ARL V39

Last-modified: 2023-08-07 (月) 22:17:19


Tier 6 フランス 駆逐戦車 ARL V39(ア エルエル ヴェ トゥラントヌフ)

ARL v39-min.png

v4.0で追加されたフランスの駆逐戦車。通称串カツ
滑らかな曲線はフランス製らしい前衛的優雅なものだが、可愛らしい上部砲塔は弱点のハッチを晒した状態で鎮座している。ここには戦車長がいるため、撃たれるともれなく視界が低下する。

また、バグか仕様かは不明だがこの車両、非常に水没しやすい。車体が7~8割ほど水面上に出ていても水没判定になってしまう。今までなんてことなかったただの水たまりのような場所でさえ危険となりうる。進行ルート上に水がある場合警戒しよう。

 

直近90日の平均勝率:47.94%(2021年7月14日現在、BlitzStars調べ、ver8.0.x)
※平均勝率は参考数値であり、その車両の絶対的な強さを示すものではありません。

基本性能(v7.6.0)

車体Tier国籍タイプ耐久値
(HP)
車体装甲厚
前面/側面/背面
(mm)
最高
速度
(km/h)
初期
重量
(t)
本体価格
(クレジット)
ARL V39VIフランス駆逐戦車90080/40/6045/1425.26900,000 cra.png
 

武装

Tier名称発射
速度
(rpm)
弾種平均
貫徹力
(mm)
平均
攻撃力
DPM
(HP/分)
精度
(m)
照準
時間
(s)
総弾数弾薬費
(Cr/G)
重量
(kg)


V75 mm AC SA4412.00AP
APCR
HE
100
129
38
160
130
170
1920
1560
2040
0.371.716052 cra.png
2800 cra.png 7 gda.png
388 cra.png
1,400+30°
-10°
VII90 mm AC canon DCA 308.45AP
APCR
HE
135
175
45
225
190
270
1901
1606
2282
0.361.7100255 cra.png
4000 cra.png 10 gda.png
255 cra.png
2,050+18°
-6°
VI105 mm AC mle. 1930 S6.25AP
APCR
HE
165
223
54
310
260
400
1938
1625
2500
0.362.180270 cra.png
3600 cra.png 9 gda.png
280 cra.png
2,400
 

砲塔

Tier名称装甲厚(mm)
前面/側面/背面
旋回速度(°/s)視界範囲(m)重量(kg)
ARL V39--240-
 
射界左7° / 右7°
 

エンジン

Tier名称馬力(hp)引火確率(%)重量(kg)
IVRenault T1235020540
VRenault T1445015750
 

履帯

Tier名称積載量(t)旋回速度(°/s)重量(kg)
VARL V3928.40258,500
VIARL V39 bis28.40288.500
 

乗員

  1. Commander
  2. Driver
  3. Gunner
  4. Radio Operator
  5. Loader
 

派生車両

派生元: Somua S35 CA
派生先: AMX AC mle. 46

関連車輌: Pirate(イベント報酬車輌として実装されたWG独自アレンジ版)

 

開発ツリー

Somua S35 CAARL V39
22,500fa.png
Gun.png
75 mm AC SA44
Gun.png
90 mm AC canon DCA 30
9,300fa.png
Gun.png
105 mm AC mle. 1930 S
9,300fa.png
AMX AC 46
58,500fa.png
1,350,000cra.png
engine.png
Renault T12
engine.png
Renault T14
1,950fa.png
suspension.png
ARL V39
suspension.png
ARL V39 bis
5,375fa.png
 

fa.png:必要経験値
cra.png:必要クレジット

 

解説

B1の車体をベースにした試作歩兵支援自走砲。
高性能な主砲とそこそこの機動性を持つ反面、それ以外の多くの性能が非常に難のある駆逐戦車である。

装甲

正面装甲は75mm(アップデート7.6で60mmからBuff)と傾斜を含めても実質80~120mm程度しかなく、一部の格下戦車の弾がたまに弾ける程度で、マッチするほとんどの戦車には基本抜かれると考えてよい。
大きな砲塔部はわずか50mmの装甲しかなかったが、ここもアップデート7.6でBuffされ120mmになり、KV-2等の15cm砲の榴弾の貫通を防げるようになった。ただし、Tier6の戦場では依然として厚いとは言えないため注意が必要。俯角が6度しか取れないためにハルダウン時にはこの部分が確実にはみ出してしまう。攻撃するときはしっかりと相手の戦車の砲の向きを見て慎重に射撃しよう。

また、モデルのB1BDR G1 B同様に履帯の奥に車体があり、正面から履帯を撃たれるとダメージが入る上に履帯も切られてしまうため注意。
前面装甲がバフされた現在、正面から見た時に一番装甲が薄い部分はここであるので(履帯20mm+車体装甲60mm)、手慣れにはこの部分を狙われやすくなるだろう。本戦車に乗る戦車長は注意しておくこと。

 

主砲

俯角は75mm砲のみ10°であり、他2つの砲は6°と地形適正はかなり劣悪である。だからと言って75mm砲はTier4クラスの劣悪な性能であり、この砲で乗り出してしまうと苦行どころか地獄絵図である。前身から引き継ぐ90mm砲も貫通力が不足しているため、フリー経験値を投入して早急に最終砲を開発したい。
なお何れの砲を選択しても射界は左右7°とかなり狭く、俯角の微妙さも相まって射撃自由度の低さに悩まされることになる。

  • 105 mm AC mle. 1930 S
    単発火力と貫通力が大幅に向上した。
    ただ、同口径の砲をもつSU-100の100mm砲と比べると精度と照準以外は全ての性能で負けているため、砲に頼りすぎない運用を心がけよう。
 

機動性

最高速度は45km/hで頭打ちだが、エンジン出力の強化に伴い、前身より加速力が大きく向上しており、陣地転換や狙撃地点への移動には困らない。
しかし、旋回速度はとても遅く快速戦車に絡まれると自力での対処は困難である。隠蔽率も高くないので支援が届かない場所での孤立は絶対に避けたい。

 

総論

砲火力と機動性は悪くないが、狭い射界に信頼出来ない装甲に低い隠蔽率、低い旋回速度によるNDKへの弱さなどを考慮した場合、駆逐戦車のセオリー通り味方への火力支援に徹するのが良い。
また、本車両は非常に狙いやすい弱点である「タンコブ」と「履帯裏の悪魔」の存在ゆえ、接近戦は大の苦手である。
エスプリの効いたタンコブとお尻を晒したまま同じ場所で撃ち続けるのは敵への投げキッスにも等しい。
芋らない程度に敵との交戦距離を置く事で砲性能のアドバンテージを生かし、機動力を駆使して小まめな陣地転換を行い、着実に戦果を上げていこう。
 
初期状態(90mm砲+初期エンジン)だと特に性能の低さが顕著であるため、他の車輌でモジュールの開発を進めるかフリーを投入するかして最終砲と最終エンジンの両方を開発してから乗り出したい。
可能であれば搭乗員スキル「クラッチの名手」を育成しておき、拡張パーツ「改良型操縦装置」を開いて常備品「食料+改良型燃料」を選択、旋回性能を上げておくと、かなり快適度が増す。

 

特徴

長所

  • 良好な貫通力・単発火力・精度が伴った最終砲
  • それなりに動ける機動力
  • 近距離で見つからない限りは低いヘイト
  • 弱点のタンコブが目立つのでミスショットを誘い易い

短所

  • 大きな弱点である上部のタンコブ(バフにより多少改善)
  • 車体が大きい(=低い隠蔽率)上に装甲も薄い
  • 砲の俯角が狭く(6度)、ハルダウンで車体を隠すことも難しい
  • 旋回が遅くNDKされ易い
  • B1から受け継いだ履帯裏の悪魔
  • やたら低い浸水判定

初期の研究

  • 中間砲はSomua S35 CAの最終砲と同じ砲である。中間砲は単発火力・貫通力が不足気味であるのでフリー経験値を投入して最終砲を早急に開発しよう。その後は最終エンジン→履帯の順でよい。
  • エンジンはBDR G1 Bと互換性がある。

歴史背景

arl40_01.jpg
英語版wikipediaより
ARL V39は、ARL 1940 V939 40としても知られており、
WWIIの前に陸軍が提示した、新型自走砲の要求を満たすように設計された装甲戦闘車両であった。
改良された75mm砲と7.5mm機関銃を装備しており、
2種類の試作車のみ製造されたが、この設計はARL 44重戦車とは無関係のARL40として知られていた。
1935年に設計された2つの試作車は1940年に完成したが、その後フランスがドイツに占領された事により量産が中止され、
試作品はモロッコに避難する一方、プロジェクトも中止された。

 

この計画は1935年半ばに提案された。
計画以前に同様の設計理念に沿った戦車は存在せず、
結果としてソミュアS35をベースにしたSomua SAu 40B1重戦車を元に開発したARL40の2種類が製作される運びとなった。
ARL V 39はARL 40の仕様を満たすために開発された内、完成した唯一の車両である。
軟鋼製の最初の車両は1938年6月に完成し、1939年3月23から25日の間に試験が行われた。
試験後、大量生産の承認がなされたが、そのうちの24台は非武装の指揮車であった。
9月27日に12輌が部隊に配備され、2,3輌で一個小隊とし、通常は2個小隊を組み、
その各小隊には指揮車両がさらに追加された上で運用された様である。
1939年10月、ダラディエ首相は1940年10月までに最初の5輌が配属準備を整え、月10輌を生産する計画に変更した。
しかし、1940年5月から開始されたフランス侵攻の初め頃に量産できた車輌はなく、
2輌の試作車がモロッコに輸送され、トンネル内に隠されていた事が確認されているが、それ以上の行方は不明である。
フランスが占領され、後に誕生したヴィシー政権では、ARL40プロジェクトのさらなる進展を止めた為、
量産計画もお蔵入りする事になった。

 

ARL V39はAPX製の高初速の75mm砲を搭載した。この砲は75mm1929カセミテ要塞砲の改良型であり、
榴弾の初速では400m / sになり、徹甲弾では570m / sに達した。
貫徹力試験では、1,000メートル(3,300フィート)で50mmの貫通力を有することが判明した。
照準器にはステレオ式レンジファインダーが用意され、最大2,000mの距離から照準を合わせる事が可能であった。
射界は左右に7°、仰俯角は-10°~30°であった。
また、SAu 40と同様に移動の際には砲身を一部車内に格納することが可能であり、
砲には自動開放機能付きの垂直鎖栓が用意されていた。


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