Schlieffen(シュリーフェン)
性能諸元
・基本性能
Tier | 10 | 種別 | ツリー艦艇 |
---|---|---|---|
艦種 | 戦艦 | 派生元 | Prinz Rupprecht |
国家 | ドイツ | 派生先 | - |
生存性 | 継戦能力 | (-) 76,100 | |
装甲 | 全体 | 19-380mm | |
艦首甲板 | 27mm | ||
甲板 | 50mm | ||
艦尾甲板 | 27mm | ||
砲郭 | 150-380mm | ||
底部 | 27-50mm | ||
対水雷防御 | ダメージ低減 | (-) 23% | |
機動性 | 機関出力 | 200,000馬力[hp] | |
最大速力 | 34.1ノット[kt] | ||
旋回半径 | 970m | ||
転舵所要時間 | 16.1秒 |
隠蔽性 | 通常 | 火災 | 煙幕 | |
---|---|---|---|---|
海面発見距離 | 16.0km | 0.0km | 15.9km | |
航空発見距離 | 13.0km | 0.0km | - |
射撃管制装置 | 船体 | モジュール | 主砲射程 | 最大散布界 |
---|---|---|---|---|
- | FKS Typ 10 mod.1 | 19.8km | 217m |
主砲 | 船体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 180度旋回 | 弾種 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
- | 420mm/50 | 4基×2門 | HE弾 4,600(27%) AP弾 12,950 | 27.0秒 | 30.0秒 | HE P.Spr.Gr. AP Spr.Gr. |
副砲 | 船体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 射程 |
---|---|---|---|---|---|---|
- | 150mm/55 SK C/28 | 8基×2門 | HE弾 1,700(8%) | 7.5秒 | 8.3km | |
105mm/65 SK C/33 | 12基×2門 | HE弾 1,200(5%) | 3.35秒 | 8.3km |
魚雷 | 船体 | 口径 | 基数×門数(片舷) | 最大ダメージ | 装填 | 射程 | 雷速 | 発見 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
- | 533mm G7a T1 | 4基×4門(8門) | 16,533 | 160秒 | 13.5km | 50kt | 1.2km |
対空砲 | 船体 | 距離 | 口径 | 基数×門数 | 継続的秒間ダメージ (爆発ダメージ*1) | 命中精度 | 有効ゾーン 0.1km - |
---|---|---|---|---|---|---|---|
- | 短 | 30mm/45 Flakvierling 103/38 | 12基×4門 | 340 | 70.0% | 3.0km | |
中 | 55mm/77 Gerät 58 | 3基×2門 | 119 | 75.0% | 4.0km | ||
長 | 105mm/65 SK C/33 | 12基×2門 | 231 (9×1,540) | 75.0% | 5.2km |
・アップグレード
スロット1 | スロット2 | スロット3 | スロット4 | スロット5 | スロット6 |
○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
搭載可能アップグレード
1 | 主砲兵装改良1 | 主砲および魚雷発射管の機能停止発生率 -20% 主砲および魚雷発射管の抗堪性 +50% 主砲および魚雷発射管の修理時間 -20% | |
副兵装改良1 | 副砲の抗堪性 +100% 対空砲座の抗堪性 +100% | ||
弾薬庫改良1 | 自艦の弾薬庫誘爆率 -70% | ||
応急工作班改良1 | 応急工作班の有効時間 +40% | ||
2 | ダメージコントロールシステム改良1 | 浸水発生率 -3% 火災発生率 -5% | |
機関室防御 | 主機損傷確率 -20% 主機修理時間 -20% 操舵装置損傷確率 -20% 操舵装置修理時間 -20% | ||
水中聴音改良1 | 水中聴音の有効時間 +20% | ||
3 | 主砲改良2 | 主砲装填時間 主砲旋回速度 +15% | |
副砲改良1 | 副砲最大射程 +20% 副砲弾の最大散布界 -20% | ||
対空砲改良1 | 優先対空セクターの準備時間 -20% | ||
射撃システム改良1 | 主砲弾の最大散布界 -7% 魚雷発射管旋回速度 +20% 副砲最大射程 +5% 副砲弾の最大散布界 -5% | ||
魚雷発射管改良1 | 魚雷発射管の旋回速度 +20% 魚雷発射管に甚大な損傷を受ける可能性 -40% 艦載魚雷の雷速(他の補正を考慮しない値) +5% | ||
4 | ダメージコントロールシステム改良2 | 浸水復旧時間 -15% 消火時間 -15% | |
推力改良2 | 最大出力への到達時間 -50% 艦が移動を開始する際のエンジン出力を向上 | ||
操舵装置改良2 | 転舵所要時間 -20% | ||
5 | 魚雷発見システム | 魚雷の強制捕捉範囲を 1.8km という固定値に向上 | |
隠蔽システム改良1 | 発見距離 -10% | ||
艦艇消耗品改良1 | 艦艇の消耗品の動作時間 +10% | ||
6 | 主砲改良3 | 主砲装填時間 -12% 主砲旋回速度 -13% | |
魚雷発射管改良3 | 魚雷発射管装填時間 -15% 魚雷発射管の機能停止発生率 +50% | ||
射撃管制装置改良2 | 主砲最大射程 +16% | ||
副兵装改良2 | 副砲の装填時間 -20% 対空兵装による継続ダメージ +15% 対空兵装の砲弾の爆発半径内に対するダメージ +15% 消耗品「対空防御砲火」を使用中の対空兵装斉射による爆発数 +2 |
・消耗品
搭載可能 消耗品
R | |||
---|---|---|---|
応急工作班 | 無制限 | 有効時間:x 秒 | |
T | |||
修理班 | x 回 | 有効時間:28 秒 回復:0.5% HP/秒 | |
水中聴音 | x 回 | 有効時間:x 秒 魚雷補足:-x km 敵艦補足:-x km | |
対空防御砲火 | x 回 | 有効時間:x 秒 | |
発煙装置 | x 回 | 有効時間:x 秒 持続時間:x 秒 | |
魚雷装填ブースター | x 回 | 有効時間:30 秒 | |
Y | |||
着弾観測機 | x 回 | 有効時間:100 秒 | |
水上戦闘機 | x 回 | 有効時間:360 秒 HP:x 秒間平均ダメージ:x | |
水中聴音 | x 回 | 有効時間:x 秒 魚雷補足:-x km 敵艦補足:-x km | |
警戒レーダー | x 回 | 有効時間:x 秒 敵艦補足:-x km | |
エンジンブースト | x 回 | 有効時間:120 秒 | |
対空防御砲火 | x 回 | C船体のみ 有効時間:x 秒 | |
発煙装置 | x 回 | 有効時間:x 秒 持続時間:x 秒 | |
U | |||
修理班 | x 回 | 有効時間:28 秒 回復:0.5% HP/秒 |
使用回数は第1消耗品、詳細は消耗品を参照
ゲーム内説明
シュリーフェンは第一次世界大戦期のドイツ巡洋戦艦の特徴を多数継承した高速戦艦です。本艦は主砲として 420 mm 砲を採用していました。
解説
ドイツの戦艦第二ツリーのTier10。アーリーアクセスで入手できるTier10としては初であり、灯台オークションにて落札可能だった(ボーダーラインは約25000ダブロン)。
- 主砲
短めの装填と早い弾速、シュペー散布であるなど取り回しの良い主砲であるが、Tier10戦艦の火力としてはどうしても見劣りする。装填時間と引き換えにDPSは前級から低下しており、DPMも微増にとどまる。特にHE弾は威力と火災誘発率の両方が低下してしまった。
また、素の射程も19.8kmとTier10戦艦としては短く開幕の移動時は相変わらず一方的に砲撃される事が多い。装填の速さから砲撃後の隠蔽に入っている時間も短いなど基本的に遠距離での撃ち合いは苦手なのはこれまで通り。4番砲塔が全周砲塔であるため前方へ砲撃はし易い。ただし全門斉射するためには船体を35°ほど傾ける必要があり、これだけ傾けると艦首装甲を貫通されかねないので注意が必要である。
概して副砲の併用を前提とした性能であるが、同格戦艦のバイタルを抜くには十分な性能であるため丁寧にダメージを出していこう。主砲の信頼性は高く継続火力で見れば決して悪いものではない。
- 副砲
本艦におけるメイン火力であり副砲という名の実質的な主砲である。
単純な門数では片舷20門、両舷合わせて40門と他の艦と比べても頭一つ抜けている。門数の多さに加えて装填時間も短くDPMが高い。そのため最大限に強化すればHE弾を雨霰と降らすことができ、装甲の薄い艦艇ならば耐久力を凄まじい勢いで削ることができる。
射角も優秀であり、30°程度で片舷20門の内の16門を敵に向けることができるため主砲の全斉射の角度と相性が良い*2。射程は最大強化で12.5kmと長く最良隠蔽との差は100mしかないため副砲運用が非常にやりやすくなっている(後述)。
また、その射程の長さから10kmを超えるような距離ならば低い島の裏に隠れている敵に対しても一方的に副砲を当てる事ができる*3。
また、副砲の発砲は被発見距離に影響を及ぼさない。これを利用すると味方の展開した煙幕の中から敵に見つかることなく一方的に副砲で攻撃することもできる。
総じて現環境における最強クラスの副砲であり、テスト初期のAgirを彷彿させる性能となっている。副砲ビルドに関して
本艦の醍醐味はなんといっても副砲ビルドである。前級までも副砲は最大の特徴であったが、ここに来て門数が一気に増加したため性質が少し変化した。まず副砲の射程であるがこれは副砲運用において最重要であるため艦長スキルとアップグレードで最大限強化したい。先述の通り射程が伸びるほど遮蔽物越しの砲撃もしやすくなる。
次に副砲の貫通力に関してであるが、艦長スキルの榴弾用慣性信管の習得は必須といってよいだろう。ドイツ艦の副砲は貫通力で優遇されているため本スキルを習得すれば32mmの装甲を貫通できるようになり、この値は多くの巡洋艦の主装甲と戦艦の弱点部分の装甲厚に等しい。そのため圧倒的に貫通弾が増えダメージが目に見えて増加する。
このスキルの欠点としてHE弾の火災発生率の半減があるが、本艦はその門数の多さからこの影響を受けにくい。というよりも手数が多いためこのスキルをつけていても十分な頻度で火災を誘発できる*4。火災誘発率に関しては、手数の多さから艦長スキルの爆発物専門家との相性が非常によい。このスキルは効果量が1%と小さく元から火災誘発率が高い戦艦の主砲HE弾では効果が薄いのだが、本艦の副砲は火災誘発率が5~8%と低く手数で補っていることから相対的に効果量が大きくなる。
しかも前述の通り榴弾用慣性信管を習得している場合はこの火災誘発率が半減した所に1%が加算されるため効果量は実質的に倍になる*5。
同様に信号旗を使用すれば更に火災誘発率を1%上げることができ、105mm副砲に至っては榴弾用慣性信管を習得していても4.5%と半減前とほぼ変わらない値を維持することができてしまう。副砲の散布界に関しては、手数の多さからその値が命中率に直結しゆらぎが非常に小さい。つまり強化した分だけ確実に継続火力が上昇する。
特に艦長スキルの副砲の手動照準はただでさえ早い装填速度を上げつつ、条件はあるとはいえ散布界を60%も改善してくれるため是非習得したい。最大限まで散布界を強化すると副砲弾のほとんどが敵船体中央に集中するようになり、自動的に偏差も取ってくれるため駆逐艦相手でも正確に大量の砲弾が降り注ぐことになる。特に船体中央にはモジュールが集中しているため敵艦のモジュールを継続的に破壊することができる。
場合によっては船体中央に集弾しない方が良いこともあり*6、その場合は照準を解除して対応できる点も嬉しい。最後に副砲の装填時間であるが、この部分が本艦のロマンである。
装填時間の強化要素としては艦長スキルとアップグレード、信号旗が定番であるが、これに加えてドイツのユニーク艦長の固有スキルの「副砲専門家」でも短縮することができる。手数の多さからこの固有スキルの発動条件を簡単に満すことができ相性が良いため是非乗せたい。
副砲のDPMに関しては片舷の150mm副砲8門だけで108,800と主砲8門のHE弾DPMの81,778を超える。105mm砲に至っては片舷12門だけでDPMが257,910となり、主砲8門のAP弾の230,222を超える。両舷40門を合わせればDPMは733,420となり、主砲のHE弾の約9倍、AP弾の約3.2倍となる。貫通力の差などあるため単純比較はできないが、非常に高い火力であることが分かる。
ちなみに戦艦の副砲は駆逐艦の主砲と同程度の性能であり、105mm副砲は片舷12門で手数型砲駆の春雲を超えており、150mm副砲は片舷8門で大口径砲駆のElbingを超えている。つまり本艦は両舷合わせてTier10屈指の砲駆を4隻載せているようなものである。
そして上記の数値は未強化の状態である。前述の全ての強化要素を足し合わせると理論上では装填時間を最大で-54.7%短縮できる*7。105mm副砲の装填時間は約1.5秒に、150mm副砲の装填時間は約3.4秒に、両舷40門のDPMは約163万と凄まじい値になる*8。春雲・Elbing換算では片舷4.5隻分、両舷合わせて砲駆9隻分に相当する*9。
これが高精度の自動偏差で飛んでくるのだから至近距離で遭遇した駆逐艦などはあっという間に沈める事ができる。
- 魚雷
本艦の第三の兵装にして奥の手。瞬間火力が出る貴重な兵装である。
前級から魚雷の威力と数は変わらず片舷2基8門ずつ搭載しており合計16門。片舷8門の斉射で10万前後のダメージが出るため戦艦といえどまず耐えられない。副砲の火災&魚雷の浸水コンボもなかなか凶悪である。
射角は25°程度と優秀だが、前後の魚雷発射管でわずかに射界がずれており射角の違いがある点には注意。
射程は13.5kmと非常に長く同格の雷駆にも負けない値となっている。接近戦で回避不能の肉薄雷撃を流すのは勿論のこと、射程を利用した牽制や置き魚雷、撤退時の引き撃ちも可能。ただし雷速は50ktと遅く、13.5km先に到達するまでに100秒かかるため長距離使用はあくまで牽制用。
射程強化の代償か装填時間は160秒に増加しており、残念ながら初動の牽制には使えなくなっている。魚雷発射管は露天配置であるため頻繁に破損・大破し使えなくなる。アップグレードや艦長スキルで強化も可能だが、確率に依存する部分が大きくどんなに強化しても壊れる時は壊れるのでその時は諦めよう。
- 対空火力
本艦の弱点。
長距離砲の爆発は9と多いが射程が5.2kmと短く近中距離も含めて全体的に火力が足りず航空機の反復攻撃を許してしまう。
相変わらず対空は弱い部類に入り強化する余裕もないため、突撃に必要なHPを中盤まで温存するためにも空母マッチでは序盤の単独行動は控え素直に味方艦の防空の傘に入って戦おう。
- 抗堪性
本艦の最大の弱点。
耐久力は76100とBourgogneと1400の差しかないTier10戦艦最下位クラス。
消耗品の修理班の使用回数も1回少ないため回復込みでは実質最下位だろう。応急工作班も相変わらず有限の4回であり、火災や浸水への対応も慎重に行う必要がある。水中聴音は艦艇発見距離が5.5km、魚雷発見距離が3.8kmあるため雷撃に対してある程度対処はできるが、水雷防御は23%と戦艦としては相変わらず低め。また、装甲もドイツ自慢のタートルバック式二重装甲を持たないため側面を迂闊に晒すとバイタルを抜かれて大ダメージを貰ってしまう。
ただし同格戦艦に比べると小柄でスリムな船体を持ち、後述の高い機動性も相まって適切な角度と距離を意識しておけば実際の耐久力以上に耐える事ができる。余裕があれば艦長スキルの緊急修理専門家を習得して継戦能力を補いたい。
明確な装甲の弱点としては艦首と艦尾の先端にある27mm厚の部分だが、錨より上部分の細い範囲のみであり、喫水線付近は60mm厚の広い装甲帯となっている。主砲塔が載っている中央部分の甲板は50mm厚。
上部構造物も小さくまとまっており、特に正面からは主砲塔の装甲に大半を隠すことができる。このため本艦は適切な距離で正面さえ向けておけばある程度は敵の砲撃を防ぐことができる。射角の優秀な副砲や魚雷の射程内ならば前方2基の主砲でも十分な火力が出るため防御姿勢を優先してよいだろう。
- 機動性
非常に高く、本艦の低い抗堪性を補い強力な副砲を押し付けるために重要となる。素の状態で34.1ktとエンジンブーストを考慮しなければ全戦艦中最速クラスを誇る*10。また隠蔽時限定ではあるが信号旗と艦長スキルの活発を組み合わせれば39.4knotで戦場を駆け巡ることができる。転舵所要時間もTier10上位の16.1秒と優秀であり、旋回半径も970mとCristoforo Colomboと同程度に落ち着いている。
- 隠蔽性
素の海上発見距離は16km、最良で12.6kmとT10戦艦においてはかなり優秀である。最良距離では最大強化した副砲射程と100m差しかなく、魚雷射程に至っては900mの余裕と絶妙な調整となっており理論上は隠蔽雷撃も可能である*11。また航空発見距離も10.6kmまで縮める事ができるため開幕の移動時に発見されにくくなる。
本艦は抗堪性が低いため、この優秀な隠蔽をいかに利用していくかに生存がかかっているといって良い。本艦における隠蔽の重要性
本艦は他の戦艦に比べても特に隠蔽性が重要である。
思い出していただきたいのは本艦は主砲性能から遠距離戦が苦手であり、抗堪性の低さから近距離戦も苦手であるということである。
ではどの距離が得意かと言うと、敵の副砲は届かないが、こちらの副砲は届き一方的に叩ける距離である。微妙な主砲の火力も優秀な副砲と合わされば敵の主砲に対して圧倒的優位を作り出すことができる。こう書くと中距離戦が得意のように見えるが実はそうではない。本艦の素の海上発見距離は16kmであり、最大強化した副砲の射程は12.5kmとその差は3.5kmとなる。この3.5kmの範囲は1番危険な戦闘距離であり、被発見状態でありながら副砲が届かず主砲のみで戦うことを強いられ、敵の砲撃を回避するには距離が近すぎるという最悪の条件が揃っている。そして更に悪いことに前線の撃ち合いに使う島の配置などは大抵この範囲内に収まってしまう。
また、副砲が使える距離に敵を捉えるには3.5kmの距離を敵に見つかりながら副砲なしで近づく必要があり、逃走時にもこの3.5kmの区間は副砲なしで逃げることになる。いくら本艦の速力が高いとはいえ、追撃でも撤退でも敵艦との距離変化は相対速度であるためこの3.5kmは実際よりも遥かに長くなる。当然副砲の射程を強化していない場合はこの距離が7.7kmに倍増する。この点を踏まえれば副砲の最大射程12.5kmと最良被発見距離の12.6kmの差がわずか100mであるという事実がどれだけ素晴らしいことか分かるだろう。最悪の戦闘距離の範囲がほぼ消滅し、発見されたとしても敵艦がほぼ確実に副砲の射程内に居ることになる。当然敵艦に忍び寄り副砲で襲いかかることもできる。
つまり本艦における副砲の射程強化と隠蔽強化はほぼ必須の要素なのである。副砲の性能が注目されがちであるが、この隠蔽性があるからこそ副砲を活かせるのであって、本艦の副砲ビルドが他の追随を許さない最大の理由である事は覚えておこう。
- 総評
取り回しの良い主砲に最高レベルの副砲、優秀な魚雷を搭載した巡洋戦艦である。
特に副砲は強力で圧倒的な弾幕と射程により敵を制圧することができ、その副砲を運用するための機動力と隠蔽性を兼ね備えている。一方で戦艦としては抗堪性が低く主砲火力も同格戦艦に一歩劣るため、戦艦としては特殊な運用が求められる艦でもある。
遠距離での撃ち合いでは副砲も魚雷も使えないため不利であり、主砲でこまめにダメージを稼ぐのが関の山であり、敵の手痛い一撃をもらいかねない。ポジション取りや奇襲のために非発見状態を維持する必要があるため不用意な主砲の発砲も禁物である。
近距離戦では副砲と魚雷の火力を発揮できるものの抗堪性の低さから削り合いになるとこちらも無事では済まない*12*13。本艦が得意とするのはやはりこちらの副砲の射程内かつ敵の副砲が届かない9~12km程度の中距離だろう。この範囲ならば圧倒的な副砲火力で主砲火力を補いつつ、敵に火災とモジュール破壊を強いながら魚雷で牽制することができる。また、近距離戦に比べて命中精度の落ちる中距離において、こちらは精度の良好な主砲と極限まで散布界を縮小した副砲で確実にダメージを稼ぐことができる。本艦の機動力と隠蔽性を持ってすればこの距離を維持すること自体は難しくない。
特に駆逐艦や巡洋艦を短時間で処理することができ、消耗品の水中聴音の存在から雷撃による迎撃や潜水艦に対しても強い。また、ランク戦や闘争などの少数マッチのモードでも自由に動くことができ輝く艦である。一方で空母マッチでは自由に動けないため得意の距離に持ち込むことは難しい。
敵も素直に副砲の射程で戦ってくれるはずはなく、ようやく得意の距離に持ち込んだと思ったら別戦線からの砲撃でバイタルを抜かれるといったことも頻繁に起きる。当然マップの構造を無視して前に出れば抗堪性の高くない本艦は囲まれて一瞬で沈んでしまうため、得意距離に固執し過ぎてもいけない。とはいえここまでツリーを進めてきたプレイヤーにとってはこれらは既に経験済みのことであろう。
慎重に機会を伺い隙を突いて突撃し、シュリーフェンプランの如く敵を急襲・殲滅していこう*14。
史実
小ネタ
艦名の由来となった人物名は、Alfred Graf von Schlieffen(アルフレート・フォン・シュリーフェン)。ドイツの陸軍軍人で、第一次、第二次世界大戦でドイツ戦略の基礎となったシュリーフェン・プランの立案者として非常に著名。初めは法律を学んでいた(弁護士か何かにでもなりたかったのだろうか)が、1854年に軍に入隊。65年参謀本部員となり、プロシア=オーストリア戦争、普仏戦争に出征。その後第一次槍騎兵連隊長として名声を博し、84年参謀本部戦史室長、88年参謀次長、91年参謀総長、そして遂に1911年元帥となった。仮想敵国を仏露としたシュリーフェンプランの立案者として著名。
はっきり言って彼が考案したプランは後述する多数の致命的欠陥を孕んだ、ひどくお粗末なものであった。
詳細は東部は東プロイセンを捨てるのもやむ無しという前提で最低限の守備兵力(約12%)、西部戦線はフランスの陽動に約8%、ベルギーを道路にしてフランスに侵攻する本軍(約80%)で構成され、ロシアが動員を完了する前にフランスを速攻で片づけるというものである。しかしながら
①軍事面で見ての欠陥・・・フランスに進行する軍は、最も遠回りな大西洋を進む部隊は敵と戦闘しながら1日あたり30~40kmの進軍を求められる非現実的なものであった。また補給の要素は完全に度外視され、進軍する部隊に十分な装備を提供し続けられる可能性はほとんど0だった。
②過度な楽観的予測・・・この計画のキモは、ロシアが動員に6週間もかかるのでその間にフランスを壊滅させる、というものである。が、実際のところロシア軍は半分以下の2週間で動員を完了した。この時点でそもそもこの計画に必要な前提条件が成り立っていないので、必然的にこの計画はハナから破綻しているというべきであろう。
③外交的要素の無視・・・独仏の国境はフランス軍をおびき寄せる囮として、ベルギーとオランダとルクセンブルクの中立を犯して進軍しやすい低地諸国を進むよう計画されたが、結局のところ過去にドイツ自らの約束したベルギーの中立侵犯は、戦わなくて済んだ可能性のあるイギリスの敵国としての参戦を決定的にした。
なお、後年の参謀総長小モルトケにより①と③は部分的に改善されたが、決定的な修正が加えられることはなく第一次一次大戦において運用された。
後の第2次世界大戦でもドイツはシュリーフェン・プランを修正した計画でフランスへの侵攻を企図するが、計画の詳細を記した作戦書を載せた航空機がベルギー領内で不時着する事件が発生した事で計画を大幅に変更。
変更された計画はエーリッヒ・フォン・マンシュタインが中心となって作成した事からマンシュタイン・プランと呼ばれ、この計画によりフランスを短期間で降伏に追い込むのであった。
編集用コメント
- 艦長スキル、等追加‥したのはいいんですが色々めちゃくちゃしちゃってなんかヒッチャカメッチャカなっちゃってました、すみません。 -- 2023-08-30 (水) 00:22:17
- 装甲レイアウト画像修正 -- 2023-11-18 (土) 12:12:21
- 小ネタのシュリーフェンプランの解説が完全な誤りであったため、編集修正を行いました。 -- 2024-02-15 (木) 21:54:21
- 副砲の解説にあるDPM43,489などの数字はどのような計算なのでしょうか?ダメージ×分間あたりの射撃回数×門数、または個別の副砲のいずれの数値とも合致しないように思うのですが。副砲の解説ページにある期待値込の値だったり、バイタルを抜けない場合のダメージ量を考慮した値なんですかね? -- 2024-03-30 (土) 07:44:18
- 全体的にまとめ直して加筆修正しました。 -- 2024-04-03 (水) 12:55:41
- 副砲ビルドのDPMに関する記述を修正り -- 2024-04-06 (土) 10:51:45
コメント欄
- 装甲レイアウト草w これもしかして誰も気づいてなかった系なのか...? -- 2023-11-07 (火) 12:21:24
- 何かと思ったら先月いつの間にかにペトロの画像足されてんのか。こういうの更新直後に気づけなかったら実装から日経ってる船の解説態々確認する奴も少ないだろうからなぁ。 -- 2023-11-07 (火) 12:32:27
- とりま非表示にした -- 2023-11-07 (火) 14:38:53
- 両方の画像修正しました。 -- 2023-11-18 (土) 12:13:33
- 今シュリーフェンが一番輝く 非対称戦楽しすぎるけど非対称戦でもGKでイモる奴いるんだよな_(:3」∠)_ -- 2023-12-01 (金) 22:09:24
- 非対称戦だのコンボイだの、イベント戦だと妙に張り切るよなこいつ。嫌いじゃない -- 2023-12-02 (土) 09:51:11
- 今、非対称乗ってきました。T10艦は終始悪いけど、ストレス発散には超楽しー! -- 2023-12-02 (土) 10:33:56
- 非対称戦で脳死突撃するだけで艦長がどんどん育っていく。いいなこれ。 -- 2023-12-13 (水) 09:48:34
- シュリーフェンの実際どうだったの? の項目いる?諸説ありの域を出ない独自研究だし、wowsカンケーないじゃん -- 2023-12-24 (日) 15:51:33
- wowsに関係ないから小ネタ欄にあるんだと思うが。こういうもののための小ネタ欄やぞ。内容の正確性については知らんけど面白い解説だと個人的には思うが。 -- 2023-12-24 (日) 19:08:39
- 同意。 -- 2023-12-24 (日) 19:20:05
- ちょっと内容は正確とは言い難いね 小モルトケが案を修正する前から、シュリーフェン・プランは無理な作戦であるというのが定説 そこは既存の解説で二正面作戦にそもそも無理があると書いてあるとおりなので -- 2023-12-25 (月) 10:10:16
- よくわからんが内容を書き換えることに関しては大賛成だぞ。間違いは正しといたほうがいいだろうし。 -- 2023-12-25 (月) 11:42:57
- ありがとう。多少のネタは許容されてしかるべきだと思うけど、さすがにちょっと脚色されすぎなので、他に反対意見なければ定説に沿って修正しとく。 -- 2023-12-25 (月) 12:24:37
- wowsに関係ないから小ネタ欄にあるんだと思うが。こういうもののための小ネタ欄やぞ。内容の正確性については知らんけど面白い解説だと個人的には思うが。 -- 2023-12-24 (日) 19:08:39
- GK固有アプ取るまでのツナギ船。 -- 2024-01-23 (火) 10:13:37
- この子欲しくて今頑張っててT8ツィーテンまできたけど、このルートの途中艦はしんどいね。応急修理班は他と同じ仕様にしてほしかった…。 -- 2024-01-28 (日) 18:38:56
- 突進に向けて修理班をいかに温存できるかがこのツリーの醍醐味ですよ。そして温存したまま沈むまでがワンセット。真面目な話、このツリーは現状では厳しいかもね。マップや敵の布陣に大きく挙動が左右されるから駄目な時はからっきし駄目だったりする。T10ツリー戦艦は全部持ってるが、こいつとクレムリンだけ与ダメ10万割ってる。 -- 2024-02-15 (木) 22:03:17
- この修理班が強みだからそれを如何に相手に押し付けるかよね。自分はむしろ他の艦のほうがダメダメでこいつだけ与ダメ10万60%安定してて乗り続けてるから向き不向き慣れ不慣れもデカそう。ただ最近は即沈多くて凸る前に勝負決まることも多いから前より安定しなくなってる感じはするかも。 -- 2024-02-15 (木) 22:51:08
- むしろルートの特性にを考えたら強みだと思いますけどね。応急工作班が短時間で再使用できるおかげで他の艦よりも明らかに火災や浸水のダメージが入りにくくなってますし。回数の制限に関しても序盤は関係ないですし、最終盤に枯渇してる時は大抵中盤までに仕掛けて稼いだ上で生き残った時で毎回枯渇するわけでもないですし。 -- 2024-04-03 (水) 22:38:41
- 突進に向けて修理班をいかに温存できるかがこのツリーの醍醐味ですよ。そして温存したまま沈むまでがワンセット。真面目な話、このツリーは現状では厳しいかもね。マップや敵の布陣に大きく挙動が左右されるから駄目な時はからっきし駄目だったりする。T10ツリー戦艦は全部持ってるが、こいつとクレムリンだけ与ダメ10万割ってる。 -- 2024-02-15 (木) 22:03:17
- 実装順的にそろそろ固有アプグレ来てもおかしくない?よな。楽しみにしてるんだけどまだやろか。 -- 2024-03-06 (水) 16:10:13
- 悲しいけど、固有テスト用コピー艦が用意されてないんだ………ハウデンエルビン以降コピー艦テスト情報もないんだよなぁLesta版ではヴァマントとゴライアスの固有テストしてたが -- 2024-03-06 (水) 16:20:03
- oh......マジか。そんな分かり易い一覧作られてたんやな。副砲戦艦ってコンセプトも調整も難しそうだしまだまだ掛かりそうだな気長に待つわーありがとう。 -- 木 2024-03-06 (水) 16:37:09
- 悲しいけど、固有テスト用コピー艦が用意されてないんだ………ハウデンエルビン以降コピー艦テスト情報もないんだよなぁLesta版ではヴァマントとゴライアスの固有テストしてたが -- 2024-03-06 (水) 16:20:03
- ソロランダムはやっぱこいつだな。そういや予防整備強化されてたなって主兵装改良1と強化予防整備の組み合わせにしたら魚雷も副砲も壊れ辛くなって初期のバグシュリーフェンを思い出せる。 -- 2024-04-12 (金) 23:02:14
- 貫通できる相手に副砲決まったらゴリゴリ削れていって最高に気持ちいいんですよね。 -- 2024-04-13 (土) 00:19:06
- 乱戦の中でふと気が付くと、与ダメがすごいことになってる・・・なんてことがちょいちょいある。 -- 2024-04-15 (月) 20:12:15
- 最近はシュリーフェンを相手することに慣れてない層が多くなったのか割かし雑に突っ込んでもそのまま勝てる戦闘が以前よりも増えてきてる印象。あとはバーモントとコロンボの固有のテストも始まったし、シュリーフェンにもなんかいい感じの固有が来てくれれば。 -- 2024-04-21 (日) 22:00:14
- 主砲射程-20%、副砲射程+20%、これで行こう。 -- 2024-04-21 (日) 22:19:24
- スロ5なら隠蔽捨てる代わりに隠蔽<副砲が可能になるな… -- 2024-04-24 (水) 02:20:54
- 主砲射程15.8kmは空母マッチで何もできずに沈みそう。 -- 2024-04-24 (水) 07:15:34
- 主砲射程-20%、副砲射程+20%、これで行こう。 -- 2024-04-21 (日) 22:19:24
- 非対称戦バケモンで草。欲しいもの全部あって負ける気がしない。今のうちにクレジット稼いどくべ -- 2024-04-24 (水) 01:10:52
- クレ稼ぐなら普通にt9プレじゃないか? というかクレジットは勝敗に依存しないから非対称じゃなくてT9プレランダムで自己中ムーブするのが1番だぞ。 -- 2024-04-24 (水) 02:56:11
- まぁランダムより短時間で確実に戦果出るから時間効率も悪くもないのでは?無双して遊べますし。 -- 2024-04-24 (水) 07:18:22
- 今更ながらクレは勝敗に影響するもんだと思ってたわ -- 2024-04-24 (水) 07:24:02
- クレ稼ぐなら普通にt9プレじゃないか? というかクレジットは勝敗に依存しないから非対称じゃなくてT9プレランダムで自己中ムーブするのが1番だぞ。 -- 2024-04-24 (水) 02:56:11
- 葬送のシュリーフェン -- 2024-04-29 (月) 10:22:34
- 閃光のミッドウェイ -- 2024-04-29 (月) 10:42:22
- それ好きだわ笑 -- 2024-04-29 (月) 12:16:28
- シュリーフェン「…艦の寿命は短いってわかっていたのに…なんでもっと知ろうと思わなかったんだろう…」 -- 2024-04-29 (月) 12:41:42
- ???「VPっていうのはさ、抜ける物なんだよ。抜けて当たり前の物だ。」 -- 2024-04-29 (月) 12:59:27
- 「勇者ポンメル(ン)ならそうする(副砲特化)」 -- 2024-04-30 (火) 06:35:09
- 閃光のミッドウェイ -- 2024-04-29 (月) 10:42:22
- ダンカン「腹を括れ。艦だろうが。」マイノーター「…おい。冗談だろ。」ダンカン「殴り合いじゃぁぁぁぁッ!!!!」→ラムアタック -- 2024-04-29 (月) 12:52:17
- この子のためにスカウトしたリッチェンス提督。もうすぐエリートにになるけど、最後のスキルを接近戦にするか、防火処理専門家にするか、はたまたアドレナリンラッシュにするかで苦悩中です。 -- 2024-04-29 (月) 19:58:50
- 工作班も限られてるし防火処理は欲しい。ARで悩むのはわかるけど主砲がオマケみたいなこいつで接近戦はいらないと思う。 -- 2024-04-30 (火) 00:23:43
- 応急工作班の準備時間が短く元々短期的な災害には強いので他艦ほど防火処理の必要性は高くないと思いますね。工作班が尽きるころには試合の趨勢が決している事が多いですし。
接近戦に関してはアドレナリンラッシュの方が発動しやすく受ける恩恵も明らかに大きいですし、副砲の届かない遠距離戦こそ主砲に頼るので制約が緩く災害系にも強くなる超重徹甲弾の方を選んだほうが良いかと。その上で更に主砲を強化したい場合などは有用ですが優先順位は低いかと。 -- 2024-04-30 (火) 10:21:21
- 現在のスキル環境だと、1p 爆専,整備 2p IFHE,活発 3p長射程副砲 4p 副砲手動,緊急修理,隠蔽 とりあえずこれで考えてますが、どうですか?上のツリーで防火の話が出てますが、緊急修理と2択なのかなと思って悩みました -- 2024-04-30 (火) 16:58:33
- バランス考えたらそれが割と最適だと思います。
自分は副砲特化で、爆専、接近警報、IFHE、超重、長射程、アドレナリン、手動照準、隠蔽、と副砲特化から更に火力に振ってます。修理系に振らないのは試合前半は消耗品でいくらでも対処でき、前半から火力を発揮していったほうが影響力を発揮できていると感じるからです。修理系があったほうが試合終盤まで生き延びられますが、同時に遠距離戦が多くなり防空圏がなくなって航空機に狙われ始めると結局何もできなくなるのでそれなら序盤から流れを作るほうが良いかなと。あとは非対称戦や闘争みたいな短期決戦の特別モードで頻繁に使うというのも理由の一つです。 -- 2024-04-30 (火) 17:17:29- 同じくこれの爆専→2p対空スキルverでやってるが最近まともに生き残ってプレイするよりも開幕凸で1:3交換狙う方が勝てることが多い魔境になってる -- 2024-04-30 (火) 22:18:15
- ↑火力上げておけば最悪でも道連れに出来るのはこの艦の最大の強みですね。 -- 2024-05-01 (水) 00:38:07
- 防火との択一は好みの範疇かもしれないけど自分の場合は緊急修理は実際に乗ってみると工作班も修理班も余ることが多いんで凸るときの抗堪性の底上げに防火にしてるな。最近は全体の戦闘時間自体が短くて開幕で勝負が決まる展開も多いんで猶更。 -- 2024-04-30 (火) 22:24:33
- バランス考えたらそれが割と最適だと思います。