Tier 3 イギリス 軽戦車
スペック
HP | 350 |
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車体装甲厚(mm) | 30/22/12 |
最高速度(km/h) | 40 |
重量/最大積載量(t) | 14.33/14,5 |
本体価格(シルバー) | 31,000 |
詳細
パッケージ名 | エンジン | 武装 | 履帯 | 砲塔 | 他 | ||||||||
出力 | 弾種 | 貫通力 | ダメージ | 総弾数 | 弾代 | 発射速度 照準時間 精度 | 旋回速度 | 砲塔装甲 | 旋回速度 | 視認範囲 | HP | 通信範囲 | |
初期状態 | Rolls-Royce Phantom | QF 2-pdr Mk. IX | A10 Mk.I | A10E1 | 350 | WS No. 11 | |||||||
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120 | AP APCR HE | 64 121 23 | 45 45 60 | 100 | G | 27.27 1,90 0,36 | 32 | 30/26/30 | 46 | 320 | 350 | ||
40mm Pom-Pom開発時 | AEC Type 179 | 40mm Pom-Pom | A10 Mk. I | A10E1 | 350 | WS No. 9 | |||||||
150 | AP APCR HE | 49 71 23 | 45 45 60 | 160 | G | 34.29 1.90 0.43 | 32 | 30/26/30 | 46 | 320 | 375 | ||
3.7-inch Howitzer開発時 | AEC Type 179 | 3.7-inch Howitzer | Cruiser Mk. II | Cruiser Mk. II | 380 | WS No. 19 Mk. II | |||||||
150 | HE HEAT | 47 110 | 370 280 | 30 | G | 5 3.40 0.58 | 34 | 30/26/30 | 46 | 330 | 450 |
解説
- 概要
Tier3イギリス軽戦車。
Cruiser Iにあった機銃塔が消えて、少しだけ洗練された印象を与える。 - 火力
どれを選択するかは乗り手次第だが、基本的には3.7インチ榴弾砲を選択するのがいいだろう。
とはいえ下記の通り癖の強い砲なので、あえて2ポンド砲を使い続けるのも一つの選択となっている。- QF 2-pdr Mk. IX
初期砲はイギリス戦車お馴染みの2ポンド砲。
ダメージ低めだが貫通力・発射速度・命中精度が高めで、使い勝手がいい。 - 40 mm Pom-Pom
通称「ポムポム砲」or「ポンポン砲」
一度に2連射される仕様であり瞬間火力こそ高いものの弾が散りやすく、2ポンド砲よりも貫通力にも劣る。
Tier4相手でもある程度は通じるが、火力を活かすためには機動力が低くて紙装甲なのに近づかなくてはならず、当てたはいいものの逃げられずに返り討ちに遭う危険性が高い。
また、重装甲戦車には金弾でも通じないため、装甲の厚い相手には逃げるしかできなくなってしまう。
瞬間火力の高さも下記の3.7-inch Howitzerに劣るため、強みというには厳しい。 - 3.7-inch Howitzer
最終砲。
94mmという大口径榴弾砲。
Tier3LTなのにもかかわらず370という破格のダメージが最大の魅力。
HEの貫通力も47mmと同格相手なら正面から貫通が見込める上に、貫通した場合には全てのTier3戦車が即死圏内、Tier4戦車も瀕死の状態*1というミニロマン砲である。
課金弾のHEATは110mmの装甲貫通力と280のダメージを持つ。
難点は使いにくさ。
榴弾砲は命中精度に難があるものがほとんどだが、その中でもこの砲は特別。
砲の精度が悪い上に砲弾の飛翔速度も遅いため、よほどの近距離戦でもないかぎり静止目標を狙うのが吉。
発射速度も素で分間5発、次弾発射までの12秒間の隙を如何にカバーするかが課題となる。
このTierのLTは皆手数型でDPMが高いので纏わりつかれたらまず一方的にやられること間違いなし。
- QF 2-pdr Mk. IX
- 装甲
前面30mmはこのTierではそこそこの厚み。
とはいえ安定して砲弾を弾けるほどではないので過信は出来ない。 - 機動性
LTとしてはかなり遅いため、運用法はMTやHTに近い。
間違っても強行偵察などしないように。 - 総評
主砲の選択により大きく運用法が変わる。
ハイリスク・ハイリターンの3.7インチ砲にばかり注目が行くが、2ポンド砲でも堅実に活躍できる。
2ポンド砲の場合はライバルであるCruiser IVの劣化となるが、3.7インチが肌に合わないなら無理をせずこちらを運用するほうがいいだろう。
史実
巡航戦車Mk.I(A9)の設計終了後、A9を設計したジョン・カーデンは発展案として、重装甲を施した歩兵直協用戦車、後の歩兵戦車にあたる戦車の開発に着手しました。
1930年半ばに試作車両が完成し、後にA10として正式化されることになります。 足回りやエンジンこそベースとしたA9と変わりませんでしたが、車体前部の小砲塔を廃止、装甲厚を最大30mmに強化され、砲塔を小改良、機銃もペサ7.9mm機銃に変更され、同軸機銃と前面運転席右側に装備されました。
1936年の戦車区分変更で、歩兵戦車ではなく重巡航戦車に分類され、巡航戦車Mk.IIとなりました。
1940年9月までに170両が生産され、巡航戦車Mk.Iと同じくフランス戦と初期の北アフリカ戦に投入されました。
派生型に、3ポンド榴弾砲を装備した接近支援用のAS型がA9とA10に用意されました。
反面オートエイムは照準が通っていれば相手が例え遮蔽物の後ろに隠れていても曲射気味の弾道から天板に命中させてしまうことが多々ある。停車していて且つロックオンできた敵には迷うことなくぶっ放そう。 -- 2023-03-10 (金) 22:56:25