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M24 Chaffee

Last-modified: 2016-06-01 (水) 00:02:49

Tier 5 アメリカ 軽戦車 / 略称:Chaffee / 日本語表記: M24 チャーフィー Edit

M24 Chaffee stock.jpg
初期状態
M24 Chaffee saisyuu.jpg
最終状態
初期砲には無かったマズルブレーキが付いている

 
9.2まで

スペック(v0.9.3) Edit

車体

耐久値400⇒440
車体装甲厚(mm)25/25/19
最高速度(前/後)(km/h)77.2/21
重量(初期/最終)(t)18.14/18.39
実用出力重量比(hp/t)25.01
本体価格(Cr)405,000
修理費(Cr)約3,000
超信地旋回
 

武装

名称発射速度(rpm)弾種平均貫通力(mm)平均攻撃力AP弾DPM精度(m)照準時間(s)総弾数弾薬費(Cr/G)重量(kg)俯仰角
75 mm Gun M615.79AP
APCR
HE
96
143
38
110
110
175
17370.42.1⇒24856
7G
56
186-10°/+15°
75 mm Gun M1717.14AP
APCR
HE
96
143
38
110
110
175
18850.361.94856
7G
56
207
 

砲塔

名称装甲厚(mm)旋回速度(°/s)視界範囲(m)重量(kg)
T2438/25/25443701,473
M2438/25/25443901,700
 

エンジン

名称馬力(hp)引火確率(%)重量(kg)
Twin Cadillac, Series 44T429620530
Wright Continental R-975C446020550
 

履帯

名称積載量(t)旋回速度(°/s)重量(kg)
T2418.4404,200
M2419.5424,200
 

無線機

名称通信範囲(m)重量(kg)
SCR 508395100
SCR 506615110
SCR 52874580
 

乗員

1Commander2Gunner3Driver4Radio Operator5Loader
 

拡張パーツ

Vertical StabilizerMk1Improved VentilationClass1"Cyclone" Filter×Fill Tanks with CO2×RammerMedium Tank
Spall LinerSmall"Wet" Ammo RackClass1Additional Grousers×Enhanced SuspensionTorsion Bars 1 t Class
 

隠蔽率

固有隠蔽率静止時0.3136
移動時0.3136
発砲補正0.2200
 

派生車両

派生元M5 Stuart(LT/12,480)
派生先M41 HMC(SPG/31,500) / T37(LT/28,100)

開発ツリー

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9.2まで

解説 Edit

  • 概要
    V.0.6.7で追加されたTier5のアメリカ軽戦車。
    かつては莫大な修理費でTier5にして赤字運用(開発ルートも膨大な経験値が必要)&最高Tier10までマッチングする特殊な偵察枠という癖の強く不人気の車両だった。
    V.0.9.3の新LT追加に伴って、特殊マッチングが適用されなくなるとともにTier5相応に弱体化。修理費・開発経験値も緩和された。
    今は(消耗品や金弾での支出等を除けば)基本的に赤字になることは無いので安心してよい。
     
  • 火力
    本車はどうかすると格下軽戦車にすら劣るような武装だったM5 Stuartから打って変わり、初期砲の75mm Gun M6も改良砲の75mm Gun M17も共に貫通96mmの攻撃力110とTier5軽戦車として充分な火力を持つ。
    主砲について詳説
    アメリカ戦車らしく俯角も10度と優秀であり、砲の取り回しはかなりし易い。
    更に本車はTier5にしてVertical Stabilizer(砲安定装置)を装備できる。偵察用パーツとどちらを優先するかは難しいところだが、攻撃機会が多いようなら大きな助けになるだろう。
    後述する敵の側背面に回り込むのに十分な機動力とあわせれば、本車の火力は軽戦車と侮れない水準にあるといえる。
    なお、砲塔の旋回性能は高いものの、高速戦車の例に漏れず機動戦時には車体旋回に追いつかない事があるので注意しよう。
     
  • 装甲
    車体は前面でも25mm傾斜でありペラペラ。砲塔も石頭ということは無い。
    軽戦車のセオリー通り、被弾=貫通である。
     
  • 機動性
    最高速度77km/hはWoTに登場する全戦車の中でもトップクラス*1。70km/h程度なら容易に発揮可能。加速性も良好。M5 Stuartから乗り換えると感動するレベル
    旋回性も必要十分な能力がある。
    その代償として、ちょっとした段差で跳ねて履帯破損、ということも多い。機動戦を仕掛ける際には起伏にも注意しよう。
    • エンジン
      改良エンジンのWright Continental R-975C4はM4 ShermanM7M7 PriestT67などで開発可能。
      初期エンジンは平地ならば40km/h程度は出るがやはり加速が良くない。上り坂も少々苦労する。可能な限りフリーを投入するか他車で開発したほうが良い。
       
  • 偵察性能
    改良砲塔の視界はTier5軽戦車トップの390mを誇り、これはTier6軽戦車のトップと同値。
    初期砲塔ですら370mあり、これでもなかなかの視界を誇る。
    これにより走行中でも敵発見率が非常に高く、相手の布陣を暴く事は非常に容易い。
    隠蔽率は残念ながらTier5軽戦車の中では低い方だが、置き偵ができないレベルではない。
    双眼鏡(Binocular Telescope) レンズ皮膜(Coated Optics) は自分のスタイルに合わせて選ぼう。
     
  • 総論
    本車は高い機動力とTier6並みの優秀な視認範囲からくる極めて良好な偵察能力を持ち、なおかつ優秀な主砲を旋回性の高く俯角を大きく取れる砲塔に収めたために攻撃能力も高い、極めて使い勝手の良い軽戦車になっている。
    なお、あれもこれもと欲張るとポジションがどっちつかずになってしまうことも多い。今何が一番必要とされているかを考えながら戦おう。
    • オマケ1、無線の引き継ぎについて
      格納
    • オマケ2、初期履帯の余剰積載可能重量について
      格納
       
9.2まで

史実 Edit

M24.jpg

(ウィーンの軍事史博物館にて)
<略暦>
M24 ChaffeeはM5 Stuartの後継車両として開発されたアメリカ陸軍の軽戦車である。
"Chaffee"の愛称はアメリカ陸軍少将アドナ・R・チャーフィー・ジュニア(機甲部隊の設立・発展に尽力し、機甲部隊の父と呼ばれた)にちなむ。
開発開始は1943年3月で、1944年12月からヨーロッパ戦線において実戦に投入された。
第二次世界大戦の終結までに4731両が生産されている。
アメリカ軍においては1950年代前半まで使用され、第二次世界大戦や朝鮮戦争に参加した。
その後、後継となるM41 Walker Bulldogの開発により余剰となったM24は多くの国に供与された。
日本においても創設間もない陸上自衛隊(当時は保安隊)の主力車両となり、最終的に1974年まで使用された。
その他、フランスやパキスタンなどに供与された車両はそれぞれの国で実戦に参加している。

 

<開発経緯>
軽戦車は快速性を発揮するために重量を削減しなければならず、必然的に装甲と火力が貧弱になる傾向がある。
第二世界大戦時にM2軽戦車M3/M5 Stuartを制式採用していたアメリカ軍は、これらの車両の火力不足を克服する新型軽戦車を開発しようと試みていた。
しかし、T7軽戦車(後のM7中戦車)やT21軽戦車(T20試作中戦車を基に開発)は火力の追求が重量の肥大を招いて失敗した。
M24の試作車両であるT24にも当初はM4中戦車と同じ75mm砲M3の搭載が要求されたが、やはり重量過大となることが予測された。
そこでM3に代わる新たな砲として、海軍が双発爆撃機B-25Hに搭載するために開発していた75mm砲T13E1を流用し、専用の駐退機構T33(後座量わずか30cm)を組み込むことで軽量かつコンパクトな砲が完成した。
これによって初めて中戦車に匹敵する火力を持つ軽戦車が開発可能となったのである。
まだ試作車両が出来てもいない1943年9月に1000両のT24の発注が行なわれたことが、この砲に対する期待の高さを物語っている。
T24の車体はM5のエンジンを流用し、M7の基本レイアウトを踏襲した構造になっている。
避弾径始を重視した車体形状・新方式のトーションバーサスペンションの採用といった先進性と、変速機や動力伝達系には信頼性を重視したものを採用するなどの手堅い方針の組み合わせにより、試作車両の完成から制式採用に至るまで大きな障害にぶつかることなく軍を満足させる性能を達成した。

 

<性能>
M24は主砲として75mm砲M6(T13E1の制式名)を搭載し、砲塔上に対空用の12.7mm機関銃、車体前部と砲塔内(主砲同軸)に7.62mm機銃が装備されている。
M6の装甲貫通力は距離914mで60mm(M61徹甲弾使用時)であり、M4中戦車に搭載された75mm砲M3に比べて遜色のないものだった。
装甲は重機関銃の直撃に耐える程度と要求され、装甲の薄さは傾斜によってある程度補う設計となっているものの、M5 Stuartに比べて防御の強化は図られていない。
また、車体前面に点検用ハッチがあるなど、省スペース化のために防御性能を犠牲にしている面もある。
エンジンはM5と同じキャデラック44T24(液冷16気筒ガソリンエンジン、284馬力)である。
M24は車体重量こそM5より重くなってはいるが、信頼性の高い変速機・動力伝達系とトーションバーサスペンションによりM5とほぼ同等の機動性を維持することができた。
M24は機動性だけでなく操縦性も良好で、陸上自衛隊においてもテケ車(九七式軽装甲車)に似ていると言われ隊員からの評判は良かった。

 

<実戦>
アメリカ軍における軽戦車の用途は歩兵支援と偵察であったため、実戦投入されたM24は前線での評価は高かったものの、華々しい戦果とは無縁であった。
これは登場時期が遅すぎたことも一因であるが、逆にドイツ軍の反撃が衰えたころに投入されたために弱装甲という欠点が目立たなかったとも言える。
なお、M24は太平洋戦線には投入されていない。
朝鮮戦争の初期においては本国からM4A3E8M26が送られてくるまでのつなぎとして北朝鮮軍のT-34-85と対峙したが、さすがに装甲・火力ともに勝るT-34-85を相手に正面から戦うのは分が悪かった。
その後も各国に供与された車両がインドシナ紛争、ベトナム戦争、第一次・第二次印パ戦争などで使用されたが、その頃にはもはや旧式化しており、戦後型の戦車や対戦車兵器の前に損害を重ねることになってしまった。

 

<試作・派生車両>
M24を元にした派生・試作車両は各種あるが、ほとんどが正式採用にいたらなかった。
M24の車体を利用した自走砲であるM37M41 HMC、そして自走対空砲のM19は制式採用されたものの、終戦により生産を打ち切られている。

 

<参考文献>
『M26パーシング M24チャフィー』グランドパワー2010年9月号別冊

 

<実車解説動画>
『Inside the Chieftain's Hatch: M24 Chaffee Part 1』(英語)

情報提供 Edit

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アーカイブ1

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*1 Spahpanzer Ru 251Pz.Kpfw. I Ausf. Cに続いて全戦車中3位(v.0.9.4)
*2 初期無線に対して