Tier 9 イギリス 重戦車 FV214 Conqueror(コンカラー)
砲塔が近代的になり、砲も立派になった。
初期砲塔(OQF 20-pdr Gun Type A Barrel)+初期砲(OQF 20-pdr Gun Type A Barrel)
戦犯装備、少なくともこの状態では絶対に出ては行けない
前身をフリーで飛ばさなかったならばそもそもB Barrelを開発していないことはあり得ない筈であるが
初期砲塔+中間砲(OQF 20-pdr Gun Type B Barrel)
上に同じ
改良砲塔+中間砲
砲塔は近代風に改良されたが、20ポンド砲のままだと重戦車とは思えない程単発火力が低く、これでも戦犯認定される。
最低でも最終砲までフリーEXPで飛ばすことを強く推奨する。
Conquerorとは、英語で「征服者」という意味。
単発火力に難があったCaernarvonと比べ、火力面を大きく強化されている。機動力も引き続き優秀な部類だが、防御力は低い。
公式の解説
現状イギリス重戦車の最先端を担うConquerorはその名に見合う素晴らしい性能を誇ります。同レベル帯の重戦車と比べ抜きんでた速度を持ち、連射力の高い砲を装備しています。従来の車両と同じくもろい砲塔と車体を持ちますが、その性能を活かして敵の側面や弱点に攻撃を加えることが可能となっています。
直近90日の平均勝率:50.14%(2023年8月30日現在、ver10.1.5)
※平均勝率は参考数値であり、その車両の絶対的な強さを示すものではありません。
基本性能(v10.6.0)
車体 | Tier | 国籍 | タイプ | 耐久値 (HP) | 車体装甲厚 前面/側面/背面 (mm) | 最高 速度 (km/h) | 初期 重量 (t) | 本体価格 (クレジット) |
Conqueror | IX | イギリス | 重戦車 | 1930~2050 | 130/51/38 | 37/12 | 60.00 | 3,600,000 |
---|
武装
砲塔:Centurion Mk. III*(初期)
Tier | 名称 | 発射 速度 (rpm) | 弾種 | 平均 貫徹力 (mm) | 平均 攻撃力 | DPM (HP/分) | 精度 (m) | 照準 時間 (s) | 総弾数 | 弾薬費 (Cr/G) | 重量 (kg) | 俯 仰 角 | |
VIII | OQF 20-pdr Gun Type A Barrel | 10.73 | AP APCR HE | 226 258 42 | 190 160 250 | 2038 1717 2683 | 0.33 | 2.3 | 65 | 0 4000 10 0 | 1,242 | +18° -10° | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
IX | OQF 20-pdr Gun Type B Barrel | 11.39 | AP APCR HE | 226 258 42 | 225 190 300 | 2562 2163 3416 | 0.32 | 1.9 | 65 | 0 4000 10 0 | 1,282 |
砲塔:Conqueror Mk. II(後期)
Tier | 名称 | 発射 速度 (rpm) | 弾種 | 平均 貫徹力 (mm) | 平均 攻撃力 | DPM (HP/分) | 精度 (m) | 照準 時間 (s) | 総弾数 | 弾薬費 (Cr/G) | 重量 (kg) | 俯 仰 角 | |
VIII | OQF 20-pdr Gun Type A Barrel | 11.39 | AP APCR HE | 226 258 42 | 190 160 250 | 2164 1822 2848 | 0.33 | 1.9 | 65 | 0 4000 10 0 | 1,242 | +15° -7° | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
IX | OQF 20-pdr Gun Type B Barrel | 12.32 | AP APCR HE | 226 258 42 | 225 190 300 | 2772 2341 3696 | 0.32 | 1.7 | 65 | 0 4000 10 0 | 1,282 | ||
X | 120 mm Gun L1A1 | 6.73 | AP APCR HESH | 259 326 170 | 400 340 515 | 2692 2288 3466 | 0.33 | 1.9 | 35 | 0 3600 9 0 | 2,850 |
砲塔
Tier | 名称 | 装甲厚(mm) 前面/側面/背面 | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
VIII | Centurion Mk. III* | 165/112/112 | 25 | 250 | 10,400 |
---|---|---|---|---|---|
IX | Conqueror Mk. II | 178/106/73 | 25 | 250 | 13,800 |
エンジン
Tier | 名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
V | Rolls-Royce Meteor Mk.IVB | 650 | 20 | 744 |
---|---|---|---|---|
IX | Rolls-Royce Meteor Mk.IVC | 750 | 20 | 744 |
IX | Rolls-Royce Meteor M120 | 810 | 20 | 744 |
X | Rolls-Royce Griffon | 950 | 20 | 952 |
履帯
Tier | 名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
VIII | FV214 | 68.00 | 22 | 12,000 |
---|---|---|---|---|
IX | FV214A | 68.00 | 24 | 12,000 |
乗員
- Commander
- Driver
- Gunner
- Loader
- Loader
- Radio Operator
派生車両
派生元:Caernarvon
派生先:FV215b
関連車両:Super Conqueror
開発ツリー
Caernarvon | ━ | Conqueror 110,000 | ━ | OQF 20-pdr Gun Type A Barrel | ━ | OQF 20-pdr Gun Type B Barrel 56,250 | ━ | Conqueror Mk. II 35,380 | ━ | 120 mm Gun L1A1 75,000 | ━ | FV215b 262,500 6,100,000 |
━ | Centurion Mk. II | |||||||||||
━ | Rolls-Royce Meteor Mk.IVB | ━ | Rolls-Royce Meteor Mk.IVC 38,750 | ━ | Rolls-Royce Meteor M120 33,750 | ━ | Rolls-Royce Griffon 56,250 | |||||
━ | FV214 | ━ | FV214A 28,750 |
:必要経験値
解説
概要
全体的に中戦車並の高精度な主砲に加え、170mmという脅威的な貫通力のHESHを武器に戦う。これらは次でも引き続き使うため慣れておきたい。
手数型のイギリス戦車らしく味方とクロスを組むことで一気にヘルスを削れるため、HESHとの相性が素晴らしい。
しかし、重戦車とは名ばかりで車体装甲はCaernarvonと同スペックでありtier10とのマッチングも考えると、前線を張れるようなものではなく同ティアと比較しても素のヘルスも低めである。
重戦車同士の最前線に行こうものなら即爆散もありうるため、ヘルスの使い方や味方との連携が勝敗を左右するだろう。
装甲
この戦車が登場するtier帯において、もっとも貫通力が低いのはフランスtier8LTAMX 13 90の90mm砲であるが、その砲をもってしても正面の車体下部を十分に貫通し得る。つまり、この車両を使う時は「身を晒したらくらう」ぐらいの覚悟で立ち回る必要があると言う事だ。重戦車という分類だが、他国と比較して装甲を頼るスタイルは出来ないと断言する。数値も含め詳しく説明する。
- 車体
車体正面上部は130mm+傾斜で実質220mm前後を弾けるかどうかと言ったところ。車体下部は76mm+傾斜で実質120mm程度しかなく、その上正面から見て右側には弾薬庫の当たり判定もある。同格戦車の大半が貫通力220mm以上と言うことを考えると実に心許ない装甲であることが分かる。
重戦車ではあるものの、味方に前線を形成できる他の重戦車がいるなら、一歩後ろから支援するような立ち回りをする方が安全でかつ効率的にダメージを与えられるだろう。最前線で戦わざるを得ない時はハルダウンなどで車体下部だけでも何とか上手く隠し、砲頭部や車体正面装甲を相手から見て撃ち上げの形になるようにして実質の装甲厚を少しでも上げたいところ。
なお、側面は51mm+履帯の空間装甲25mm+サイドスカートの空間装甲6mm=約85mm程度の装甲厚であり、徹甲弾系ならばほぼ貫通されると思って良い。ただ空間装甲が豊富なため榴弾系に対する耐性は意外にある。運が良ければHEAT弾を側面で吸収できるかもしれない(もっとも側面に課金弾を撃つ人はいないと思うが)。 背面は38mmとこちらもかなり薄く、榴弾が貫通してしまう。なるべく背面を撃たれるような場面は絶対に作らないように。
- 砲塔
長らくHTにあるまじき柔らかさであったが、ver.8.7.0においてbuffされ多少は弾けるようになった。砲塔の正面はカタログスペック上178mmとなっているが、これは防楯とその横っちょのごく狭い部分の装甲厚であり、みんながぱっと見でここが砲塔正面だなと思う部分(?)の装甲厚は152mmである。形状が被弾経始に優れており傾斜もあるため実質230mm程度の部分もあるが、棒立ちでシャットアウトできるのは格下の一部車両だけである。
俯角を目一杯使いハルダウンすることである程度の硬さを発揮し、格下や同格MTの通常弾までなら弾くことが出来る。ただし傾斜の緩い右ほっぺや砲塔根元、本装甲のない防盾中心部などは抜かれてしまうので小刻みに動き照準を逸らさせよう。
課金弾や同格以上のHTやTD等高貫通の相手では今まで通り防盾や天板、後述するキューポラ上部以外弾くことは期待出来ない。
強化されたとはいえ依然として鉄壁とは程遠い為、弾ける相手とそうでない相手の見極め、そして地形の活用が非常に重要である。
一見弱点のように見える砲塔上のキューポラ上部は傾斜75度の70mm装甲で、実質260mm程度の装甲があり上述した通り弱点という程ではないというか普通に砲塔のほっぺの部分を狙われた方が抜かれる、但し根元部分は140mm程度しかないため注意が必要。
側面の106mm、背面の73mmは傾斜がほとんどついておらずほぼカタログ通りの値である、大口径砲のHEが貫通しないように気を付けること。
砲
前身のCaernarvonから20ポンド砲を引き継げるが、このtier帯に来て重戦車が単発火力190もしくは225の砲で戦うのはさすがに「冗談レベル」であり、味方から”戦犯”扱いされても擁護することは出来ない。
最終砲の120mm砲を開発するには砲塔の開発も必要であり、それだけで計11万ものフリー経験値を費やすため、乗り出しは非常に辛い思いを強いられるだろう。
- 120 mm Gun L1A1
最終砲。AP弾貫通力が259mmとtier9HTの中では単独トップ、課金弾はAPCRの上に326mmもの貫通力を誇る、このAPCRは他のAPCRよりも距離による貫通力の減衰が少なくなっていて、遠距離の敵にも有効的にダメージを与えられる。その上に精度は0.33で収束時間はなんと1.9秒。こちらもtier9HT内ではぶっちぎりのトップに君臨する。単発威力こそtier9HT内では最下位レベルではあるものの、それでも400と前身20ポンド砲から大幅に跳ね上がっていて、ようやく同格並みの単発火力を手に入れたといえよう。紳士重戦車ルートを使って来た人からすれば単発火力が非常に高くなったと実感できるはずだ。
DPMはver10.6.0でスーパーbuffを受け2692(1分間あたりの射撃数は6.73発)とこちらもオートローダーを除いて同格HT内トップである。装填棒や紅茶と併用するとDPM3065とかなり「撃てる」と身にもって実感できる。射撃有効性が高いことから遠距離の敵にも効果的にダメージを与えられるため、相当優れた砲であると言える。
また英国高tier戦車らしくHE弾の貫通力も170mmと高く、高い機動性も相まって多くの戦車の背面に対し安定して貫通させることができるのも利点であろう。この戦車に限ったことではないが、特に英国ルートは正面や側面に榴弾(HESH)が有効な相手を覚えることで、高い分間火力をさらに活かすことができる。
HESH使用時のDPMは食糧2種+装填棒で3946とバケモン級の火力を得た。HESHの貫通力170mmで抜ける主な相手一覧
- 側面
マッチするアメリカ・フランス・日本・パンユーロ戦車
VK 100.01 (P),Mauschen,Maus,E 75,E 100,VK 72.01 (K),Jg.Pz. E 100以外のドイツ戦車
AT 15・Tortoise以外のイギリス戦車*2
Object 704を除くソ連・中華駆逐戦車
※砲塔が硬く、側面の大半を履帯が占める戦車(主にソ連と中華の中・重戦車)は履帯吸収される可能性が高いため、大人しくAP弾を打とう。
遠距離で側面を狙撃する場合も弾がぶれて履帯に当たる事があるので基本はAP弾を使いたい。
- 背面
Mausルート以外のほぼ全ての戦車(ただし書記長シリーズは背面にも傾斜が付いているため角度に注意が必要)
なお弾数は35発と手数型の割に少な目。幸い貫通力は高いため通常弾を多め持っておくのがよいかもしれない。 - 側面
機動性
重戦車としては高めの機動性を持つ。最終エンジンであるロールスロイスのグリフォンエンジンを搭載すると、約65tの車体に対し950馬力の出力となるためかなり動けるようになった。
旋回性能も車体が24°/s、砲塔が25°/sとどちらも重戦車としては優秀で、軽・中戦車相手のすれ違いやNDKに対しても返り討ちにすることが可能、さらに、65tの重量で小回りが利くことから、ラムアタックによって大損害を与えることができる。また改良型エンジンブーストを搭載でき、使用時の最高時速は42kmと、優秀な加速・旋回にソ連HT並みの最高速度を出すことも可能、この状態であれば駆逐戦車やMaus相手にNDKも仕掛けることができる。
しかし爆発的な加速力を得た割に最高速度は前身から据え置きの34km/hと伸びが良くない。重戦車としては速いのだが同じく機動力が高めのIS-8やM103と比べても大幅に劣っている。ver10.6.0で37km/hと速くなった。
また後退速度は12km/hと遅い。下がりきれずに反撃や集中砲火を貰いまくるといったことはないようにしよう。
立ち回り
上記の通り、機動性型の重戦車であり主砲は一級品なため如何に味方とクロスを組んで敵車両を薙ぎ払うかが鍵となる。
小隊を組むと、本車の真骨頂がより活かしやすいだろう。
だが、ソロプレイで使う人も多いと思うので立ち回り方を少し説明する。
・味方に前線張れる車両がいる場合
→弾受けは味方に任せ極力、横からHESHを刺したい。
しっかりと射線管理をし、前線を押せるなら協力して押そう。
だが味方のLTMTサイドには状況に応じて改エンブなどを使って応援にもいけるように味方の気配りも出来るとなおいいだろう。
元々、機動性型なため編成次第では味方LTMTと最初から合流し枚数有利を作るのも視野に入る。
臨機応変という言葉で片づけるのも変だが、本車がどれだけ器用に動けたかで味方LTMTの負担が変わるので芋らず足を使って味方の援護をしよう。
・HTが自分だけor前線張れる車両がいない場合
→このケースが1番大変であり、最も嫌な編成である。
(おそらく味方からしても同じ感想であろう。)
この場合は頑張って味方LTMTサイドをゴリ押しして枚数有利を作る他ないだろう。
ver10.6.0で最高速度とDPMのバフを受けたため、ゴリ押し適性はかなり向上した。
常備品・消耗品について、前身同様改良型エンジンブースト、反応装甲、サンドバッグ装甲を搭載可能である。プレイスタイルに合わせて搭載を検討しよう。
総評
低単発火力・脆い側背面装甲と言う点で被っているためか、M103と比較される。しかしこちらは正面装甲が劣っており、砲の性能が上回っている。ConquerorとM103とでは立ち回り方が違ってくる。正面がそれなりに硬いが砲の精度で劣るM103はより前線向きでこちらは後方支援向きだ。極端に言えばヘルスと単発を強くした代わりに機動性と隠蔽を落とした中戦車だろう。
強化されたとはいえ依然として装甲は頼りないため格下相手でも油断が出来ない。少し気を抜くとあっという間にダメージをもらって撃破されてしまう。単純なタイマンならば鬼DPMで押し切ることもできるだろうが、そうでなければ飛び出し撃ちを試みたり小刻みに動くなどしてなんとか敵の砲撃を弾いたり外す努力も必要になる。
一方で砲はとても優れているため攻撃面では与ダメージ要員としてかなり優秀だ。無理に前線に出る必要もない時は後方から支援砲撃をして前線突破をサポートしよう。
特徴
長所
- オートローダーを除く同格HTトップの超高いDPM
- 高精度、高貫通かつ弾速も速い砲
- 榴弾がHESHで貫通力が高い(170mm)
- HTとしては高い機動力
- 最低限は弾けるようになった砲塔装甲
- 改良型エンジンブーストとサンドバッグ装甲を搭載可能
- めちゃくちゃカッコいい(個人差あり)
短所
- HTとは思えないほど薄い車体(側背面は簡単に榴弾が貫通する)
- 見た目の割に鉄壁とまでは言い難く、しかも俯角が7度しか取れない改良砲塔
- 正面車体下部を撃たれると弾薬庫が逝く
- モジュール研究に必要な経験値が高い(最終砲塔+最終砲だけで約11万EXP)
- 後退速度が非常に遅い(12km/h)
- 車体が大きく被弾しやすい
初期の研究
120mm砲を研究するには改良砲塔を先に研究する必要があるため、フリー経験値などであらかじめ研究しておこう。また単発190 or 225の砲で戦場に出るのは明らかな「戦犯」であるため、出来る限りフリーEXPを貯めてほしい。エンジンは前身の最終エンジンで十分活躍できるので後回しでいい。またエンジンはFV4005と互換性があるため第二駆逐ルートを極めた人なら持っているかもしれない。
紳士による解説
こちらからどうぞ。
歴史背景
コンカラー(Conqueror) とは「征服者」の意味
第二次世界大戦中、A41センチュリオンと併行して開発されたA45重戦車はドイツ国防軍のティーガーII重戦車に対抗するものであったが、試作車の完成は戦後の1948年と大幅に遅れ、火力もセンチュリオンと同等であったため、翌年には開発中止となった。さらにA45の設計を発展させたFV201重戦車も提案されたが、これもまた計画中止となった。
その後冷戦が激しくなる中、ソビエト連邦軍の独立重戦車連隊に配備されたIS-3重戦車の重装甲が、主力戦車であるセンチュリオンの20ポンド砲では撃ち抜けないであろうと懸念されていた。このためイギリス陸軍は、FV214の名で55口径120mm砲を搭載する重戦車の開発を決定した。不採用となったA45及びFV201の設計をさらに発展させたFV214は、主力戦車であるセンチュリオンを火力支援する重戦車というコンセプトで開発が進められた。先に車体だけ完成したFV214にセンチュリオンの砲塔を搭載したFV221カーナーヴォンの試験を経て、本命のFV214の試作車は1950年に完成した。しかし試験や改良に時間がかかり、コンカラーMk.1と命名され量産に入った1955年頃には、ソ連軍はIS-3の発展型であるT-10重戦車の配備を行っていた上、重戦車のコンセプトそのものが時代にそぐわなくなり、生産は改良型Mk.2を含め3年後に180輌で終了した。
コンカラーは敵重戦車を駆逐する支援戦車であり、これは大戦中のシャーマン ファイアフライの任務に類似するものであった。このためセンチュリオン1個小隊につき1輌、1個戦車連隊あたりで9輌が配備された。1956年に西ドイツ駐留部隊(イギリス陸軍ライン軍団)に配備が開始され、ここではセンチュリオン2個小隊に対しコンカラー1個小隊にまとめて運用された。
コンカラーはステレオ式測遠機を大型の旋回式キューポラに搭載し、これは車長から砲手への照準オーバーライド、目標ハングオーバー機構を持つ、当時としてはトップレベルの射撃統制装置であった。120mm砲の強力な攻撃力と重装甲の防御力を誇っていたが、オフロードでの機動力は劣っていた。さらにセンチュリオンが105mm砲を搭載するようになると火力面でも存在意義を失い、1963年からセンチュリオンと共に後継戦車であるチーフテンへの更新が始まり、コンカラーは1966年に西ドイツ駐留の戦車連隊での任を解かれた。
退役したコンカラーは射撃訓練の標的となるかスクラップとして売却され、その姿を消した。現在、ボービントン戦車博物館にて余生を送っているコンカラーが存在する。
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ツリー化、枝化とは?
- コメント1 -- 2018-09-28 (土) 6:00:00
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