特殊兵

Last-modified: 2020-05-21 (木) 21:40:06

公式MOD:Long War 2を導入した場合に追加される新ユニット。

特殊兵

初期状態で重火器(ロケット&火炎放射器)付きのガントレットを装備した兵士。
アビリティもこの2種の重火器を強化するものが揃っている。

ロケットは行動値が1でも発射可能だが、行動値1での発射はロケット精度に著しいペナルティがかかるという仕様があるため
1ミッションにつき1発きりという点も考えると出来るだけ行動値を2残した状態で使用し、確実に命中させたい。
広い攻撃範囲と凄まじいオブジェクト破壊力があるため直撃した一帯は全て吹き飛ばせるだけの威力があり、
爆発注意を習得+行動値2での発射なら射程ギリギリでも誤差1タイルまで精度が上がる。

火炎放射はかなり敵に接近しなければならないが範囲攻撃+炎上ダメージ(スキルによっては混乱・パニックも追加して弱体化)が魅力。
バーンアウトを習得すると攻撃後に排煙によりスモークと同等の防御ボーナスが得られるため、
倒しきれなかった時でも反撃が被弾しにくくなり扱いやすくなる。

これらガントレットの重火器を主軸に運用するなら位置取りが重要になるため、
メイン武器をサブマシンガンにして機動力を補うといいだろう。
特殊兵はミッション潜入率に若干のデメリットがあるためサブマシンガンならそれを多少緩和することもできる。

アビリティ

階級アビリティ名効果備考
一等兵ロケットランチャーターゲットエリアにロケット弾を発射する。
基礎ダメージ2-7。
拡散距離(ズレ)の初期値は4タイル。
火炎放射器円錐状の範囲に火炎を放射する。
基礎ダメージ2-5。
倒した敵の戦利品を破壊する。
上等兵爆発注意ロケット弾の精度が上がる。
ズレの範囲が2タイル狭まる。
抑圧ターゲットに対し制圧射撃を行う。弾薬2消費。
抑圧中はターゲットの命中率-30。
ターゲットが移動すると反応射撃を行う。
自身がダメージを受けるか、反応射撃が行われると抑圧は終了する。
複数のユニットから抑圧を受けるとペナルティは累積する。
ロースト威力が低い代わりに敵を強制的に移動させる特殊な火炎放射攻撃。
伍長巨大爆発50%の確率でロケット弾とグレネードの威力が+2。
要塞化発動すると次のターンまで防御力+20。
クールダウン5ターン。
行動値を消費しない。
ナパームX火炎放射器による攻撃で敵を混乱状態やパニック状態にする。
軍曹コンカッションロケット効果範囲内に居る有機生命体に小ダメージ+一定確率でスタン又は混乱状態にする。煙雲が後に残る。
シュレッダーメイン武器による攻撃がアーマーを削る。
バーンアウト火炎放射器使用後に防御ボーナスを得る。
二等軍曹タンデム弾頭グレネードとロケットの与えるダメージが有効範囲の端まで減衰しない。
フォーミダブルアーマー+1。爆発によって受けるダメージが66%減少。
フォスフォラス火炎放射器が敵の機械ユニットにダメージを与えられるようになる。
一等軍曹ジャベリンロケット弾ロケットの射程が6タイル分伸びる。
視界外の敵に攻撃可能になる。
ファイア&スティールガントレットによる攻撃と延焼ダメージに+1。
インシネレーター火炎放射器の射程が1タイル伸び、効果範囲も拡大する
曹長一斉射撃最初の行動でグレネードや重火器の発射を行った場合、行動終了とならない。
戦術的センス視界内の敵1体につき防御力+5。
最大で+20。
クイックバーン次の火炎放射器の使用は行動値を消費しない。
上級曹長バンカーバスター建物や周囲のオブジェクトを破壊する特殊なロケット攻撃を行う。行動値を2消費。
ラピッドファイアターゲット1体に対し、命中率-15のペナルティを受けて2回射撃する特殊射撃。
ファイアストーム周辺の敵に炎ダメージを与える。
併せて炎攻撃に対して耐性を得る。
威力は火炎放射器の+50%
1ミッションにつき1回。

戦術とビルド

一等兵

ロケットランチャー

大爆発を起こすロケットを発射するハンドランチャー。
1ミッションにつき1発限り(EXOスーツを着用すると弾数増加可能)。

フラググレネードとは異なり、こちらは初期段階でも広範囲のオブジェクトを破壊できる点が魅力。
ただし狙う位置が遠いほど着弾点がランダムにズレるという仕様になっている。
行動力1でも発射可能だが、着弾ズレ幅が著しく悪化するため
正確に着弾させたいなら行動力2を残した状態で使用したい。
逆に「とりあえずカス当たりでもいいから当たってアーマー削ってほしい」という場合は気にしなくていいだろう。

火炎放射器

専用ガントレットに内蔵されたもう1つの重火器。
射程5タイルの狭い扇状の範囲内に火炎を放射し、範囲内にユニットがいれば必中する。
命中したユニットが高遮へい物に隠れていない場合、60%の確率で炎上させる。

メイン武器による銃撃と比べてさほど威力は高くないが、命中した敵を炎上させることがある。
また火炎を発射した範囲にランダムで炎が残り、炎が残ったタイルを通過するユニットに引火する。
そのため直接攻撃だけでなく敵の進路妨害という使い方もできる。
ただし火炎放射器自体のダメージで倒した敵の戦利品は爆発キルと同様に破壊されてしまうので注意。

WotCでは「かがむ」ことで即座に炎上を解除できていたが
LW2はLegacy版に準拠しているため「かがむ」では治すことはできず、
炎上状態は治療を受ける、川などの水場を踏む、もしくは自然回復するまで治らない。
またほとんどの敵ユニットは炎上すると近接攻撃を含めた一切の攻撃行動が不能になる。
周囲に水辺が無ければ、炎上した敵は火が消えるまであたふた走り回るだけになるのでかなり効果的。
ただし機械系の敵には専用のアビリティを習得しなければ一切効かないので注意。

上等兵

爆発注意

ロケットランチャーの着弾誤差の最大値が2タイル縮小し、着弾精度が向上する。

移動せずに撃てば誤差1タイルほどにまで緩和することができるので、精密爆撃したいなら必須。
移動後でも3タイル以内に収まるので、敵を中心部に捉えれば着弾位置がズレてもほぼ確実に命中するようになる。

抑圧

ロースト

ダメージと炎上効果が低い代わりに、命中した敵を強制移動させる火炎放射攻撃を行う。
炎上確率は20%。(通常の火炎放射は60%)
また地形タイルが炎上する確率も低くなる。

強制移動効果があり、面倒な遮へい物に隠れている敵を文字通り炙り出すことができる。
または事前に他の味方に監視や抑圧をさせておき、
敵を強制移動させることで反応射撃を誘発させて攻撃する、という使い方もできる。

伍長

巨大爆発

あらゆる爆発物による攻撃で、50%の確率でダメージが+3されるクリティカルヒットが発生するようになる。
状態異常を与えるグレネードの場合、巨大爆発によるクリティカルが発生すると
状態異常による継続ダメージも+1される。
ただし非殺傷系グレネードや、「コンカッションロケット」「バンカーバスター」には無効。

広範囲に効果を及ぼすポイズンボムでクリティカルが発生すればおいしい。
が、確率に左右されてしまうのが全て。

要塞化

発動した1ターンの間、防御力が+20される。

行動値を消費しないフリーアクションであるため、気軽に使いやすい・・・
と思いきやクールダウンが5ターンもあるため、適当なタイミングで使うのは勿体ない。
カバーに隠れるのが間に合わない、または敵の残存数が多いのに低遮へい物しか隠れる場所がない、
といった状況で使うといいだろう。

ナパームX

火炎放射器が命中した敵に混乱またはパニック状態を追加するようになる。
発生率はガントレットのグレードに依存する。(50/65/80%)
また発生した場合は敵の意志力によって抵抗判定も行われる。

炎上と混乱/パニックによる二重の行動抑制効果が付くため、
火炎放射器を撃った後の安全性がより向上する。
ただし抵抗判定があるため、上位の敵ユニットには期待度が薄くなる。

軍曹

コンカッションロケット

ダメージは低いが、生体系の敵に命中すると確率で混乱またはパニックを発生させる特殊なロケット弾。
ただし敵の意志力によって抵抗される可能性がある。
行動力が1ポイントしか残っていない場合に発射しても着弾誤差にペナルティが生じない。
通常のロケット弾の弾数は消費せず、別個に使用可能。
またコンカッションロケットの着弾後は、爆発範囲に煙幕が残る。

移動後にも高精度で撃ち込めるので牽制として向いている。
が、着弾地点に煙幕が残り、スモークによる防御ボーナスを敵に与えてしまうため
同ターンでの他の味方による追撃が難しくなってしまう欠点を抱えている。
2小隊以上が反応してしまい、両方を相手にしたくない状況で
片方に牽制して撃つという使い方が効果的か。
もしくは初めから煙幕効果だけをアテにしてスモークグレネード代わりに使ってしまうのも一興。

シュレッダー

バーンアウト

火炎放射による攻撃を実行した場合、自身を中心とする周囲1タイルに排煙を利用した煙幕を発生させる。
この煙幕はスモークグレネードと同等の防御ボーナスを提供してくれる。

接近するリスクをある程度緩和してくれる防御的スキル。
火炎放射を積極的に狙うなら欲しいところ。

二等軍曹

タンデム弾頭

爆発物の爆発の中心から離れた対象に命中してもダメージが減衰しなくなる。
ただし環境オブジェクトに対する破壊力は通常通り減衰する。

ロケットの効果範囲が広く、着弾誤差もあって中心で捉えるのが難しいため
ダメージの安定が見込める。ただしダメージ自体は上昇しないので過信しないよう。

フォーミダブル

フォスフォラス

火炎放射器が機械系の敵にもダメージを与えられるようになる。
また、全ての敵のアーマーを1ポイント破砕するようになる。

ゲーム内の説明からすると両方とも機械系の敵だけ有効なように見えるが、
アーマー破砕効果は生体系を含む全ての敵に有効。といっても1ポイントだけだが・・・

一等軍曹

ジャベリンロケット弾

ロケットランチャーの射程が6タイル延長する。

「視界外のターゲットを狙うことができる」とあるが、
これはあくまで「通常のロケットの射程が視界とほぼ同等だから」という比喩的な意味。

ファイア&スティール

ガントレットを使用する攻撃のダメージが全て1ポイント増加する。
また、火炎放射器によって発生した炎上効果のダメージも1ポイント増加する。

良くも悪くも無難な効果。
ただどちらも弾数制限のある攻撃でダメージ+1というのはちょっとショボいか・・・

インシネレーター

火炎放射器の射程が1タイル増加し、左右への効果範囲も広くなる。

単純に複数の敵を巻き込みやすくなり、使い勝手が向上する。
時にはタイル炎上を狙って道を塞ぐように使ってみるのも手。

曹長

一斉射撃

最初の行動(つまり行動値を消費する前)にグレネードや重火器を使用した場合、
行動値消費が1になり、行動終了にならなくなる。

単純にグレネード類を持たせて活用できるほか、
EXOスーツを装備してロケット弾数を増やせば夢のロケット2連射もできてしまう(精度はお察し)。

戦術的センス

クイックバーン

アビリティ発動後に火炎放射器を使用すると行動値を消費しなくなる。
クールダウン5ターン。

グレネード兵の「緊急展開」の火炎放射器バージョンといったところ。
火炎放射器を撃ってそのまま逃げたり、別の敵を追いかけたりと機動力の向上が期待できる。
またスーツで火炎放射器の弾数を増加させている場合は
あえて空撃ちで「バーンアウト」による煙幕を利用して防御力を上げるなど、色々応用が利く。

上級曹長

バンカーバスター

敵ユニットに対するダメージは控え目な代わりに、
遮へい物などの環境オブジェクトに対して絶大な破壊力を発揮する特殊ロケット弾を発射する。
使用には行動値が2ポイント必要。1ミッションにつき1発限り。

ゲーム中最強のオブジェクト破壊兵器。
爆発範囲内は建物の壁だろうが大木だろうが跡形も無く吹き飛ぶ。
ただし行動値2ポイントが必須なので、移動後の発射は不可能である点に注意。
なお、破壊力が凄まじすぎて大量の瓦礫オブジェクトを生成するため
着弾した瞬間にものすごい処理落ちを誘発することがある。要注意。

ラピッドファイア

ファイアストーム

火炎放射器を使って全周囲の敵を焼き尽くす特殊攻撃。
通常の火炎放射器の威力に+3ポイントされたダメージで攻撃する。
発動後、使用した兵士は一時的に火炎に対する耐性を得る。
必要な行動値は1ポイントだが、発動後はターンが終了する。