Tier VII アメリカ 中戦車 T26E3 Eagle 7
公式紹介画像
本車は高い単発ダメージ、良好な俯角、強固な防弾盾、高い HP を誇っている。俯角が 10 度あるお陰で、起伏のある地形でも効果的に攻撃することができる。
本車の1つの特徴はその永続的な迷彩であるが、1945年3月6日にケルンの戦いで勇敢に戦ったボブ・アーリー軍曹指揮下の搭乗員が乗った「Eagle 7」という戦車にインスピレーションを受けて作られた。
関連車輌
(制式採用Ver)M26 Pershing/(開発母体車輌)T23E3/(兄弟車)T25
(重装甲仕様)T26E5/(長砲身90mm砲搭載型)T26E4
直近90日の平均勝率:51.79%(2023年8月31日現在、BlitzStars調べ、ver10.1.5)
※平均勝率は参考数値であり、その車両の絶対的な強さを示すものではありません。
基本性能(v7.2.0)
車体 | Tier | 国籍 | タイプ | 耐久値 (HP) | 車体装甲厚 前面/側面/背面 (mm) | 最高 速度 (km/h) | 初期 重量 (t) | 本体価格 (クレジット) |
T26E3 Eagle 7 | VII | アメリカ | 中戦車 | 1200 | 101/76/50 | 40/21 | 39.4 | 0,000,000 |
---|
実用出力重量比(hp/t) | 16.2 |
---|
武装
砲塔:T26E3
Tier | 名称 | 発射 速度 (rpm) | 弾種 | 平均 貫徹力 (mm) | 平均 攻撃力 | DPM (HP/分) | 精度 (m) | 照準 時間 (s) | 総弾数 | 弾薬費 (Cr/G) | 重量 (kg) | 俯 仰 角 | |
VII | 90 mm Gun M3E | 7.89 | AP AP HE | 160 202 45 | 225 190 270 | 1775 1499 2130 | 0.37 | 2.1 | 90 | 325 3600 9 255 | - | +20° -10° |
---|
砲塔
Tier | 名称 | 装甲厚(mm) 前面/側面/背面 | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
VII | T26E3 | 101/76/76 | 40 | 250 | - |
---|
射界 | 全周 |
---|
エンジン
Tier | 名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
VII | Ford GAF (500) | 640 | 00 | - |
---|
履帯
Tier | 名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
VII | T26E3 | 43.00 | 37 | - |
---|
乗員
- Commander
- Driver
- Gunner
- Radio Operator
- Loader
解説
アメリカ軍のTier7プレミアム中戦車。M26 Pershingの原型車両で若干の差異はあれど形状はほぼ同じ。Tierが下げられたにもかかわらず、パーシングに比べ防御力は向上している。
当初は重戦車として開発されていた史実のように攻守に優れる代わりに低機動という重戦車に近い中戦車という味付けがなされている。
装甲
- 砲塔
砲塔はパーシングより若干角ばった形状であり正面はアメリカらしく大型の防盾が大半を占める。パーシングの防盾が203mmの空間装甲のみだったのに対し、こちらは空間装甲203mmに76mmの本装甲が追加され垂直部分でも279mmもの実質防御力を誇る。防盾脇はパーシングと同様に薄く125mmあたりから貫通可能な弱点だが、こちらの方が装甲が厚くなっており、このTier帯の貫徹力を鑑みると相対的な弱点範囲は狭くなる。
キューポラは実質130mmから貫通可能なため、できるだけハルダウンに徹し狙わせないようにしたい。
- 車体
こちらも形状はパーシングとほぼ同一である。車体正面は傾斜がわずかに緩く、パーシングには及ばないがおよそ140mmと格下中戦車の通常弾程度なら十分跳弾を狙える。また、パーシングで弱点であった車体上部の突起や機銃口は増厚がなされ、それぞれ実質158mmと140mmで弱点部位ではなくなった。
車体下部は実質148mm前後と上部よりも硬く珍しく弱点になっていない。
さらにはパーシングでは車体側面の後部が減厚されわずか50mmしかなかったがこちらでは均一の76mmと、これは同格中戦車トップクラスの数値であり貫通の低い相手には豚飯や昼飯もある程度有効になった。
総じて防御面だけを見れば完全にパーシングを凌駕していると言える。
主砲
- 90mm M3E
史実準拠*1の90mm砲。単発火力に優れるが、DPMは低いため高DPMが多い同格とのダメージレースは避けるべきである。
貫徹力は通常弾は160mmと平均値を確保しているものの、課金弾は202mmのAP弾であり同格相手には問題ないが、アメリカ戦車にしては伸びが悪くマッチング的に厳しい相手も出てくる。DPMが高くないため装填棒と砲弾調整のどちらを搭載するかは慎重に選びたいところ。
照準時間は良好だが、口径が大きいだけに精度はあまり良くない等アメリカ砲らしさはでている。アメリカ中戦車の特徴である砲拡散の低さは同格中戦車中ワーストで走り撃ちや飛び出し撃ちなどは得意ではない。
通常弾、課金弾共にAP弾である影響で弾速が遅く、中距離以遠の射撃には苦労することも多々あるため拡張パーツは弾速アップの方が恩恵を感じやすい。
アメリカ戦車らしく俯角は10°取れるので地形に対する適応力は抜群であり、ハルダウンで単発を活かせば十分な活躍が見込めるだろう。
機動性
40t近くある車重の割にはエンジン出力が低いため出力重量比が低く、中戦車という分類ではあるが加速はもっさりしている。
また最高速度も42km/hと同格中戦車ワースト値であるほか、旋回性能もかなり悪く機動戦はかなり苦手とし、体感はどちらかと言えば重戦車に近い。
ただし本車両は改良型エンジンブーストを搭載可能で、使用時は最高速度が一時的に50km/hまで上がり大きく機動性を向上させることが可能。
後退速度は21km/hとかなり速く、飛び出し撃ちやハルダウンとの相性が良い。(改良型エンジンブースト使用時は31km/hまで上昇)
立ち回り方
特徴
長所
- 強固な砲塔装甲
- 単発火力に優れた主砲
- 改エンブを搭載可能
- 速い後退速度
- 課金弾がAPで傾斜に強い
短所
- 同格中戦車中ワースト2位のDPM(ワースト1位はT20)
- 低めの課金弾の貫撤力(APなので貫通アップでもさほど伸びない)
- 悪めの砲精度と拡散
- 悪い機動力
- 低い隠蔽率
歴史背景
第二次大戦の開戦初期、アメリカは戦車において大きく立ち遅れていた。しかし持ち前の工業基盤や莫大な資源によって傑作車M4シャーマンを開発することに成功する。生産性や汎用性に富んだシャーマンは大量生産されアメリカ軍の前線を支えたが、大戦中盤にアフリカ戦線やイタリア戦線においてティーガーやパンターなどと遭遇するがシャーマンの性能はそれらドイツ軍戦車に全く通用しなかった。
こうしてシャーマンの後継車両T20シリーズが開発され、本車両の前身であるT25E1とT26E1が試作された。
しかし、シャーマンの有効性を信じて疑わず極端なまでの兵器統一思想を持つ陸軍地上軍管理局(AGF)は強硬に反対しこの新型車両に対しても76mm砲への変更を主張するなど、ドイツ軍戦車に対抗可能な戦車の開発は遅れに遅れた。
北フランスでの戦線を開いたアメリカ軍は以前より圧倒的にティーガーやパンターとの遭遇率が高くなり損害率が激増し、戦車兵の中ではドイツ軍戦車に対し恐怖心が蔓延した。バルジの攻勢において一方的に蹂躙された事実を無視できなくなった兵器局はついに緊急的にT26E3の投入を決定しM26パーシングとして制式化された。
しかし時既に遅く、ドイツ軍は本車の性能を大きく上回るティーガーⅡの実戦配備がされ、またアメリカの工業力をもってしても終戦までに全部隊に行き渡ることはなかった。
コメント
このコメント欄の書き込みはWiki内ではなく、zawazawaに行われます。
書き込みに際し、コメントルールを遵守してください。
コメントルールに違反したコメントを発見した際は反応せず、通報してください。非表示設定にしても通報は行われません。
Mバ報告などは戦果報告板へ。コンテナ(ガチャ)結果などはドロップ報告板へ。
【既存のコメントに関連したコメントをするとき】
既存のコメント文頭にある〇をクリック(選択)してから書き込んでください。
【長文コメントを書き込むとき】
折りたたみ機能を使用してください。詳しくは下記「折りたたみ機能について」を参照してください。
【創作ネタなどを書き込みたくなったとき】
癒しの休憩所 投稿する際の注意とお願い【必読】を熟読した上で図書館一号館/図書館一号館第二棟/図書館二号館のいずれかに書き込んでください。
【コメント内容を修正・削除したいとき】
詳しくは下記「ツリー化を間違えた場合」を参照してください。なおzawazawaでは他人のコメントを編集することはできません。
使用可能な書式はこちら。
- 下、すべて見るからzawazawaにアクセスしてください。
- 下記画像で示されているボタンをクリック。
するとこのように表示される
- 下記画像のように、ラベルと記載されている部分をタイトルに、コンテンツと記載されている部分を本文に置き換える。
- 画像で示されているプレビューボタンを押して問題がなければ送信。
ツリー化、枝化とは?
- コメント1 -- 2018-09-28 (土) 6:00:00
- コメント1に関連したコメント2 -- 2018-09-28 (土) 7:00:00
- コメント1に関連したコメント3 -- 2018-09-28 (土) 8:00:00
- コメント3に関連したコメント4 -- 2018-09-28 (土) 9:00:00
上のように、関連するコメントを子要素にすることを「ツリー化」「枝化」などと言います。
この「ツリー化」を行わないと、どのコメントに対する意見なのか分かりにくくなることがあり、混乱を招くため、必ず関連するコメントをするときは「ツリー化」を行ってください。
- ツリー化を行うには既存のコメント文頭にある、〇をクリック(タップ)し、●にしてからコメントを投稿してください。
- zawazawaから投稿する場合は、既存コメント下部の+をクリックし、「>>〇(数字)」と表示された状態にしてからコメントを投稿してください。
ツリー化を間違えた場合
投稿後にツリー化を行うことはできません。
後からツリー化を行う場合は、まず投稿したコメントの末端部分、投稿日時横の「zawazawaで見る」アイコンをクリック(タップ)します。
リンク先で投稿したコメントの詳細表示がされるので、「削除」をクリック(タップ)して、投稿したコメントを削除してから、再度投稿しなおしてください。
ログインするメリットとなりすまし防止
zawazawaによるコメント欄は、もちろんログインせず、誰でも書き込むことが可能ですが、ログインすることにより以下のようなメリットがあります。
- 「なりすまし」が行われない
「なりすまし防止」欄で解説していますが、エイリアスがログインすることにより固定されるため、他人からなりすましをされる可能性が極めて低くなります。 - コメントごとに「通報」を行うことが可能
ログインすることでコメントごとに通報をすることが可能になります。
詳しくは「コメントを通報するには」へ。 - ログインしても匿名性を保てる
通常、ログインするとハンドルネームが表示されてしまいますが、「アカウントと関連付けない」を選択してから投稿すると、ログインしてないコメントと同様に表示されます。
Diffanaと異なり、メールアドレス、Twitterから登録可能で、本Wikiの運営会社(wikiwiki.jp)が運営しているので、比較的信頼度の高いサービスとなっています。
また、zawazawaによるコメント欄では、どのコメントとどのコメントが同一人物なのか、ある程度特定することが可能です。
- 同一かどうか確認するには、まず各コメント欄上部にある「すべて表示」をクリック(タップ)します。
- 各コメントの投稿日時の後ろに、英数字が記載されていますが、これは「エイリアス」といい、ブラウザ、回線等を総合的に判断して乱数によって自動的に設定されます。
このエイリアスを確認することにより、投稿されたコメントがどのコメントと同一人物なのかを判断することができます。
また基本的にブラウザ、回線を変更してもこのエイリアスは変更されないため、なりすまし防止にも役立ちます。
コメントを通報するには
ページと関係ないコメント、他人の誹謗中傷、晒しコメントなど、不適切なコメントはコメントごとに通報することができます。
- 通報を行うには、まず通報したいコメントの末端に表示される、「zawazawaで見る」をクリック(タップ)します。
- 当該のコメントがzawazawaで表示されるので、「通報...」をクリック(タップ)します。
なお通報する際はzawazawaアカウントでのログインが必要ですが、通報自体は匿名で行われます。
- 通報の理由を記入し(任意)、送信をします。
また通報用フォームや運営掲示板から通報をすることも可能です。
過去のコメントはアーカイブから参照してください(表示されている場合のみ)。