWeapon_Mod_I.png副兵装改良1副砲の抗堪性 +100%
対空兵装の抗堪性 +100%
Wows_icon_modernization_PCM032_PowderMagazine_Mod_I.png弾薬庫改良1自艦の弾薬庫誘爆率 -70%
2Wows_icon_modernization_PCM020_DamageControl_Mod_I.pngダメージコントロールシステム改良1浸水発生率 -3%
対水雷防御ダメージ軽減率 -3%
火災発生率 -5%
Icon_modernization_PCM069_Movement_Mod_I.png機関室改良1主機損傷確率 -20%
主機修理時間 -20%
操舵装置損傷確率 -20%
操舵装置修理時間 -20%
3Wows_icon_modernization_PCM006_MainGun_Mod_II.png主砲改良2主砲旋回速度 +15%
Icon_modernization_PCM012_SecondaryGun_Mod_II.png副砲改良1副砲最大射程 +20%
副砲弾の最大散布界 -20%
Wows_icon_modernization_PCM033_Guidance_Mod_I.png射撃システム改良1主砲弾の最大散布界 -7%
魚雷発射管旋回速度 +20%
副砲最大射程 +5%
副砲弾の最大散布界 -5%
Wows_icon_modernization_PCM018_AirDefense_Mod_III.png対空兵装改良1優先対空セクターの準備時間 -20%
Icon_modernization_PCM070_Torpedo_Mod_IV.png魚雷発射管改良1雷速 +5%
魚雷発射管の旋回速度 +20%
魚雷発射管が機能停止する確率 -40%

・消耗品

搭載可能消耗品
スロット消耗品使用
回数
準備
時間
有効
時間
効果
RCrashCrew2.png575火災・浸水・損傷したモジュールの修復
TSonarSearch2.png3114100魚雷、敵艦の強制捕捉範囲を向上させる
魚雷強制捕捉距離:3.00 [km]
敵艦強制捕捉距離:4.00 [km]
YConsumable_PCY012_FighterPremium.png385.560自艦艇を追従し、敵機を自動的に迎撃する
速度・秒間平均ダメージ・弾薬・生存性は艦載機を参照

ゲーム内説明

古鷹は、イギリスのホーキンス級巡洋艦をベースとして設計された新型の偵察巡洋艦です。巡洋艦夕張で試された各種の先進的な構想が採用されており、主砲として200mm砲6門を搭載していました。第二次世界大戦では、ソロモン諸島での作戦、ならびに珊瑚海海戦と第一次ソロモン海戦に参加しています。しかし1942年10月11日、サボ島沖海戦の最中に約90発の砲弾を被弾し、艦載魚雷が誘爆。その後、10月12日未明に沈没しました。

解説

日本巡洋艦ツリーはこのTier5古鷹型より200mm/203mm砲を搭載した巡洋艦へと移行する。
そのため、前Tierの軽巡洋艦球磨型までとは異なる扱い方が求められる。
アップデート0.10.3より、船体構成および諸元が変更された*3。過去のコメントを読む際など注意。
 

  • 主砲.
    初期砲の200mm砲は装填速度は1射あたり22秒と非常に遅く、時間当たりの投射量は戦艦である金剛に並ばれる。初期状態の古鷹最大の弱点であり、フリー経験値を投入してでも主砲の開発を最優先で行うべきである。
    精度Buffが来て以前よりはマシに、日巡ツリー内で2番目に速い初速と意外と優秀、貫通力も同格相手には十分
    後期砲の203mm砲は1基あたり15秒となり、日本重巡では標準的な速度。それでも門数の少なさから投射量は戦艦並みでしかない。
    後期砲の203mm砲弾はTier9まで同じものを使い続けることになる。
    砲弾だけ見ればTier9で用いる砲弾をTier5から使用できるため、古鷹の火力の高さが分かるだろうし、ここで慣れてしまえば後が楽になる。*4
    2018/11/22のver0.7.11より散布界が蔵王と同等=駆逐艦水準になり精度が向上した。*5この精度と長くなった装填・変わらない門数から球磨と同じようにただばら撒いていると思ったようにダメージを出せない場合が多い。この違いに適応できるかが本艦運用最大の難関である。

    艦長スキルの歯車のグリスアップと組み合わせれば全速で舵を一杯に切っても砲が追いつくため、より大胆な回避行動をとりながら砲戦ができる。
    装填以外に注意すべき点として152mmHE弾に砲塔を貫通されるという点があり、砲塔が大型なうえ3基しかない為1基でも大破するとただでさえ少ない手数が一気に悪化する。弾薬庫誘爆の危険もあるがそちらは信号旗かリアルラックで対応し、魚雷発射管も補強できる主兵装改良1を搭載すること。これは砲弾とともにTier9まで付き合う弱点なので今のうちに慣れておこう。
     
  • 抗堪性
    B船体で30,700と前TierどころかTier6と比較しても遜色のない値となり、同格内でトップである。装甲面は下にある古鷹戦闘指南に詳細が書かれているが、同格と比べても硬い。

    無視できない弱点として主機・操舵装置が非常に壊れやすいという点が存在する。アップグレードの補強も十分とは言い難く、さらにこの弱点は最上まで続くので、艦長スキル「最後の抵抗」の取得は検討に値する。また高い継戦能力を活かせるため、「アドレナリン・ラッシュ」の適正も高い。
     
  • 対空火力
    あまり良くない。Tier4空母ならば対空砲でもある程度の防衛は可能だが、Tier6に対してはほぼ無力に等しく、基本的に撃墜手段は戦闘機のみ。
    後述の通り旋回半径が大きくなったことと、船体が長くなったことで魚雷が被弾しやすい。また厚い甲板からAP爆弾にも注意が必要。ひとりで立ち向かうのではなく、共同での防空を意識しよう。詳しくはここを見るといい。
     
  • 魚雷
    Tier5駆逐睦月と同じく61cm魚雷を搭載。初期魚雷は射程6kmのため自艦防衛が主となるが、後期は射程10kmとなり駆逐ツリーに先んじた性能になる。
    後期魚雷は射程もさることながら通常魚雷でありながら1本あたり1万6千という矢矧に次ぐ同格2位、のダメージを誇り、巡洋艦以下なら1本で破壊的一撃、あるいは瀕死に。戦艦相手でも3本以上当たれば破壊的一撃を狙えるほど強力。スキル刷新で追加されたスキル「強化型魚雷炸薬」も利用できるため利用するとさらに伸びる。
    装填時間は球磨型のほぼ2倍。発射管も1基にまとめられており、球磨型のように2度に分けた発射はできない。とはいえ時間当たり投射量は睦月や神風と変わらないうえ装甲も射程も上回る為運用難易度はむしろ易しい部類に入る。
    と、強力ではあるが完全に露出しているため破損しやすいことに注意。魚雷が前方を指向可能なのはツリー艦においては古鷹までである。*6
     
  • 機動性
    開発を進めれば旋回半径を除き、球磨型に迫る機動力となる。
    転舵所要時間5.7秒は重巡洋艦の中ではとりわけ身軽。回避に攻撃に、十全に生かせるよう工夫を重ねよう。
     
  • 隠蔽
    素で11.9km、最短で10.7kmとかなり良好。これより良い隠蔽を持つ同格巡洋艦はイギリスのEmeraldExeter、ソ連のMikoyanKotovsky、イタリアのMontecuccoliGenova、そして同国の矢矧がいるので頭に入れておいて損はないだろう。
    射程の短さ故にこの高隠蔽をいかに活かせるかは本艦の生存性を大きく左右する。装填が終わっても次弾発射を5秒待つだけで隠蔽が回復し、これだけでspotを切れる事も多い。装填を待つ間、発見されたまま撃ち続けても大丈夫か否かを見極める目を養おう。少なくともミニマップを見て孤立or突出していないかの確認はすること。なお隠蔽雷撃こそ出来ないものの、引き撃ちには十分。
    なおスキル「重榴弾」を付けても迷彩込みなら隠蔽距離がギリギリで最大射程内に収まるため、前述の硬さにものを云わせ「最上級砲手」他攻撃系スキルをありったけ注ぎ込むような構成でも1対1なら一方的に撃たれることはない。優秀な相方を持っているなら一考の価値もあるだろう。
     
  • 総評
    総合的にはかなり扱いやすい巡洋艦となっている。火力の高さと装甲と継戦能力から来るしぶとさを兼ね備えた艦であり、かなりの脅威度を誇る艦とも言える。フル改装の古鷹はティア6戦艦よりも厄介という声もある
    しかしながらそれらの代償として挙動が重くなり即応性が低下している。必要な時に敵を直ぐ撃てる事、直撃を狙える事が重要。取り回しは14cm砲や15.2cm砲には劣るものの、かつてはかなりの技量を要求された接近戦も十分にこなせるようになった。
     
    古鷹戦闘指南(仮)

    ※本項目は制作中であり所々不備があります

    古鷹型と他の同格巡洋艦は、性質が全く異なる艦である。
    最も大きな違いは主砲の連射の早さないし投射量だろう。
    上述の通り、古鷹型の砲は高威力の反面装填に時間がかかる上に門数も少ない。反対に、同格巡洋艦は低い威力を手数で補う艦と言える。
    つまり、横並びで延々と撃ち合うシチュエーションこそ向こうの思う壺で、大きなアドバンテージを献上してしまうことになる。
    では、他の巡洋艦に対する古鷹型のアドバンテージは何か。
    「装填時間が長く単発威力が高い点」と「高確率で防郭(VP/重要区画)を撃ち抜けるAP弾」、そして「広い装甲範囲」である。

    古鷹のAP弾はより遠くから、より急な角度からでも防郭を貫通できる。
    具体的にはほぼ最大射程の13kmで撃っても同Tier巡洋艦の152mm防郭装甲を貫通。
    VPを貫通すれば1発あたり4,500〜4,700という大ダメージは、手数と火災でちまちま積み重ねたダメージを一気にひっくり返せる値である。1回の斉射で万単位のダメージを与えることも珍しくないため、油断した敵を一斉射で大破せしめる事も可能だ。
    10km以内ならば金剛など装甲の薄い戦艦の装甲をも貫通しうる。
    またHE弾は1発あたりの威力と発火率、貫通力が向上し、日巡のお家芸である強力なHE弾はここから始まると言っても過言ではない。
    駆逐艦の装甲は強制貫通できるため、当たれば大ダメージを見込める。巡洋艦以上に対しても貫通しやすく、より火を付けやすくなっている。

    また装甲面においては上甲板の48mm装甲は貫通優遇の無いツリー巡洋艦のHE弾程度ならば無力化してしまい*7、あの大和も含むゲームに存在する全AP砲弾を弾きうる。VP甲板も35㎜と対APには十分すぎるほどに分厚く*8、上部構造も比較的小さい為思った以上にダメージを食らいにくい。が、AP爆弾、APロケット弾や反跳爆弾には装甲の厚さでは防げないのでこれらは回避運動でかわすこと
    上記のHE爆弾、ロケット弾も無力化出きるとはいえ、回避運動を行って当たらない事に越したことはない。貫通出来ずとも火災は起こるため
    また艦首艦尾を除いた側面外板も25mmと、同格巡洋艦が羨むほどの重厚さを備えている。そのため、140mmクラス以下のHE弾の貫通を許さず*9、角度をきちんとつけていれば356mm以下のAP弾をも弾くことができる。
    しかし防郭の側面装甲厚は76mmどまりで十分とは言い難い。腹を晒すと152mm、距離によっては駆逐艦のAP弾でもあっさりVPを貫通されてしまう。耐久力や装甲に慢心せず、敵に横っ腹を見せずに立ち回りたい。艦首艦尾を向け切ると25㎜部分を活かせない為、魚雷や15インチ級AP弾の回避以外では避けたほうがいい。
    適切な角度をつければ巡洋艦を超えた防御性能を有する、という点が重要。
    例えば前部砲だけ使うと割り切ってもA・B船体で3門、C船体なら4門と、半数以上の砲を撃つことができ、A・B船体でも前方30度の方向に斉射できるので、追撃戦で重要な正面火力も十分。操艦次第で火力を維持しつつ、防御性能も高めることが出来る。
    これに加えて機動力面において旋回半径750m、34.5knot、転舵所要時間5.7s と姿勢管理を行い易く戦場の移動には困る事はない。
    工夫と適切な割り切りで大きなアドバンテージが得られるため、柔軟な考えでの運用が大切。

    つまり、手数を主とする巡洋艦は、単発威力の低さ故に砲撃を当て続けないとダメージを稼げず、撃ってる間は隠蔽を保つことができない。
    姿を晒して撃ち続けなければ火力を出せない艦と違い、古鷹は15秒に1回撃つだけで全力を発揮できなおかつ装填完了後5秒で本来の隠蔽を取り戻せる。
    よって古鷹は撃つ瞬間だけ砲が向いていればよく、装填を待つ間は回避・防御に専念できる。これが基本的な古鷹の戦い方となる。

    AP弾の仕様について

    AP弾の仕様について
    細かい仕様はオフィシャルの情報に譲るとして、大まかな特徴を挙げると次の4点となる。

    • 入射角が浅いと跳弾し、ダメージが入らない。
    • 火災が発生しない。
    • 弾かれなければ1発あたり450〜1,560ほどのダメージ。
    • VP貫通で1発あたり4,500〜4,700のダメージ。
      そして、肝心の貫通力は14㎜までの装甲を強制貫通し10kmで200mmほどの装甲を撃ち抜くことができる(参考:euフォーラム armor penetration curves)。

    AP弾はどう使うべきか
    基本は「敵艦が真横を向いているとき、喫水線付近を撃ち抜く」である。
    横から撃つべき理由は、それがもっとも敵艦を貫通しやすいためである。斜めや前後から敵艦を撃つと見かけ上の装甲厚が厚くなり貫通できず弾かれる可能性が高くなるためである。
    喫水線付近を狙う理由は、防郭が基本的に艦の水面下に設定されているためである(一部例外はあるが、水線部に防郭があるのは変わらない)。喫水線付近を狙うことで、重力で落角を伴ったAP弾が敵艦の水面下の防郭で炸裂することを期待できる。
    古鷹型はTier5という早い段階*10で203mm砲の貫通力を手に入れるが、AP弾だけ撃っていればよしとはいかない。
    非常におおざっぱな線引きとなるが、以下のような使い分けが基本となる。

    • 駆逐艦相手は体勢にかかわらずHE弾
    • 側面が見えている巡洋戦艦・14㎜までの巡洋艦艦首尾・側面を見せた巡洋艦はAP弾
    • 当てはまらない場合はHE弾
      ただし装填には15秒(22秒)かかるため、敵の船の動きを予測した弾種の準備が必要になる。
      タイミング共々、より細かい使い分けは各人が経験の中で決めていってほしい。
      艦長スキルの弾種切り替えをつけておくと良いかもしれない。。。
    撃つべきか、撃たざるべきか

    本艦は強力な砲雷装と装甲を有する巡洋艦である。
    とはいえ如何なる艦とはいえ、撃たれ続ければ小さなダメージが積み重なるし一撃で大きなダメージを喰らうこともある。それが続けば耐えきれずに沈没するだろう。
    このゲームでは基本的に発砲=被発見である。撃つ以上は発見・発砲されるリスクを負わなければならない。かといって撃たなければ勝利することはできない。
    そこで発砲するリスクとそのリターンを天秤にかける必要が出てくる。敵味方の戦力比と配置、各艦の兵装及び装填状況、未発見の敵艦、継戦能力、装甲厚・・・考慮すべき要素は極めて多岐に渡る。
    上記の通り、本艦は強力だが長い装填と少ない投射量の砲を持つ。発砲しても低ダメージ、撃破に至らなかった場合などは再装填中に手痛い反撃を喰らう可能性が少なからずある。
    そこで砲撃する前に一度「今撃つべきか、それとも待つべきか」考える必要がある。
    防御・回避に移れる態勢か、斉射に耐えられるか、味方の砲撃で撃沈できそうか、他の敵艦が狙ってきていないか、味方が援護に向かっていないか、自艦砲撃の回避で味方の魚雷が躱されないか、隠蔽を保つべきか・・・。
    本艦の耐久性は角度在ってのもので、多数の敵艦から様々な角度で狙われる状況では真価を発揮しにくい。逆に数が減ってきた後半戦においては無類のしぶとさ・厄介さを見せることができる。
    この「如何に後半まで生き続けるか」という問題はこの先蔵王に至るまで永く付き合うことになる問題であり、それを克服するためにはゲームの様々なシステム・仕様に対する知識・理解が求められる。
    本艦はその問題に対峙させられる最初の艦と言え、逆に本艦を使いこなせるならばこの先の日本巡洋艦ツリー全体に通じる大きなノウハウを得ることができるだろう。

史実

列強の15cm砲搭載軽巡洋艦を凌駕する巡洋艦として、20cm砲6門を搭載し相応の防御力を有した8,000トン級巡洋艦として1923年度の計画で建造された(起工は1922年暮)。その背景には、日本海軍の巡洋艦の主力である5,500t型巡洋艦が仮想敵であるアメリカ海軍のオマハ型軽巡洋艦に比べ大きく劣っていた事が挙げられる。
 
設計者は八八艦隊計画で有名な平賀譲造船官。平賀が先に設計した、実験艦としての性格が強かった「夕張」を拡大・改良したものである。
 
単装の20cm砲(8inchではなく20cm)を前甲板と後甲板の中心線上に3基ずつ並べ、煙突を巨大化し、航行性を高めるために波型の甲板を採用した事に特徴がある。なお、この砲は準砲塔式とも言える人力装填のものを採用しており、竣工時の古鷹型巡洋艦ではこの人力装填による給弾の遅れが問題となった。
 
同型の「加古」と共に1936~39年の改装で主砲を20.3cm連装砲3基に変更し、艦橋装置の近代化や、水雷兵装の新式化が行われている。砲撃力、速力、水雷戦闘能力共に太平洋戦争開戦時の水準を満たした強力な中型巡洋艦となった。
「古鷹」「加古」供に1942年にソロモンの海に沈んでいる。
 
上記の通り当初はオマハ型を凌駕する巡洋艦として計画された。ワシントン海軍軍縮条約では巡洋艦は排水量10,000t以下、砲口径5inch以上8inch以下と定義付けられたが、保有制限はなかった。その為、当初の計画では14cm砲搭載の予定を20cm単装砲6基6門に変更された。その後、ロンドン海軍軍縮条約によって排水量に関わりなく重巡洋艦とされて保有制限を受けたため、搭載砲塔が条約上限の20.3cm(8inch)連装砲に換装された。

小ネタ

  • 同時期にタイ王国から発注されて建造したトンブリ級海防戦艦と共通のパーツが使われているらしく、艦橋や主砲の形状がよく似ている。
    古鷹型もトンブリ級も船体は残っていないが、トンブリ級の主砲と艦橋はタイの戦争博物館に展示されている。
  • 長い間C船体のみ精度優遇が無いというバグが発生していた。現在は修正されている。また、修正と同時に20cm砲の精度も向上した。
    それでも20cm砲は早急に換装すべし
    • 主砲塔が変わった影響で、このC船体はバイタルパート形状がA・B船体から変化するという他に見られない特徴を持つ。機関部が飛び出た「凸型」の配置はそのままに、弾薬庫は小さくなる。
  • 2019年2月に探査船RV Petrelがサボ島北西の水深1400メートル地点で古鷹を発見。
    キャンペーン「艦艇と命運」

    アップデート 0.9.12 の期間限定キャンペーン「艦艇と命運」の第一ミッションの褒賞に念願の永久迷彩付きで古鷹が務めるという、非常に嬉しいものであった。

    第一ミッション説明文

    巡洋艦古薦
    海軍軍拡競争のロジックとは、ライバルが新艦艇を建造する際に、それに対抗すべくさらに強力な艦艇を設計する、というものです。

    1916 年、また新たな日本の建艦計画において、開放式砲座に 12門の140mm砲を搭載し、36ノットの速力で、装甲帯76mm、排水量7,200トンの巡洋艦3隻の建造が計画されました。これらは大日本帝国海軍か欠いていた「偵察」巡洋艦であり、日本は一次大戦中に得た戦訓からこの不足を埋めることを決断しました。しかしながら、日本は間もなくアメリカがオマハ級巡洋艦を建造中であり、主砲を砲塔式およびケースメイト式として搭載していることを知ったため、計画案を見直す必要があると判断しました。そして1918に計画が見直され、排水量は 8,000トン級に増加しました。この際に変更されたのは全ての主砲のみであり、合計10~12門の140mm砲を5~6基の連装砲塔として搭載することになりました。この点は混成式のオマハ級よりも好ましいと言えましたが、砲塔をセンターライン上にピラミッド型に配置しない限りは搭載できませんでした。ですがこれらの艦艇は次期建艦計画には組み込まれませんでした。

    日本の提督達は、1919年に就役し、主砲として 190mm砲7門を搭載していたイギリスの最初のホーキンス級巡洋艦に深い感銘を受けました。そして1921 年、日本の水上艦艇の設計技師として有名な平賀造船官が、新たな偵察巡洋艦の計画案を設計しました。彼は、ホーキンス級を上回り得る主砲、アメリカとイギリスの巡洋艦を上回る防御力、少なくとも35ノットの速力、十分な航続距離を併せ持ちながらも、可能な範囲内で最小限の排水量である 7,500トンに収めることを目指すという大胆な試みを行い、先進的な各種の新機軸の導入により、少なくとも計画案としてはこの目標を達成することに成功しました。
    ついに1922年、200 mm単装砲塔6基を備えた古鷹型巡洋艦2隻が起工されました。その後、同年に締結されたワシントン軍縮条約の結果、これらの「偵察」巡洋艦は突如として新タイプの重巡洋艦の先駆けになりました。

    良く見ると誤字脱字があるが原文のままである

編集用コメント

編集用のコメントはこちら
  • 全体的に追記。粗削りなため後日修正予定 -- 2019-09-20 (金) 16:49:18
  • 全体的な添削と古鷹戦闘指南の内容を整理しました -- 2019-09-30 (月) 01:00:24
  • 最上甲板の対空母防御中心に加筆 -- 2019-10-25 (金) 17:27:03
  • 主砲にオマケと一部改行 -- 2019-11-20 (水) 03:23:22
  • 以前上げたトップ画像が小型オブジェクトがオフになってたので、その差し替えと比較の画像とテキストを編集しまs。(何度も更新して申し訳ないです) -- 2019-12-21 (土) 15:46:12
  • 最良隠蔽の数値が10.6kmだったのを修正、細かいテキスト変更と改行しました -- 2020-05-29 (金) 11:27:38
  • 隠蔽の比較を0.9.5に合わせました -- 2020-06-16 (火) 20:08:40
  • 古鷹と青葉の比較の文章を変更しました -- 2020-11-20 (金) 00:21:31
  • 無期限迷彩「冬季」についての記載を追加しました -- 2020-12-23 (水) 02:03:16
    • 艦と運命ではなく、艦艇と命運に修正しました -- 2020-12-23 (水) 17:08:34
  • 小ネタ欄にキャンペーン「艦艇と命運」の記述を追加しました -- 2021-01-28 (木) 00:24:11
  • スキル再編に合わせて内容調整 -- 2021-02-24 (水) 10:02:31
  • キャンペーン「艦艇と命運」の行間を詰めました -- 2021-08-22 (日) 21:40:06
  • 古鷹戦闘指南を追記 -- 2022-04-12 (火) 18:31:48
  • ゲーム内説明追記(v12.10) -- 2023-11-17 (金) 13:22:16
  • 削除された旧A船体の画像を移動 -- 2023-11-22 (水) 16:36:43

コメント欄

  • 土日に始めたけどこの船強いね。信頼できる装甲と強力な砲弾、シンプルで合理的な兵装の配置が相まってとても使いやすい。まだ約30戦で試行回数少ないけど船ごとの勝率63%超えてるわ。大好き! -- 2023-04-10 (月) 18:39:16
    • 主砲口径デカイから防郭抜きやすいよね。複数枚抜いて墓一した時は脳汁ドバーなるから俺も大好き。 -- 2023-04-12 (水) 23:34:25
  • ドレッドノート、孤高の戦士、対空エース、災害誘発とか古鷹で取ってきたけど、他に取れそうな実績あるかな? -- 2023-04-12 (水) 18:05:21
    • ドレッドノートは無理でしょ -- 2023-04-12 (水) 18:14:28
      • ワンチャン五十六でクラーケンならある。まぁ、初狩オナニーだがな -- 2023-04-12 (水) 18:22:47
      • 軍拡なら可能? -- 2023-04-12 (水) 23:04:30
      • 5は軍拡かからない? -- 2023-05-12 (金) 18:59:08
    • 放火魔と破壊的一撃、共謀者、大口径、クラーケン -- 2023-04-12 (水) 23:08:30
  • うーん強いんだけどマッチングが酷い。ボトム多いし相手に上手いプレイヤーを引くことが多いから勝率40%以下。ライバルのエクセターは性能だけは古鷹で良くね?ってなるけどこっちは逆にボトムが少なく味方に上手いプレイヤーを引くことが多いから勝率60%以上。 -- 注:あくまで運です 2023-05-12 (金) 14:46:19
    • ほんそれ。10戦に5.6戦はティア7にぶち込まれて何もできない。それで味方戦艦との協力が出来なくなる。 -- 2023-05-12 (金) 23:34:30
  • 強いんだねこの子。めっちゃ好きだった球磨を惜しみながら卒業して乗った時、何もかも違い過ぎて全然勝てなかったのがトラウマで全然いいイメージが無い。バフされる前の話だから今乗れば感動できるかな。 -- 2023-07-16 (日) 12:03:47
    • いくつかツリー完走してて数千戦して戻ってきたなら何やこれOPやんて感じると思うよ -- 2023-07-16 (日) 16:03:28
    • 装甲のイロハと重巡の動き方の基本を押さえるだけで変わると思うよ。たまに乗ると楽しいので、売らずに船長乗せたまま置いてる。 -- 2023-07-16 (日) 17:48:50
    • 重巡洋艦のいいところたくさん教えてくれるからね
      今でもモジュール未改装、艦長育成しないと苦行艦で初心者泣かせではあるけどw -- 2023-07-16 (日) 19:47:14
  • 古鷹で敵陣に突っ込むの楽しい(危険です。良い子は真似しないようにしましょう(悪い子も)) -- 2023-08-31 (木) 05:56:42
  • 最初の頃は弱いから売ったけど、半年ぶりに買い直したらめちゃくちゃ強いなコイツ -- 2023-09-08 (金) 09:49:59
  • T5だから甘い動きしてくれる人多いけどしっかり運用されると無限に厄介だから常に警戒する -- 2023-09-19 (火) 11:22:21
  • 俺の恥艦がやっと30%代を抜け出すごとに成功! -- 2023-10-13 (金) 10:05:03
  • 古鷹単装砲、プレ艦で出ねえかな。
    舷内蔵型魚雷発射菅、6基12門の史実仕様で、T6辺りで出してくれないものか? -- 2023-10-15 (日) 12:14:01
  • 初めて見た時砲少ないけど大丈夫かこれ?って思ったけどいざ乗ってみると強い。入手時にフリーで飛ばすか迷ったけど飛ばさなかった昔の自分を褒めたくなる。 -- 2023-10-30 (月) 21:56:03
  • この船ってある程度ゲーム触ってから乗って初めて強さがわかるよね。よく「古鷹弱い」「古鷹は強いぞもっと練習しろ」的な会話を見るけど、初心者にとっちゃぁ強みを理解するのは相当難しいだろうね。 -- 2023-10-30 (月) 22:03:43
    • 中遠距離戦が主体としてデザインされてるFPSの砂みたいに「ゲームシステムには合ってるんだけどド素人が振り回すのには向いて無い」って感じなんじゃない?FPSでもSMGやAR相手に中近距離で弾ばら撒く様な戦い方を仕掛けたら当然砂はボロクソにされるだろうけど、立ち回りやポジションさえ覚えてしまえば中遠距離から一方的に狩れてしまうみたいに「重巡の戦い方と立ち回り」を覚えてしまえば古鷹は化ける。 -- 2023-10-31 (火) 00:24:04
    • 「無理に全門斉射しようとしない」「防御姿勢を徹底する」「戦艦砲を回避することを最優先する」あたりを意識すればOP並に強いはず 射程が短いからといって近づきすぎて甘い姿勢で戦艦に撃たれると簡単に沈む 今にして思えば、初めて触った時は戦艦に撃たれたことすら意識してなかったなぁ・・・T5にして203mm砲もってる巡洋艦は少ない 同T巡洋の艦首を強制貫通できちゃうことを知ってればAPを有効に使えるようになる -- 2023-10-31 (火) 10:01:14
      • バイタル抜きミッションが来ると古鷹乗ってるなぁ… 初心者の頃、これのどこがオマハより強いんだよ火あぶりにされる助けて!って逃げ回ってたのが懐かしい -- 2023-10-31 (火) 11:41:44
  • ニュースでモジュール解説の具体例に古鷹が出てる -- 2024-03-03 (日) 15:12:33
  • いまだに僕の古鷹単装砲なのなんでなん? -- 2024-03-10 (日) 08:02:22
    • モジュール開発しないと連装にならないよ -- 2024-03-10 (日) 09:25:27
      • なるほど、ありがとうございます😊 -- 2024-03-10 (日) 13:09:01
      • いや古鷹の主砲は前期も後期も連装のはずだが -- 2024-03-10 (日) 14:18:24
      • レジェンズ民かブリッツ民かもしれない -- 2024-03-10 (日) 14:49:48
  • 古鷹うまく立ち回れば戦艦も一隻で相手どれる(かも?) -- 2024-03-10 (日) 15:27:04
    • 相手の中身次第だけど余裕のよっちゃんでしょ。T4T5は基本的に相手どれる。T6T7の38cm砲以上持ちは装甲の甘えが効かないけどやることは変わらんし、戦艦相手どってなんぼのもんよ -- 2024-03-10 (日) 16:01:46
      • じゃあ敵が大和とかアイオワとかだったら? -- 2024-03-12 (火) 11:38:34
      • ↑ありもしない仮定してどうすんの -- 2024-03-12 (火) 12:31:50
      • なんとなくっすよ -- 2024-03-12 (火) 12:44:20
      • 大和相手でも結局中身の問題だからうまくやれば勝てるよ。某大和チャレンジ動画で青葉で勝ってたと思う -- 2024-03-12 (火) 14:16:45
  • なんとなくっすよ -- 2024-03-12 (火) 12:43:38
    • この僕が書いたコメントは書く場所間違いだよ -- 2024-03-12 (火) 12:45:26

過去ログ


*1 艦上戦闘機を水上戦闘機に改造したものとしては零戦改造の二式水戦があるように、一応不可能ではない。性能低下等の問題があるが。
*2 煙幕内での主砲射撃後の被発見距離
*3 A,B,C船体→旧C船体を劣化させたA船体、旧C船体のB船体
*4 気が付いた方もいると思うが、砲塔は青葉・妙高に装備されているC型砲塔ではなく愛宕・最上・伊吹に装備されているE型砲塔となっている。
*5 散布界の詳細は主砲を参照
*6 プレミアム艦を含めても愛宕吉野の二隻のみ
*7 貫通優遇がなければ8インチ級では貫通不能、6インチでは優遇があってもスキル「榴弾用慣性信管」を併用しなければ無効化してしまう。航空機に対してもHEロケット弾はミッドウェイのタイニー・ティム以外は貫通を許さず、爆撃機でさえラングレーと英国空母全ての爆弾が通用しないなどまさに鉄壁。
*8 他の艦のように薄い上甲板と厚いVP甲板があるのではなく、艦首艦尾以外穴の無い全域48㎜と35㎜の二重甲板。こんな構成を持つのは準同型の青葉程度しかいない。機関部横隔壁に至っては最厚の105㎜とまったく弱点にならない。
*9 これでも弱体化されたほうであり、以前は152mmHEさえ防いでいた
*10 アメリカならTier6 Pensacola型以降まで待つ